第477話 2年目の4ヶ月と18日目 9月12日(日)

文字数 10,646文字

 《一昨夜のニューヨークと週明け東京市場》

 今日は日曜で東京市場は休場。
 一昨夜のニューヨークダウは大引けの株価で、$34607の$271安と続落。
 またナスダックも$15115の$132安と続落。  

 【市場概況】

 【NQNニューヨーク=川内資子】10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続落し、前日比271ドル66セント(0.8%)安の3万4607ドル72セントと7月20日以来の安値で終えた。
 新型コロナウイルスの感染拡大で米景気の回復が遅れるとの懸念が根強く、売りが優勢となった。
 スマートフォンのアップルが大きく下げたのも重荷となり、ダウ平均は取引終了にかけて下げ幅を広げた。
 新型コロナの感染拡大が米経済活動の正常化を遅らせるとの見方から、今週は年後半の米経済成長率見通しを引き下げるエコノミストが相次いだ。
 米景気動向を占ううえで来週発表される8月の小売売上高などの経済指標を見極めたいとして、買いを見送る市場関係者も多かった。

 米中関係を巡る不透明感が改めて意識されたのも相場の重荷となった。
 バイデン米大統領と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は9日、7カ月ぶりに電話で協議した。
 10日の朝方の市場では両国の歩み寄り姿勢が好感された。
 ただ、「バイデン政権が中国政府による補助金が米経済に与える影響についての調査を検討している」とも伝わり、両国関係の緊張が高まる可能性が意識された。

 アップルが3%下げた。
 人気ゲーム「フォートナイト」の開発元のエピックゲームズがアップルのアプリ配信や課金の仕組みが反競争的だと訴えていた裁判で、カリフォルニア州の連邦地裁が10日、アップルに課金ルールの見直しを命令を出したのが嫌気された。

 値嵩株で医療保険のユナイテッドヘルス・グループが2%下げたのもダウ平均を押し下げた。 
 アナリストが新型コロナの感染拡大による業績への悪影響を理由に投資判断を引き下げた同業のシグナ株が大きく下げ、ユナイテッドヘルスにも売りが出た。
 ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスや航空機のボーイングも安い。

 ダウ平均は高く推移する場面もあった。
 足元で下げが目立っていた化学のダウなど景気敏感株の一角に値ごろ感からの買いが先行した。
 ただ相場の上値の重さが確認されると、一転して幅広い銘柄に対する売りが勢いを増した。

 ナスダック総合株価指数は3日続落し、前日比132.760ポイント(0.9%)安の1万5115.494で終えた。
 ネット検索のアルファベットやネット通販のアマゾン・ドット・コムなどが下げた。
 電気自動車(EV)のテスラは2%超下落した。

 
 朝方高く始まったが、間もなく続落したニューヨークダウとナスダック。
 この様子では明日の東京も反落すると見た。
 急激な上昇の反動安が来週起こる気がする。
 しかしながらここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 先週木曜こそ前夜のニューヨークと同じ動きを示して反落したが、先週金曜も逆の動き。
 明日の月曜はどうなるのか。
 ひょっとしたら明日は反発するかもだが、何れにせよ然程大きくは動かないように思う。
 それにしてもこのコロナ感染激増下の、しかも緊急事態宣言下の東京の株高は、どうにも納得出来ない。 
 無論現況を株高と見る私は、マイノリティなのかも知れない。
 何はともあれ日経平均上昇の折は、ダブルインバースの買い場が到来したと思うべき。
 30000円台前後で日経平均が推移したので、昨日金曜日に373円の場面で日経ダブルインバースを買った。
 来週早々売り場が来る事を望む。


 《今日のニュース》

 大きいニュースでは、先ずはこれである。

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  ⭕今日の総裁選トピックスニュース⭕
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  自民党総裁選(17日告示、29日投開票)に出馬表明した岸田文雄・前政調会長、高市早苗・前総務相、河野太郎行政・規制改革相の3氏は、経済政策について三者三様の主張を展開している。安倍前首相が掲げ、菅首相が継承した「アベノミクス」からの距離感や分配の考え方が焦点となる。

