第445話 2年目の3ヶ月と17日目 8月11日(水)

文字数 12,833文字

 《今日の東京市場》

 今日の東京市場は予測通りの続伸であったが、昨日に引き続き小動きと言えよう。
 それにしてもここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 無論ここ最近の東京市場は、中国始めアジア市場の方が連動性が高いと言われているのは承知しているが、ここ迄ニューヨークと逆の動きをするとは、何か狐に摘ままれたよう。
 また今日のような上げ相場では例の如く日銀のTOPIX買い入れは無く、6月に2ヶ月ぶりにTOPIXを一度だけ701億円買い入れたきり。
 余程の下げ幅の時以外には、日銀のTOPIX買い入れは無いようだ。
 例えば1日200円~300円程度の下げ幅が20日間連続で続き、1ヶ月4~6000円を越える下げ幅になっても、1日の下げ幅がその程度なら日銀は動かないのだろうか。
 その辺りは全くの謎だ。
 結局今日の日経平均の引値は28070円の182円高と、続伸の上28000円台を取り戻した。
 それから日経ダブルインバースも、434円の6円安と僅かに値を下げた。
 とは言え私の日経ダブルインバースの買値平均値は、何とかプラス圏のまま。

 【市場概況】

 11日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、前日比182円36銭(0.65%)高の2万8070円51銭で終えた。
 終値で2万8000円台を回復するのは7月16日以来。
 前日の米ダウ工業株30種平均の上昇や国内企業の決算を手掛かりにした物色が相場を押し上げた。
 上げ幅は一時200円を超えたが、上値では利益確定や戻り待ちの売りも目立った。
 米議会上院で10日に1兆ドル(約110兆円)規模の超党派インフラ投資法案が可決されたことなどを受け、10日の米株式市場ではダウ平均が最高値を更新した。
 東京市場でも投資家が運用リスクをとる姿勢が強まり、景気敏感株を中心に幅広い銘柄が買われた。
 国内企業の4~6月期決算については、通期計画に対し高い進捗率で着地したり、通期業績予想を上方修正したりする企業も多く、おおむね良好との受け止めが広がっている。
 11日もブリヂストンなど好決算を発表した銘柄には活発な買いが入った。
 もっとも、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないなかでは積極的に上値を追う展開になりにくく、日経平均が心理的な節目の2万8000円を超えると戻り待ちなどの売りも目立った。
 前日の米株式市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落しており、アドテストやスクリンなど国内の値がさの半導体関連株に売りが波及したのも相場の重荷となった。
 JPX日経インデックス400は4日続伸。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸し、前日比17.80ポイント(0.92%)高の1954.08で終えた。

 東証1部の値上がり銘柄数は1498と、全体の約7割を占めた。値下がりは621、変わらずは71銘柄だった。

日本製鉄やJFEが買われたほか、コマツや商船三井、ダイキンの上昇が目立った。
 一方でソフトバンクグループ(SBG)が下落。日製鋼やディーエヌエも売られた。

 【ドル/円と出来高】
 $¥レートは110.45円、と、110円台を保ったままやや円安傾向。
 東証一部の総取引額は先週金曜から3日連続で増加し、2兆6453億円と先週昨日よりも商いが凡そ377億円程増加し買い優勢。
 買い優勢の日に取引額が増加するのは最近では稀な傾向である。
 強気の人に取っては喜ぶべき現象。
 とは言え上げ下げどちらか一辺倒の相場とはならずに、煮え切らない相場が続きそう。

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 7月12日に日経平均が大幅上昇した事を受けて、弱気の私は423円で日経ダブルインバースを買い増したが、皆様には余りお薦めしない。
 何となれば投資家やアナリストのマジョリティは強気一辺倒なので、私なんぞ弱気の変わり者は完全にマイノリティだからである。
 ちなみに今日は434円の6円安。
 とは言えリスクヘッジと考えて、余り値動きを気にするのは止めるようにしている。
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  《今日のニュース》

