27.離婚について
文字数 1,028文字
「何か理由さえあれば、夫が妻を離縁することは許されていますか」と尋ねた。
また神である主は仰せになった、
「人がひとりでいるのはよくない。彼にふさわしい助け手を造ろう」。
『創世記』第2章24節
それ故、男は父母を離れて、妻に結ばれ、二人は一体となる。
人が妻を迎えて結婚してから、妻に何か恥ずべきことがあるのが分かり、
気に入らなくなったなら、離縁状を書いて彼女に手渡し、家を去らせる。
要するに、ぎゃあぎゃあ騒ぐから仕方なしにそう定めたというわけだ。
律法に反する結婚ではないのに離縁する者は、姦淫を罪を犯していると言う。
そしたら今度は弟子たちが騒ぎ始める。
「夫婦関係がそのようなものなら、結婚しないほうがましです」。