 岸田氏は11日のテレビ西日本の番組で、「経済成長と併せて社会の格差が開いてしまった。成長と分配の両方が必要だ」と強調した。
 アベノミクスの成果を評価し、維持しつつも、一部企業に利益が集中して格差は拡大したという問題意識だ。
 新自由主義的な政策を転換し、分配を重視する「新しい日本型資本主義」を掲げる。
 中間層への分配強化のため、子育て世帯への住居・教育費支援を進める。
 新型コロナウイルス対策では数十兆円規模の財政出動を打ち出したが、「財政再建の旗は降ろさない」と財政規律も重視する。

 河野氏もアベノミクス路線の修正を図る。
 10日の出馬記者会見では「企業部門は非常に利益を上げることができたが、賃金まで波及しなかった」と指摘した。
 「個人を重視する経済を考えていきたい」と述べ、労働分配率を高めた企業への法人税優遇を提唱する。
 菅首相が進めた「デジタル」「脱炭素」を引き続き経済政策の中心に据え、テレワークを容易にする5Gネットワークや、脱炭素社会で必須となる蓄電池、太陽光発電技術などへの投資拡大で経済成長を目指す。

 一方、高市氏は「サナエノミクス」と銘打ち、アベノミクスの継承を訴える。
 物価上昇率2%を達成するまで、財政再建の指標である基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化目標を凍結し、大規模な金融緩和と財政出動を実施すると主張。
 大規模災害に備えた「危機管理投資」と、ロボットや半導体技術などへの「成長投資」で機動的な財政出動を図る。
 11日の読売テレビの番組では「(思い切った財政出動は)雇用を生み、所得も増え、必ず税収として戻る」と力説した。
 
 9/12(日)  読売新聞オンライン
 (c) 読売新聞社


 また自民党総裁選を巡り去就に注目が集まる石破元幹事長は、11日、自らの出馬について、「明日一日よく考えたい」と語った。
 告示が17日に迫る中、石破氏はさらに「(出馬の判断が)ギリギリ前日というのはご迷惑をかけるが、拙速な判断というのも決して良くない」と話した。
 総裁選には既に岸田前政調会長、高市前総務相、河野規制改革担相が名乗りをあげている。
 各々が政策を発表するなど発信を強める中、石破派内からは「出馬しても勝てない」という悲観論が広がる。
 にもかかわらず、他陣営から「石破さんが出てくるとどうなるんだろう」という声があがるなど、石破氏の動向には高い関心が寄せられている。
 これは、石破氏が出馬するかどうかが「ポスト菅」レースを巡る各陣営の戦略に非常に大きな影響を及ぼすからだ。

 ☆ 石破氏出馬なら“決戦投票”必至か

 石破氏の動きがカギとなる理由は、総裁選の仕組みにある。
 総裁選は、383の議員票と383の党員票、計766票を巡って争われる。
 しかし投票の結果、いずれの候補も過半数を超える票を獲得できなかった場合は、上位2名による決選投票(議員票383票+地方票47票)が行われる。

 岸田氏、高市氏、河野氏の3人が既に出馬を表明しており混戦が予想される中、現時点でも1回目の投票ではいずれの候補も過半数に達しない可能性がある。  
 この3人に加えて知名度の高い石破氏が出馬することになれば、票がより分散することになるので、いずれの候補も過半数を獲得できず、決選投票になる可能性がより高まる事となる。
 また、決選投票では1回目の投票と比べて議員票の占める割合が大きくなるため、各陣営とも2位以内に入る争いをしながら、「2位3位連合」を模索するなど決戦投票を睨んだ動きが必要となるので、熾烈な駆け引きが行われることとなる。
 つまり「1回目で決められるか、決戦投票まで行われるか」どちらになる見通しなのかが、各陣営の戦略に非常に大きな影響を及ぼす。
 そのため石破氏出馬の有無が決選投票にまで発展するかのカギを握るので、各陣営ともその動向を注視している。

 5人の候補者で争われた2012年の総裁選では、1回目の投票では石破氏がトップに立ったものの過半数に及ばず、決選投票の末、安倍前首相が総裁の座を勝ち取った。

 ☆ 「3人の主張を拝聴して決断」 石破氏の選ぶ道は

 石破氏は10日に自身のブログに、3位に終わった前回の総裁選を振り返り「多くの同志の負担や犠牲を伴いながら同じことを繰り返し、何も得られないとすれば、それは自己満足にしか過ぎないのだろうと考えておりますし、今回それを繰り返すことは避けなければなりません」と綴っている。
 石破派内からは「河野氏を支援すべき」との声も出ている中、石破氏はブログで「岸田氏、高市氏、河野氏の主張をよく拝聴しながら、私のとるべき道を決断するつもりです」と続けた。
 総裁選全体の構図に、そして「ポスト菅」に誰がなるかに大きな影響を与える石破氏の決断が待たれる。