 大きいニュースでは、新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」は11日、首都圏などの医療提供体制について「もはや災害時に近い」との見解をまとめた。
 今後は「多くの命が救えない危機的な状況さえ危惧される」と強い懸念を示し、お盆期間中の帰省延期やマスク着用など感染対策の徹底を国民に求めた。
 専門家組織は、全国の新規感染者に関し、「急速なスピードで増加傾向が継続している」と指摘。
 東京都ではインド由来のデルタ株に感染した人の割合が新規感染者の95%に到達したと推計され、「ほぼ置き換わったと考えられる」とした。
 専門家組織の座長を務める脇田隆字・国立感染症研究所長は記者会見で、24日開幕の東京パラリンピックについて「個人的には(無観客だった五輪と)同等が望ましいのではと思う」と述べた。
 一方、厚労省によると、6月に報告された65歳以上の感染者のうち、ワクチン未接種者は5387人で、2回目を打ち終えた人は112人。
 致死率を比較すると、未接種者は4.31%だった一方、完了した人は0.89%と5分の1程度に低下した。脇田所長は「症例を積み重ねる必要があるが、ワクチンで重症化予防や死亡を抑える効果があると思われる」と指摘した。
 10日までの1週間に確認された人口10万人当たりの新規感染者は、東京が200.06人、沖縄が247.83人と200人台となった。
 埼玉(119.66人)、千葉(107.27人)、神奈川(140.27人)の首都圏3県も100人を超え、大阪(86.25人)、福岡(94.77人)等全国的な拡大傾向に歯止めがかかっていない。 

 また新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、救急搬送を要請したコロナ疑い患者のうち、医療機関に受け入れられず現場に30分以上滞在した「搬送困難事案」が、2~8日の1週間に全国で1387件に上り、前週より40%増加していた事が総務省消防庁のまとめでわかった。
 東京都内では29%増の689件だった。
 新型コロナ患者の病床逼迫(ひっぱく)で救急患者を受け入れる医療機関の体制が整っていないことが原因とみられる。

 その他政府は新型コロナウイルス特別措置法に基く緊急事態宣言を巡り、対象地域の拡大を検討し、来週にも決める方向で調整している。
 31日としている期限の9月までの延長論も浮上する。
 東京都は4回目の宣言発令から12日で1カ月となるが、繰り返される対象拡大と期限延長。菅義偉(すが・よしひで)首相の言う「最後の宣言」はいつ終わるのか、国民に不満といらだちが募る。
 追加検討地域は、蔓延(まんえん)防止等重点措置が適用中の13道府県が中心だ。
 内閣官房の資料(10日時点)によると、1週間の10万人当たりの新規感染者数は、13道府県全てでステージ4(爆発的感染拡大)。 
 これらのうち病床使用率では福島、茨城、栃木、群馬、石川、京都、滋賀の7府県でステージ4となっている。
 宣言の効果を見るには潜伏期間などを含め最低3週間は必要とされる。このため、拡大を来週決めた場合、追加地域の期限が9月になるのはほぼ確実だ。
 宣言発令中の6都府県でも感染拡大が続いており、地域の追加に合わせる形で、期限を延長するのは避けられそうもない。
 田村憲久厚生労働相は11日、厚労省に助言する専門家組織の会合で「新規感染者数が常態的に1万人を超え全国に感染が拡大している。
 東京は厳しい状況が続いており、東京の状況に近づいている自治体が続々と増えている」と危機感を示した。 
 政府内には宣言の全国適用を求める声もあるが、関係閣僚からは「宣言を全国に出しても感染者は減らないだろう。何年も解除できない事態になりかねない」との声が漏れる。
 重症者も増えており、10日時点の重症者は1332人と21日連続で増加した。
 インド由来の変異株(デルタ株)が猛威を振るう中、欧米ではワクチンを2回接種した人の割合が6割近くになっても、感染が止まらないという。
 田村氏は11日のテレビ朝日番組で「日常としてコロナと付き合っていく時代になる」として、コロナ専用病院の開設を「早急に検討しなければならない」と述べた。
 コロナと共存する社会の在り方を示すのは急務となっている。
 
