2023/02/05 06:15

文字数 799文字

注意:運営さん、これは反社会的な文章ではありませんので、BANとかしないでね。



桐乃さんの『誘い水 【前編】』めちゃくちゃ面白くて、もしかすると今日、更新あるのかな、とドキドキしている。いきなり僕の話をしてしまってわるいのだが、僕は本名の短縮形で「ヤス」と呼ばれている。学生時代のあだなは「やすえ」とか「やあこ」と、女性だとか思われているかのような呼ばれ方がほとんどだったが、まあ、やすえと呼ばない奴はだいたい僕をヤスと呼んでいた。ちんぴらみたいな名前ではあるが、『NANA』という少女マンガでスキンヘッドにーちゃんの名前がヤスだったときは、ちょっと誇らしかった。そんなわけで、ネタバレを防ぎつつ言うと、『誘い水』の、登場人物の関係性に、興味を持ってしまう。僕は炭鉱関連の仕事を今はしていて、働いているところはどうだったかは知らないが、大正時代あたりの炭鉱夫というのは、全身にタトゥー(ではなく、和彫りである。和彫りと洋彫りがあり、洋彫りをタトゥーと呼ぶ)を入れているなんて当たり前の世界であった。仁侠映画で兄弟の契りなんつって杯を飲みかわすが、あれは実際に行われる。でも、反社会的なものではないので大丈夫である。と、いうか、役員はみんな東京帝大卒とかなので、そういうことはしない。技術者も、九州大や北海道大の鉱山学科卒などが多かったようだ。バリバリ金をもらえる職業である(それこそ、インテリヤクザかもしれないが)。僕の場合、親が本社の社長の家に住む「書生」という、近代文学にしか出てこないような職業(?)だったこともあり、暴力な世界とは違う、権力の世界の住人だったので、僕自身はただのどら息子で、今もニートみたいなものでいられる。と、そういうわけで、遠回りして書いたが、『誘い水』に出てくる主要キャラの男性とヒロインの関係が、とても気になるのである。続きが楽しみだ。
2023/02/05 06:15
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