第439話 2年目の3ヶ月と11日目 8月5日(木)

文字数 12,346文字

 《今日の東京市場》

 今日の東京市場は思いの他の反発であったが、昨日に引き続き小動きと言えよう。
 それにしてもここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 無論ここ最近の東京市場は、中国始めアジア市場の方が連動性が高いと言われているのは承知しているが、ここ迄ニューヨークと逆の動きをするとは、何か狐に摘ままれたよう。
 また今のような上げ相場では例の如く日銀のTOPIX買い入れは無く、6月に2ヶ月ぶりにTOPIXを一度だけ701億円買い入れたきり。
 余程の下げ幅の時以外には、日銀のTOPIX買い入れは無いようだ。
 例えば1日200円~300円程度の下げ幅が20日間連続で続き、1ヶ月4~6000円を越える下げ幅になっても、1日の下げ幅がその程度なら日銀は動かないのだろうか。
 その辺りは全くの謎だ。
 結局今日の日経平均の引値は27728円の144円高と、僅かな上げ幅。
 それから日経ダブルインバースも、444円の5円安と僅かに値を下げた。
 とは言え私の日経ダブルインバースの買値平均値は、何とかプラス圏のまま。

 【市場概況】
 5日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発した。
 朝方は売りが先行したが、ほどなく上昇に転じた。
 上げ幅は150円を超える場面もあった。
 良好な決算を発表した銘柄が買われ、相場を支えた。
 半面新型コロナの感染拡大や米国の景気減速への警戒感は根強く、上値は重かった。
 郵船やソニーGなど好業績の銘柄に物色が入った。
 ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは「国内で新型コロナワクチンを2回接種済みの人が総人口の30%を超えたことで、これまで日本株を敬遠していた海外勢が買いを入れやすくなった」と分析。
 足元の感染拡大が7~9月期以降の業績を下押しする懸念は根強いことから「(業績の)上方修正の発表などで下値不安が解消された銘柄に買いが集まった」とみていた。

 【ドル/円と出来高】
 $¥レートは109.69円、と、109円台を保ったまま円安傾向。
 東証一部の総取引額は1日置いて減少し、2兆2065億円と昨日よりも商いが凡そ2315億円程減少し買い優勢。
 買い優勢の日に取引額が減少するのは最近の傾向である。
 弱気の私に取っては喜ぶべき現象。
 とは言え上げ下げどちらか一辺倒の相場とはならずに、煮え切らない相場が続きそう。

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
 7月12日に日経平均が大幅上昇した事を受けて、弱気の私は423円で日経ダブルインバースを買い増したが、皆様には余りお薦めしない。
 何となれば投資家やアナリストのマジョリティは強気一辺倒なので、私なんぞ弱気の変わり者は完全にマイノリティだからである。
 ちなみに今日は444円の5円安。
 とは言えリスクヘッジと考えて、余り値動きを気にするのは止めるようにしている。
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

  《今日のニュース》

 大きいニュースでは、東京都が発表した新型コロナウイルスの新規感染者数が初めて5000人を超えた5日、都内では感染拡大の速さに「怖い」「どこで感染してもおかしくない」と懸念する声が聞かれた。

 東京・銀座を訪れていた港区の自営業松井明美さん(63)は「怖いことだ。もう止まらないと思う」と危機感をあらわに。
 重症化リスクの低い患者は自宅療養を基本とする政府の新方針についても「かなりひどい話。政府が国民を守っていない形が表れている」と憤った。

 千葉県流山市のスタイリストの女性(64)は「ペースがすごく速い。身近に迫っていて、どこで感染してもおかしくない」と不安を口にした。

 若者や家族連れでにぎわうJR原宿駅周辺。世田谷区の大学生上田鈴花さん(21)は感染者数が5000人を超えたことに「本当ですか」と驚きを隠せない。
 2回目のワクチンを打ち終わったら遠出しようと考えていたというが、「さすがに怖いので行くかどうか考えます」と話した。
 一方、友人と買い物に来た渋谷区の会社員の女性(24)は「いずれ超えると思っていた。特に驚きはない」と淡々と語った。 