 それから国際ニュースでは、バイデン米大統領が成長戦略の目玉に据える巨額インフラ投資の法案が10日、議会上院で可決され、実現へ前進した。
 ただ与野党の団結を重視したバイデン氏が、野党共和党との交渉で譲歩したことに、与党民主党内には不満がくすぶる。
 2022年の議会中間選挙をにらみ実績作りを急ぐ同氏にとって「身内の団結」が不安要素だ。
 巨額インフラ投資は歴代政権が果たせず「ワシントン政界の幻想」(米シンクタンク)と皮肉られてきた。
 5年間で総額1兆ドル(約110兆円)を投じる同法案が下院でも可決されれば、バイデン氏のレガシー(政治的遺産)になるのは確実。
 ホワイトハウスでの10日の演説で、インフラ投資は「歴史的」と何度も熱弁し、公約達成に強い意欲を見せた。
 米社会の分断修復を誓って就任したバイデン氏は与野党の団結に腐心。
 上院超党派グループとの交渉では、共和党に譲歩して高齢者福祉策などリベラル色の強い提案を引っ込めた。
 この結果、新規投資額は5500億ドルと、計画した2兆ドル超を大きく下回り、民主党左派の間では不満が残った。
 民主党はインフラ投資に続く「第2弾」として、子育て・教育支援、気候変動対策も実現させたい考え。
 上院は11日、同党左派の主張を反映した10年間で3兆5000億ドルの財政支出に関する「予算決議」を可決した。
 だが中道派議員は、巨額の支出規模や大幅な法人税増税に異論を唱えている。
 バイデン氏は「私は楽観主義者だ」と平静を装う。だが第2弾の法案は与野党の勢力が伯仲する上院で、民主党から造反が出ると可決できないため、政策の実現は綱渡りだ。
 ギャラップ社が7月に公表した世論調査によると、バイデン氏の支持率は前月から6ポイント低下の50%と、1月の就任以来で最低となった。
 中間選挙を控えインフラ投資と福祉拡充策を実績にしたいバイデン氏は、与野党の結束に続いて、民主党を団結させる指導力が問われる。 
 
 また 国連でミャンマーを担当するブルゲナー事務総長特使は10日、2月のクーデターで実権を握ったミャンマー国軍の指導部が権限を強化する決意を固めている様子が窺え、アウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)は近く解党となる恐れがあると述べた。
 国軍のミン・アウン・フライン総司令官は今月、NLDが勝利した昨年秋の総選挙を正式に無効とし、自身が暫定首相に就くと発表した。
 ブルゲナー特使は記者団に「NLDの解党を近く耳にすることになると危惧している。
 これは国際的な行動が取られない中、(国軍による支配の)正統性を押し進める試みだ」と指摘。
 「国連は政権を認定する立場にないため、加盟国の決定に委ねられることを明確にしておかねばならない」と述べた。
 また、加盟国が行動を起こすまでミャンマーは引き続き、国軍を批判しているチョー・モー・トゥン氏が正式な国連大使であり、指導者はスー・チー氏とウィン・ミン大統領だと述べた。

 その他猛攻を続けるアフガニスタンの反政府武装勢力タリバンは11日までに、全34州都のうち9州都を制圧した。
 2001年の米中枢同時テロ後に米軍などの攻撃を受けてタリバン政権が崩壊して約20年。
 駐留米軍撤退完了が今月末に迫る中、タリバン幹部は首都カブールに向け進撃しているとし「3、4週間で首都を占領する」と述べた。
 米軍の後ろ盾を失ったアフガン政府は防戦一方で、約6割の地区をタリバンが支配し、この数カ月で戦闘地域から数十万人が避難した。
 米紙ワシントン・ポストは10日、カブールが3カ月以内に陥落する可能性があるとの米軍の分析を報じた。

  《個別銘柄ニュース》

  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 4507 塩野義製薬

 先ずは以下のニュースを読んで戴きたい。

 塩野義製薬は6日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について、2021年中に100万人分以上の供給体制を整える方針を明らかにした。 
 国が新薬開発で設けた特例の「条件付き早期承認」の年内の申請も検討し、承認後の早期供給に備える。
 軽症者が自宅服用の飲み薬が実用化できれば、医療体制の逼迫を避けられる利点がある。
 また塩野義は新型コロナワクチンの開発も進めている。
 他社製のワクチンとの比較か偽薬との比較のいずれかの方式で最終段階の治験を年内に始め、22年3月末までの実用化を目指す。
 提携先の岐阜県の工場で年内に最大で年6000万人分の生産体制を整える計画だ。

