第493話 2年目の5ヶ月と3日目 9月28日(火)

文字数 26,509文字

 《今日の東京市場》

 今日の東京市場は秋の配当権利確定日にも拘わらず、何と大引けは下げて終わった。
 先週の中国恒大集団の債務不履行懸念が一先ず解消したのだが、未だに以て尾を引いているような気がする。
 中国恒大集団以外にも、融創中国(北京市)の経営不安も取り沙汰されている。
 また今日程度の下げ幅では例の如く日銀のTOPIX買い入れは無く、6月に2ヶ月ぶりにTOPIXを一度だけ701億円買い入れたきり。
 余程の下げ幅の時以外には、日銀のTOPIX買い入れは無いようだ。
 例えば1日200円~300円程度の下げ幅が20日間連続で続き、1ヶ月4~6000円を越える下げ幅になっても、1日の下げ幅がその程度なら日銀は動かないのだろうか。
 その辺りは全くの謎だ。
 結局今日の日経平均の引値は30183円の56円安と、30000円台のまま僅かに反落。
 それから日経ダブルインバースも370円の1円高と、僅かに反発した。
 
 とは言え私の日経ダブルインバースの買値平均値は、今日もマイナス圏である。
 しかし実は8月27日に或る一定量を445円で売却して、僅かだがその分は利益を得た。
 先日30000円を突破したら頃合いを見計らって、押し目買いの機会を狙う。
 と、言っていた通り、9月10日に373円で日経ダブルインバースを買い増した。
 今日は反発も9月10日の買値迄には到らず。


 【市場概況】

  東証大引け 続落 成長株に売り 
  海運は連日の大幅安

  2021年9月28日 15:23

 28日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比56円10銭(0.19%)安の3万0183円96銭で終えた。
 前日に欧米の半導体関連銘柄が下落した流れを受け、東京市場でも値がさの半導体関連の下げが目立った。
 午前には中国経済の先行きへの警戒もあって幅広い銘柄が売られ、日経平均は下げ幅を200円超に広げ、3万円ちょうど近辺まで下落する場面があった。

 前日の米株式市場では半導体関連銘柄の下げが目立った。
 装置メーカーの下げが大きかったため、東京市場でもアドテストや東エレクといった半導体関連銘柄の売りに波及した。
 米長期金利が日本時間28日に1.5%台に上昇し、相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)の成長株の一部が下げたのも相場の重荷となった。
 もっとも、売りが一巡すると日経平均は下げ渋った。
 政府は28日夕にも新型コロナウイルスの感染対策である緊急事態宣言を30日の期限をもって全面解除することを正式に決める。
 10月からは行動制限が段階的に緩和される見通しで、経済再開をにらんで内需関連銘柄の一角が物色された。

 きょうは9月末の配当や株主優待の権利付き最終売買日にあたる。
 配当の再投資に絡んだ先物買いが入るとの観測から、大引けにかけては下げ幅を縮めた。

 JPX日経インデックス400は続落した。
 東証株価指数(TOPIX)も続落し、終値は前日比5.97ポイント(0.29%)安の2081.77で終えた。

 東証1部の売買代金は概算で3兆8105億円。売買高は15億677万株だった。
 東証1部の値下がり銘柄数は1057。
 値上がりは1033、変わらずは96だった。

 川崎汽は14%超下落した。
 郵船や商船三井も連日の大幅安。
 エムスリーやキッコマン、塩野義が下落。
 一方、INPEXやエーザイ、マツダが上昇。
 三菱UFJなど銀行株の上げも目立った。
 
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 【ドル/円と出来高】

 $¥レートは111.43円、と、遂に110円台に突入し円安ドル高傾向。
 東証一部の売買代金額は1日置いて増加し、3兆8105億円と大活況だった。
 今日は金曜より凡そ5523億円程の増加。
 流石は配当権利最終確定日である。
 それにしても菅総理が辞めたお蔭で、今月は今日迄四週連続大活況の東京株式市場である。
 下げ主導故か菅総理退陣決定迄は、取引額増加で売り優勢の日が続いていたが、菅総理の退陣決定から大逆転。
 今日も売り優勢とは言え取引増加で、3兆円を超える大活況相場。  
 明日は配当権利落ち銘柄も多数見受けられるが、果たして配当落ちからそのまま下げ相場となるのか、或いは30000円を取り戻したいま尚も上を目指すのか、明日と明後日は相場の正念場である。


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 7月12日に日経平均が大幅上昇した事を受けて、弱気の私は423円で日経ダブルインバースを買い増し、また8月12日に日経平均が後場に掛けて下げたので436円で買い増し、9月10日に373円で買い増したのだが、皆様には余りお薦めしない。
 何となれば投資家やアナリストのマジョリティは強気一辺倒なので、私なんぞ弱気の変わり者は完全にマイノリティだからである。
 ちなみに今日の引け値は370円の1円高。
 とは言えリスクヘッジと考えて、余り値動きを気にするのは止めるようにしている。


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  ⭕⭕《今週の株式トピックス》⭕⭕

 インターネット金融大手のSBIホールディングスは9日、新生銀行の株式を大幅に買い増すと発表した。9月10日から、株式公開買い付け(TOB)を行う。
 現状、議決権ベースで約2割の株式を保有しているが、これを最大48%まで引き上げることを目指す。
 複数の役員を派遣することも検討している。

 買い付け価格は1株2000円で、約1164億円を投じる。
 新生銀の9日の終値は、1440円。

 新生銀は9日、「事前の連絡を受けておらず、当行取締役会の賛同を得たものではない」とのコメントを発表した。
 TOBへの対応については、内容を分析・検討したうえで明らかにするとしている。
 新生銀の対応次第では、敵対的TOBに発展する可能性もある。

 SBIはこのところ、新生銀の株式を市場で買い集めてきた。
 新生銀の有価証券報告書によると、3月末時点でのSBIの持ち株比率は19・85%(議決権ベース)で、すでに筆頭株主の座にある。 
 消費者ローンやクレジットカード事業に強みを持つ新生銀を傘下に入れることで、収益基盤の多角化を図る狙いがある。

9/9(木) 読売新聞オンライン


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 9月9日(木)の新生銀行の引け値は、1,440円の13円安(0.89%)で、9月10日(金)の早朝から特別買気配が点灯。
 これは昨日市場の閉場後に発表されたニュースなので、9月9日(木)の相場は到って平穏。
 なので、翌日はさぞかし熱い相場になろう。
 と、思っていたら、9月10日(金)は1740円の300円高でストップ高。
 しかし9月10日(金)、仮に早朝から買い注文を出して買えたとしても、果たして利益の出るレンジで買えるかどうかは分からない。
 利益が出せる確証も無く、静観するしかないと思い捨てていた。
 たまたま9月9日(木)の引け値で新生銀行を買った人は、宝くじに当たったようなものだ。
 何とも羨ましい。
 一般の我々ギャラリーは、ショーを見るような心構えでいるしかない。
 一応今週も値動きには注目。
 先週木曜は1890 円の66円安で、9月22日は1876円の10円安。
 ⭕⭕今日は1867円の4円安。⭕⭕
 買い付け価格が2000円なので、9月10日(金)に1740円の300円高で買えていたら利益は出ていたろうが、実際に買い付け出来た人はほんの僅かだろう。
 そうそうその値で売り手が居る訳ではない。
 買えても一昨日か昨日の、1950円から1960円辺りのレンジだろう。
 そうなると利益どころか今日もマイナス。
 やはりショータイムを楽しむべきか。
 それを裏付けたのは以下のニュース。


