天使と悪魔の聖書漫談

8.家畜と人の病(第5~6の災害)

エピソードの総文字数=693文字

神様はエジプト人の家畜に重い疫病を起こし、家畜たちは全て死んだ。

イスラエルの子らの家畜は一頭も死ななかった。

そんなら、イスラエル人の家畜を奪ったらええんちゃうの?
強制労働させたりして搾取はするけれど、財産には手をつけない。

何かしらの線引きがあるのかもしれないね。

王様でも好き勝手出来るわけちゃうんやな。

神様はたいがい好き勝手やっとるのに。

ミカちゃん、天使がそんなこと言っていいの?
今さらやで、サタニャエルくん。

それに、さっきのハエ騒動でうちの我慢も限界やからな。

ちょっとくらい文句言うても、罰は当たらんやろ。
それもそうだね。

そしてファラオはこれでも挫けなかった。

水が飲めず、蛙の死体が山積みで、ハエに襲われて、家畜が全滅しても、彼の心は折れなかった。

すごいな、ファラオ。

なんかむしろそっち応援したくなってくるわ。

モーセとアロンはかまどのすすを取ってファラオの前に立ち、天に向かってまき散らした。

すすを浴びるとその箇所は膿の出る腫れ物になった。

神様がファラオの心を頑なにし、やはりファラオは彼らの言うことを聞かなかった。

ん?

「神様がファラオの心を頑なにし」たってどういうこっちゃ。

ファラオはモーセたちを自由にしないできたけど、それは神様の意思だったってことだね。

どんなに苦しくて辛かったとしても、神様のせいで心を曲げられなかったんだ。

いや、おかしいやろ。

さっさとファラオこらしめて、とっとと脱出したらええやん。

ぶっちゃけると、これは罰なんだよ。

イスラエル人を苦しめてきたエジプト人へのね。

だからそう簡単に降参させたりしない。

何度も何度も苦しめてやらなければいけないのさ。

怖すぎるやろ神様。

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