7.最後の七つの災害
文字数 1,745文字
七つの災いを携えて神殿から出てきた。
そして、四つの生き物のうちの一つが、この七人のみ使いに、
代々限りなく生きておわれる神の怒りの満ちた七つの金の鉢を与えた。
すると、獣の刻印を持ち、その像を礼拝する人々に、ひどく悪性の腫れ物ができた。
主はモーセとアロンに仰せになった、
「かまどのすすを両手いっぱい取れ。
モーセはファラオの目の前で、それを天に向かってまき散らせ。
それはエジプト全土にわたって細かい塵となり、
エジプト全土の人間と動物について、膿の出る腫れ物となる」。
すると、海は死人の血のようなものに変わった。
そして、海の生き物はことごとく死んだ。
すると、水は血に変わった。
すると、太陽はその火で人々を焼くのを許された。
こうして人々は激しい熱で焼かれた。
すると、獣の王国は闇に覆われ、人々は苦しみのあまり舌を噛んだ。
その地はアメリカ、カリフォルニア中部でデス・ヴァレー(死の谷)と呼ばれております。
迷い込んだ金鉱採掘団の一人が脱出時に「さらば、死の谷よ!」と言ったのが由来とか。
太陽の熱は人に死を思わせるほどに辛いものですのね。
あなた方に言っておく。多くの人々が東からも西からも来て、天の国でアブラハム、イサク、
ヤコブとともに宴会の席に着く。しかし、み国の子らは外の闇に投げ出される。
そこには嘆きと歯ぎしりがある。
すると、その水は涸れて、日の出る方角から来る王たちの道を備えた。
すると、玉座から出た大きな声が神殿から聞こえてきて、
「事は成し遂げられた」と言った。
すると、稲妻と轟音と雷鳴が起こり、大地震も起こった。
これは人間が地上に現れて以来、かつてなかったほどの大地震であった。
島々は逃げ去り、山々は消え失せ、一タラントンの重さの雹が人々の上に降る。
その災害のため、人々は神を冒涜したと言う。
そりゃあこんな目に遭ってりゃ、文句だって言いたくなるさ。