第452話 2年目の3ヶ月と24日目 8月18日(水) 

文字数 14,557文字

 今日の東京市場は思いの他反発して引けたが、前半は一時続落していた。
 また小幅な上げに止まったと言えよう。
 それにしてもここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 今日に限って言っても朝は小高く始まっていて、前場は史上最高値を更新したニューヨークの大引けに同調するように反発していた。
 無論ここ最近の東京市場は、中国始めアジア市場の方が連動性が高いと言われているのは承知しているが、ここ迄ニューヨークと逆の動きをするとは、何か狐に摘ままれたよう。
 また今日のような上げ相場では例の如く日銀のTOPIX買い入れは無く、6月に2ヶ月ぶりにTOPIXを一度だけ701億円買い入れたきり。
 余程の下げ幅の時以外には、日銀のTOPIX買い入れは無いようだ。
 例えば1日200円~300円程度の下げ幅が20日間連続で続き、1ヶ月4~6000円を越える下げ幅になっても、1日の下げ幅がその程度なら日銀は動かないのだろうか。
 その辺りは全くの謎だ。
 結局今日の日経平均の引値は27585円の161円高と、前週から5日ぶりに反発。
 それから日経ダブルインバースも、448円の6円安と反落した。
 
 先日つい436円でその日の一番高い所を掴んでしまった私だが、日経ダブルインバースの買値平均値は一昨日1日でプラス圏に入った。
 先日自身大いに反省していたのだが、一昨日1日でその必要が無くなった。
 私の買値平均値も未だプラス圏。

 【市場概況】

 18日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反発し、前日比161円44銭(0.59%)高の2万7585円91銭で終えた。
 前日までの4日続落で600円超下げていたとあって、自律反発を見込んだ買いが優勢だった。 
 中国・上海や香港の株式相場が堅調に推移したのも日本株を支え、上げ幅は一時200円を超えた。
 短期筋が日経平均先物の買い戻しを進めるなか、ファストリやソフトバンクグループ、リクルートなどの値がさ株が堅調に推移した。
 ただ中長期投資家の資金が入らず、午後に入ると膠着感が次第に強まった。
 読売新聞オンラインが18日午後、「大阪府で18日に確認された新型コロナウイルスの新規感染者が初めて2000人を超える見通しであることがわかった」と伝えるなど、新型コロナの感染者数の増加に歯止めがかからない。
 国内景気の先行き不透明感は根強く、上値を抑えた。
 朝方は17日の米株安の流れを受けて小幅ながら下げる場面があった。
 7月の米小売売上高が市場予想を下回り、米経済の回復が鈍化するとの見方が投資家心理を下向かせた。
 半導体関連株への売りもかさんで日経平均は2万7400円を一時下回った。

 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発。
 TOPIXは8.34ポイント(0.44%)高の1923.97で終えた。

 東証1部の売買代金は概算で2兆1808億円。
 売買高は9億4654万株だった。
 東証1部の値上がり銘柄数は1435と全体の6割強を占めた。値下がりは659銘柄、変わらずは93銘柄だった。

 東邦鉛が大幅高。
 富士フイルムや日産化が上げた。
 一方、楽天グループが大幅安。
 コナミHDや三越伊勢丹が売られた。
 
 【ドル/円と出来高】

 $¥レートは109.69円、と、109円台のまま円安ドル高傾向。
 東証一部の総取引額は月曜1日置いて増加、2兆1808円と昨日金曜よりも商いが凡そ1124億円程増加し買い優勢。
 下げ主導故か取引額増加で売り優勢の日が続いていたので、買い優勢の日に取引額が増加するのは、最近では希な傾向。
 強気の人に取っては喜ぶべきまともな現象。
 とは言え上げ下げどちらか一辺倒の相場とはならずに、煮え切らない相場が続きそう。

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 7月12日に日経平均が大幅上昇した事を受けて、弱気の私は423円で日経ダブルインバースを買い増し、また8月12日に日経平均が後場に掛けて下げたので436円で買い増したのだが、皆様には余りお薦めしない。
 何となれば投資家やアナリストのマジョリティは強気一辺倒なので、私なんぞ弱気の変わり者は完全にマイノリティだからである。
 ちなみに今日は448円の6円安。
 とは言えリスクヘッジと考えて、余り値動きを気にするのは止めるようにしている。
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  《今日のニュース》

 大きいニュースでは、政府は18日、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言の拡大・延長を受け、宣言の解除基準について見直す検討に入った。
 ワクチンの接種状況や重症者数などをより重視する見通し。
 新たな宣言期限となる9月12日までの解除を見据えたもので、政府のコロナ対策分科会の議論を踏まえ、月内にも最終判断する方向だ。
 加藤勝信官房長官は18日の記者会見で、宣言等の解除について、ワクチン接種や重症者数等を挙げ、「総合的に判断していく」と語った。
 都道府県の感染状況など各ステージを判断する指標の在り方に関しても「専門家の間で議論を行い、政府としてもしっかりと議論を行っていきたい」と述べ、見直しを検討する考えを示した。
 政府は、宣言発令を判断する際、「新規感染者数」や「医療の逼迫(ひっぱく)具合」などの指標を用いて、「ステージ4」相当を宣言の目安としている。 