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 ネット金融大手SBIホールディングス(HD)から一方的に株式公開買い付け(TOB)の提案を受けた新生銀行が買収防衛策の導入を検討していることが14日わかった。
 新たに株を発行してSBIの:::2株式保有比率を下げる案が軸だ。
 今後、株主を巻き込んだ対立に発展する可能性が出てきた
 新生銀の株を約20%保有するSBIは9日、TOBで保有比率を最大48%に引き上げて連結子会社化することをめざすと発表した。
 新生銀が検討している買収防衛策は「ポイズンピル(食べたら毒が回るという意味)」と呼ばれる。
 新生銀関係者によると、SBIを含めた既存の株主に事前に新たな株の「予約権」を無償で配り、SBIには予約権の行使に制限をかける。 
 TOBによってSBIが予定する株式数を手に入れたとしても、他の株主が予約権を行使することでSBIの保有割合が相対的に薄まり、買収を阻止する仕組みだという。
 新生銀は週内をめどにSBIに質問状を送り、取締役会に諮って防衛策を決定、発表する方向で調整している。

 9/14(火)  朝日新聞デジタル
 (c) 朝日新聞社

 こうなると買収取り止めの可能性も出てくるから、やはり9月11日迄の勝負だった。
 利益を上げた人は、二度と手を出さない方が賢明である。
 また当のソフトバンクグループは、米ナスダック高と中国株高、ち配当権利確定最終日とあって、今日は⭕⭕6,782円の158円高⭕⭕と大幅高。
 してみると新生銀行より、ソフトバンクグループが買いだったのでは?

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 ⭕⭕今週の大手証券の逆利用情報!⭕⭕


 ⭕⭕⭕以下の営業メールにご用心⭕⭕⭕

 先日私に届いたインチキ営業メールです!

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  《今日のニュース》

 大きいニュースでは、先ずはこれである。

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  ⭕今日の総裁選トピックスニュース⭕
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     愈々明日総裁選投開票
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 独自取材“総裁選”情勢は――河野氏「280票以上」、岸田氏「約230票」 で決選投票の公算大 「3位」高市氏は“切り崩し作戦”

9/28(火) 10:40
配信 日本テレビ系(NNN)

 29日に投開票の自民党総裁選。
 上位2人による決選投票を見据え、水面下の動きが活発です。
 ある陣営は、他の候補を推す議員の票を切り崩そうと働きかけ。
 1回目の投票で3位になった陣営が、2位の陣営を決選投票で推す「2位3位連合」にも注目。

 河野氏へ「気の早い声援」も

 自民党総裁選は29日に投開票を迎えます。
 あと2日となった27日、立候補している河野太郎ワクチン担当相(58)は、小泉環境相と東京・新宿区を訪れました。
 その視察先で、河野氏が「おはようございまーす」とあいさつすると、「“総理”頑張って」と、気の早い声援を送られました。
 河野氏は「ありがとう!」と返しました。

 報道陣から「決選投票が確実な情勢という見方が強まっていますが」と問われると、河野氏は「国民の広い支持をいただいて、それをもとに勝ち抜くという戦略に変わりはありません」と答えました。

 岸田氏「最後まで結果分からない」
 岸田文雄前政調会長

 岸田文雄前政調会長(64)は、国会近くの日枝神社で、必勝祈願をしました。
 拝礼し、「最後の最後まで結果は分からない。そういう総裁選挙だと思います」と語りました。

独自取材で…「決選投票」ほぼ確実

 日本テレビが25~26日に行った独自取材では、党員・党友票と国会議員票を合わせると、河野氏が280票以上を獲得し1位となる情勢ですが、過半数には届かない見通しです。
 1回目の投票では決着はつかず、230票ほどを固めて2位になる可能性が高い岸田氏と、決選投票になることがほぼ確実です。
 こうした中、1回戦で3位になった陣営が、2位になった陣営を決選投票で推す「2位3位連合」が注目されています。

「3位」高市陣営は“切り崩し”へ

 取材に基づく情勢では3位の高市早苗前総務相(60)は27日、「思いがけない方から、応援のエールもたくさん賜っております。こうなったら勝ちに行きます」と話しました。

 水面下で行われる、票の切り崩し。

 高市氏陣営の議員
「『表向きは河野(ワクチン担当相)のままでいいから、こっちに来い』と言っている。寝返りそうな人には、高市本人にピンポイントで電話をかけさせている」

 高市氏陣営の別の議員
「仮面をかぶっている議員が多いから、そこを1つ1つつぶしている」
 支持拡大を狙い、終盤の戦いが熱を帯びています。
 
 陣営の議員から「出遅れが響いている」との声が上がる野田聖子幹事長代行(61)は、「今はとにかく、1番を目指して頑張るのみなので、仮定の話はありません」と述べました。

立憲、衆院選へ「経済政策」発表

 一方、立憲民主党は、次の衆議院選挙に向けた経済政策を発表しました。
 枝野幸男代表は「分配なくして成長なし。皆を幸せにする経済政策」と会見で訴えました。

 消費税を5%まで時限的に引き下げること、年収が1000万円程度以下の人の所得税を1年間実質免除することなどを掲げています。

(9月27日『news zero』より)

 9/28(火) 10:40 日本テレビ系(NNN)
 ©Nippon News Network(NNN)


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 「党費未納」で千人投票できず 
  自民総裁選、広島の買収事件余波

 2019年の参院選広島選挙区を巡る買収事件で一審有罪判決を受けた河井克行元法相が支部長を務めていた自民党広島県第3選挙区支部(既に解散)で、党員だった約千人の多くが党費未納を理由に総裁選に投票できなくなっている事が28日、自民党広島県連への取材で分かった。
 県連によると、党員は、毎年秋ごろに各支部から党費支払いを求められるのが通例という。 
 昨年6月に河井元法相が公選法違反容疑で逮捕されると、第3支部は機能を停止。
 そのため、約千人いた党員の多くは支払いを求められず、党費未納を理由に今年に入って党員資格を失った状態になっている。
 
 9/28(火) 14:57 共同通信
 (c) 一般社団法人共同通信社
 

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  二階幹事長「まだ決めていない」
  総裁選の支持明言せず

 自民党の二階俊博幹事長は28日の記者会見で、党総裁選(29日投開票)に立候補した4氏の誰を支持するかについて「まだ決めていない」と明言を避けた。
 二階氏は当初、菅義偉首相の総裁再選を支持し、その後、出馬を断念した菅首相は河野太郎行政改革担当相への支持を明言している。
 記者団からこの点を問われた二階氏は「私が最初に(菅首相を)支持すると言ったことと、(河野氏を支持するかどうかは)物事は全然別のことじゃありませんか。なかなか誘導尋問はうまいけど、そうはいかない」とかわした。

 9/28(火) 15:57 毎日新聞 ©毎日新聞社


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 先日来報道されている通り、立民を始め野党が共通政策の締結をしたようだが、その程度のパフォーマンスでは、自民党総裁選には対抗出来まい。
 マスコミもそんなに取り上げる事もないだろうし、今の野党では非「菅政権」の受け皿になり得ないのは火を見るよりも明らかだ。

 さて、そこで自民党総裁選である。

 先日河野氏が出馬表明しが、現役のワクチン担当大臣とあってど派手なアピールとなった。
 その日は河野氏一色の1日であった。
 それに報道は連日河野氏優勢を伝える。
 最早河野氏が総裁になったかのようである。
 テレビ番組で発言する姿も内容も良い。
 また政策もしっかりしているし、最も総理に相応しいのは河野氏で間違いないと言える。
 その他石破氏不出馬で河野氏を支援する方向で検討を進めるとなると、河野氏が益々有利になり岸田氏は不利になるだろう。
 ところが石破氏と手を組むとなると、河野氏の所属派閥の長である麻生氏が許さない。
 河野氏に取ってはありがた迷惑である。
 そして岸田氏は森・加計問題に一定の配慮を見せて、安倍氏に秋波を送っている。
 しかし安倍氏が高市氏支持に回ったのは、岸田氏の森・加計問題発言だけではない。
 安倍氏は岸田氏が夫婦別姓推進派の議員連盟の呼び掛け人に名を連ねたことにも、以前に不満を漏らしていた。

 また現時点では前述の通り河野氏と岸田氏の二人が有力で、他の候補者に勝ち目はない。
 と、言うのが、一般的な専門家の意見。
 そしてその二人の内でも河野氏が圧倒的に有利と言われているが、しかし果たして河野氏が総裁で間違いないのだろうか?

