2023/05/02 10:00 絶対に勝つ!の精神

文字数 1,569文字

絶対に勝つ!の精神。

なんだか知らぬ間に僕も、一応はひとになにかを「教える」職業をやっているのだが、冷静に考えたら、今の職場にそれなりの年数いるわけで、一番下っ端だけど、少しくらい自信を持たないとならないな、と思うのだ。教える立場の人間が自信持たないでやるのはよろしくない。交流のあるひとたちにも多く、ひとにものを教える立場の方々がいるようになった。なんだか不思議な気分だ。今は代用教員なんて制度はないけど、それを知ってか知らずか、前、職場にいたひとに「現代国語あたりならば代用教員、余裕で出来るんじゃないですか」と言われたことがあった。これは難しい問題だ。あまりに粘着して悪口を言うひとがいたので、昔、『文芸部は眠らせない』に書いてしまったのだが、僕は中学生の頃は国語県内2位だったし、高校生の頃は全国ランキング、50位代をキープしていた。国語だけならば東大合格判定Bだった(50位圏内でなければさすがにA判定にはなれないのだけども)。だからって特殊な能力は特にない。学校を卒業する頃は心身ともにボロボロにされて、ぶっ倒れた。そのかわり、全国高校演劇祭は、県内3位にはなれた。東京で聴講生をやったときは、社会学の講義を聴講していたのは、『密室灯籠』に書いた通りだ。でも、これはオフィシャルではない。でも教わったし個人的にも会話を交わして質問などをしていろいろ教えてもらったことを考えると、その恩師とも言えるひとの顔に泥を塗るわけにはいかないな、と思う気持ちくらいあるのだ、僕でも。それに、ぼえーっと意味わかりませんでした、ではないのである。前述したように、読解力は当時はかろうじてあったので、覚えたこともたくさんあった。生兵法は怪我のもとだが、生兵法にはならない、兵法になるくらいには素養が当時はあったし、勉強はしなくちゃならないのだ、これからも、ずっと、生きている間。勉強はずっとするんだよ、とは、知り合いの編集者さんにも言われたことでもある。もちろん、勉強を続けていく気はじゅうぶんあるし、気がなくても続けることに決めたのだ。で、ラッキーなことに、今は社会の授業でやるようなことを教える立場に、僕はいる。これ、もしも僕が学生時代国語が出来なかったら出来なかったことだし、社会学で基礎を学ばなければ、やはり出来なかったことでもある。本当に転げ回って、いまのところ、いまの場所に収まっている、ということだ。僕のアンチで突っかかって来たひとが、過去に何人もいたけど、彼らは決まって、成瀬川るるせは追い越せると考えている。いや、追い越しても構わないし頑張ってくれ、って話だが、でも、「アンチのおまえは学生時代、例えば国語のスコア、僕より上だったのか?」とも言いたくなる。たぶん、上ではない。そうしたら、かなり努力が必要だと思う。たぶんね、偉そうなことを言わせてもらえば、「結構ハードル高いよ?」と思うのだ。アレだ、この話はただの愚痴で収束するんだけど、マジで、本気で勉強をしてくれ。いやいや、僕のこの珈琲フロート・ダークリーなんて読んでないだろうけどね、そういうひと。あと、なんか「しょせんアマチュアで自称小説家を気取ってるだけでしょ」と言ってきた奴がいたが、現職、僕は資料館の研究員だよ、ひとに教える仕事してるし、それには少しは誇りも持ってるし、翻っておまえはなにやってるひとなの? と言いたくなるし、そういう言い方をするのは社会性がないので、たぶんだが、僕よりダメな社会性で人生渡ろうとしているのがうかがえる。成瀬川るるせなんて雑魚だと言うには、役不足だよ。知らんけどね。まあ、頑張ってくれ、と。……長い愚痴を書いてしまったよー。この話はこのくらいで終わりにしよう。

「絶対に勝つ!!!!」それだけだ、僕は。

2023/05/02 10:00
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