2022/07/08 17:26 第32話

文字数 541文字

元首相が撃たれた日、になってしまった。僕は仕事から帰宅して、ライトノベルを読んだり、ソーシャルゲームを少し進めたりした。誰かがSNSで「元号が令和になってから歴史の教科書でしか見たことなかったことばかり起きる」という内容のことを書いていた。その通りな気はする。だが、歴史の転換点では良くあることだし、そう考えると「え? じゃあ、今、もしかして歴史の転換点なんじゃないの?」という疑問が湧くはずだ。いや、この国を考えただけでも、めっちゃ動き出してるでしょ。かなり危ういレベルで。動いてるからって、ひとを殺しちゃダメだろ、っていうのを付け加えておきたい。僕の小説を読むと、革命やテロの話をたくさん書いていて、説得力がなさそうだし、抵抗権やギロチンの話なんかもしてる箇所がある。だが、それはそれとして、ひとを殺すのは悪いことなんだ、ってのは知っておこうぜ。で、歴史の転換点だ、明らかに。とは言え、一日二日で急激に全部変わる、というのとはちょっと違うだろうし、急激に変わった気がするだけで、もっともっと変わっていってしまうだろう。僕は本を読み、小説を書く。それしか出来ない。だが、それだけでもやれることはたくさんあると思うんだ。
2022/07/08 17:26 コメント(-)| 随想遊戯
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