第304話 9ヶ月と25日目 3月23日(火)

文字数 1,619文字

 今日は思いの他の下落であった。
 開場当初は上げて始まり、まさか下落するとは思えなかった意外な相場。
 途中から下げた主な理由は、やはりニューヨーク先物の下落に因るものと思われる。
 今日の日経平均の引け値は28995円の178円安に下落と、遂に28000円代に突入した。
 また日経ダルインバースは429円の5円高と僅かだが上げた。
 自身の買値平均値を上回っている。
 とは言えまだ売らないが。
 また$¥レートは108.73円、と、108円代で小動き。
 東証一部の総取引額が2兆8900億と今日も米投資家が参加していない模様。
 また引け間際の一段の下げ相場は、売り込まれた事によるものだと思う。
 米長期金利上昇によるドル高で、海外勢が東京市場から資金を引き上げたままなのは明白。

 大きなニュースでは銀座等都心部の地価下落が激しく、逆に都心部郊外では地価上昇。
 LINEの個人情報が中国で閲覧されていた問題を受けて、LINE社長が謝罪。

 国際ニュースではウイグル自治区の人権問題で、EU・英・米・カナダ・豪で中国に対して制裁発動。
 逆に中国は最初に制裁を発動したEUに対して制裁を発動し、ロシアと北朝鮮と三国で足並みを揃えて西側に対抗する姿勢を見せる。
 韓国も巻き込みたい思惑有り。
 とは言えG7の中で唯一日本だけが制裁を発動せず、グレー色の姿勢。
 EUでさえ制裁発動しているのに、今後は米中どちらに付くか旗幟を鮮明にする必要に迫られるのは必至。

 それから、「特注シミュレーション銘柄」、9904・ベリテ。
 配当は31.12円で、配当権利落ちは3月30日なので、権利確定する3月29日に後場の大引けの高値で、空売りを掛けるシミュレーションとする。
 今日は448円の15円安だが高値後の利食いでの安値なので必ず上昇する。
 とは言え今から買うのではなく、増配したので権利確定後必ず下がるので空売りする。
 
 もう一つのシミュレーション銘柄、5658・日亜鋼業。
 配当は中間期末ともに3円で、次回配当権利落ちは3月30日。
 今日は314円の14円安で、買値は327円のシミュレーション。

 その他新たに注目した8893・新日本建物。
 現在値は454円の1円高。
 配当は22円で権利落ちはこの3月末。
 月末迄注視する。

 あと急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーの2191「テラ」は、今日は229円の7円安で、株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。
 買わずに注視する。 

 また中国株取引で有名な8614東洋証券を注目していたが、今日13円安の213円たがやはりまだ少し高い。
 配当は6円で3月30日に権利落ち。
 200円を切れば考えれるが買わずに注視。

 それと東京のコロナ新規感染者数は337人と、減少鈍化どころか増加傾向。
 全然感染を抑え込めていない。

 今夜のニューヨークダウは開場後3時間の時間で、$32709の$21安と僅かに下落。
 またナスダックも$13372$の$5安と下落しているが、先物は僅かに上昇。
 またニューヨークダウ先物は下落。
 明日の日経平均は僅かに下落か。
 海外勢の資金は出て行ったきりだし、或いはそこそこの幅の下落も可能性有るのでは?
 しかし相場がどうあれ何が何でも弱気の立場を貫く私としては、まだまだ日経ダブルインバースを機会があれば買い増すつもり。
 何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 で、何と言っても感謝すべきは、今日はエッセイのネタを拾う為に外へ出たお蔭だろう。
 競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせたのだから。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、東京市場が下落する事で確実としたい。
 実は日経平均は下落したが今夜は昨日同様冷蔵庫内の発泡酒だったので、明日も下落すれば今度こそビールを買いに行く。

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