作品数14
総合評価数398
総合PV数25,170

作者ブックマーク

羽庫ふみさんのプロフィール

おっかなびっくり書いてます。いつでも修行中。
励ましてくださる皆様に感謝。とにかく感謝。

原稿用紙の作法よりWEBでの見やすさを優先しています。
お行儀が悪いですがご容赦くださいませ……。

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【はじめましての方に】
こちらが名刺代わりの作品になっております。
「坂」(第8回 NOVEL DAYS三題噺バトル受賞)
「もし嫌な夢を見そうなら」(第9回 NOVEL DAYS課題文学賞佳作)

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プロフィール画像はこちらで作りました。
「White Room Maker」https://picrew.me/ja/image_maker/2028180

羽庫ふみさんの作品アトリエ

  • 一般小説

    こどものじけん

    学園・青春

    • 110

    • 8,622

    • 7

  • 一般小説

    即興的ワルツ

    学園・青春

    • 23

    • 2,356

    • 5

  • 一般小説

    妖精志願の彼女たち

    ファンタジー

    • 19

    • 1,019

    • 3

  • 一般小説

    煙の文様

    恋愛・ラブコメ

    • 23

    • 764

    • 1

  • 一般小説

    もし嫌な夢を見そうなら

    その他

    • 27

    • 1,521

    • 2

  • 一般小説

    水盆を跳ねる魚(うお)

    SF

    • 20

    • 796

    • 1

  • 一般小説

    その他

    • 50

    • 3,510

    • 4

  • 一般小説

    甘くてしょっぱい、ただそれだけの

    学園・青春

    • 27

    • 1,528

    • 1

  • 一般小説

    ハダリー

    SF

    • 18

    • 1,625

    • 1

  • 一般小説

    市役所にて

    SF

    • 14

    • 1,112

    • 1

羽庫ふみさんのアトリエ作品をもっと見る

活動報告

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ファンレター

  • 〇〇、とは何なのか。

    みどりちゃんが見ている「世界」が、読者の眼にも次第に明らかになってくる感じがしました。 アサヒさんや美鈴ちゃんも、当然その「世界」の構成要素であるわけですが、今回特に「みどりちゃんの眼に映る美鈴」、つまり、みどりちゃんの「世界」における「美鈴」という存在が鮮明に描かれていて、とても面白かったです! そして、ラスト近くの「〇〇、とは何なのか。」という言葉……すごく印象的でした。みどりちゃんの思考は、ある意味哲学的ですよね。彼女がこれから何を考えるのか、そして物語はどう変化していくのか…… 次 ... 続きを見る

  • まさしく16歳の物語

    最初に読んだとき、「さすが羽庫さん、上手いなあ、文章もリズムがあって音楽みたいだ」と感嘆して。 そして今日、再読したら、いや、もう、胸が詰まってラスト涙ぐんじゃった。(マジです) 主人公の言う「人生は罠だらけ」は本当にその通り。あるきっかけで、沈み込んでしまった主人公は、その「負け感」を抱えながら日常を生きている。(わかる、私の高校時代みたい) でもサチの演奏を聞いて、主人公の心に鮮烈な光が注ぎ込まれるイメージの洪水!!  私もエモい、ひたむきに前を見て頑張っている若者は全員エモい。羽庫 ... 続きを見る

  • はじめましてm(__)m

    敬愛する南ノさんやるるせさんがレターを出されていたので、きっと私の好みの作品(タイトルも好き!)だろうと期待して読ませていただきました! そして、期待以上の作品に感動しましたので、レターを送らせていただきます。 私は仕事柄、コンクールの現場に立ち会うこともよくあります。 絶望的なぐらいに恵まれた子っていますよね。 勉強もスポーツも超優秀なのに、音楽も全国レベルかよっ!って子が沢山いる中、懸命の努力で何とかギリギリで本線に進めた子も当然いるわけです。 コンクールを舞台にした小説って、 ... 続きを見る