 河野ワクチン担当大臣は9月3日午後、自らが所属する派閥の会長である麻生副総理兼財務大臣と面会し、立候補の意向を伝えたが、麻生派の議員によると麻生氏が「賛成もしないけど、反対もしない」と述べたのに対し、河野氏は「じゃあ出ます」と答えたらしい。
 また麻生派幹部は、「河野氏では派閥がまとまらない」と話している。
 ただ、ある他派閥の中堅議員は「世代交代の千載一遇のチャンスだ」として河野氏を支持する考えを示すなど、既に派閥横断的な若手議員を中心に立候補を後押しする動きが出ている。

 以上のように、麻生派が手放しで河野氏を応援するかと言うと、どうやらそう言う事ではないらしい。
 若手議員からはかなり人気があるが、問題発言やパワハラ疑惑の有る河野氏でもある。
 それに現菅内閣のワクチン担当大臣であるから、不人気内閣の一員でしかもワクチン接種が遅れた責任は?、と、問われれば、そこは否めないところでもある。

 また小泉環境相が河野氏支持を表明したタイミングが遅かったのが気になる。
 専門家は小泉環境相が計算の上でタイミングを選び、閣僚としてではなく横須賀支部として地元から河野氏支持を表明したのだと言う。
 その他事務所回りをしている河野氏が、偶然石破氏と出会ったように演出したのも、小泉氏であるとか。
 慎重に事を運んでいるようにも見えるが、小泉環境相の若さを感じると言うか、やはりまだまだ詰めが甘い気がする。
 対抗する安倍氏はそんなに甘くはない。
 私としては安倍氏が高市氏支持に回ったのには、深い戦略がある気がしてならないのだ。
 安倍氏周辺の話によると、安倍氏は河野氏だけは総理・総裁にしたくないらしい。

 また専門家の中には高市氏が決戦投票には残れずに、河野氏と岸田氏の決戦投票になり、安倍氏はその際岸田氏の支援に回ると言う強かな考えを持つ、と、予測する人も居たりする。
 しかしその専門家は、岸田氏が 森友・加計問題に言及していた事、並びに岸田氏が夫婦別姓推進派の議員連盟の呼び掛け人に名を連ねたことを念頭に置いていない。
 してみると安倍氏はたとえ決戦投票になっても、岸田氏を推す事はないのではないか。
 それでの高市氏支援なのでは?

 そこで高市早苗が浮上してくるのは自明だ。

 安倍氏の御墨付きを得たので、表立っては3A(安倍・麻生・甘利)のうち、麻生・甘利氏は岸田氏や河野氏支持に回っているが、蓋を開ければ最終的にやはり高市氏支持だったか。
 と、言う事は起こり得る。
 今は3Aの特に麻生・安倍ラインが目立っては、派閥政治と批判され兼ねないからだ。
 それに先頃立ち上げた高市氏の選対本部に、出席議員が予想以上に多かったことが他陣営に取り沙汰されている。
 安倍氏本人こそ主席していないが、それは高市氏が安倍氏の傀儡と言われている事への配慮に他ならない。
 安倍氏が本気だからこその、ここに来ての高市氏の支持拡大ではないかと思う。
 水面下では安倍氏と安倍氏周辺が動いている事は、火を見るより明らかである。
 また甘利氏は岸田氏支援を打ち出したが、但し冒頭に「事情が許せば」、と、している。
 つまり事情が許されないなら、他の候補者と言う事なのだろう。
 自民党総裁ならびに総理としては初となる女性という期待も高まっていることから、女性議員票や女性党員・党友票の動向も気になるところである。

 その他野田聖子氏も立候補に意欲を示しているが、仮に出馬しても次期総裁は岸田氏、河野氏、高市氏の三人に絞って良いだろう。  
 また野田氏が総裁になる事はないだろうが、彼女が出馬すれば岸田・高市両陣営に取っては追い風である。
 何故なら野田氏に革新支持の票が幾らかでも流れ、河野氏の票を奪ってしまうからである。
 河野氏は一回目の投票で決まらず、決戦投票になると負ける可能性が高いと言われている。
 
 それと気になるのは先日の午後、甘利氏との会見後に表明する筈だった河野氏が、出馬表明をしなかった事だ。
 自民党の甘利明税調会長は6日、国会内で行った講演で、党総裁選に立候補する意向を固めた河野太郎行政改革相について「菅(義偉)総理がダメだと、たたかれた一番の原因がワクチンの迷走といわれているのに、ワクチン担当大臣の評価が上がるとは、よくわからない」と皮肉った。
 麻生・甘利両氏が今は止めておけ、と、出馬に否定的だとすると、仮に当選しても政権運営が困難になって来る。
 ひょっとしたら河野氏が出馬断念する可能性も有るのではないか、と、思っていたら、出馬はすると言う。
 マスコミでは麻生氏が、「頑張れよ」と激励の言葉を掛けて河野氏を容認したとするが、「頑張れよ」と派を上げて支援する、と、言うのは違うような気がする。
 また岸田氏が総裁になるのは、二階派が許さないだろう。
 そこで推すのに最も問題の無い、保守派で無難な高市氏を、消去法で推す票が増えるのではないかと見る。
 現に細田派や麻生派、或いは二階派からも、高市氏支持に回る議員が相当数居る。
 とは言えこの今回の渾沌とした総裁選は、未だ誰が誰を推すと言う事が釈然としない。
 逆に言うと河野氏が出馬したは良いが、蓋を開けてみると、推す、推す、と、言っていた若手が、明日以降長い者(安倍・麻生・甘利)に巻かれないとは限らない。
 
 そこで私は本命でも対抗でも無く、国民の人気でも劣るが、クセの無い保守派の高市氏が、消去法で次期総裁なのでは、と、推察。
 最も総裁に相応しく、最も人気があっても、
総裁になれるとは限らないのが総裁選である。
 土壇場で安倍氏の底力が発揮されると見る。
 河野氏が一回目の投票で勝てずに高市氏が決戦投票に残る事が出来れば、私は高市氏が総裁になると見る。
 下馬評では河野氏が過半数の票を取って勝つか、決戦投票になって岸田氏が勝つか、どちらかであると言われている。
 殆どの専門家は決戦投票の場合、河野氏と岸田氏によるパターンしか予想していない。
 河野氏と高市氏の決戦投票については、誰一人言及していないが、私は1位河野氏と2位高市氏による決戦投票と見る。  
 安倍氏が岸田氏をひっくり返し、高市氏を2位に持ち上げるような気がしてならないのだ。
 つまり最終的には決戦投票で、高市氏が逆転して総裁になる気がするのである。