 政治部
 9/12(日)  FNNプライムオンライン
 (c) FNN PRIME


 加えて自民党の石破茂元幹事長が顧問を務める石破派(水月会、17人)が15日に臨時総会を開く方向で調整していることが分かった。
 石破氏が総裁選(17日告示、29日投開票)への出馬の是非について態度を明らかにするとみられる。複数の関係者が明らかにした。
 石破氏は11日、遊説先の茨城県内で記者団に「きちんとした答えを責任をもって出すためにはもう少し時間がかかる」と語っていた。
 
 9/12(日)  産経新聞 
 (c) 産業経済新聞社
 

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 先日来報道されている通り、立民を始め野党が共通政策の締結をしたようだが、その程度のパフォーマンスでは、自民党総裁選には対抗出来まい。
 マスコミもそんなに取り上げる事もないだろうし、今の野党では非「菅政権」の受け皿になり得ないのは火を見るよりも明らかだ。

 さて、そこで自民党総裁選である。

 先日漸く河野氏が出馬表明したのだが、現役のワクチン担当大臣とあって、ど派手なアピールとなった。
 その日は河野氏一色の1日であった。
 最早河野氏が総裁になったかのようである。
 政策も発言もしっかりしているし、最も総理に相応しいのは河野氏で間違いないと言える。
 それに石破氏不出馬で河野氏を支援する方向で検討を進めるとなると、河野氏が益々有利になり岸田氏は不利になる。
 ところが石破氏と手を組むとなると、河野氏の所属派閥の長である麻生氏が許さない。
 河野氏に取ってはありがた迷惑である。
 そして岸田氏は森・加計問題に一定の配慮を見せて、安倍氏に秋波を送っている。
 しかし安倍氏が高市氏支持に回ったのは、岸田氏の森・加計問題発言だけではない。
 安倍氏は岸田氏が夫婦別姓推進派の議員連盟の呼び掛け人に名を連ねたことにも、以前に不満を漏らしていた。

 また現時点では前述の岸田氏と河野氏二人が有力で、他の候補者に勝ち目はない。
 と、言うのが、一般的な専門家の意見。
 そしてその二人の内でも河野氏が圧倒的に有利と言われているが、しかし果たして河野氏が総裁で間違いないのだろうか?

 河野ワクチン担当大臣は3日午後、自らが所属する派閥の会長である麻生副総理兼財務大臣と面会し、立候補の意向を伝えたが、麻生派の議員によると麻生氏が「賛成もしないけど、反対もしない」と述べたのに対し、河野氏は「じゃあ出ます」と答えたらしい。
 また麻生派幹部は、「河野氏では派閥がまとまらない」と話している。
 ただ、ある他派閥の中堅議員は「世代交代の千載一遇のチャンスだ」として河野氏を支持する考えを示すなど、既に派閥横断的な若手議員を中心に立候補を後押しする動きが出ている。

 以上のように、麻生派が手放しで河野氏を応援するかと言うと、どうやらそう言う事ではないらしい。
 若手議員からはかなり人気があるが、問題発言やパワハラ疑惑の有る河野氏でもある。
 それに現菅内閣のワクチン担当大臣であるから、不人気内閣の一員でしかもワクチン接種が遅れた責任は?、と、問われれば、そこは否めないところでもある。
 また小泉環境相が今回菅総理に対してのコメントはするのに、未だに河野氏支持を表明していないのも気になる。
 或いは小泉環境相は菅総理を最後迄支持していたし、現閣僚である河野氏が早々と出馬表明した事を快く思っていないのかも知れない。
 加えて安倍氏が高市氏支持に回った。
 安倍氏周辺の話によると、安倍氏は河野氏だけは総理・総裁にしたくないらしい。

 また専門家の中には高市氏が決戦投票には残れずに、岸田氏と河野氏の決戦投票になり、安倍氏はその際岸田氏の支援に回ると言う強かな考えを持つ、と、予測する人も居たりする。
 しかしその専門家は、岸田氏が 森友・加計問題に言及していた事、並びに岸田氏が夫婦別姓推進派の議員連盟の呼び掛け人に名を連ねたことを念頭に置いていない。
 してみると安倍氏はたとえ決戦投票になっても、岸田氏を推す事はないのではないか。
 それでの高市氏支援なのでは?