 そうした状況下に何と菅義偉首相は4日夕、新型コロナウイルス患者の入院制限方針に関し、撤回を求める与党の要求に対し「撤回しない」と拒否した。 
 首相官邸で記者団に「必要な医療を受けられるための措置だ。説明し理解してもらう」と述べた。
 これに先立ち自民党は同日、新型コロナ感染症対策本部などの合同会議を開き、入院制限方針の撤回を求めた。
 公明党幹部は衆院厚生労働委員会で、再検討を要求した。
 政府が2日に決定した方針に対し、与党がそろって見直しを迫る異例の事態だが、首相は入院制限方針の対象について「東京や首都圏など爆発的感染拡大の地域であって、全国一律ではない」とも説明した。
 
 これは最早菅政権の機能不全とか言うレベルの問題ではない、公明党も含む与党内で菅総理が1人敵対視されており、最早彼は総理として処か、一党員としても党内で認められていない
のだ。
 もう彼を見るのが怖ろしい。
 滑稽とか情けないのレベルてはなく、彼が総理大臣である事の日本という国への恐怖を感じるのである。

 そうして今日5日政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた患者の療養方針について、与党の撤回要求を踏まえて説明資料を修正し、中等症でも原則入院の対象とすることを明確化した。
 与党は同日の政府との実務者協議で方針を了承した。
 厚生労働省は各都道府県などに詳細に記した3日付の通知に関し、「中身を変えているつもりはない」(幹部)と説明するが、事実上の軌道修正といえる。
 与党が問題視した対象地域について、当初は「患者が急増している地域」としていたが、「東京都をはじめ感染者が急増している地域」と地域名を追加し、全国一律の対応ではないことを強調した。
 具体的な措置については「新たな選択肢」とし、「緊急的な対応として自治体の判断で対応を可能とする」とした。
 入院については、当初「重症患者や特に重症化リスクの高い者に重点化」としていたため、与党の間に「中等症でも入院できないのか」との見方が広がった。
 このため、田村憲久厚労相は5日の参院厚労委員会で「中等症は原則入院」と明言。
 修正資料では「入院は重症患者、中等症患者で酸素投与が必要な者、投与が必要でなくても重症化リスクがある者に重点化」と詳細に書き込んだ。
 入院が必要な患者以外は自宅療養を基本としている点に関しては、自民党から「宿泊施設を拡充すべきだ」との意見が出ていたが、田村氏は厚労委で宿泊療養施設が「タイトになっている」として「入院以外の人は原則は自宅療養。宿泊療養施設はどうしても必要な人に限定する」と理解を求めた。

 これは先日の菅総理の失言である「撤回しない」を、事実上政権が「撤回」した事になる。
 最早政権に発言をさえ否定される菅総理。
 今日彼が言った事と言えば、官邸で記者団の取材に応じ、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言を全国に適用する考えを否定し、「全国的に(適用する)ということは考えてはいない」と述べたくらい。 
 無論予め用意された原稿である。
 最早国民だけでなく、政権の閣僚達も菅総理には何も言って欲しくないのだろう。

 とは言え二階幹事長によると、菅総理が総裁のまま総選挙を迎えるのだそうだ。
 未だに党内の3Aと2Fの争いに決着が付かず、菅総理以外に人が居ないのだろう。
 恐らく次期総選挙では、候補者が自民党と名乗るだけで落選するのは必定。
 しかし問題は自民党が下野しどの党が政権を取るかだが、以前の民主党が政権を奪取した時とは違い、立民単独での政権奪取は不可能。
 共産党も交えた宛ら今のイスラエルのような、不安定な連立政権が誕生する事だろう。
 悲しいが私にはその確信がある。
 そこでイスラエルの話をしよう。
 強硬派て知られたネタニヤフ氏だが、アメリカの支持を得れず、国内での指示の取り付けにも失敗した結果、政権からの脱落を招いた。
 しかしネタニヤフ氏には、少なくとも菅総理よりは支持する人達が居た。
 菅総理を見て欲しい。
 何処に彼の支持者が居るのか?
 二階氏も安倍・麻生・甘利氏も、結局自分達の都合を満たしてくれると言う理由だけで、菅総理の続投を良しとするのだ。
 或いは負けても政権だけは維持出来ると、甘い、甘い、楽観論を抱いているのかもだが、そんな自民党を支持する日本人は一人も居ない。
 そうして日本が混乱するのを傍観しながら中国の習近平国家出席は、中南海で側近と共にほくそ笑んでいる事だろう。
 来年年明けは、何とも心許ない日本になる。
 とは言え総選挙が終われば、菅総理の恐怖からは解放される。
 それだけでも有難い。

