成瀬川るるせさんのプロフィール
成瀬川るるせさんの作品アトリエ
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ファンレター
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「私小説」の煌き
「私小説家は一生かけて長い自伝を書く」という意味のことを、かつてある昭和作家が書きましたが、るるせさんが時折描く「私小説」は、そういう長編の一部のように感じられます。 もちろん、一篇ずつ完結した短編として、とても面白いのですが、その背後に、そういう伝統的な私小説の系譜に連なる「根」が張っているような気がします。 16歳という年齢特有の「暗い煌き」が魅力的でした!
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第79話 黒木あるじ先生の講座に参加したよ
とても面白かったです。黒木あるじ先生という方は、素敵な方だなぁと感じました。 るるせさんの原稿に朱で入ったアドバイスが、上から目線ではないし、定型文なんかではないし、作品に真摯に向き合っている誠実さが伝わってきました。 前提として、黒木あるじ先生から熱のあるアドバイスを引き出せたのは、るるせさんの作品がポテンシャルが高いからだと思います。 プロはこういった見方をするのかと、非常に勉強になりました、続きを楽しみにしています。
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「ノイズ」はこれからのキーワードになりそう。
拝読いたしました! 成瀬川さんのお書きになったこと、私はまだちゃんと噛み砕いて理解できてはいないのですが……。 最後の「ノイズ」について。 これはこれからのキーワードになりそうな気がしました。 個人個人の人生に生じるユニークなノイズは、多分現状ではAIが学びにくく、生身の表現者が取り扱うしかないものではないかと想像しています。 個人個人が自身のノイズに向き合い、それを守ること。 これからさらに、大事なことになってくるように思います……!
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登場人物のやりとりが楽しいです。
面白くて、あっという間に最新話まで読んでしまいました。ありがとうございます。 鯨瀬と牙野原をはじめ、全てのキャラの掛け合いが軽快で楽しませていただいています。 また、牙野原のどこか繊細さのある雰囲気を感じるのも魅力的だと思いますし、草野心平に影響を受けた鯨瀬の今後が気になります。 最後に、改めて面白い作品をありがとうございます。 また読みに来ます。
佐久田 和季
変格ミステリ×本格ミステリ
面白かったです! るるせさんの作品はとにかく「リーダビリティ」が半端ない。一度読みだしたら、ラストまでノンストップで読める気持ち良さがあります。 こちらの作品も会話が軽妙で、読んでいて楽しかった~。でも話している内容は「祟り」「再開発」「災害」「公安」「読経」などなど不穏で刺さるワードが目白押しなのがたまらない。 ネタバレにならないよう書くのムズイのですが、相反するものの融合がお見事で、ラストは驚かされました。
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