2023/08/30 05:44 第457話

文字数 1,362文字

今読んでいる本がエキサイティングで、今後どう進むかの参考になる。本を読んで、ゲームして、ギターの練習をする。その合間に仕事をする感じの生活。それが僕にとっては一番かもしれない。ショートスケールのギターでスケール練習すると、落ち着く。修羅街挽歌の今後の構想も練り直していて、詩に焦点を当てて書こうと思う。それでフィニッシュにする。それでいいや。話を収斂させることを考えたい。夏バテした身体を回復させて、とっとと続きを書きたいなぁ。新人賞用の原稿に向けて進むし、NOVEL DAYSの連載もやっていく。そんな余裕があるのか、って話だが、まあ、どうにかなるでしょ。百瀬は特に、資料を読んでて勉強になるしさー。そうだった。活動報告から抜粋しておこう。こういうことも、最近、あったんだよ。



昨夜、千葉雅也さんが僕のツイートを拾ってくれて、僕のツイートからご自身の創作論の話を展開してくれて、それは僕のツイートと呼応をするもので、とてもエキサイティングな経験をしました。「千葉雅也さんの本を読む。意味を尋ねられると千葉さんは呟く。ナラティブの構造は必ず解決すると期待する読者が意味が必要と言う気がする。構造の解決・意味って支配者・マジョリティが欲望するもので例えばシュトックハウゼンはバークリー的な四つの終止形は回避するだろうしこの本はこれで美しいぜ。だいたい読者も純文学と大衆文学の違いさえわかってない読者がぶーぶー言ってるだけでなんの問題もない。ちなみに僕は自分でも小説書く身としてはコーダル/モーダルを意識していてバップみたいなコード理論こねくりまわすのはやらないし、無調性音楽の「回避」の仕方に憧れがあるのでそういう理屈」というツイートを僕はしました。その後「僕がさっき千葉雅也さんの小説について書いたことが論点ズレてるかと言うとそうでもないぜ。千葉さんはMax/MSPでなんかつくろうとしたことが小説になったって文學界に書いてて、僕もAbleton Live SuiteをDAWにしてMax/MSPも使うからだ。だから書いたんだよー」と付け加え、この全ての文面を、千葉さんはRTしてくれました。その後、千葉さんはハリウッド脚本術(大塚英志『キャラクター小説の書き方』を念頭においた発言である)や物語論はバップ的コード理論と似ている、という指摘をして、「僕にも音楽的背景がある」と始まり、「僕は本来ジャズじゃなくクラシック(の、古典前衛音楽の理論)がベースにあり」として、僕の無調性音楽のコンロール性に対する憧れに関しては「イディオムを覚えて繰り出すのがジャズやロックだが、それより抽象的な原理をベースにして生成する音のアルゴリズム作曲が僕に近しい」と丁寧でわかりやすく、納得する内容で返答をくれました。このやりとりはなんだったかというと、村上春樹さんの「僕の小説の書き方は全部音楽で学んだことからの流用」という、最近の発言からの流れって部分が大きいと思う。それはともかく、千葉雅也さん、ありがとうございました!!



2023年 08月26日 (土) 17:49



……と、こういうわけね。考えることがたくさん出来たし、それは楽しい。楽しくしていくぜ、これからも。




2023/08/30 05:44 コメント(-)| るるせの殺伐☆飼育箱
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