 それから国際ニュースでは、世界保健機関(WHO)は4日、新型コロナウイルスワクチンの分配量をめぐり富裕国と貧困国の間に著しい格差が生じている実態に対処するため、ブースターと呼ばれる追加接種の実施を少なくとも9月末まで見合わせるよう各国に求めた。
 だが米国は、国内での追加接種と貧困国へのワクチン供給は同時に行えるとして、WHOの要請を拒絶した。
 WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は記者会見で、各国やワクチン関連企業に対し、貧困国へのワクチン供給を増やすよう要請。
 新型ウイルスの変異株「デルタ株」から自国民を守りたいという各国政府の意向に理解を示しつつも、「世界で最も脆弱(ぜいじゃく)な人々が依然として守られていないのに、世界に供給されているワクチンの大半をすでに使用した国々が、さらに多くのワクチンを使用することは受け入れられない」と表明した。
 AFPの集計によると、コロナワクチンはこれ迄に世界で42億5000万回分以上投与された。
 世界銀行(World Bank)の分類で高所得とされる国では今週、人口100人当たりの接種回数が100回を超え、現在は101回となっている。 
 一方、所得水準が最も低い29か国では100人当たり1.7回にとどまる。
 テドロス氏はこうした状況に鑑み、少なくとも9月末までは追加接種を一時停止し、すべての国で人口の少なくとも1割が接種を受けることを目指すよう訴えた。
 これを受け、ジェン・サキ(Jen Psaki)米大統領報道官は記者会見で、「この二択は誤っており、両方を行うことが可能だ」と主張。米国は他のどの国よりも多くワクチンを寄付しており、他国にも追従を促していると述べた。

 しかし今日程アメリカが羨ましいと思った事はない。
 サキ報道官の何と毅然とした態度か。
 記者達の前で凛と咲いた一輪の花のように、美しく、そして気高い。
 それに引き換え我が国の菅総理である。
 もう何も言うまい。

 また国際オリンピック委員会(IOC)のエグゼクティブディレクター、クリストフ・デュビ氏は5日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、来年の北京冬季五輪が無観客開催となる可能性に言及した。
 デュビ氏は新型コロナウイルスについて、「パンデミック(世界的大流行)が世界中、特に中国でどのような展開になるか、観戦が観客に及ぼす影響を見ることにしよう」と発言。「『競技ができることが重要であり、観客なしの参加に慣れた』と何人かのアスリートは話しているが、仮に選択肢があれば、観客がいた方がよかろう」と語った。
 来年2月開幕予定の北京冬季五輪の大会組織関係者は、外国人や中国国内の観客の観戦が認められるかどうか明らかにしておらず、観戦チケットもまだ発売されていない。

 来年の冬季北京でさえそんな風潮のオリンピックを、このコロナデルタ株感染拡大の折に強行開催した菅総理は、狂っているとしか言い様がない。
 今目の前に居る日本国民を見殺しにして迄、東洋の魔女の再来を見たかったのだろうか。
 兎に角彼には罪を償って貰いたい。
 禁固刑でさえ生温い気がするくらいだ。
 来るべき総選挙で自民党が大敗し、その後彼が裁きを受ける事を望む。
 とは言えオリンピックの先にはパラリンピックが控えているのだ。
 今後どれ程感染が拡大するのか、或いはどれ程の日本人の命と引き換えになるのか。
 考えるだに恐ろしい。
 また参加するアスリートは障害を抱えているのだから、開催は非常に危険だと思う。
 しかし菅総理は日本国民が半分死んでも、今後のパラリンピックを開催するのだろうから、一日も早い総選挙を望む。
 希望はそれだけである。

