南ノ三奈乃さんのプロフィール
※アイコンは【黎(クロイ) さん】の作品です。
南ノ三奈乃さんの作品アトリエ
活動報告
ファンレター
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青い服の少女が見たもの
改めまして、レターを差し上げます。推理ものとしてもとても面白く、またそこに関わってくる人々がそれぞれ時代の制約を負っている描写に、感嘆しきりでした。あの時代の台湾が舞台とは、好み過ぎて語り尽くせません。(ネタバレになってしまいますので、ここで多くは書きません!)芸術が、人の感性が、いかに社会や政治に影響されるか、反映せざるを得ないか……いつも考えていたいと思います。有り難うございました。
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鮮やかでなまめかしい!
「唇が笑えんだかと思うと~」からの描写が大好きです。目が覚めるような鮮やかさに息をのんで余韻を堪能してしまいました。 あれは口づけされる直前の描写でしょうか、いや、違うかもしれないけど世界が急にぐるりと回転して二人の攻守が逆転するような、恋愛のなまめかしさを感じました。 ああ、美しい……。(堪能のため息)
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堪能しました
映画を見ているように映像が浮かんで、さすがの完成度でした。 (そして南ノさんの腕があってこそだと思いますが)小説ってこんなに自由に羽ばたけるんですね、文章に酔いしれます。 雨音がベースに流れて、とにかく美しい物語世界。 コーヒーの香りと、雨と鱗と唇と椿と、それらが連鎖して……コケティッシュで、そして切なかったです。
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赤いツバキの花
三奈乃さんの文学の世界にたゆたうように浸っていると、思わぬエンディングにハッとしました。 私も水の中から、水面の赤いツバキの花を見ているような気持ちになりました。 静かなのにドラマティックで、クールなのに艶かしくて…。部屋の中にいるのに、雨に窒息しそうです。 どっぷりと物語の世界に浸らせていただきました。 ありがとうございます。
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不二原 光菓
「緑の歌—収集群風—」すごく良かった!
お試しで、少し読みました。最初の頁はこれ、写真?と思うくらいの美しさ。そしてもちろん、海辺のシーンでははっぴいえんどの「かぜをあつめて」を流しながら読みました。見開きが素敵だったなあ。「かぜをあつめて」は、あ、この曲か、と。どこかで気にも留めずに何回も聞いていた曲でした。はっぴいえんどの曲だったんですね。 ちょっと読んだだけでも、夏の海風の湿気と青春のあやうい透明感がたまりません。主人公が、テレビで見るアイドルのような美少女ではなく、素朴な可愛いお嬢さん、というところも萌えポイントでした。 ... 続きを見る
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