2.カインとアベル
文字数 668文字
兄のカインは土を耕す者に、弟のアベルは羊を飼う者となった。
神様はアベルと羊に目を留めたが、カインと農作物には目を留めなかった。
カインは腹を立てたが、神様は「怒るな」と言う。
カインはアベルを殺した。
神様は死者の声も聴くことができるので、カインの暴挙を見破った。
そしてカインに農作業が全然うまくいかない呪いをかけて、土地から追放した。
さすがに罰が重過ぎるとカインが訴えると、今度は誰にも殺されない徴(しるし)を与た。
カインはエデンの東、ノドの地に住んだ。