  《今日の個別銘柄ニュース》

 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️
 
 6月29日が配当権利落ちで、苦慮の末6月末に買い付けを見送った3286トラストHDが、7月6日に601円の100円高と急騰した。
 ところが7月12日は7月9日に引き続き450円から、430円の20円安と続落した。
 とは言え堅調と言えば堅調。
 配当権利落ち直後のストップ高など通常は考えられないが、最近は配当の権利確定後に株価下落防止策として、各上場会社が株主に有利な情報を発信するパターンが散見されるる。
 例えば自社株買いや新規事業参入、或いは企業間買収等だ。
 他にも通期決算が急上昇する等。
 しかしそのような情報はインサイダーでも無い限り、一般の投資家は知る由も無い。
 今回のトラストHDの株価急騰の理由は分からないし、何者かが仕掛けているのかも知れないが、これも長期保有を考えて買っていたらこのストップ高を享受する事が出来た訳で、今後は短期ではなく長期での保有を考えるべき、と、そう再考する良き教訓となった。
 日経ダブルインバースを始めETFでリスクヘッジをしながら、長期保有を旨とすべし。
 やはりバークシャー&ハザウェイのウォーレンバフェット氏は正しい。
 兎に角戻り安値の300円台に期待したい。
 
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
 しかしながら7月7日~7月9日と比べ、7月の12日にははかなり下げ幅が縮まって来た。
 そこで300円台に到っていないが、7月12日の相場が二番底と見てリベンジを期して買いに入った。
 もう少し下げるかもだが、買値は433円。
 先週一旦は422円の変わらずと下げ止まったかと思いきや、そこから節目の400円を割り込んでかなり値を消したが、下げ始めてから16日目に漸く下げ止まり、今日は376円の4円安と3日間続伸の後2日続落。
 もうそろそろ三番底だと思う。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️

 7896・セブン工業が4月末にストップ高の後520円の79円安と売られ、その後も496円の3円安と少し足踏み。
 500円を切ったら勝負出来る。
 と、思っていた矢先の6月初旬、いきなり602円の100円高と再び急激に上昇した。
 このまま上値離れしたら手は出せない。
 慎重に様子を見ていたら失敗した。
 決算の上方修正と木材価格の上昇で材料視された。
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
 しかし安値が555円で高値が597円と、6月11日の荒い値動きの流れの中、少しだけだが何とか559円で買う事が出来た。
 もう少し下げるかも知れないが、目標株価を660円前後に定めたいと思う。
 6月24日508円9円安と買値からは51円安も、翌日に起死回生の587円の79円高と復活。
 先日支配株主についての適時開示を行ったが、大株主の2社で凡そ50%を占める。
 大株主の2社は同業の都築木材と西垣林業で、東芝とは真逆で彼等は安定株主。
 海外ファンド等の資金が入っていない為オーバーハングの懸念がなく、それを好感した株価上昇と見る。
 株価は所謂「雲」と言われる抵抗線を上抜けした、「雲の上抜け」状態。
 株価上昇が期待出来る。
 とは言え7月9日521円の18円安と少し調整。  
 14日には531円まで戻したが、7月20日516円の3円安と続落。
 今日524円の4円安と中々値が戻らない。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 以前から注目していた8070東京産業が、先月7月6日に656円の48円高と急騰。
 今日も705円の3円高と堅調。
 三菱パワー製品の受託販売が柱の機械商社であり、再生エネルギー関連に注力する同社は自社株買いを実施するらしい。
 業績好調で配当は中間期末とも13円で、次回配当が9月末の為注視していたのだが、またまた見逃した銘柄が急騰してしまった。
 今後戻り安値600円前後の戻り安値に期待する他無い。
 この銘柄も時期を逃した事に反省である。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・前澤工業。 
 上下水道機械の最大手。
 7月7日699円の82円高を付けて、7月14日水曜も690円の10円安と堅調だったが、7月15日木曜635円の55円安とかなり値を消した。
 業績好調の上自社株買いに増配と、株価が上がる条件が揃っているように見えたが、ここに来て今期の2桁営業減益見通しがマイナス視された。
 そして7月20日には633円迄値を消し、再び3日間で65円値上がりし698円と値を戻した。
 それなのにそこから3日間で41円も値下がりと乱高下。
 今日は681円の1円高と値を戻している。
 冷めるとみるか再び高騰すると見るか、何とも悩ましく判断に困る銘柄だ。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・バイク王。 
 中古2輪売買最大手。
 7月9日952円の49円高で、7月13日は1158円の149円高と絶好調。
 8月2日に1313円の111円安と、増担保措置など取引規制強化をネガティブ視しての反落だったが、今日は1398円の122円高と絶好調。
 何処迄値を飛ばすのか想像も付かない。
 業績好調での株価なのだが、この銘柄実は200円を切る180円台の時から注目していて、遂に手を出せずに今日迄来た。
 こうなると情けないを通り越して、自分の才能の無さが恨めしい。
 しかし投資は才能でするものではない。
 飽くなき探求心と研鑽を積み上げてするものである、と、分かってはいるが、しかしこの状況何とかならないものか。

