第422話 2年目の2ヶ月と25日目 7月19日(月)

文字数 8,368文字

 《今日の東京市場》

 今日の東京市場は予想通り続落した。
 それにしても買い物が入らない。
 また例の如く日銀のTOPIX買い入れは無く、先月2ヶ月ぶりにTOPIXを一度だけ701億円買い入れたきり。
 余程の下げ幅の時以外には、日銀のTOPIX買い入れは無いようだ。
 例えば1日200円~300円程度の下げ幅が20日間連続で続き、1ヶ月4~6000円を越える下げ幅になっても、1日の下げ幅がこの程度なら日銀は動かないのだろうか。
 その辺りは全くの謎だ。
 結局今日の日経平均の引値は27652円の350円安と、久しぶりに28000円を割り込み続落。
 また日経ダブルインバースも、449円の12円高と続伸。
 漸く私の日経ダブルインバースの買値平均値も、完璧なプラス圏へ。
 また$¥レートは109.26円、と、110円台を割り込んで円高方向。
 それから東証の出来高は、週を跨いで4日続けての減少。
 東証一部の総取引額は2兆0666億円と、昨日よりも商いが凡そ884億円減少し売り優勢。
 
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 先週月曜日経平均が大幅上昇した事を受けて、弱気の私は423円で日経ダブルインバースを買い増したが、皆様には余りお薦めしない。
 何となれば投資家やアナリストのマジョリティは強気一辺倒なので、私なんぞ弱気の変わり者は完全にマイノリティだからである。
 ちなみに今日は449円の12円高。
 とは言えリスクヘッジと考えて、余り値動きを気にするのは止めるようにしている。
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  《今日のニュース》

 大きいニュースでは、東京五輪・パラリンピック組織委員会は19日、過去に雑誌で障がい者とみられる同級生をいじめていた過去を告白していたことを問題視されていた、五輪開会式作曲担当のミュージシャン小山田圭吾氏の辞任を発表した。
 小山田氏が作曲した楽曲について、組織委の武藤事務総長は「小山田氏の楽曲については開会式では使用しない」と明言した。
 小山田氏は開会式担当の4人の作曲家の1人で、開会式オープニング映像とともに流れる4分の音楽を担当したという。
 問題発覚以降も留任を強調し続けてきた東京五輪・パラリンピック組織委員会は「組織委員会は小山田氏の行為は断じて許されるものではないと考えますが、先日、本件についての反省とお詫びを受け入れ、開会式が迫っているなか、引き続き準備に努めていただくことを表明しました。これは誤った判断であると考えるに至り、辞意を受け入れることにいたしました」と、辞任を受理したことを発表した。
 その上で「この間多くの皆様に不快な思いをさせたこと、混乱を招いたことを心からお詫び申し上げます」と、謝罪した。  
 それにしても不祥事だらけの五輪開催。
 開催前からこれでは五輪終了時迄に何が起こるか、考えるだに恐ろしい。

 また政府は、韓国メディアの取材を受けた際に、不適切な性的発言を行った在韓国日本大使館の相馬弘尚総括公使を、異動させる方向で検討に入った。
 政府関係者が19日、明らかにした。
 相馬氏は着任から2年で、通常の人事異動として処理される見通しだが、事実上の更迭とみられる。
 韓国のJTBCテレビが16日、日韓問題で韓国側が一方的に駆け引きを行っているとの趣旨から相馬氏が「文在寅(ムン・ジェイン)大統領がマスターベーションをしている」と発言したと報じていた。
 加藤勝信官房長官は19日の記者会見で、人事について「(茂木敏充)外相が在任期間なども考慮した上で適材適所の観点から対応される」と述べていた。

