2023/08/17 18:53 第441話

文字数 822文字

『現代詩手帖』のバックナンバーを読んでいて、芥川賞作家の井戸川射子さんが短歌の歌集や詩集を(最初は自費)出版していたことを知ったのであった。で、井戸川さんは、今年の3月まで教員をやっていたらしくてさ、国語を教えることと自分で作品を書くことについて語っていた。それが対談記事で、その特集が「詩と小説の二刀流の現在」というもので。超アウトサイダーの僕には順風満帆な詩と小説の作家人生を聞かされているみたいで「ふーむ?」となったけど、僕は小説の勉強も足りないことがわかったのはよかった。どう動けばいいか、指針のひとつとなる対談だった。今日読んだ『文學界』の村上春樹さんの「僕の小説の書き方は音楽で学んだことからの流用」と同じく、学びがあったように思う。たまには図書館で文芸誌のバックナンバーを借りてくるもんだね。最高。ちなみに図書館のある建物には科学館とプラネタリウムがあるのだが、ひとがいっぱいだった。ミュージアムショップでなにか買おうかと思ったけど、今回は見送ったのであった。見送ってよかったよ、明日、急きょ、東京へ行くことになったので、マティス展を観る予定が出来たし(入場出来るかわからないが)。遠くへ移動するとまだコロナが怖いので、上野のアメ横あたりで買い物を済ます東北民(茨城北部は東北みたいなもの)ムーヴで動こうと思う。アメ横まで寄る時間が取れるかは謎だが、立ち飲み屋もあるはずだし、良い感じにカオスなムードを味わおうと思う。立ち飲み屋と言えば、新宿二丁目も立ち飲み屋があるんだよね。カジュアルにゲイコミュニティ(ゲイテッドじゃなくてね)の雰囲気味わいたい腐った方々もあそこらへんで酒を飲んでるイメージがある。あと、いわゆる文壇バーは2000年代後半には、二丁目に場所を移した感じだったな。本来ならばそこらへんに誘われたときに付いていけば違った未来だったのかもしれない、作家として。そういうことを思いつつ。



2023/08/17 18:53
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