20.ギリシア哲学
文字数 1,405文字
そこでエピクロス派やストア派の哲学者たちとも論争した。
「このおしゃべりはいったい何を言いたいのか」
「彼は異国の神々を伝えようとしているらしい」
哲学者たちはそのように言った。
「快楽主義」は快楽を求めて奔放に生きる思想だと思われがちだ。
その実は非常に節制した生活によって、心的な快楽を求めるというもの。
時に禁欲主義よりも禁欲的な生活を行っていたらしい。
19世紀イギリスの哲学者ジョン・スチュアート・ミルの功利主義にて脚光を浴びます。
「満足した豚であるより不満足な人間である方がよい」
愚か者の満足は賢い者の不満足に比べて、精神的な快楽で劣るというわけ。
「すべての人間は生まれながらにして平等であり」
「その創造主によって、生命、自由、および幸福の追求を含む不可侵の権利を与えられている」
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
ここでは特にアテネのアゴラ内にあったストア・ポイキレ(彩色柱廊)を指す。
そこで哲学者ゼノンが講義したことで、彼の哲学はストア派と呼ばれるようになった。
「そのことは、いずれまた聞こう」と言った。
そこで、パウロは、彼らの中から出ていった。