10.誉れ高き人々
文字数 1,055文字
カインは妻を知った。妻は身籠ってエノクを産んだ。
カインは一つの町を建て、その子の名に因んで、その町をエノクと名づけた。
エノクにはイラドが生まれ、イラドには売布やエルが生まれ、
メフヤエルにはメトシャエルが生まれ、メトシャエルにはレメクが生まれた。
エノクが65歳の時、メトシェラが生まれた。エノクは神とともに歩んだ。
エノクはメトシェラが生まれてから300年生き永らえ、いく人かの男の子と女の子をもうけた。
エノクの一生は365年であった。
エノクは神とともに歩み、神がエノクを取られたので、見えなくなった。
永遠の契約が彼と結ばれ、これによって肉なるものは洪水で滅ぼされない。
その栄光には非の打ち所がなかった。
主はアブラハムに誓って、子孫を通じて国々を祝福することを確約された。
さらに主は、イサクにも、その父アブラハムの故に、同じく確約された。