  • ワルツは一人じゃ踊れない

    クラシックについてあまり明るくないのですが、リストの曲は技巧が求められる、という印象を持っています。コンクールの成績が芳しくないサチの演奏はきっと技術、という意味での技巧には足りないところがあるのでしょう。でも彼女の演奏には「エモい」何かがあった。 義務教育期間が終わり、見せかけの平等が剥ぎ取られた世界を前にして不安と諦めを強くもつ「私」は、サチの演奏を聴くことで、人間ひとりひとり(そして彼女自身も)が本来持っているエモーションに気づけた。そのことが大人になって久しい私には眩しく思えます。 ... 続きを見る

  • 優しさと力強さ

    まさにガチャが成功した「譜面通りの人生」の奴とガチャはいまいちでも「即興で生きる奴」の対比を感じました。当然、譜面というかレール通りになるかはわからないのも人生だけど。 リストの即興的ワルツをアップルミュージックで聴きながらこれを今書いているのですが、優美さだけでなく、ところどころ怒濤のような音が瞬間、訪れます。短い曲の中にウィキの言葉を借りれば「巧みな構成」があり、僕は曲の背景は知らないけど、この構成が即興「的」であり奏者のイマジネーションが羽ばたける楽曲なのだな、と思いました。 音楽って ... 続きを見る

  • 16歳の「ワルツ」

    心に響く作品でした! 作中での「即興的ワルツ」というピアノ曲の盛り上がりが、そのまま物語の高まりとなり、心が揺さぶられました。 跳ねるように鍵盤が躍る様が、その音が、鮮やかに目に映り、耳に聞こえました。 世の中は元から不平等で、恵まれた人と自分ではスタート地点からして違う。自分もあの頃は、「サチ」や「私」と同じように世の不条理を思い知りつつ、もがいていたっけ……そんなことを思い出し、胸が熱くなりました。 「16歳」という言葉はどこにも出ていなくても、紛れもない「16歳」の物語だと感じまし ... 続きを見る

  • タイトルから刺さる

    一番最初に読んだとき、「羽庫さんは、新しいことにチャレンジしている……」と感じました。 ドキュメンタリーのようなクールな筆致、なのに、どんどん酩酊していくような……。事件を追っていたはずなのに、いつの間にか迷宮に足を踏み入れてしまったような読後感は、怖くもあり新鮮でもあり。ぐいぐい引き込まれました。お見事です。 それから、『こどものじけん』の「美鈴の完璧な世界」、盛り上がりをずっとキープしているの凄いです。あわせて「ループ・ゼロ・アワー」も好き!

  • 短編として素晴らしいラスト

    「大人・妖精・探偵」のお題、特に異なるエリアに属する後ろ二つが融合し、最後に「大人」の意味が読者を殴ってくる素晴らしい短編でした。 羽庫さんの作品はどれも目配りが行き届いているのに、「作られた感」がなくてすごいと思っているのですが、今作はその本領がフルスロットルで発揮されていると思います。感服です。

  • 事件が解決した後に…

    面白かったです!! お題に沿って書かれたとは思えないほど自然な物語となっているところが、先ずすごいと思いました。 そして現代を鋭く切り取るような問題意識は、いかにも羽庫さんの作品という感じですね。しかも僅か1999字で、ミステリーとしてもしっかり面白く、物語の楽しさを堪能しました。 事件が解決した後、かえって謎が深まるようなラストも、私はとても好きです~(*^^*)

  • 物語は次のステージへ

    前回続きがとても気になるラストだったので、最新話公開後すぐ読みにきました! 実は私は、もしかしたらみどりちゃんは一貫して他者の目から描かれるのかも…と思っていたのですが、この最新第16話で、初めてみどりちゃんの“内面”が描かれましたね! 作者である羽庫さんがみどりちゃんの内面に踏み込んでいくことによって、物語が次のステージに入った気がしました。とっても読み応えがあって、面白いです!! しかも、今回のラストも、すごく続きが気になる~^^ 「塾」でいったい何が起こったのか? 次回の ... 続きを見る