 そこで高市早苗が浮上してくるのは自明だ。

 安倍氏の御墨付きを得た、と、言う事は、3A(安倍・麻生・甘利)も高市氏支持と言う事なのだろう。
 甘利氏は岸田氏支援を打ち出したが、但し冒頭に「事情が許せば」、と、している。
 つまり事情が許されないなら、他の候補者と言う事なのだろう。
 自民党総裁ならびに総理としては初となる女性という期待も高まっていることから、女性議員票や女性党員・党友票の動向も気になるところである。
 その他野田聖子氏も立候補に意欲を示しているらしいが、次期総裁は岸田氏、河野氏、高市氏の三人に絞って良いだろう。  
 それと気になるのは先日の午後、甘利氏との会見後に表明する筈だった河野氏が、出馬表明をしなかった事だ。
 自民党の甘利明税調会長は6日、国会内で行った講演で、党総裁選に立候補する意向を固めた河野太郎行政改革相について「菅(義偉)総理がダメだと、たたかれた一番の原因がワクチンの迷走といわれているのに、ワクチン担当大臣の評価が上がるとは、よくわぬからない」と皮肉った。
 麻生・甘利両氏が今は止めておけ、と、出馬に否定的だとすると、仮に当選しても政権運営が困難になって来る。
 ひょっとしたら河野氏が出馬断念する可能性も有るのではないか、と、思っていたら、出馬はすると言う。
 マスコミでは麻生氏が、「頑張れよ」と激励の言葉を掛けて河野氏を容認したとするが、「頑張れよ」と派を上げて支援する、と、言うのは違うような気がする。
 また岸田氏が総裁になるのは、二階派が許さないだろう。
 そこで推すのに最も問題の無い、保守派で無難な高市氏を、消去法で推す票が増えるのではないかと見る。
 この今回の渾沌とした総裁選は、未だ誰が誰を推すと言う事が釈然としない。
 今日河野氏が出馬したは良いが、蓋を開けてみると、推す、推す、と、言っていた若手が、明日以降長い者に巻かれないとは限らない。
 
 そこで私は本命でも対抗でも無く、国民の人気でも劣るが、クセの無い保守派の高市氏が、消去法で次期総裁なのでは、と、見る。
 最も総裁に相応しく、最も人気があっても、
総裁になれるとは限らないのが総裁選である。

 ここで高市氏が岸田氏と河野氏と決定的に違う点を挙げてみると、1つに候補者のなかで唯1人の保守派であると言う事。
 次に岸田・河野両氏のように、あいつだけは総理・総裁にしたくないと言う人が居ない事。
 最後に何と言っても安倍氏が本気で推していると言う事。
 以上の事から私は高市氏が新総裁と見る。
 
 が、まぁ誰が総裁に選ばれようと、菅総理続投よりはずっと良い。
 但し総裁が誰になろうと、自民党が政権与党を維持出来るかどうかなんて分かりっこない。
 かと言って自民党以外の野党では頼りにならないし、難しいところである。

 唯一つ言える事は、今後日本人は己で己を守るしかないと言う事。
 しっかりと個々が個人で信念を持って。
 何はともあれ菅総理が降りた事で、自民党にしても、また国民にしても、一條の光が差したと言えよう。
 果たして自民党が政権を守るのか、或いは連立政権になるのか。
 その事は別にして、今後は国民の1人1人が、頼りにならない自治体にも、頼りにならない国家にも頼らずに生きて行く他ない
 自分の力だけで生き抜いて行く覚悟を持つべき時が来たのだ。
 誰にも頼らずに。
 このコロナ禍を。


 それから国際ニュースでは、米連邦捜査局(FBI)は11日、2001年の米同時多発テロ事件に関連する捜査記録の一部を機密解除し、初回分を初めて公開した。

 ワシントン(CNN)

