第３２９話　１０ヶ月と１９日目　４月１７日（土）

　今日は土曜日で東京市場が休場。
　昨夜のニューヨークダウは大引けベースで、＄34200の＄164高と史上最高値更新で上昇。
　ナスダックも＄14052の＄13高と上昇。
　週明け月曜の東京市場は私的には下落しなくとも小動き希望だが、上昇で仕方無いと思う。
　果たして上昇幅はどの程度なのか。
　しかし昨日も一昨日も小動きだったように、今の東京市場は読み切れない。
　と、土曜なのに株の事に触れて申し訳ない。

　また東京都のコロナ新規感染者数が土曜日でも759人で、前週の同曜日を124.1％上回り今日も上昇傾向。

　大きいニュースでは大阪で新規感染者数が1000人を越え全国でも4802人と、最早緊急事態宣言の再々発令が現実のものとなっている。

　また国際ニュースでは、ロシアが米国外交官の国外追放を決定。
　米国のロシア外交官国外追放の報復措置との事らしい。
　
　それから何と言っても今日のトップニュースは、日米共同声明に「台湾」、と、言う文言を盛り込んだ事。
　そうするよう米国側に押し切られたらしい。
　米国外交筋によると菅総理がバイデン氏の初めての会見相手になった理由は、「日本が米国の同盟国だからではなく、日本が中国の最大の同盟国だから」、だそうだ。
　今迄は中国とも適当にやって来た日本だが、西側の中に在って日本だけが中国ともアメリカとも上手い事やっているのは、ズルい、と、本音では米国関係者は思っているらしい。

　声明発表後に中国報道官が、「強烈な不満と断固とした反対を表明する」、と、直ぐ様猛反発した。
　台湾政府が「日米両政府に心よりの感謝」、と、言った反応とは真逆だ。
　今後中国がどのような態度を日本に示すか。
　どの程度の報復措置を打ってくるのか、日本の外交関係筋は恐々としているとか。
　経済的に中国との関係が深い日本に取って、株価に影響する事は避けられない。

　と、週末だと言うのに、難しい問題が山積するニュース内容だ。
　然し競馬依存症治療の方は順調。
　何と言っても今日は場外馬券売場が開場しているのに、どうせ負けるから、と、冷静に馬券を買いに行こうと思わなかった事が大きい。
　さて土曜日なのでこの間から始めた新企画、「馬券を買わなければこんなに幸せ」、と、競馬をしない幸せについて書くコーナー。

　第5話

　今日は馬券を買う気がしなかったが、手持ち無沙汰に予想をしてテレビ中継を観ていた。
　先週同様馬券を買って勝った時の興奮を味わうべし、と、思うや、否、そうでは無くスリルを味わいたいだけなのに自分は勘違いしているのだ、と、冷静に、馬券を買ったら金を失うと考え場外馬券売場には行かなかった。
　これが自主治療を始める前、否、始めてからであっても間も無い時だったら、絶対馬券を買いに行っていたと思う。
　もし買っていたら2レース勝負して、２レース共に敗退。　　　
　今週も買わなくて良かった。
　その分で発泡酒ではなくビールを購入する。
　何より馬券を買わないと、馬券を買いに行く労力も負けた時の精神的ストレスも無い。
　お金もそうだが、やはり精神的ストレスを感じ無いのが、１番の幸せだ。
　それと負けた分より遥かに安い缶ビールを飲めるのも幸せ。

　とか、言っている間に、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間も過ぎた。
　やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、ストレスを感じ無かった事であろう。
　で、明日の競馬やパチンコでの無事は、Ｇ１皐月賞なのだが、買いたいと思わない今の気持ちが継続する事で確実としたい。
　つまりは先週同様、「馬券を買わなければこんなに幸せ」、と、感じ続ける事。
　継続は力なりである。

　追伸・熱帯魚の彦四郎君がかなり成長した。