 その他田村憲久厚生労働相は19日、中外製薬(東京都中央区)が申請した新型コロナウイルス治療の「抗体カクテル療法」で使う新薬について、緊急時に審査を簡略化できる「特例承認」に基づいて正式に薬事承認した。
 国内4例目で、軽症者対象の治療薬としては初の承認となる。
 これまでの3例は別疾患の治療薬を転用したものだが、新薬は新型コロナ用に開発された。抗体カクテル療法では、2種類の抗体「カシリビマブ」「イムデビマブ」を組み合わせた点滴薬を投与する。
 国内では、重症化リスクを持ち、酸素投与を必要としない入院患者を対象に使用する。20日から各地の医療機関へ配送を始める。
 海外の臨床試験(治験)では、入院や死亡のリスクを約7割減らす効果が確認された。
 感染したトランプ前米大統領への治療に使われたことでも知られる。
 米リジェネロン・ファーマシューティカルズが開発し、中外製薬が国内での販売を担う。
 米国では昨年11月に緊急使用許可が出ており、日本では今年6月に承認申請されていた。
 国内ではこれまでに、抗ウイルス薬「レムデシビル」、抗炎症薬「デキサメタゾン」、リウマチ薬「バリシチニブ」がコロナ治療で使われている。 
 この報を受けて4519・中外製薬の株価は、今日4149円の82円高と、日経平均が続落する中で逆行高した。

 それから国際ニュースでは、韓国大統領府は19日、東京五輪の開会式に合わせた文在寅(ムンジェイン)大統領の日本訪問を見送ると発表した。
 日韓両国は、菅首相と文氏の初めての対面による首脳会談を調整していた。
 大統領府は、会談の成果が見込めないことを見送りの理由に挙げた。 
 韓国大統領府の朴洙賢(パクスヒョン)国民疎通首席秘書官は、首脳会談に向けた両国間の協議について、「友好的な雰囲気で行われ、(互いの)理解が相当近づいたが、首脳会談の成果とみなすには不十分だった」と述べた。
 来日見送りの理由に関し、「諸般の状況を総合的に考慮した」とも説明した。
 在韓国大使館の相馬弘尚総括公使が文氏の対日姿勢を不適切な表現で批判した問題も、来日見送りの判断に影響したとみられる。
 23日開会式には、韓国政府代表として黄煕(ファンヒ)文化体育観光相が出席する予定。
 日本政府は、文氏が来日すれば、開会式が行われる23日に東京・元赤坂の迎賓館で首脳会談を行う準備をしていた。 
 ただ、元慰安婦問題や「元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)」問題などを巡る立場の隔たりは縮まっておらず、日本側は首脳会談で具体的な成果を上げるのは難しいとみていた。
 菅首相は19日、文氏の来日見送りについて、首相官邸で記者団に「日韓関係を健全な関係に戻すため、今後とも我が国の一貫した立場に基づき、韓国側としっかり意思疎通を行っていきたい」と述べた。
 相馬氏の発言については、「外交官として極めて不適切で遺憾だ」と語った。

  《今日の個別銘柄ニュース》

 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️
 
 6月29日が配当権利落ちで、苦慮の末6月末に買い付けを見送った3286トラストHDが、先日601円の100円高と急騰した。
 先週月曜は先々週に引き続き450円から、430円の20円安と続落した。
 とは言え堅調と言えば堅調。
 配当権利落ち直後のストップ高など通常は考えられないが、最近は配当の権利確定後に株価下落防止策として、各上場会社が株主に有利な情報を発信するパターンが散見されるる。
 例えば自社株買いや新規事業参入、或いは企業間買収等だ。
 他にも通期決算が急上昇する等。
 しかしそのような情報はインサイダーでも無い限り、一般の投資家は知る由も無い。
 今回のトラストHDの株価急騰の理由は分からないし、何者かが仕掛けているのかも知れないが、これも長期保有を考えて買っていたらこのストップ高を享受する事が出来た訳で、今後は短期ではなく長期での保有を考えるべき、と、そう再考する良き教訓となった。
 日経ダブルインバースを始めETFでリスクヘッジをしながら、長期保有を旨とすべし。
 やはりバークシャー&ハザウェイのウォーレンバフェット氏は正しい。
 兎に角戻り安値の300円台に期待したい。
 