 烏合の衆の菅・二階・小泉・石破連合では、安倍・麻生・甘利連合に勝てないと思う。

 私には河野氏が関ヶ原合戦での石田三成に見えて仕方がないのだ。
 加えて安倍氏が石田三成との激突に備え、北政所(きたのまんどころ・豊臣秀吉正室)に近付いた、徳川家康に見えて仕方がない。
 無論北政所とは高市氏である。

 また石破氏が宇喜多秀家に、小泉氏が大谷刑部に見えてしまうのである。 
 大谷刑部が石田三成とお茶会で知り合ったと言う逸話があるが、小泉氏が「必勝会」で河野氏に抹茶を振る舞った事も、何とも酷似しているではないか。
 それに現職の不人気総理として動けない菅氏は、吉川広家の画策で大阪城に足止めされて動けなかった毛利輝元で、さしずめ二階派は全く動かず最後に戦場から離脱した、島津一門と言ったところか。

 詰めが甘い烏合の衆の西軍は、最後の最後に小早川秀秋に裏切られる気がする。
 誰とは特定出来ないが、河野陣営からは小早川秀秋のような人物が出て来るのではないか。
 また安倍・麻生・甘利連合は小早川秀秋に鉄砲を打ち掛けた徳川家康のように、石田三成ならぬ河野陣営からの裏切りを促すような気がしてならない。
 そして最後になってしまったが岸田氏は、会津で家康を手薬練引いて待ち構えるも、待ちぼうけを食わされて、結果冷飯を食らうことになる上杉景勝に喩えておこう。
 私には今回の総裁選が、関ヶ原の合戦と同じ結果になる気がするのだ。

 ここで高市氏が岸田氏と河野氏と決定的に違う点を挙げてみると、1つに候補者のなかで唯1人の保守派であると言う事。
 次に岸田・河野両氏のように、あいつだけは総理・総裁にしたくないと言う人が居ない事。
 最後に何と言っても安倍氏が本気で推していると言う事。
 以上の事から私は高市氏が新総裁と見る。
 また下記の記事を読んで戴きたい。

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 自民支持層、投票するなら河野氏47%、
 高市氏28%、岸田氏18%

 毎日新聞と社会調査研究センターは25日、自民党総裁選(29日投開票)に関する全国1万人規模のインターネット調査を実施し、総裁選終盤の世論動向を探った。
 自分が投票できるとしたら誰に投票するかを尋ねたところ、河野太郎行政改革担当相が45%で最も多く、高市早苗前総務相、岸田文雄前政調会長が18%で並んだ。
 野田聖子幹事長代行は7%だった。

 高市氏が岸田氏上回る 毎日新聞調査

自民支持層が「投票できるとしたら」

 自民党支持層3748人に絞って集計すると、ここでも河野氏が47%でトップとなった。
 高市氏は28%で2位に入り、岸田氏の18%を上回った。
 野田氏は4%にとどまった。

 「党員なので投票権がある」と答えた69人に限定すると、岸田氏22人(32%)、河野氏20人(29%)、高市氏12人(17%)、野田氏7人(10%)となった。
 8人が「答えたくない」と回答した。

 調査方法が異なるため単純に比較できないが、18日の毎日新聞の全国世論調査で、誰に総裁になってほしいかとの質問に対する自民支持層の回答は、河野氏50%、高市氏25%、岸田氏14%、野田氏3%の順番だった。

 調査は、TBSテレビ、フジテレビと合同で実施した。
 NTTドコモのプレミアパネル(dポイントクラブ、会員数約5400万人)から対象者を無作為に抽出し、メールで協力を依頼。1万90人から有効回答を得た。【仙石恭】

 2021/9/25 17:28(最終更新 9/25 20:00)
 毎日新聞社


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 ここで上記毎日新聞社のサンプル数と、前述の日本テレビを始め他社のサンプル数を比較して欲しいのだが、毎日新聞社のサンプル数が一万に対して、日本テレビのサンプル数が一千。
 実に10倍のサンプル数の違いが有る。
 前回の都議選でも、直前になって都民ファーストが盛り返す事態をデータで証明したのも、毎日新聞だけだった。
 つまりより多くのサンプル数では、高市氏が2位で岸田氏が3位なのだ。

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 明日新総裁が漸く決定する。
 マスコミのよそ見とは随分違うが、今日の最終日も当初からの通り、私の予想は高市新総裁で貫き通したいと思う。
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 が、まぁ誰が総裁に選ばれようと、菅総理続投よりはずっと良い。
 但し総裁が誰になろうと、自民党が政権与党を維持出来るかどうかなんて分かりっこない。
 かと言って自民党以外の野党では頼りにならないし、難しいところである。

 唯一つ言える事は、今後日本人は己で己を守るしかないと言う事。
 しっかりと個々が個人で信念を持って。
 何はともあれ菅総理が降りた事で、自民党にしても、また国民にしても、一條の光が差したと言えよう。
 果たして自民党が政権を守るのか、或いは連立政権になるのか。
 その事は別にして、今後は国民の1人1人が、頼りにならない自治体にも、頼りにならない国家にも頼らずに生きて行く他ない
 自分の力だけで生き抜いて行く覚悟を持つべき時が来たのだ。
 誰にも頼らずに。
 このコロナ禍を。
 
 (松平眞之)
 

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   ⭕⭕今日の国際ニュース⭕⭕

 国内の不満拡大警戒 恒大問題で中国当局

 経営危機に陥っている中国不動産開発大手の中国恒大集団をめぐり、同社の販売済み住宅や金融商品の購入者の間に不満が広がることに当局が警戒を強めている。
【北京時事】

 ドル建て社債の新たな利払い期日が29日に迫る中、先行き不透明感が増している。
 恒大は既に23日が期日だった別の社債の利払いができなかったとされる。
 期日から30日以内に利払いを実施できなければデフォルト(債務不履行)となる。
 29日の利払い額は4750万ドル(約53億円)で、未払いとなった23日の8350万ドルと合わせ、負担が重くのしかかる。

 一方、中国人民銀行(中央銀行)は27日、「住宅市場の健全な発展と消費者の合法的な権利と利益を守る」と表明した。
 恒大は資金難で建設中の住宅プロジェクトの大半が中断を余儀なくされており、引き渡しのめどは立っていない。
 人民銀は恒大に直接言及していないものの、消費者保護を明言することで住宅購入者の不安を和らげる狙いがあるとみられる。
 また、ロイター通信によると、広東省深セン市政府は恒大の高利回り金融商品を問題視し、同社の資産運用部門の調査に着手した。
 恒大の商品をめぐっては、購入した個人投資家らが、資金が戻らないことを懸念して抗議活動を展開するなど社会問題となっており、当局が事態の沈静化に乗り出した形だ。
 同通信はまた、消息筋の話として、中国政府が不動産開発大手の万科企業股や中国金茂控股集団などに恒大の一部資産を購入するよう働き掛けていると伝えた。
 広州市都市建設投資集団は恒大が広州市内に建設中のサッカースタジアムの取得に向け、詰めの協議を進めているという。 

 9/28(火)  時事通信 (c) 時事通信社
 

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  中国、日本のサイバー戦略に反発
  「脅威誇張に断固反対」

 中国外務省の華春瑩報道局長は28日の記者会見で、日本政府がサイバー分野の次期戦略案で中国、ロシア、北朝鮮を「脅威対象」と初めて明記したことを受け、「理由もなく中国を中傷・攻撃し、悪意をもって隣国の脅威を誇張しており、断固反対だ」と反発した。
【北京時事】