 配当は上期下期とも55円で、次回配当の権利落ち日は9月29日。
 配当利回りは大した事無いが、大化けする可能性がある。
 8月6日に6038円315円高の引け値で仕込むシミュレーションを開始する。
 やはり10日に上昇した。
 6434円の396円高。
 と、昨日いきなり利益は出たが、念の為今週一杯は様子を見る。
 今日は6432円の2円安。

 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️
 
 6月29日が配当権利落ちで、苦慮の末6月末に買い付けを見送った3286トラストHDが、7月6日に601円の100円高と急騰した。
 ところが7月12日は7月9日に引き続き450円から、430円の20円安と続落した。
 とは言え堅調と言えば堅調。
 配当権利落ち直後のストップ高など通常は考えられないが、最近は配当の権利確定後に株価下落防止策として、各上場会社が株主に有利な情報を発信するパターンが散見されるる。
 例えば自社株買いや新規事業参入、或いは企業間買収等だ。
 他にも通期決算が急上昇する等。
 しかしそのような情報はインサイダーでも無い限り、一般の投資家は知る由も無い。
 今回のトラストHDの株価急騰の理由は分からないし、何者かが仕掛けているのかも知れないが、これも長期保有を考えて買っていたらこのストップ高を享受する事が出来た訳で、今後は短期ではなく長期での保有を考えるべき、と、そう再考する良き教訓となった。
 日経ダブルインバースを始めETFでリスクヘッジをしながら、長期保有を旨とすべし。
 やはりバークシャー&ハザウェイのウォーレンバフェット氏は正しい。
 兎に角戻り安値の300円台に期待したい。
 
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 しかしながら7月7日~7月9日と比べ、7月の12日にははかなり下げ幅が縮まって来た。
 そこで300円台に到っていないが、7月12日の相場が二番底と見てリベンジを期して買いに入った。
 もう少し下げるかもだが、買値は433円。
 先週一旦は422円の変わらずと下げ止まったかと思いきや、そこから節目の400円を割り込んでかなり値を消したが、下げ始めてから16日目に漸く下げ止まり、その後3日間続伸の後の3日続落。今日は353円の9円安。
 もうそろそろ三番底だと思う。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。
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 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️

 7896・セブン工業が4月末にストップ高の後520円の79円安と売られ、その後も496円の3円安と少し足踏み。
 500円を切ったら勝負出来る。
 と、思っていた矢先の6月初旬、いきなり602円の100円高と再び急激に上昇した。
 このまま上値離れしたら手は出せない。
 慎重に様子を見ていたら失敗した。
 決算の上方修正と木材価格の上昇で材料視された。
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 しかし安値が555円で高値が597円と、6月11日の荒い値動きの流れの中、少しだけだが何とか559円で買う事が出来た。
 もう少し下げるかも知れないが、目標株価を660円前後に定めたいと思う。
 6月24日508円9円安と買値からは51円安も、翌日に起死回生の587円の79円高と復活。
 先日支配株主についての適時開示を行ったが、大株主の2社で凡そ50%を占める。
 大株主の2社は同業の都築木材と西垣林業で、東芝とは真逆で彼等は安定株主。
 海外ファンド等の資金が入っていない為オーバーハングの懸念がなく、それを好感した株価上昇と見る。
 株価は所謂「雲」と言われる抵抗線を上抜けした、「雲の上抜け」状態。
 株価上昇が期待出来る。
 とは言え7月9日521円の18円安と少し調整。  
 14日には531円まで戻したが、7月20日516円の3円安と続落。
 今日510円の10円安と中々値が戻らない。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。
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 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 以前から注目していた8070東京産業が、先月7月6日に656円の48円高と急騰。
 今日も719円の9円高と堅調。
 三菱パワー製品の受託販売が柱の機械商社であり、再生エネルギー関連に注力する同社は自社株買いを実施するらしい。
 業績好調で配当は中間期末とも13円で、次回配当が9月末の為注視していたのだが、またまた見逃した銘柄が急騰してしまった。
 今後戻り安値600円前後の戻り安値に期待する他無い。
 この銘柄も時期を逃した事に反省である。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・前澤工業。 
 上下水道機械の最大手。
 7月7日699円の82円高を付けて、7月14日水曜も690円の10円安と堅調だったが、7月15日木曜635円の55円安とかなり値を消した。
 業績好調の上自社株買いに増配と、株価が上がる条件が揃っているように見えたが、ここに来て今期の2桁営業減益見通しがマイナス視された。
 そして7月20日には633円迄値を消し、再び3日間で65円値上がりし698円と値を戻した。
 それなのにそこから3日間で41円も値下がりと乱高下。
 今日は700円の10円高と値を戻している。
 冷めるとみるか再び高騰すると見るか、何とも悩ましく判断に困る銘柄だ。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・バイク王。 
 中古2輪売買最大手。
 7月9日952円の49円高で、7月13日は1158円の149円高と絶好調。
 8月2日に1313円の111円安と、増担保措置など取引規制強化をネガティブ視しての反落だったが、今日は1497円の49円安と少し下げるも絶好調。
 何処迄値を飛ばすのか想像も付かない。
 業績好調での株価なのだが、この銘柄実は200円を切る180円台の時から注目していて、遂に手を出せずに今日迄来た。
 こうなると情けないを通り越して、自分の才能の無さが恨めしい。
 しかし投資は才能でするものではない。
 飽くなき探求心と研鑽を積み上げてするものである、と、分かってはいるが、しかしこの状況何とかならないものか。