 バイデン米大統領の大統領令を受けたものだが、相当な編集を加えた上での文書公開となっている。
 事件から20年を迎えた節目での開示ともなった。
 機密解除された文書は2016年のもので、ハイジャック実行犯の少なくとも2人に提供したとみられる後方支援の疑惑に関する捜査の詳細が記されている。
 この後方支援にはサウジ領事館のサウジ人館員と米ロサンゼルスにいたサウジの情報機関要員と疑う人物が関係していたという。
 文書には、ロサンゼルスにいた学生と称するサウジ人にFBIが疑惑を募らせる事になった多数の関係筋や目撃者の証言も含まれていた。
 FBIはこの学生をサウジの情報機関要員ともにらみ、ハイジャック犯2人への旅行面での支援、宿泊や資金援助での便宜供与に深く絡んでいたともみていた。
 バイデン大統領の公開命令を受けワシントンのサウジアラビア大使館は最近、FBI捜査記録の開示を歓迎するとの立場を表明。
 同国が同時多発テロ事件の共犯であるとの疑いは全面的に間違いであるとも主張していた。
 バイデン氏の大統領令は、同時多発テロ事件の遺族らが送付した書簡に対応したもの。
 書簡では、サウジ政府当局者がテロを支持し関与していたことも示唆していた。
 遺族らの書簡送付後、米司法省は公開に向け、事件に関連しこれまで機密扱いとなっていた情報や文書を見直すと発表していた。

9/12(日)
CNN.co.jp
(c) Cable News Network ,Inc. A Time Warner Company. All Rights Reserved.


 また、2001年の米同時テロの際、現職で陣頭指揮を執ったブッシュ(子)元米大統領は11日、東部ペンシルベニア州シャンクスビルで開かれた追悼式典で演説した。

 【ワシントン時事】

 ブッシュ氏は「政治が怒りや恐れ、うらみをむき出しにし、国の未来に不安を投げ掛けている」と分断が進む米国の現状を指摘した上で、難局は克服可能だと呼び掛けた。
 ブッシュ氏は「20年前、私たちの生活は一変した。しかし米国人はもろくない。人生最悪の事態を乗り切る力を持っている」と強調。
 国内で排外感情が高まる中でも「イスラム教徒を受け入れ、難民を歓迎し、若者が無私の行動に立ち上がった。それが私の知る米国だ」と説き、寛容さの重要性を訴えた。 

 9/12(日)  時事通信
 (c) 時事通信社
 

 《今日の東京コロナ感染状況》

 今日の東京都のコロナ新規感染者数は1067人と、前週同曜日から21日連続で減少した。
 減少者数は786人で前週からは約43%減。
 またこの内現在入院している重症患者も、230人と昨日から3人減少した。
 しかし死者は21人と昨日から4人増加。
 ピークアウトの良い流れが継続しているのだが、死者数が減らない。

 
 都の担当者は、「減少傾向ではあるが、9月に入って学校などが始まった影響についてはもう少し注視する必要がある。これまでの努力を無駄にしないためにも引き続き感染防止対策を続けてほしい」と呼びかけている。


 ⭕⭕コロナ関連ニューストピックス⭕⭕


 コロナ禍で「消費に変化」鮮明。
 バーガー20%増、飲酒は83%減。


 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「新しい生活様式」は、消費に新たな潮流を生み出した。
 外出自粛による持ち帰り需要でハンバーガーが大幅に増えたほか、テレワークの浸透はワイシャツの消費を抑えた。
 コロナ禍で昨年から続く動きは、今年に入ってさらに加速している。


 テイクアウト

 ロイヤルホールディングスのバーガー店(6月、東京都品川区で)
 「外出の自粛で店内客は減っているが、それを上回るテイクアウトやデリバリーの利用がある」

 日本マクドナルドホールディングス(HD)の広報担当者は、近況についてこう説明する。
 既存店売上高は8月、前年同月比で5・3%増となり、度重なる緊急事態宣言でも14か月連続で前年実績を上回った。
 コロナ禍前から、ドライブスルーや宅配の利用が消費者に定着していたことが大きい。

 総務省の家計調査を基にした読売新聞の今年1~7月の集計では、ハンバーガーの1世帯(2人以上)あたりの消費支出は、コロナ禍前の一昨年1~7月に比べて20%増えた。
 緊急事態宣言の影響を強く受けた飲酒代の83%減をはじめ、和食が25%減、中華そばが24%減となる中、ハンバーガーの好調さが際立つ。

 商機が生まれており、居酒屋大手の鳥貴族HDや、ファミリーレストランなどを運営するロイヤルHDは、バーガー店を開業した。

 外出自粛を中心とする消費者の自主的な感染予防策は、他の消費にも影響を及ぼした。
 医薬品では風邪薬など「感冒薬」が18%減だったのに対し、手洗いの徹底や自宅での料理で手荒れが増えたためか、「外傷・皮膚病薬」は26%増えた。

