2022/06/13 15:57

文字数 586文字

成瀬川るるせ

@rulerse

電車に乗ったら向かいの席の女性を血走りながら凝視してブツブツ言ってる男がいた。車両に女性しかいなかったので僕が助けるようなのかと構えてた。彼が印を結び始めたので、一瞬密教かと思ったが、印の結び方をよく見たらホッケ行者だった。彼は電車降りてった。何事もなくて安堵した。

午後3:22 · 2022年6月13日·Twitter for iPhone



……と、いうことで、ね。危うかった。僕が「その幻想をぶち殺す」とかなんとか言って殴ることになるのかも、と一瞬考えて、いやいや、それどういうこと? みたいな。僕は日本に生まれたのにブッディスト詳しくなくて、『百瀬〜』書くときに勉強した程度の知識しか持ってない(と、いうことで『百瀬探偵結社綺譚』よろしく!!)。でも、勉強しておいてよかったよね、今日の電車での一件は、要するに新興系のなにかである確率が高い、というのがわかるし。こういうのはどうしても(簡単に言うと孤立化しちゃうので、それによって)先鋭化するので、そういうことも、あり得なくはないだろう、ということで。凝視されてた女性は災難だったと思う。世の中、そういう場面ばかりあるものだけども。印を結んで、なにをしたかったのかを考えると怖い(穏やかな話ではなさそうだったぞ)。そんなわけで、今日も散々だったのでしたとさ。

2022/06/13 15:57
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