 注目銘柄☆東証一部3245ディア・ライフで、投資用マンション等を手掛ける。
 ストップ高の後5月中旬に440円の32円安だったが、その後値を戻し今日も486円の14円高と堅調で、配当権利落ちは9月29日とまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がするが、配当が20円と増配しているのに、地合いの悪さで急落そ後の連日反発。
 注目である。

 注目銘柄☆東証一部7618のPCデポで、シニア層主体の顧客を持つPC専門店。
 増配を予定しているのに、この会社が起こしたのではないが、ハッキングや情報流出懸念で相場の全体的な流れでこの業種各社の株価下落に繋がった。
 今日は477円の変わらず。
 配当権利落ちは9月29日とまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がするが、下期配当が7円(上期7円で年ベースでは14円)と増配しているのに、地合いの悪さで株価急落。
 また株主優待も有る。
 配当権利落ち月迄には仕込みたいが、狙っていた429円から既にかなり上昇した。
 今後の戻り安値に期待しつつ注目である。

 注目銘柄☆8737・あかつき本社
 中古住宅や老人ホーム等を扱う不動産会社。
 今日も371円の2円高と堅調。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 以前にも保有していた事があり、利益が乗った処てま売却したのだが、今回増収増益で増配するのだとか。
 来月末ぐらい迄に仕込める処で仕込みたい。

 注目銘柄☆2411・ゲンダイエージェンシー。
 パチンコ店の広告を扱う専業1位。
 先週320円の26円高と急上昇。
 今日も337円の3円高と堅調。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 以前にも保有していた事があり、配当見送りで売却したのだが、今回業績回復で上期3円下期4円と復配するのだとか。
 少し値を戻して300円前後なら、来月末ぐらい迄に仕込める処で仕込みたい。

 注目銘柄☆3323レカム。
 今日は98円の1円安で配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 とは言え先日100円を切っていて、今日再び100円を切った。
 このまま暫く90円~80円台を保ってくれれば、勝機到来の予感。
 来月末ぐらい迄値動きに注目だ。

 注目銘柄☆3452ビーロット。
 富裕層向け不動産売買。
 今日5705の5円高で配当権利落ち日は12月29日とまだまだ先の為、実際に買うのは夏~秋以降のタイミングで良いような気がする。
 配当は15円だが、100株以上で1000円のクオカードが株主優待で贈られる。
 秋~冬に掛けて値動きに注目だ。

 注目銘柄☆8622水戸証券
 今日302円の4円高で配当権利落ち日は9月29日と少し先の為、実際に買うのは8月~9月のタイミングで良いような気がする。 
 上期6円下期 10円と高配当なのだが、個人的に株主優待のカレンダーが欲しい。
 凄く実用的なのだ。
 来月末ぐらい迄値動きに注目だ。