 注目銘柄☆東証一部3245ディア・ライフで、投資用マンション等を手掛ける。
 ストップ高の後5月中旬に440円の32円安だったが、その後値を戻し今日も469円の1円安と堅調で、配当権利落ちは9月29日とまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がするが、配当が20円と増配しているのに、地合いの悪さで急落そ後の連日反発。
 注目である。

 注目銘柄☆東証一部7618のPCデポで、シニア層主体の顧客を持つPC専門店。
 増配を予定しているのに、この会社が起こしたのではないが、ハッキングや情報流出懸念で相場の全体的な流れでこの業種各社の株価下落に繋がった。
 今日は470円の4円安。
 配当権利落ちは9月29日とまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がするが、下期配当が7円(上期7円で年ベースでは14円)と増配しているのに、地合いの悪さで株価急落。
 また株主優待も有る。
 配当権利落ち月迄には仕込みたいが、狙っていた429円から既にかなり上昇した。
 今後の戻り安値に期待しつつ注目である。

 注目銘柄☆8737・あかつき本社
 中古住宅や老人ホーム等を扱う不動産会社。
 今日も365円の1円安と少し下げるも堅調。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 以前にも保有していた事があり、利益が乗った処てま売却したのだが、今回増収増益で増配するのだとか。
 来月末ぐらい迄に仕込める処で仕込みたい。

 注目銘柄☆2411・ゲンダイエージェンシー。
 パチンコ店の広告を扱う専業1位。
 先週320円の26円高と急上昇。
 今日も345円の5円安と堅調。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 以前にも保有していた事があり、配当見送りで売却したのだが、今回業績回復で上期3円下期4円と復配するのだとか。
 少し値を戻したら、来月末ぐらい迄に仕込める処で仕込みたい。

 注目銘柄☆3323レカム。
 今日は99円の変わらずで配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 とは言え先日100円を切っていて、今日再び100円を切った。
 このまま暫く90円~80円台を保ってくれれば、勝機到来の予感。
 来月末ぐらい迄値動きに注目だ。

 注目銘柄☆3452ビーロット。
 富裕層向け不動産売買。
 今日564円の1円安で配当権利落ち日は12月29日とまだまだ先の為、実際に買うのは夏~秋以降のタイミングで良いような気がする。
 配当は15円だが、100株以上で1000円のクオカードが株主優待で贈られる。
 秋~冬に掛けて値動きに注目だ。

 注目銘柄☆8622水戸証券
 今日296円の1円高で配当権利落ち日は9月29日と少し先の為、実際に買うのは8月~9月のタイミングで良いような気がする。 
 上期6円下期 10円と高配当なのだが、個人的に株主優待のカレンダーが欲しい。
 凄く実用的なのだ。
 来月末ぐらい迄値動きに注目だ。