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 しかしながら今週月曜は先週の7・8・9日と比べ、かなり下げ幅が縮まって来た。
 そこで300円台に到っていないが、一昨日月曜が二番底と見てリベンジを期して買いに入った。
 もう少し下げるかもだが、買値は433円。
 一昨日は422円の変わらずと下げ止まっていたが、今日は393円の9円安。
 遂に節目の400円を割り込んだが、もうそろそろ底値だと思う。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。
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 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️

 7896・セブン工業がストップ高の後520円の79円安と売られ、先日も496円の3円安と少し足踏み。
 500円を切ったら勝負出来る。
 と、思っていた矢先、先週いきなり602円の100円高と再び急激に上昇してしまった。
 このまま上値離れしたら手は出せない。
 慎重に様子を見ていたら失敗した。
 決算の上方修正と木材価格の上昇で材料視された。
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 しかし安値が555円で高値か597円と、先月の25日の荒い値動きの流れの中、少しだけだが何とか559円で買う事が出来た。
 もう少し下げるかも知れないが、目標株価を660円前後に定めたいと思う。
 先月24日508円9円安と買値からは51円安も、翌日に起死回生の587円の79円高と復活。
 先日支配株主についての適時開示を行ったが、大株主の2社で凡そ50%を占める。
 大株主の2社は同業の都築木材と西垣林業で、東芝とは真逆で彼等は安定株主。
 海外ファンド等の資金が入っていない為オーバーハングの懸念がなく、それを好感した株価上昇と見る。
 株価は所謂「雲」と言われる抵抗線を上抜けした、「雲の上抜け」状態。
 株価上昇が期待出来る。
 とは言え先々週521円の18円安と少し調整。  
 先週は531円まで戻したが、今日は全体的に相場が停滞する中、519円の6円安と反落。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。
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 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 以前から注目していた8070東京産業が、先日656円の48円高と急騰。
 今日は636円の12円安と下げるも堅調。
 三菱パワー製品の受託販売が柱の機械商社であり、再生エネルギー関連に注力する同社は自社株買いを実施するらしい。
 業績好調で配当は中間期末とも13円で、次回配当が9月末の為注視していたのだが、またまた見逃した銘柄が急騰してしまった。
 今後戻り安値600円前後の戻り安値に期待する他無い。
 この銘柄も時期を逃した事に反省である。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・前澤工業。 
 上下水道機械の最大手。
 先日699円の82円高を付けて、先週水曜も690円の10円安と堅調だったが、先週木曜635円の55円安とかなり値を消した。
 今日も634円の4円安。
 業績好調の上自社株買いに増配と、株価が上がる条件が揃っているように見えたが、ここに来て今期の2桁営業減益見通しがマイナス視された。
 出遅れたと思っていたが、後一押し下げてくれて600円前後の戻り安値があれば買える。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・バイク王。 
 中古2輪売買最大手。
 先々週952円の49円高で、先週火曜は1158円の149円高と絶好調。
 今日も1080円の62円高と逆行高で絶好調。
 業績好調での株価なのだが、この銘柄実は200円を切る180円台の時から注目していて、遂に手を出せずに今日迄来た。
 こうなると情けないを通り越して、自分の才能の無さが恨めしい。
 しかし投資は才能でするものではない。
 飽くなき探求心と研鑽を積み上げてするものである、と、分かってはいるが、しかしこの状況何とかならないものか。

 注目銘柄☆東証一部2353・日本駐車場開発。 
 駐車場最大手。
 今日は165円の変わらず。
 配当次回権利落ちは7月29日で、下期のみで4.75円と増配も株価はそんなに高く無い。
 配当落ち迄に安い処を見計らい、良い局面でシミュレーションもしくは実際に購入したいと思っていたが、動き方が今一つなのと配当がそれ程でもないので、現物を買って信用で売って利益を取る手法は使えない。
 この銘柄は配当権利落ちギリギリの来週、見送るかどうか決定する。