 華氏は米国を念頭に「一体どの国が最大のハッカー帝国か、日本も実は分かっている筈だ。
 日本側は深く再考し、隣国との政治的相互信頼の増進に資する事を行うよう望む」と主張。
 その上で「サイバーセキュリティーを政治問題化する誤った行為には断固対応する」と強調した。 
 
 9/28(火) 23:55 時事通信 (c) 時事通信社


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  《個別銘柄ニュース》

  ❇️❇️株式ニューストピックス❇️❇️

 米データストレージ製品大手ウエスタンデジタル(WD)と半導体メモリー大手キオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)による合併協議が、進んだ段階にある事が事情に詳しい関係者の話で明らかになった。

 キオクシアの企業価値は200億ドル(約2兆2000億円)以上になる可能性があるという。
 実現すれば、世界の半導体業界の再編が進むことになる。
 長引いている両社の協議がここ数週間で活発化し、早ければ9月中旬に合意に達する可能性があるという。
 WDによる支払いは株式交換方式で、合併後は同社のデービッド・ゴッケラー最高経営責任者(CEO)が経営を担う公算が大きいと関係者は話した。
 WDが合意をまとめる保証はなく、キオクシアも計画を進めていた新規株式公開(IPO)や他社との合併を選ぶ可能性が依然残されているという。

 これを受けてストックホルダーの6502・東芝の株価は、8月26日に4,730 円 +80 (1.72%)、と、なったが、まだまだ決定的なニュースでもなく、東芝本体に問題が有る為、実質投資やシミュレーションは見送りとするが、要注視案件ではある
 
 ⭕⭕  9月21日は4,730円 + 10円。⭕⭕
 ⭕⭕  9月22日は4,805円 + 75円。⭕⭕ 
 ⭕⭕  9月24日は4,910円 +105円。⭕⭕
 ⭕⭕  9月27日は4,920円 + 10円。⭕⭕
 ⭕⭕今日9月28日は4,890円 - 30円。⭕⭕
 と、9月21日は自社株買いによる株式消滅での上昇なのだが、それにしては上昇幅が限定的だった。
 しかし22日に水溶液に含まれる成分や物質を抽出する濃縮技術で、正浸透膜法向けの浸透圧物質の開発に成功との報が伝わり、2日間株価続伸で、今日は配当権利確定最終日にも拘わらず反落。
 それにしてもキオクシアホールディングスの合併話とは、全く関係の無い理由による上昇で困惑してしまう。
 今後も値動きを注視する。

  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 4507 塩野義製薬

 先ずは以下のニュースを読んで戴きたい。

 塩野義製薬は6日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について、2021年中に100万人分以上の供給体制を整える方針を明らかにした。 
 国が新薬開発で設けた特例の「条件付き早期承認」の年内の申請も検討し、承認後の早期供給に備える。
 軽症者が自宅服用の飲み薬が実用化できれば、医療体制の逼迫を避けられる利点がある。
 また塩野義は新型コロナワクチンの開発も進めている。
 他社製のワクチンとの比較か偽薬との比較のいずれかの方式で最終段階の治験を年内に始め、22年3月末までの実用化を目指す。
 提携先の岐阜県の工場で年内に最大で年6000万人分の生産体制を整える計画だ。

 配当は上期下期とも55円で、次回配当の権利落ち日は9月29日。
 配当利回りは大した事無いが、大化けする可能性がある。
 8月6日に6038円315円高の引け値で仕込むシミュレーションを開始する。
 やはり10日に上昇した。
 6434円の396円高。
 8月10日いきなり利益は出たが、念の為その週一杯は様子を見た。
 8月13日は6536円の33円高。
 同日一旦引け値で手仕舞いし利益を確定。
 以降再度シミュレーションを手掛けれるか、様子を見る。
 約500円分利益が出た。
 しかし8月16日は6481円の55円安。
 売っておいて良かった。
 が、今週一杯再度仕込めるか様子を見る。
 昨日は6790円の16円安と値を消したが、今日は7106円の316円高と反発。
 明日少し下げてくれれば、再び買うシミュレーションに入りたい。
 しかし8月26日再び上昇したら見送る。
 と、そう思っていたら、8月26日反動安で6912の194円安。
 シミュレーションで、引け値6912の194円安で仕込む事にする。
 8月27日以降値動きを注視する。
 先週値を戻すと思っていたら、8月27日の引け値は6842円の70円安。
 9月7日は再び⭕⭕7489の209円高⭕⭕とシミュレーションの買値を577円上回ったので、大引けで利益確定。
 これで8月の初旬からすると、500円以上の利幅を二回連続ゲット。
 今週一杯迄は値動きを注視し、買えるかどうかを見極めたい。 
 少し下げてくれないと買えないし、このまま見送るのも手である。
 と、思っていたら、9月9日は高値圏で利食い売り優勢の展開からから7397円の226円安、今日は⭕⭕7230の157円安⭕⭕と、かなり値を下げる展開。
 今日は配当権利最終確定日にも拘わらず、緊急事態宣言の解除で、コロナ薬開発の意義が希薄化しての株価下落。
 やはり9月10日に付けた最高値7623円は、取り戻す勢いがないような気配。
 二回に亘って利益を上げれたし、手仕舞いで良いかと思う。
 来週も引き続き手を出さずに注視する。

  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 4507 塩野義製薬と共に明日もう1日様子を見て、シミュレーションで仕込みたい銘柄が出てきた。
 このところ現物で実際に買った銘柄が、総て下落しているので、暫く流れが戻る迄シミュレーションしてみる事にする。

 6376 日機装である。

 子会社のタックスヘイブン課税の追徴通達が、国税当局から届いた事で株価が下落した。
 既に追徴金は納税しており、脱税等違法なものではなく国税との見解の相違で、間もなく誤解は解け、適正な納税だったと証明されると日機装側は見解を示している。
 業績はそれ程悪くなく、と、言うより航空関連向け以外は好調で、深紫外線LED活用の空間除菌装置の新製品を販売したり、深紫外線LEDブランドの「sumiRay」を立ち上げたりと活発で、人工腎臓もトップ。
 他にもナノテクなど化学用精密ポンプ大手。
 これは一時的な下げで、日機装側の主張が通れば株価は戻るとみる。
 8月16日952円の56円安と急落し、8月20日には865円の20円安迄値を消した。
 ⭕⭕今日は980円の2円安⭕⭕、と、かなり値を戻した。
 ここ1~2週の何処かで、実際にもしくはシミュレーションで仕込みたい。

 ❇️❇️特注買い付け銘柄❇️❇️

 1605 INPEX

 先ずは以下の決算内容を読んで戴きたい。

INPEX 営業利益 21/12 ↑↑↑→↓
(1605) 505,748 → 484,006 3社
21/12 +2.0倍 → +94.8%
22/12 +8.0% → +12.2%

 決算内容を上方修正し、また配当が年24円配から40円配に増配。
 恐らく4桁が当たり前の銘柄だと思う。
 先日原油安の煽りを喰らって一時750円台迄落ち込んだが、ここへ来て持ち直している。
 INPEXと言われても、それ何の会社?
 と、仰る方には言わずと知れた、「国際石油帝石」の正式社名です、と、お伝えしよう。

 このINPEXだが実は主力商品はLNGだ。
 石油が乱高下しているのを尻目に、LNG(天然ガス)は脱炭素と経済回復により需給が逼迫していて、今夏は例年の5倍以上に高騰しているのだ。
 同社はLNGの高騰と共に、今夏は日を追う毎に株価も高騰すると見た。
 買値は802円。
 その日の高値は812円迄あったが、何とか引け寸前で安い処を買えた。
 少し下げてしまったが、来週以降押し目買いも含め注視する。