 危険注意銘柄☆2191「テラ」は急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーで今日は211円の2円安で、凡そ2ヶ月前株価が少し動き始めたと思うや、その後は売りに押され下落した。
 誰かが仕掛けているのかも知れないが、危険なので買わずに注視する。 
 株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。 

 注目銘柄☆7537・丸文が業績好調で5月中旬558円の58円高の値を付け、今日も768円の10円高と絶好調。
 半導体卸の会社である。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。

 注目銘柄☆5017の富士石油は5月末頃272円の53円高と、旧村上ファンド系のファンドの所有が明らかになった、
 今日は239円の5円安と堅調だが、220円台の戻り安値が有れば仕込みたい。

注目銘柄☆3289東急不動産が先日700円の39円高で業績上昇、少し下げていて今日は620円の7円高。
 今後 600円前後に調整すれば狙える。
 とは言えまたも出遅れた自身に反省。

 注目銘柄☆7544スリーエフが先日369円の69円高で業績V字回復予想、今日は313円の1円安と未だに堅調ではあるが、勝負出来るレンジの一歩前迄調整した。
 再び300円前後なら勝負出来る。

 注目銘柄☆9696のウイザスが、4月末に575円の69円高と決算大幅上方修正でストップ高、今日も575円の変わらずと堅調。
 今後500円前後の戻り安値があれば狙える。

 注目銘柄☆1720の東急建設が、7月27日に764円の43円安と、基礎杭で不良確認の報を受け大きく下落した。
 今日は765円の19円安。
 配当方針変更で上期20円下期20円と大幅な増配決定後の不祥事で、或いはチャンスかも知れない。
 今後700円前後で狙いたい。

 注目銘柄☆8698のマネックスGが、7月27日に663円の20円安で、7月28日も639円の23円安と続落していて、狙おうと思っていたら7月29日687円の48円高と値を戻した。
 今日も656円の7円安と3日続落。
 先日米アマゾンでビットコイン決済受入れ否定の報を受け下落し、上期8円下期18.5円と高配当で狙いを付けた。
 ビットコイン関連銘柄はこうした報で一時的に下げる事がある。
 しかし直ぐに値を戻した。
 600円前後の戻り安値があれば東急建設同様、狙える処で狙いたい。

 注目銘柄☆8897のタカラレーベンが、8月2日に322円の20円安と急落。
 今日も315円の変わらず。
 株主優待の取り止めがネガティブ視された。
 しかし配当は維持。
 上期4円下期10円と依然として高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 今後下げ止まった処で狙いたい。

 注目銘柄☆8798のアドバンスクリエイトが、8月4日964円の49円安と急落。
 今日は966円の2円高。
 大した理由の無い下げで明日以降反発必至。
 株主優待は2500円相当のカタログギフト。
 配当は上期30円下期15円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは9月29日。
 今後下値で狙いたい。


  《今日の東京コロナ感染状況》

 今日の東京都のコロナ新規感染者数は5042人と、過去最多を記録した。
 5000人を超えるのは初めて。
 最早先週と比べてとか、そう言ったレベルの感染者数の増加ではないが、敢えて比べれば前週同曜日から、1177人増の感染大激増である。  
 この内現在入院している重症患者は135人。
 
 都の専門家は「これまで経験したことのない爆発的な感染拡大だ」として、強い危機感を示している。
「相変わらず若い世代の感染者が多いが、『自分は感染しても症状が軽いから大丈夫』などと考えている若者が多いという印象がある。若者でも重症化する可能性があり、最悪の場合、自分が感染して、うつした相手が亡くなる可能性もあることまで考えて、基本的な対策の徹底を心がけてほしい」と呼びかけている。

