1.預言者サムエル
文字数 881文字
ハンナとペニナである。
ハンナには子がおらず、ペニナには子がいた。
ペニナはハンナと張り合い、子のないことを取り沙汰してハンナを苛立たせた。
その願いは聞き取られ、ハンナは子を授かり、サムエルと名づけた。
ある夜、神様がサムエルを呼び、サムエルはエリに呼ばれたと思った。
それが3度続き、エリは神様がサムエルを呼んでいるのだと気付いた。
エリはサムエルにそのことを伝え、神様の言葉を聞くようにうながした。
そこで語られたことをエリに伝え、それは全て実現された。
イスラエルの民はサムエルが預言者として立てられたことを知った。