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 8月30日INPEXが反発。
 原油上昇、米ハリケーンの影響懸念
(12時30分、コード1605)INPEXが反発している。前場に一時、前週末27日と比べて22円(2.9%)高の771円をつけた。
 27日のニューヨーク(NY)原油先物は1バレル68.74ドルと、26日と比べて2%上昇。
 石油施設が集中するメキシコ湾岸にハリケーンが接近するなか、石油企業の操業停止が伝わり、目先の供給減を見込んだ買いが入った。
 原油高がINPEXの買いを誘っている。
 このところのアフガニスタン情勢の緊迫化が中東地域にも広がり、原油の供給不安につながるのではないかという懸念もくすぶっている。ただ、市場では「米国や中国の経済鈍化で、需要には後退懸念が意識され始めている」(国内のエコノミスト)という声も出ている。
 NY原油は日本時間30日の時間外取引では朝方に強含んだ後、足元では小幅ながら下げに転じる場面もある。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕


 また9月16日は米エネルギー省による原油週間在庫統計が、2019年9月以来の低水準で原油価格高騰。
 それによって、INPEX 789 +15

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 また23日のニューヨーク先物市場で原油相場が上昇したことを受け、23日INPEXの株価が上昇。
 そして今日27日は、NY原油先物が75ドル台乗せ/本日の物色テーマに取り上げられる。

【原油】
 原油先物相場はアジア時間27日午前の取引で上昇。
 エネルギーの世界的需給ひっ迫で、原油市場は引き締まりの兆しがあると報じられている。
 米在庫は3年ぶり低水準付近にあるようだ。
 INPEX     
 原油高でINPEXの石油開発事業の収益が上向くとの見方から買いが入っている。 
 
 今日の引け値は⭕⭕893円の36円高⭕⭕と、大幅上昇。
 買い値の802円を上回り上昇が続く。
 待った甲斐があった。

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 しかし年初来高値と言うことと、明日は権利落ち日なので全体的な下げ相場にもなろう。
 この銘柄の配当権利日は12月29日でもう少し先だが、今日889円で売り抜けた。
 明日以降もう少し値を上げるかも知れないが、何とか買値からは1割以上の87円の差益が出た。
 明日以降値動きには注視するが、このボード上はこの銘柄を割愛する。
 一先ず成功である。

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 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️

 7896・セブン工業が4月末にストップ高の後520円の79円安と売られ、その後も496円の3円安と少し足踏み。
 500円を切ったら勝負出来る。
 と、思っていた矢先の6月初旬、いきなり602円の100円高と再び急激に上昇した。
 このまま上値離れしたら手は出せない。
 慎重に様子を見ていたら失敗した。
 決算の上方修正と木材価格の上昇で材料視された。

 しかし安値が555円で高値が597円と、6月11日の荒い値動きの流れの中、少しだけだが何とか559円で買う事が出来た。
 もう少し下げるかも知れないが、目標株価を660円前後に定めたいと思う。
 6月24日508円9円安と買値からは51円安も、翌日に起死回生の587円の79円高と復活。
 先日支配株主についての適時開示を行ったが、大株主の2社で凡そ50%を占める。
 大株主の2社は同業の都築木材と西垣林業で、東芝とは真逆で彼等は安定株主。
 海外ファンド等の資金が入っていない為オーバーハングの懸念がなく、それを好感した株価上昇と見る。
 株価は所謂「雲」と言われる抵抗線を上抜けした、「雲の上抜け」状態。
 株価上昇が期待出来る。
 とは言え7月9日521円の18円安と少し調整。  
 14日には531円まで戻したがす、7月20日516円の3円安と続落。
 第一四半期の決算が赤字転落した事から中々値が戻らず、⭕⭕今日515円の変わらず⭕⭕と再び500円台は取り戻している。
 まだまだ安いが、流れは良くなって来た。
 なえ、今日権利確定最終日を通過したので、年末に配当7円分は入る。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。


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 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・前澤工業。 
 上下水道機械の最大手。
 7月7日699円の82円高を付けて、7月14日水曜も690円の10円安と堅調だったが、7月15日木曜635円の55円安とかなり値を消した。
 業績好調の上自社株買いに増配と、株価が上がる条件が揃っているように見えたが、ここに来て今期の2桁営業減益見通しがマイナス視された。
 そして7月20日には633円迄値を消し、再び3日間で65円値上がりし698円と値を戻した。
 それなのにそこから3日間で41円も値下がりと乱高下。
 今日も806円の5円高と堅調。
 冷めるとみるか再び高騰すると見るか、何とも悩ましく判断に困る銘柄だ。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・バイク王。 
 中古2輪売買最大手。
 7月9日952円の49円高で、7月13日は1158円の149円高と絶好調。
 8月2日に1313円の111円安と、増担保措置など取引規制強化をネガティブ視しての反落だったが、今日1474円の43円安と少し下げるも絶好調である。
 しかしこのまま下げてくれれば、また買い場もあろう。
 業績好調での株価なのだが、この銘柄実は200円を切る180円台の時から注目していて、遂に手を出せずに今日迄来た。
 こうなると情けないを通り越して、自分の才能の無さが恨めしい。
 しかし投資は才能でするものではない。
 飽くなき探求心と研鑽を積み上げてするものである、と、分かってはいるが、しかしこの状況何とかならないものか。


 注目銘柄☆3323レカム。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは月20日以降のタイミングで良いような気がする。
 とは言え先日100円を切り始め、ここ数日で80円前後で推移。
 特に8月16日月曜日は、第三四半期の業績をネガティブ視しての下げである。
 このまま暫く70円~80円台を保ってくれれば、勝機到来の予感。
 もうそろそろ仕込む時期なのかも。

 と、思っていたら、⭕⭕9月2日は104円の17円高⭕⭕と、急騰してしまった。

 ⭕中国におけるウイルス除菌装置「ReSPR」の販売に関して、サンワサプライ上海と業務提携契約を締結したと発表。⭕

 上記理由で材料視された。 
 こうなれば熱が下がる迄静観するしかない。
 と、思っていたら、⭕⭕今日は89円の4円だが⭕⭕と、上げるも鎮静化。
 またも出遅れた事にショックではあったが、再び80円台に戻ったので狙える。

 ⭕⭕実際に今日買い付け完了!⭕⭕

 89円で配当権利最終確定日に取得。
 明日は配当権利落ちで下落するだろうが、配当額が小さい為に1割以上の下げにはならないと思う。
 今日ネガティブ決算発表はあったが、それも大した赤字幅ではない。
 アフターコロナ銘柄として期待。
 但し不安面も有る。
 中国に進出している同社は、良くも悪くも中国不動産ショックの影響を受けるだろう。
 それと低位株なので上昇する時も早いが、一旦下落するとその時も早い。
 今後は日々の値動きに注視。 

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 注目銘柄☆4355ロングライフ。
 関西中心に特養など老人ホーム運営。
 今日308円の1円安で配当権利落ち日は10月28日と来月の為、来月買い付けたい。
 配当は8円だが、200株以上で入所割引券カードが株主優待で贈られる。
 今はコロナ禍で全く注目されていない銘柄。
 安値圏である。

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

 注目銘柄☆3452ビーロット。
 富裕層向け不動産売買。
 今日549円の3円高で配当権利落ち日は12月29日とまだまだ先の為、実際に買うのは秋以降のタイミングで良いような気がする。
 配当は15円だが、100株以上で1000円のクオカードが株主優待で贈られる。
 秋~冬に掛けて値動きに注目だ。


