早退届

[創作論・評論]

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18件のファンレター

旅に出よう、僕を殺すための旅に。


*表紙はPicrewさんでつくりました。

ファンレター

第463話 「黒木あるじ先生からの講評が記事になったよ!!」

先生たちの各作品への講評がとても参考になりました。
るるせさん最後に、黒木先生から「ぜひとも炭鉱の怪談、お待ちしています」「是非それを書いてください」と強くリクエストされていますね、さすがです。
黒木先生の “「話のコアはここだ」っていう点さえブレなければ、あとはアレンジ自由” という言葉が心に残りました。
『庚申御遊の宴』、民俗学分野のエッセンスが面白かったです。
作中の「ヂャンヂャンガラガラおどり」の歌は、元があるのですか? 元をアレンジ? それとも100%創作ですか?

返信(1)

僕はいきなり暖かくなって、僕は体調を崩しております、佐久田さんはお元気ですか。
作中の踊りはモデルがあって、「ジャンガラ」という踊りです。東北から茨城の北部まで、ジャンガラは今もあります。もう十年くらい前になりますが、学校の先生が亡くなって、そのときいろいろ本をいただいたんですよ、そういうのも読んで書いたので僕のなかでは特別な作品のひとつです。
〈大槻ケンヂと絶望少女達〉というユニットの楽曲に『人として軸がぶれている』というのがあり(『さよなら絶望先生』という漫画のアニメ化したときの曲です)、僕は人間としてはブレブレになりやすいので、「話のコアはここだ」っていう点さえブレなければ、あとはアレンジ自由、というのを、絶対忘れないように作品をつくらないと、って思います。作品のコアを定める。ここが出来ていない作品は作品にならない、と言えるほど重要なので、それを踏まえて、僕はあるじ先生が言っていた、プレゼンの上手さ、アプローチの巧さ、を模索したいです。仕事をしていても、プレゼンが上手いひととプレゼンが下手なひとじゃ説得力が変わってきてしまうのを目の当たりにしてきたし、アプローチの仕方は個性に還元されがちですが、戦略性の問題だと思うのです。
課題が多いですが、頑張ります。いきなり春めいてきましたが体調を崩さぬよう、佐久田さんもお気を付けください。ありがとうございました!!