 注目銘柄☆東証一部3245ディア・ライフで、投資用マンション等を手掛ける。
 ストップ高の後440円の32円安だったのが、その後値を戻し今日も469円の6円安と堅調で、配当権利落ちは9月29日とまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がするが、配当が20円と増配しているのに、地合いの悪さで急落後の連日反発。
 注目である。

 注目銘柄☆東証一部7618のPCデポで、シニア層主体の顧客を持つPC専門店。
 増配を予定しているのに、この会社が起こしたのではないが、ハッキングや情報流出懸念で相場の全体的な流れでこの業種各社の株価下落に繋がった。
 今日は469円の9円安。
 配当権利落ちは9月29日とまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がするが、下期配当が7円(上期7円で年ベースでは14円)と増配しているのに、地合いの悪さで株価急落。
 また株主優待も有る。
 配当権利落ち月迄には仕込みたいが、狙っていた429円から既にかなり上昇した。
 今後の戻り安値に期待しつつ注目である。

 注目銘柄☆8737・あかつき本社
 中古住宅や老人ホーム等を扱う不動産会社。
 今日382円の3円安と下げるも堅調。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 以前にも保有していた事があり、利益が乗った処てま売却したのだが、今回増収増益で増配するのだとか。
 来月末ぐらい迄に仕込める処で仕込みたい。

 注目銘柄☆2411・ゲンダイエージェンシー。
 パチンコ店の広告を扱う専業1位。
 先週320円の26円高と急上昇。
 今日も325円の5円高と逆行高。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 以前にも保有していた事があり、配当見送りで売却したのだが、今回業績回復で上期3円下期4円と復配するのだとか。
 少し値下がりしたら、来月末ぐらい迄に仕込める処で仕込みたい。

 注目銘柄☆3323レカム。
 今日は101円の1円安で配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 とは言え先日も100円を切っていて、再び100円を切れば勝機到来の予感。
 来月末ぐらい迄値動きに注目だ。

 注目銘柄☆3452ビーロット。
 富裕層向け不動産売買。
 今日572円の1円安で配当権利落ち日は12月29日とまだまだ先の為、実際に買うのは夏~秋以降のタイミングで良いような気がする。
 配当は15円だが、100株以上で1000円のクオカードが株主優待で贈られる。
 秋~冬に掛けて値動きに注目だ。

 注目銘柄☆8622水戸証券
 今日294円の7円安で配当権利落ち日は9月29日と少し先の為、実際に買うのは7月~8月のタイミングで良いような気がする。 
 上期6円下期 10円と高配当なのだが、個人的に株主優待のカレンダーが欲しい。
 凄く実用的なのだ。
 来月末ぐらい迄値動きに注目だ。

 危険注意銘柄☆2191「テラ」は急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーで今日は210円の2円安で、凡そ2ヶ月前株価が少し動き始めたと思うや、その後は売りに押され下落した。
 誰かが仕掛けているのかも知れないが、危険なので買わずに注視する。 
 株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。 

 注目銘柄☆7537・丸文が業績好調で先日558円の58円高で、今日も688円の12円安と少し下げるも堅調。
 半導体卸の会社である。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。

 注目銘柄☆5017の富士石油は先日272円の53円高と旧村上ファンド系のファンドの所有が明らかになった、
 しかし今日は253円の6円安と下げるも堅調。
 220円台の戻り安値が有れば仕込みたい。

注目銘柄☆3289東急不動産が先日700円の39円高で業績上昇、少し下げていて今日は632円の16円安。
 今後 600円前後に調整すれば狙える。
 とは言えまたも出遅れた自身に反省。