 危険注意銘柄☆2191「テラ」は急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーで今日は197円の1円安で、凡そ2ヶ月前株価が少し動き始めたと思うや、その後は売りに押され下落した。
 誰かが仕掛けているのかも知れないが、危険なので買わずに注視する。 
 株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。 

 注目銘柄☆7537・丸文が業績好調で5月中旬558円の58円高の値を付け、今日も795円の3円高と堅調。
 半導体卸の会社である。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。

 注目銘柄☆9274・国際紙パルプ商事が業績好調と増配で、8月12日346円の80円高の値を付けた。
 8月13日は329円の17円安と反動安も、翌日は362円の33円高と値を戻し、
 昨日も416円の19円高とまたも続伸。  
 今日は反動安で382円の34円安だが、また切り返してくるだろう。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。
 業績好調は分かっていたが、ここ迄とは思わなかった。
 気付くのが今では話にならない、と、反省。

注目銘柄☆6069・トレンダーズが8月13日650円の8円高から、8月18日には3日間で1027円の127円高と約400円の値幅を取った。
 8月20日に一旦848円の42円安迄調整。
 その後再び値を戻し、今日は1055円の34円安と少し下げるも絶好調。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。
 何処かで高騰するとは思っていたが、ここ迄とは思わなかった。
 気付くのが今では話にならない、と、反省。

 注目銘柄☆5017の富士石油は5月末頃272円の53円高と、旧村上ファンド系のファンドの所有が明らかになった、
 今日は273円5円の高と未だ堅調だが、220円台の戻り安値が有れば仕込みたい。

 注目銘柄☆7544スリーエフが先日369円の69円高で業績V字回復予想、今日は324円の1円高
と未だに堅調ではあるが、勝負出来るレンジの一歩前迄調整した。
 再び300円前後なら勝負出来る。


 注目銘柄☆4334のユークスが、9月14日478円の80円高と決算大幅上方修正でストップ高、ゲーム、パチンコ、パチスロのソフト開発の会社で、今日は432円の7円高と未だ堅調。
 今後350円前後の戻り安値があれば狙えるが、この銘柄も気付くのが遅す過ぎて今更だ。
 またまた反省。


 注目銘柄☆8698のマネックスGが、7月27日に663円の20円安で、7月28日も639円の23円安と続落していて、狙おうと思っていたら7月29日687円の48円高と値を戻した。
 先日コインベースが日本でサービス提供開始と伝わり、最安値期は572円迄下げた。
 今日は588円の1円高と、少し上昇するも鎮静化はしている。
 少し前米アマゾンでビットコイン決済受入れ否定の報を受け下落し、上期8円下期18.5円と高配当で狙いを付けた。
 ビットコイン関連銘柄はこうした報で一時的に下げる事がある。
 しかし直ぐに値を戻したりと乱高下。
 570円前後の戻り安値があれば東急建設同様、狙える処で狙いたい。


  ⭕⭕配当権利落ちを過ぎても⭕⭕

  配当権利最終確定日は過ぎたが、明日以降権利落ちで或る程度安値があれば考えたいので、この銘柄は本ボード上も継続して注視。

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

 注目銘柄☆3449のテクノフレックスが、8月10日978円の23円安と急反落。
 決算2%下げでこの急落。
 配当は上期20円下期21円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは12月29日。
 今日は1001円の10円安。
 今後もう少し下値が有るならば狙いたい。

  ⭕⭕今年の秋~冬に決断する⭕⭕

 注目銘柄☆5009の富士興産が、8月27日969円の28円安と急反落。
 今日は1086円の53円高と堅調。
 ファンドによるTOBによる買収が中止になり、新株予約権の無償割当てを中止した事によるもので、時間は掛かるかも知れないが、再び上昇の余地はある。
 配当は上期・下期合計54円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは9月29日。
 もし買収が成立していたら1250円での公開買い付けであった。
 今後もう少し下値が有るならば狙いたい。

⭕⭕しかし株価が下がらないし動かないので、今季の買い付けは見送る⭕⭕
 ⭕⭕明日からはこの銘柄は割愛する⭕⭕

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

 注目銘柄☆3807のフィスコが、9月1日236円の50円高と急反発。
 今日も209円の2円高とかなり沈静化。

「業績上方修正 通期純利益8.73億円→56.84億円」
「適時開示:(開示の経過)持分法適用関連会社の異動を伴う株式交付申込による特別利益(個別および連結)の発生の見込みに関するお知らせ」
 上記理由によるもので、今は手が出せないが、戻り安値の180円台が有れば狙いたい。


 ❇️❇️もしもデイトレするなら銘柄❇️❇️
 

 5121 藤倉コンポジット
 (産業用資材大手)

 9月27日
 今日832円30円安の引け値で仕込む。
 株価急騰からの反動安。
 明日値を戻したら売って利益確定する。

 9月28日
 今日826円6円安で損切りした。
 明日この銘柄は権利落ちを迎える。
 明日は今日より下がるだろう。
 このところ連敗続きなので、もしもデイトレするならのコーナーはしはらくお休みにする。
 シミュレーションで良かった。

  ⭕但し飽く迄シミュレーション⭕


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 ⭕⭕《今日の東京コロナ感染状況》⭕⭕


 今日の東京都のコロナ新規感染者数は248人と、3日連続で300人を下回る。
 前週同曜日からは5人減少して約2%減。
  新規感染者数が順調に減少していたが、今日になって減少率が低下。
 そろそろ下げ止まりか。
 政府は菅総理退陣のご祝儀で緊急事態宣言を全面解除するが、果たしてリバウンドは無いのかどうか。
 菅総理退陣へのご祝儀を出したい政府とは逆に、専門家や都道府県知事は慎重姿勢を崩していない。
 明日以降来月の新規感染者数に注目である。
 それからこの内現在入院している重症患者も、117人と昨日から8人減少した。
 また死者も8人と昨日から3人減少。
 ピークアウトの良い流れが継続しているが、
明日以降もこの減少傾向が続くかどうかだ。

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 ⭕⭕コロナ関連ニューストピックス⭕⭕


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【速報】宣言・まん延防止“全面解除”を
    正式決定

 菅首相、午後7時から会見 
 制限緩和や今後の感染対策などについて説明

 30日に期限を迎える北海道・東京・愛知・大阪・広島・福岡・沖縄など19都道府県への緊急事態宣言について菅総理は先ほど政府の対策本部で全て解除することを正式に決定しました。
 また同じく宮城・石川・香川・熊本など8県に出されているまん延防止等重点措置についても全て解除すると表明しました。
 これにより全ての都道府県での宣言・まん延防止措置が解除されることになりました。
 政府は酒類の提供などについて今後段階的に緩和する方針で菅総理が午後7時をめどに会見を開いて制限緩和や今後の感染対策などについて説明を行う予定です。


【緊急事態宣言・まん延防止等重点措置 対象都道府県 9月13日から9月30日】

■緊急事態宣言
▼北海道 群馬県 茨城県 栃木県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県
 愛知県 三重県 岐阜県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 広島県  福岡県
 沖縄県

■まん延防止等重点措置
▼宮城県 福島県 石川県 岡山県 香川県 宮崎県 熊本県 鹿児島県

 9/29(水)  TBS系(JNN)
 (c) Japan News Network


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 感染対策は同じなのに… 
 認証店優遇巡り困惑 ステッカーとの違いは