 危険注意銘柄☆2191「テラ」は急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーで今日は205円の3円高で、凡そ2ヶ月前株価が少し動き始めたと思うや、その後は売りに押され下落した。
 誰かが仕掛けているのかも知れないが、危険なので買わずに注視する。 
 株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。 

 注目銘柄☆7537・丸文が業績好調で5月中旬558円の58円高の値を付け、今日も738円の7円安と少し下げるも絶好調。
 半導体卸の会社である。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。

 注目銘柄☆5017の富士石油は5月末頃272円の53円高と、旧村上ファンド系のファンドの所有が明らかになった、
 今日は241円の1円安と堅調だが、220円台の戻り安値が有れば仕込みたい。

注目銘柄☆3289東急不動産が先日700円の39円高で業績上昇、少し下げていて今日は633円13円高。
 今後 600円前後に調整すれば狙える。
 とは言えまたも出遅れた自身に反省。

 注目銘柄☆7544スリーエフが先日369円の69円高で業績V字回復予想、今日は317円の1円高と未だに堅調ではあるが、勝負出来るレンジの一歩前迄調整した。
 再び300円前後なら勝負出来る。

 注目銘柄☆9696のウイザスが、4月末に575円の69円高と決算大幅上方修正でストップ高、今日も568円の16円高と堅調。
 今後500円前後の戻り安値があれば狙える。

 注目銘柄☆1720の東急建設が、7月27日に764円の43円安と、基礎杭で不良確認の報を受け大きく下落した。
 今日は750円の8円高。
 配当方針変更で上期20円下期20円と大幅な増配決定後の不祥事で、或いはチャンスかも知れない。
 今後700円前後で狙いたい。

 注目銘柄☆8698のマネックスGが、7月27日に663円の20円安で、7月28日も639円の23円安と続落していて、狙おうと思っていたら7月29日687円の48円高と値を戻した。
 今日も720円の4円高とまたも戻り高値。
 先日米アマゾンでビットコイン決済受入れ否定の報を受け下落し、上期8円下期18.5円と高配当で狙いを付けた。
 ビットコイン関連銘柄はこうした報で一時的に下げる事がある。
 しかし直ぐに値を戻した。
 600円前後の戻り安値があれば東急建設同様、狙える処で狙いたい。

 注目銘柄☆8897のタカラレーベンが、8月2日に322円の20円安と急落。
 今日は320円の6円高。
 株主優待の取り止めがネガティブ視された。
 しかし配当は維持。
 上期4円下期10円と依然として高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 今後下げ止まった処で狙いたい。

 注目銘柄☆8798のアドバンスクリエイトが、8月4日964円の49円安と急落。
 大した理由の無い下げで明日以降反発必至。
 株主優待は2500円相当のカタログギフト。
 配当は上期30円下期15円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは9月29日。
 今日は979円の変わらず。
 今後下値で狙いたい。

 注目銘柄☆3449のテクノフレックスが、8月10日978円の23円安と急反落。
 決算2%下げでこの急落。
 配当は上期20円下期21円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは12月29日。
 今日は980円の2円高。
 今後下値で狙いたい。


  《今日の東京コロナ感染状況》

 今日の東京都のコロナ新規感染者数は4200人と、尚も前週同曜日から34人ではあるが増加。  
 またこの内現在入院している重症患者は、前日から21人増加して197人と2日連続して過去最多となった。

 都の基準で集計した重症患者が過去最多になったことについて、東京都の小池知事は記者団に対して「全体の感染者も増えてきていて、重症が200人に近い数字だ。医療機関からは通常の診療を断ったり、手術を先送りしたりするなどの事態に陥るという声を聞いている。きょうは重症者のうち、50代が3分の1を占めている。40代もきのうから一気に9人増えている。基礎疾患を持っている方やタバコを吸っている方も気をつけていただきたい」と述べた。
 