 こうした非常事態が続く中、菅義偉(すが・よしひで)首相は先週7月30日の記者会見で、新型コロナウイルスへの対応に失敗した場合、引責辞任する考えがあるかを問われ、「対応することが私の責任で、私はできると思っている」と語った、と、言う。
 開いた口が塞がらない。
 東京の新規感染者数が5042人もの状況でも、彼は今も、「私はできると思っている」、と、
思っているのだろうか。
 ワクチン接種の遅れや五輪バブル方式の失敗等、既に対応出来ていないではないか。
 それに今回の医療逼迫も含めてである。
 このまま国民に謝罪もせずに、逃げ仰せるとでも思っているのだろうか。
 それに東洋の魔女発言こそしなくなったが、菅総理は事ここに及んでも、パラリンピックでさえ中止しない意向だ。
 してみると日本人は自分で自分の身を守るしかない、と、言う事。
 最早菅総理はバッハ会長同様に、日本国民の敵でしかない
 秋の総選挙で政権交代したとしたら、次の与党には菅総理を始め現政権の閣僚等に、責任だけは取らせて欲しい。

  《今夜のニューヨーク市場》

 今夜のニューヨークダウは開場4時間の株価で、$34967の$174高と反発。
 またナスダックも$14867の$87高と続伸。  

 【市場概況】

 5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発して始まった。
 前日にダウ平均は323ドル下落したのを受け、短期的な戻りを狙った買いが先行。
 米長期金利が1.2%前後で落ち着いているのも投資家心理の改善につながっている。
 ただ、7月の米雇用統計の発表を6日に控え、様子見ムードの投資家も多い。
 前日に下げが目立った化学のダウや建機のキャタピラー、工業製品・事務用品のスリーエムなど景気敏感株が買い直されている。
 原油高を受け石油のシェブロンも高い。
 前日に大幅安となり、ダウ平均を押し下げたバイオ製薬のアムジェンも反発して始まった。
 5日朝発表の週間の新規失業保険申請件数は前週比1万4000件減の38万5000件と市場予想と一致した。
 ただ、6日に7月の米雇用統計の発表を控え、材料視する動きは限られている。
 新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒は相場の重荷となっている。
 バイデン政権のファウチ首席医療顧問は4日夕、米メディアで「米国での新規感染者数は20万人に達し、感染力が強いインド型(デルタ型)がより致命的なものになる」と述べた。
 米政権が外国人の米国への入国条件にワクチン接種の義務化を検討するなど、経済活動の正常化が遅れるとの懸念が高まっている。

 この様子では明日の東京も、続伸で間違い無いだろう。
 しかさそながらここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 ひょっとしたら反落するかもだが、何れにしても小動きのように思う。
 それにしてもこのコロナ感染激増下の、しかもオリンピック開催中の東京での株高は、どうにも納得出来ない。 
 無論現況を株高と見る私は、マイノリティなのかも知れない。
 何はともあれ日経平均上昇の折は、ダブルインバースの買い場が到来したと思うふべき。
 今少し値が上がれば、その時にはまた日経ダブルインバースを買いに入る。

  《今日の依存症治療と総括》

 何が何でも弱気の立場を貫く私は、何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 それにしても、「不必要な射幸心は捨て、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は良い。
 読む度に競馬やパチンコをする阿保らしさが身に沁みるのだ。
 依存症は完治しない病である。
 気を引き締めて頑張らねば。
 しかし何だかんだで、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせた。 
 今日の競馬やパチンコでの無事は、2回目のワクチン接種翌日の発熱のお蔭か。
 競馬やパチンコの事を丸1日考えなかった。

 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の反落で確実としたい。
 兎に角明日日経平均が小幅続落なら発泡酒。
 26000円台に突入して大幅続落なら、明日こそビールを飲みたい。
 上昇ならお茶を飲んで早め就寝だ。  
 明日こそはビールが飲みたいものだが、しかしながら明日はワクチン接種翌々日。
 どちらにしても昨日もワクチン接種翌日の今日も、ワクチン接種翌々の明日もお茶なのだ。

 追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ      
    れてしまった。
    来月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
    ちなみに今日は日経平均が反発した。   
    しかし今日はワクチン接種翌日で、酒   
    は発泡酒と言えど2日後迄持ち越し。
    どの道お茶だった事を考えれば、結果
    的には良かったのかも。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み