1.審判の宣言
文字数 1,042文字
それは捕囚以前であったり、捕囚以後だったり様々だ。
ともあれ、ここでは時期はさほど重要ではない。
……と、フランスの神学者ジャン・カルヴァンなんかは言っているらしい。
目を覚ませ、ぶどう酒に酔いしれる者よ、そして泣け。
酒飲みよ、みな泣き叫べ。
それは力強く、数えきれない。
その歯は雄獅子の歯、その牙は雌獅子の牙。
主は恵み深く、憐れみ深い。
怒るに遅く、慈しみ溢れ、災いを思い留まられる。
(失われたと思われた律法の書が偶然見つかったとの報告を受けて)
その律法の書の言葉を聞くと、(ユダ王国のヨシヤ)王は衣を裂いた。
血と火、そして煙の柱である。
偉大な、恐るべき主の日を前にして、太陽は闇と化し、月は血に変わる。
しかし、主の名を呼ぶ者はみな救われる。