第320話 10ヶ月と10日目 4月8日(木)

文字数 1,571文字

 今日の東京市場は昨日に引き続き私の予測通り、殆ど動かなかった。
 で、今日の日経平均の引値は29708円の21円安と僅かに下落して小動き。
 また日経ダブルインバースは401円の1円高と僅かに上昇し、自身の買値平均値を下回ってはいるものの少しでも戻した。

 $¥レートも109.54円、と、109円代で僅かに円高方向に傾くも殆ど動かず。
 東証一部の総取引額は2兆5445億と、昨日とほぼ同額でまずまずの商い額だった。
 今日は日銀のETF買いが有ったとしても、
全体には大して影響していないよう。 
 と、言うか、無かったのではないか。

 大きなニュースでは、小池東京都知事が今日の午後、まん延防止法等重点措置の発令を政府に要請。
 またフジメディアHD(フジテレビ)が2014年に放送法の外資規制に違反し、20%以上外国(韓国)の資本が入っていた事を今になって発表した。
 当時総務省から厳重注意を受けたとの事。 

 それから国際ニュースでは、韓国市長戦でソウル・釜山両市とも最大野党「国民の力」が勝利した事を受けて、与党「共に民主党」の執行部が総退陣した。
 次期大統領が野党「国民の力」から出るのは必至で、最早文在寅氏は味方からも見捨てられ、レームダック化が止まらない様子。

 次にシミュレーション銘柄5658・日亜鋼業。
 配当は中間期末ともに3円で、配当権利落ちは3月30日に済。
 今日は10円安の320円で、買値は327円のシミュレーション。
 配当権利を取り売らずに持ち続けるシミュレーション。
 或る程度上昇してくれれば売却する。

 その他新たに注目しているのは、マザーズ3286・トラストHD。 
 九州基盤の駐車場大手。
 今日は374円の2円安。
 配当は次回権利落ちは6月29日で、上期下期共に8.2円。
 4月末迄安い処を見守り、良い局面でシミュレーションもしくは実際に購入したい。 

 もう1銘柄新たに注目しているのは、東証一部4714・リソー教育。 
 個別指導・進学指導大手。
 今日は321円の32円安。
 次回権利落ちは5月28日で配当は未定。
 恐らくは見送り。
 業績悪化で急落。
 しかし既に権利落ち日は過ぎているが、前回2月期末配当は予想を上回る9.5円と剰余金で配当すると言う事。
 株主に対する真摯さを好感。
 5月末迄安い処を見守り、良い局面でシミュレーションもしくは実際に購入したい。
 但し次回配当は見送りの可能性が高いので、200円代に突入する安値なら、と、言う処に、

 あと急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーの2191「テラ」は今日は226円の2円安で、株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。
 買わずに注視する。 

 それと東京のコロナ新規感染者数は545人と、8日連続で前週同曜日を上回る。
 全然感染を抑え込めていない。

 今夜のニューヨークは開場5時間の相場で、$33459の$13高と僅かながら上昇、またナスダックは$13820の$131高と上昇、明日の東京市場は小動きもしくは上昇。
 しかし上下幅がどのくらいなのかに注目。
 下落か小動きなら海外勢が離れたまま、と。
 注視したい。

 何が何でも弱気の立場を貫く私としては、まだまだ日経ダブルインバースを買う機会がありそうなので、買い増すつもり。
 何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 今日何と言っても感謝すべきは、新宿へと出掛けたお蔭であろう。
 1日中歩いていたので、難無く競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせた。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の下落か小動きで、確実としたい。
 今日は小動きでビールを呑めず。
 明日こそ下落でビールで乾杯と行きたい。
 
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