 こうした非常事態が続く中、菅義偉(すが・よしひで)首相は7月30日の記者会見で、新型コロナウイルスへの対応に失敗した場合、引責辞任する考えがあるかを問われ、「対応することが私の責任で、私はできると思っている」と語った、と、言う。
 開いた口が塞がらない。
 東京の新規感染者数が4000人を超えるこの状況下でも、彼は今も、「私はできると思っている」、と、思っているのだろうか。
 ワクチン接種の遅れや五輪バブル方式の失敗等、既に対応出来ていないではないか。
 それに今回の医療逼迫も含めてである。
 このまま国民に謝罪もせずに、逃げ仰せるとでも思っているのだろうか。
 それに東洋の魔女発言こそしなくなったが、菅総理は事ここに及んでも、パラリンピックでさえ中止しない意向だ。
 してみると日本人は自分で自分の身を守るしかない、と、言う事。
 最早菅総理はバッハ会長同様に、日本国民の敵でしかない
 秋の総選挙で政権が変わったしたとしたら、次の総理はたとえそれが自民党総裁であっても、菅総理を始め現政権の閣僚等に責任だけは取らせて欲しい。

  《今夜のニューヨーク市場》

 今夜のニューヨークダウは開場4時間の株価で、$35457の$193高と続伸。
 しかしナスダックは$14756の$32安と続落。  

 【市場概況】

 11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸して始まった。
 午前9時35分時点は前日比101ドル27セント高の3万5365ドル94セントと、前日に付けた過去最高値を上回っている。
 朝方発表の7月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで過度なインフレ懸念が和らぎ、米連邦準備理事会(FRB)の早期の金融引き締め観測が後退した。
 長期金利が低下し、ハイテク株中心に上昇している。
 CPIで食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比4・3%上昇と、市場予想(4・4%上昇)を下回った。
 短期的な基調をみる上で重視される前月比では0.3%上昇と6月(0.9%上昇)から大きく低下し、市場予想(0.4%上昇)も下回った。
 発表後に長期金利は前日比0・02%低い1・33%を付ける場面があった。
 長期金利の低下で相対的な割高感が薄れたハイテク株が買われ、スマートフォンのアップルや顧客情報管理のセールスフォース・ドットコム、ソフトウエアのマイクロソフトが高い。
 小売りのウォルマートとホームセンターのホーム・デポも上げている。
 ダウ平均の構成銘柄以外では、前日夕に発表した2021年4~6月期決算が市場予想を上回る増収だった暗号資産(仮想通貨)交換業者のコインベース・グローバルが高い。

 この様子では明日の東京も、続伸で間違い無いだろう。
 しかしながらここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 それにナスダックの下げが気掛かり。
 ひょっとしたら反落するかもだが、何れにしても小動きのように思う。
 それにしてもこのコロナ感染激増下の、しかもオリンピック開催中の東京での株高は、どうにも納得出来ない。 
 無論現況を株高と見る私は、マイノリティなのかも知れない。
 何はともあれ日経平均上昇の折は、ダブルインバースの買い場が到来したと思うふべき。
 今少し値が上がれば、その時にはまた日経ダブルインバースを買いに入る。

  《今日の依存症治療と総括》

 何が何でも弱気の立場を貫く私は、何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 それにしても、「不必要な射幸心は捨て、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は良い。
 読む度に競馬やパチンコをする阿保らしさが身に沁みるのだ。
 依存症は完治しない病である。
 気を引き締めて頑張らねば。
 しかし何だかんだで、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせた。 
 今日の競馬やパチンコでの無事は、2回目のワクチン接種後7日目で昨日に引き続きまともに動けたので、スーパーに買い出しに行ったお蔭か。
 競馬やパチンコの事を丸1日考えなかった。

 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の反落で確実としたい。
 兎に角明日日経平均が小幅反落なら発泡酒。
 26000円台に突入して大幅反落なら、明日こそビールを飲みたい。
 上昇ならお茶を飲んで早め就寝だ。  
 漸くワクチン接種の後遺症も消えたので明日こそはビールが飲みたいものだが、しかし明日も今日同様お茶濃厚。
 早め就寝を覚悟する。

 追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ      
    れてしまった。
    来月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
    ちなみに今日は日経平均が続伸した。   
    お茶を飲んで早め就寝したが、何とな
    く明日もそうなりそう。
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