 自動車については、ガソリン代が16%減、レンタカーやカーシェアリング料金が23%減と落ち込む一方で、「自動車等関連用品」は12%増だった。
 自動車の衛生を保つため、シートカバーや洗車用具が売れたとみられる。

 テレワーク

 コロナ禍に伴う働き方の変化は、家庭のデジタル化とテレワークの定着を一気にもたらした。1~7月の消費支出では、パソコンが一昨年同期比で50%増、照明器具が63%増と大きく伸びた。

 これまでビジネスで必須だった商品は苦戦し、背広服は47%減、ワイシャツは31%減となっている。
 紳士服チェーンはオンライン会議に出席する際の服装に着目。
 ストレッチ素材のスーツ風商品を投入し、テレワーク需要の取り込みを強化している。

 これらの消費潮流は感染が拡大し始めた昨年、新しい生活様式が提唱されたことで生まれた。
 総務省が8月に発表した昨年の家計調査年報によると、ハンバーガーはコロナ禍前だった一昨年比11%増で、外食で唯一、前年を上回った。
 外傷・皮膚病薬が16%増、自動車等関連用品が6%増、パソコンが35%増となった。

 支出が減少した分野では、飲酒代が53%減、感冒薬が18%減、ガソリン代が21%減、背広服が39%減などだった。
 増加した項目を中心に、昨年からの消費潮流が今年に入って一段とはっきりとしたことになる。

 コロナ禍の収束で社会経済活動が正常化すれば、苦戦している分野の需要は戻ると考えられる。
 ただ、消費者が感染防止のために実践してきた新しい生活様式も定着するとみられる。
 ニッセイ基礎研究所の久我尚子上席研究員は「出店戦略や業態転換など『ポストコロナ』の消費を見据えた対応が必要だ」と指摘している。
 
 2021/09/12 14:01
 読売新聞オンライン
 

 《馬券を買わなければこんなに得する!》

 今日も競馬依存症治療の方は到って順調。
 さて祭日なので最近始めた新企画、「馬券を買わなければこんなに幸せ」、に続く、「馬券を買わなければこんなに得する」と、競馬をしないと得する事について書くコーナー。


 第34話

 今日も馬券を買わなかったが、今日は中央競馬が開催されている事さえ忘れていた。
 気が付いた時には、18時00分を回っていた。
 と、言うか、昨日同様寝たり小説を書いたりしていたのである。
 
 で、今日競馬をしなくて得をしたのは、競馬を忘れていた為ストレスが全く無かった事。
 もし買っていたらも何も、損しようがない。
 1円も損していないから、1日幸せな気分で居られた事は言う迄もなく、競馬の無い人生は最高に幸せ、と、感じられた1日であった。
 それにしても「射幸心を捨てて、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は効果大だ。
 馬券を買う気が失せる処か、競馬自体が社会の害悪としか思えないようになっている。
 日本全体が馬券を買わない気運になれば、宿敵JRAが潰れる可能性も出て来る。
 そんな夢のような出来事を夢想する私。

 何と言っても馬券を買わないと、馬券を買いに行く労力も負けての精神的ストレスも無い。
 お金もそうだが、やはり精神的ストレスを感じ無いのが、1番の幸せだ。
 
 とか、言っている間に、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間も過ぎた。
 やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、中央競馬が開催されている事さえ忘れていたお蔭だろう。

 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の反落で確実としたい。
 なので仮に小幅反落なら発泡酒。
 そこそこの続落なら久しぶりにビールを。
 上昇ならお茶を飲んで早め就寝だが、明日はお茶ではないような気配。
 兎に角明日は早起きして相場をチェックだ。
 
 最近は公営競馬やJRAの場外馬券売場は開いているものの、買いに行くのが面倒臭いを通り越して、場外馬券売場の存在意義への不信が募り、馬券を買う事を害悪とさえ思うようになって来た。
 今日は競馬番組放送時間丸ごと昼寝していたのだから、自画自賛になるが私も成長した。
 射幸心を捨てて貧乏を受け入れるに限る。

 追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ      
    れてしまった。
    今月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
    なので表紙は飽かく迄イメージ。
    菅総理退陣のお蔭で相場が明るい。
    仮に日経平均上昇でも、弱気の私でさ    
    え明日も祝杯を!


 
 
   
   
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