第222話 7ヶ月と5日目 12月31日(木)

文字数 794文字

 今日一年を締め括る大晦日なのに派遣バイトが有ると言うのは、このコロナ禍で仕事の無い中ツイテいると言えばツイテいるし、ツイテいないと言えばツイテいない。
 何とも複雑な心境である。
 とは言え株価予測も後三日間は無いし、派遣バイトが無ければ本当に暇な1日であった。
 その意味では有り難い派遣バイトである。
 もう少し部屋の掃除をしたいので、明日は正月早々ではあるがやり残した掃除をしたい。
 が、周囲の人には内緒である。
 この日誌を読んでいる人以外には。
 とてもではないが、恥ずかしくて言えない。
 話は変わるが派遣バイトの復路で、今、日誌を付けているのだが、今日は滅茶苦茶上司に言われて思い切り「当たられてる」新人の社員さんが現場の責任者だった。
 初めは可哀想だと思ったのだが、確かに酷く要領が悪い。
 に、しても、凄い「当たられ」ようだった。
 次に派遣で呼ばれた時にまだ居れば良いのだが、もしあれが自分なら次から出勤したくないと思う。
 あんなに「当たられ」たのなら・・・・・。
 ん。
 ちょっと、待てよ。
 あんなに「当たられ」たら?
 今日は帰ってから年末ジャンボの当選確認するのだが、上司には嫌だが年末ジャンボには「当たられ」たい。
 これはひょっとしたら、「当たられ」るか?
 とか、阿呆な事言っている間に、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間も過ぎた。
 今日の競馬やパチンコでの無事は、やはり派遣バイトのお蔭か。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、年末ジャンボに「当たられる」事で確実としたい。
 あの新人社員さんも上司にではなく、年末ジャンボに「当たられ」て戴きたい。
 と、言う事で、今日は早目の日誌掲載。
 年末ジャンボに集中します。
 
 追伸・翼を拡げた彦四郎君です。
    ちなみにエッセーが一話仕上がり、
    後何話か書いたら公開予定です。
    それと来年も宜しくお願いします!
 
 
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