1.奴隷について
文字数 1,056文字
年老いて、今はキリスト・イエスの囚人となっているようなわたし、パウロですが
――囚われの身で生んだわたしの子オネシモのことをよろしくお願いします。
そしてオネシモは、彼の元から逃げ出した奴隷だった。
どうやってかは不明だけれど、パウロはオネシモに出会い、彼に洗礼を授けたんだろう。
フィレモンにオネシモを「愛する兄弟」として受け入れてほしいと言う。
オネシモをわたしと思って、迎え入れてください。
もし、オネシモがあなたに対して何か不正を働いたか、
あるいは彼に負債があれば、それはわたしへの貸しにしておいてください。