5.三度目の正直
文字数 1,227文字
「すべてのことは、二人または三人の証言によって確定されるべき」なのです。
かつて罪を犯した人やそのほかすべての人に、わたしは二度目に滞在していた折、
あらかじめ言っておいたように、離れている今も前もって言っておきます。
「今度行った時は、もう容赦しない」と。
いかなる悪でも、罪でも、人が犯すどのような罪咎でも、
一人の証言だけで立証されてはならない。
二人、または三人の証言によって、そのことが立証されなければならない。
(人妻のスザンナを手籠めにしようとして失敗した)
さてその翌日、人々が彼女の夫ヨアキムの所に集まったとき、
二人の長老は、どうしてもスザンナを死罪にしようという不法な企みを抱いていた。
彼らは人々の前で言った、
「ケルキアの娘、ヨアキムの妻スザンナを呼びにやりなさい」。
そこで人々は呼びに行った。
パウロはこれまでの訪問で、コリントの人々の罪深さを見てきた。
とは言え、一度や二度見た程度で判断を下すのは早計だろう。
無知ゆえだったとか、思い違いがあったとか、そういう情状酌量の余地がある。
最後に、兄弟たち、それではお元気で。
不完全な所を改めなさい。励まし合いなさい。
思いを一つにしなさい。仲よく暮らしなさい。
そうすれば、愛と平和の源である神が、あなた方とともにいてくださいます。
聖なる口づけをもって、互いに挨拶を交わしなさい。
すべての聖なる人々が、あなた方によろしくとのことです。
主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、みなさん一同とともにありますように。