 注目銘柄☆7544スリーエフが先日369円の69円高で業績V字回復予想、今日は317円の2円安と未だに堅調ではあるが、勝負出来るレンジの一歩前迄調整した。
 再び300円前後なら勝負出来る。

 注目銘柄☆9696のウイザスが、先日575円の69円高と決算大幅上方修正でストップ高、今日も606円の1円安と少し下げるも堅調。
 今後戻り安値があれば狙いたい。

  《今日の東京コロナ感染状況》

 今日の東京都のコロナ新規感染者数は月曜日で727人と、前週同曜日から225人増加した。
 これで30日連続で前週の同曜日より増加。
 東京都のモニタリング会議で、専門家は「都内では感染が急速に拡大している」と指摘。
 現在の増加比が続くと、4週間後には、7日間平均が2400人を超え、変異ウイルスの影響などで感染拡大が加速すると、早期に年明けの第3波を超えると強い懸念を示した。
 顕著なのがワクチン未接種の40代~50代の、中高年層のデルタ株への感染拡大である。
 現実に第五波が到来する気配で、医療環境は逼迫する手前の処迄来ている。
 それに加え緊急事態宣言再発令中の、五輪開催が控えている。
 何より恐ろしいのは菅政権の迷走ぶりで、最早政権として機能していない。
 各省庁がバラバラに動いているような気がして仕方ない。
 政権内で菅総理は総理として認知されていないような気さえする。
 この上感染大爆発による五輪パラの大失敗、或いは医療崩壊や重傷者・死者の増加を来したとしたら、責任は誰が取るのか?
 仮に秋の総選挙で政権交代したとしたら、その何れかの野党に菅総理はその犯した罪を擦り付ける、と、でも言うのだろうか?
 何れにしても現政権の閣僚等に、責任だけは取らせるべきだ。

  《今夜のニューヨーク市場》

 それから今夜のニューヨークダウは開場3時間の株価で、$33808の$879安と大幅続落。
 またナスダックも$14235の$191安と続落。  
 悪材料が噴出し下げ圧力が働いた。
 先ず一点は新型コロナ感染症デルタ株がアジアだけでなく、米国迄飛び火して世界的に拡大している事から、経済的に停滞するとの懸念。
 次にもう一点は、OPECプラスが減産縮小で合意した事から、原油価格が下落した事。
 最後に国債相場の上昇である。
 今夜10年物の利回りが、一時1.2%を割り込んだ。
 根底には物価上昇圧力によるインフレ懸念が有り、その事から債権市場は上昇し株式市場か下げると言う状況。
 それが最も顕著に現れたのが、今夜のニューヨークの株式市場である。
 明日火曜の東京市場も恐らくは続落する。
 さて火曜の東京市場も今夜のニューヨーク同様大幅続落となるか、或いは日銀がTOPIXを買い入れて小幅下落に止めるか、明日は朝一から日経平均に注目である。

  《今日の依存症治療と総括》

 何が何でも弱気の立場を貫く私は、何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 それにしても、「不必要な射幸心は捨て、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は良い。
 読む度に競馬やパチンコをする阿保らしさが身に沁みるのだ。
 依存症は完治しない病である。
 気を引き締めて頑張らねば。
 しかし何だかんだで、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせた。 
 今日の競馬やパチンコでの無事は、1日部屋に居て小説を書いていたお蔭か。
 競馬やパチンコの事を丸1日考えなかった。

 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の続落で確実としたい。
 兎に角明日日経平均が小幅続落なら発泡酒。
 26000円台に突入して大幅続落なら、明日こそビール。
 上昇ならお茶を飲んで早め就寝だ。  
 ちなみに日経平均が或る程度の幅で続落したので、今日は少し上等なメーカー物の発泡酒。 
 明日こそはビールが飲みたいものだ。
 久しぶりに明日はビールの気配。
 とは言え期待し過ぎるとろくな事は無いので、日本茶も視野に期待して眠る事にする。

 追伸・元気な彦四郎君の姿は終末公開予定。
 
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