 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が30日の期限で解除されることが決まり、飲食店などで久しぶりに酒類の提供が解禁される。
 ただ、宣言の解除地域では営業時間の短縮要請が継続され、感染対策の「第三者認証」を取得した店は午後9時まで、認証を受けていない店は1時間短い午後8時までに閉店するよう求められる。
 政府が打ち出した認証店の優遇措置が十分周知されていたとは言えず、認証を受けていない飲食店からは不満の声が上がった。

【飲食店向け感染防止対策の新旧比較】

 「安心してお客さんに戻ってほしいとの思いでやれることを尽くしている。飲食店にとって午後8時と午後9時の1時間の差は大きい」。
 17日に福岡県から認証を受けた福岡市博多区のアイリッシュパブ「THE SHIP」のオーナー、穂坂浩さん(59)は、宣言解除と酒類提供解禁の知らせに胸をなで下ろした。
 福岡県は宣言解除後も10月14日まで飲食店への時短要請を続けることにし、酒類の注文は認証店が午後8時半まで、それ以外の店は同7時半までとした。

 認証制度は4月末、政府が酒類提供可否の判断基準として各都道府県に導入を求めた。
 座席間隔を1メートル以上確保するかテーブル上にアクリル板を設置している▽30分に1回5分程度、窓を全開するなどして十分換気している▽出勤前に従業員が検温、体調確認をしている――など約40項目の認証基準を満たしていると第三者が判断した飲食店に認証マークを交付し、“お墨付き”を与える。
 福岡県は7月に申請の受け付けを始め、これまでに約9300店が申請した。

 だが、約3万5000の飲食店がある福岡県内で認証を受けた店は28日現在3085店で1割にも満たない。
 県は感染対策の実施を自己申告した飲食店に「感染防止宣言ステッカー」を交付する類似の取り組みも2020年8月に始めており、これまでに飲食店2万8161店が交付を受けた。
 県の担当者は新たな認証制度について「県商工会議所連合会を通じ、認証店は将来的に優遇される可能性があると説明していた」とするが、求められる感染対策に大きな違いはなく、飲食店側にメリットが認識されていたとは言い難い。

 福岡市南区で中華料理店を営み休業中の男性店長(52)は、店先に「感染防止宣言ステッカー」を貼っているが、認証制度については存在自体知らなかった。
 「午後8時までと9時まででは期待できる客の数が全然違う。営業を再開できると期待していたのに休業を延長するしかない」

 認証マークは、県の委託業者が店を戸別訪問して調査した上で交付するため、現状の調査員約100人態勢では申請から交付まで1カ月ほどかかるという。
 北九州市門司区の焼き鳥店の60代男性店主は常連客に勧められて7月に申請したが、まだ現地調査も始まっていない。
 「小さな店は後回しにされているのでは」と不信感を隠さない。

 認証制度を巡る混乱は県側も覚悟しており、コロナ対策のある担当者は「これからじゃんじゃん苦情がくるだろう」と声を潜めた。
 福岡県の服部誠太郎知事は28日の記者会見で、認証制度について「県民の安全をより万全にし、安心してお店を利用してもらうことになり、それがひいては飲食業の支援にもつながる」と理解を求めた。

 認証店への優遇措置は、まん延防止等重点措置が適用されている熊本市と鹿児島市で24日から既に始まっており、いずれも認証店に限って午後7時半まで酒類の提供を認めている。
 まん延防止措置解除後の10月1日からは鹿児島県内では鹿児島市内も含め、時短や酒類提供自粛の要請がいずれも解除される。  
 約4500の飲食店がある熊本市でも認証店約2400店は通常営業が可能になるが、それ以外の店は14日まで午後8時までの時短要請が続く。【山口桂子、今野悠貴、蓬田正志、光田宗義】
 
 9/29(水)  毎日新聞 (c) 毎日新聞社


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 《今夜のニューヨーク市場》

 今夜のニューヨークダウは開場4時間の相場で、$34333の$535安と大幅に反落。
 またナスダックも14599pの370p安と続落。  

 【市場概況】

  米国株、ダウ反落で始まる 
  長期金利上昇でハイテク株に売り

  2021年9月28日 22:46

【NQNニューヨーク=古江敦子】

 28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落して始まった。
 午前9時35分現在は前日比110ドル27セント安の3万4759ドル10セントで推移している。
 米長期金利が上昇し、PER(株価収益率)が高いハイテク株に相対的な割高感を意識した売りが先行した。
 債務上限問題を巡る米議会での混乱も投資家心理を冷やした。
 一方、景気敏感株には買いが続き、相場を下支えしている。

 米長期金利が28日朝に一時、前日比0.07%上昇の1.55%と6月中旬以来の高水準を付けた。
 ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップル、顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムが売られ、ダウ平均を押し下げている。
 ダウ平均の構成銘柄以外では交流サイトのフェイスブックやネット通販のアマゾン・ドット・コム、半導体のエヌビディアの下げが目立つ。

 米上院共和党は27日、12月までのつなぎ予算と来年12月まで米連邦政府の債務上限の適用を凍結する措置を一体化した法案について、本会議での採決を阻止した。
 政府の財源が枯渇し、米政府機関の閉鎖や債務不履行(デフォルト)に陥るリスクが警戒された。
 一方、新型コロナウイルスの感染拡大の減速を背景に景気敏感株への買いは続いている。  
 金利上昇による利ざや拡大の思惑から金融のJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスが高い。
 建機のキャタピラーも上げている。
 米原油先物が76ドル台と7月上旬以来の高水準で推移し、シェブロンなど石油株が上昇している。
 
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 この様子では明日の東京も続落すると見た。
 しかしながらここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 今日も先週のニューヨークとは逆の動き。
 しかしこれ程のニューヨークの反落と配当権利落ちが重なれば、流石に明日の東京も続落するだろう。
 投資家心理では中国恒大集団の経営不安は、まだ完全に払拭仕切れていない筈で、何れにしても株価は上昇しないように思う。
 それにしてもこのコロナ感染激増下の、しかも緊急事態宣言下の東京の株高は、どうにも納得出来ない。 
 無論現況を株高と見る私は、マイノリティなのかも知れない。
 何はともあれ日経平均上昇の折は、ダブルインバースの買い場が到来したと思うべき。
 30000円台前後で日経平均が推移したので、9月10日に373円の場面で日経ダブルインバースを買った。
 今週は売り場が来るのか?
 やはり気長に待つしかないのか?
 その辺りは中国恒大を始め、中国不動産大手の経営危機が解決するかどうかに懸かっているような気がする。


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  《今日の依存症治療と総括》

 何が何でも弱気の立場を貫く私は、何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 それにしても、「不必要な射幸心は捨て、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は良い。
 読む度に競馬やパチンコをする阿保らしさが身に沁みるのだ。
 依存症は完治しない病である。
 気を引き締めて頑張らねば。
 しかし何だかんだで、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせた。 
 今日の競馬やパチンコでの無事は、今日はファミレスに出向き小説を書いたお蔭か。
 競馬やパチンコの事を丸1日考えなかった。
 
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の続落で確実としたい。
 兎に角明日日経平均が小幅続落なら発泡酒。
 29000円台に戻して大幅続落なら、明日こそビールを飲みたい。
 とは言え上昇ならお茶を飲んで早め就寝だ。  

 追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ      
    れてしまった。
    今月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
    ちなみに今日は日経平均が続落して、
    連夜の発泡酒。
    しかし仮に日経平均が反発しても、菅 
    総理が退陣したのだから、やはり明日
    以降も祝杯を上げよう。

 
   
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