天使と悪魔の聖書漫談

9.エリシャの骨

エピソードの総文字数=955文字

ん?

どないしたんや、これ。

イスラエルとユダの王が目まぐるしく変わるもんでね。

さすがに文章だけだと頭が追いつかない。

なのでWikipedia(日本語)に書かれている年表を利用させてもらった。

年表は聖書考古学者のウィリアム・オルブライトによるものだそうだ。

左がイスラエルで、右がユダね。

でも年号がきちんと揃っていないようだけれど。

そのへんは、だいたい近ければいいかなくらいだよ。

あんまり精密に作ると、大きくなりすぎて分かりにくくなってしまう。

そう?

では、そういうことにしておいてあげましょう。

まさか丁寧に作るのが面倒だったから、なんてことはありませんわね。
まっさかー。
でも確かにこれあったほうが分かりやすいわな。

むしろ最初から用意しといてほしかったくらいや。

もう少し先のことを考えて進めろ、という教訓だね。
ほんで?

イスラエル王国のヨアシュがどないかしたんか?

黄色で色塗られてるやん。

イスラエルの王はイエフ、ヨアハズと続いてヨアシュになっていた。

彼の治世のさなか、かの預言者エリシャは病にかかってしまう。

エリシャは病にかかり死の床にあった。

イスラエル王ヨアシュが見舞いに来ると、エリシャは弓矢を持つよう言った。

そして東に向けて射るよう命じたが、ヨアシュは三度射てやめた。

エリシャは怒った。

もっと射るべきであったと。

三度しか射なかったので、アラムを三度しか討てないと言った。

けちけちせずに、100射ほど放てばよろしかったのに。

そうすればアラムどころか、その先のアッシリア王国さえも破れたでしょう。

まったくだね。

しかし時すでに遅し。

エリシャは病によって死んでしまった。

エリシャは死んで葬られ、時が流れた。

ある時人々が一人の人を葬ろうとしている時に、モアブ人が攻めてきた。

人々は慌ててその人をエリシャの墓に投げ入れて去った。

その人はエリシャの骨に触れると生き返った。

そして自分の足で立った。

死んでも奇跡起こすとか。

とんでもない預言者やな。

これまたどこぞのイエス様って感じだね。
そしてイスラエル王ヨアシュはアラムを三度討つ。

その頃のアラム王はベン・ハダド。

ん?

ベン・ハダドって確かハザエルに殺されてへんかった?

このベン・ハダドはハザエルの息子だよ。

ハザエルが殺したのは先王のベン・ハダドだね。

ややこし過ぎるわ、古代中東情勢。

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