1.エルサレムの城壁再建
文字数 1,119文字
献酌官とは、王の杯にぶどう酒を注ぎ、吟味し、王に捧げる役目を言う。
ニサンの月(ユダヤ暦の1月)にアルタクセルクセス王がネヘミヤに尋ねた。
「暗い表情をしているが、どうかしたのか」
王は旅の期間を聞き、ネヘミヤの派遣を良しとした。
通行許可のための書状を渡し、城壁再建のための木材提供を約束した。
谷の門を通り、竜の泉と糞の門の方へ行き、城壁を調べた。
城壁は崩れ、城門は火で焼かれていた。
ユダの有力者はトビヤをほめそやし、トビヤは度々ネヘミヤを脅した。
ネヘミヤは兄弟のハナニ、城の指揮官ハナンヤの2名にエルサレムを治めるよう命じた。