第291話 9ヶ月と12日目 3月10日(水)

文字数 1,793文字

 今日は大幅な上げ相場と思いきや、全くの小動きで終わった。
 開場当初から200円程上げる場面もあったが、その後は下げたりで終始小動き。
 今日の日経平均の引け値は、29036円の8円高と何とか上げて引けた。
 日銀のETF買介入は、株価や取引総額の2兆28999億からも無かったように思う。
 有ったとしても僅かだったろう。
 日経ダルインバースは429円の1円安と下落。
 まだまだ売らないし今日は下がったので売れないが、自身の買値平均値を上回ってはいる。
 また$¥レートは108.89円、と、再び108円代に戻り若干の円高。

 しかしニューヨークダウが上げた割には、日経平均は全く上がらない。
 またナスダックも大幅な戻り高値だった。
 今日の東京の小動きは米投資家が米長期金利上昇によるドル高で、東京市場から資金を引き上げたままになっているからとしか思えない。
 またGAFA主導で引っ張って来た相場に終わりを告げ、ニューヨーク市場ではヴァリュー株に資金が集まって来ている。
 今尚世界同時株高を迎えているが、ナスダックだけ2月8日の高値からは、市場全体で10%程下げているらしい。
 アップル・アマゾン・フェイスブック・アルファベット・マイクロソフト・ネットフリックス等は、総て下がっている。
 どうやらその辺りに東京市場の伸び悩んでい
る理由が有るようだ。

 大きなニュースではワクチン接種によるアナフィラキシーの発症が、欧米に比べ6000分の1と高めで今後の課題として検討。
 コロナ変異種新規感染が大阪で50人、東京でも4人出た。 
 また緊急事態宣言の再延長に、コロナ対策分科会の尾身会長が言及。
 アパレル大手アーバンリサーチが31万人の顧客情報流出で謝罪。
 国際ニュースでは、次期冬季北京オリンピックボイコット議案を米下院が提出。
 可決されれば日本は追随するしかない。
 また日米豪印で中国に対抗すべく、途上国に対してワクチンを供与する枠組みを検討。
 米消費者物価指数が0.4%上昇と、予想の範囲内であった。

 それからシミュレーション銘柄である6459大和冷機が、今日は再び下落し未だ中途半端。
 暫くは保有。
 今少し上がるのを待ちたい。
 その他新たに注目した8893・新日本建物。
 現在値は422円の6円安と下落。
 配当は22円で権利落ちはこの3月末。
 明日以降月末迄注視する。
 また連日の8301日銀出資証券のストップ安だったが、今日は上昇。
 37800円で2800円高と少し戻した。
 ストップ高からの連日のストップ安で、狂乱相場を物語る1つの現象として面白い。
 あと急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーの「テラ」は、今日は227円の7円安と少し下げた。
 明日以降も注視する。
 それと東京のコロナ新規感染者数は340人と常時、減少鈍化は否めないまま。
 このままだと緊急事態宣言の期限再延長も充分有り得る。

 今夜のニューヨークダウは開場後2時間の時間で、$32222の$389高と史上最高値を更新する形で上昇。
 ナスダックも$13147$の$473高と僅かでも上昇。
 またニューヨークダウ先物もナスダック先物もやはり上昇。
 こうなると明日の日経平均は上昇するしかないのだが、果たしてそれがどのくらいの上昇になるのか。
 しかし仮に日経平均が今日同様小動きだとしたら、海外勢の資金が戻らなかった事の証左となろう。
 或いは大幅な上昇なら、海外勢の資金が戻った事になる。
 後は米10年物国債の利回りが1・6%を超えるかどうかが鍵となろう。
 明日はその辺りに注目である。
 が、何が何でも弱気の立場を貫く私としては、どう有っても日経ダブルインバースを週末迄に買い増すつもり。
 何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 で、何と言っても感謝すべきは、テレ朝のシニアドラマ「十津川警部シリーズ」を観ていたお蔭だろう。
 競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせたのだから。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の下落が無理でも小動きで確実としたい。
 実は今日株価上昇で発泡酒は呑んだ。
 なので明日下落すれば明日こそビールを。
 しかし明日は大幅上昇しそうな気がするので、もし小動きだったら再度発泡酒を呑む。

 追伸・元気な彦四郎君の姿は週末公開予定。
    
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み