2023/04/25 01:27 第310話

文字数 592文字

南ノさん、『抹茶ラテ』お読みいただき、感謝です。
NOVEL DAYSに来てからの僕は、『偽典・蘆屋探偵事務所録』という作品からずっと、かなり細かいキャラクターシートをExcelでつくって長編を書いていたのですが、今回は雑記帳やScrivenerってソフトに走り書きするくらいで、キャラシートをつくってないのです。きっちりキャラをつくるのは、今回はやめる方向で執筆しています。と、言うのも、南ノさんがおっしゃる通り、ビルドゥングスロマンなので、その要素を出すにあたり、キャラクターの属性がきちんと決まってしまうと、成長を表現するのに邪魔になるんじゃないだろうか、と言うことが挙げられます。普通に他の作品に登場しているキャラクターを使って書いている小説だからキャラクターシートがいらない、という理由もありますが。なので、たぶん、次に長編を書くときにはまたキャラシートをつくると思われます(笑)。

思想や思索を小説に落とし込むの、僕は大好きです。エンタメに思想は必要か、と言った場合、僕は必要だ、と感じます。ハリウッド的な大味でも、それは楽しめるしそっちの方が人気が出そうですが、僕は、どうしても小難しいことをあがくように、もがくように、書いてしまいます。小説に、封じ込めるように。封じ込めたのを開封するのは、読者さんです。

夜分遅くすみません。では、良い夜を。

2023/04/25 01:27
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