8.ステファノと「解放された人々」
文字数 1,580文字
ニカノル、ティモン、パルメア、アンティオキアの改宗者ニコラオを選んで、
使徒たちの前に立たせたので、使徒たちは祈って、彼らの上に手を置いた。
ところが、いわゆる「解放された人々」の会堂に属する人々、
キレネ人、アレクサンドリア人と、キリキアやアジアからの人々が立ち上がり、
ステファノと議論したが、彼が語る知恵と霊には対抗することができなかった。
シナゴーグ・その・呼ばれる・解放奴隷・属する・キレネ人・と・アレクサンドリア人・と
確かに綴りが似てはいますが、分かりにくいというほどでもございません。
λιβερτινων(Libertinōn):解放奴隷
λιβ ι ων(Livýon):リビア人
ステファノは彼らと議論し、打ち負かしてしまった。
すると彼らは長老や律法学者らを煽動し、ステファノを逮捕させてしまう。
ステファノがモーセと神を冒涜したと言ってね。
その顔はあたかもみ使いの顔のように見えた。