 また国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は18日、午後8時時点で2万3千人を超え、過去最多を更新した。
 感染のピークがみえないまま重症患者が急増し、各地で医療体制が逼迫している。
 コロナ対策を厚生労働省に助言する専門家組織は18日の会合で、「感染拡大の歯止めがかからない」との懸念を示した。
 直近1週間の新規感染者数は40都道府県で最も深刻な「ステージ4(感染爆発)」に相当し、前週の31からさらに増えた。
 17日までの1週間の新規感染者は前週に比べて全国で1・31倍に増えた。
 都道府県別で1倍を下回ったのは福井県(0・84倍)と鳥取県(0・76倍)だけ。
 東京都は1・14倍で専門家組織座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は記者会見で「東京は少し踊り場的な状況になっている」と述べた。
 全国の重症患者は17日時点で1716人。
 第3波で最多だった1月26日の1043人、今春の第4波で最多の5月25日の1413人を大きく超えた。
 特に東京都が多く、過去の拡大期で最多だった1月20日の160人に対し、8月17日は276人。
 病床使用率も高まっている。
 少なくとも25都府県で5割を超えた。
 特に高いのは神奈川県の82・7%、滋賀県83・3%、沖縄県86・2%など。
 東京都は60・6%だったが、重症病床使用率は84・9%に達した。
 感染研は8月中旬時点で、全国の新規感染者のうち9割以上が感染力の強いデルタ株に置き換わったと推定した。
 一方、8月17日の1日あたりの死亡者数は厚労省の資料によると36人。
 第3波のピークは100人超、第4波のピークは200人超だった。
 重症化を防ぐワクチンの効果が出ているようだが、感染研は8月23日までの1日あたりの死亡者は最大で43人に増えると推定した。
 脇田座長は会見で「今後さらに、死亡者数が増加することを懸念している」と述べた。

 こうしたなか菅義偉首相は自身の自民党総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選前の衆院解散を見送る方針を固めた。
 首相は総裁選で再選しその後解散に踏み切るか、衆院任期満了に伴う衆院選を目指す方針。
 複数の関係者が明らかにした。
 首相はこれまで衆院選を総裁選前に行うことで自身の無風再選を確実にするシナリオを描いてきた。
 総裁選は9月17日告示、29日投開票の日程が有力視されており、告示前に解散した場合は凍結される見通しだった。
 だが、新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言の期限が9月12日となった。
 仮に宣言が予定通り解除されたとしても、直後に人流を生む可能性のある解散・総選挙を行うことは難しいと判断したとみられる。
 総裁選に関しては、党内で「菅降ろし」に動く可能性が囁かれていた安倍晋三前首相らの支持を取り付ける見込みが立ったとみられる。
 一定の国会議員票を固められる見通しがつき、総裁再選の可能性が高まったこともこうした判断を後押しした。
 総裁選が首相の無投票再選になった場合は、9月中に解散を行う可能性もあるが、衆院議員任期満了(10月21日)に近い時期の解散となる可能性もある。

 この一連の今日のニュースを聴いて、菅総理や自民党幹部の言動に肯ける国民が何人いるだろうか?
 また菅総理が総理で安心出来る国民は?
 どのコメントも官邸スタッフの考えたもので、棒読みしているとしか思えない菅総理。
 或いは国民の命を守れていないのに、国民の命を守ると言う、嘘吐き総理。
 この国家的危機のなか国民がどんなに死のうが、開催されるバラリンピック。
 その他二階氏を始め、今のこんな時期に5人で会食する自民党議院達。
 菅総理や政府に文句を言いたい国民は山ほど居るだろうが、彼等には何を言っても無駄だ。
 今彼等に望む事、また彼等が国民の為に出来る事は唯一つ。
 1日も早く菅総理は自民党総裁からも、総理からも退き、国民の前から姿を消す事。
 また二階氏を始め菅総理に与する自民党議院も、それに倣って退場して欲しい。
 それがまともな日本に戻る唯一の方途のように思うのは、私だけではないように思う。
 
 それから国際ニュースでは、アフガニスタン全土制圧後、反政府武装勢力「タリバン」が初めて会見し、かつて抑圧した女性の権利を「尊重する」としたが、実態がわからず不安が広がっている。
 こうした中、首都・カブールの空港で、アメリカ軍の輸送機から市民が落下して死亡する事故があったとして、アメリカ国防総省は、事故調査報告を発表し、謝罪した。
 16日、カブールの空港で飛び立つアメリカ軍の輸送機に市民らがしがみつき、その後落下するなどして、AP通信は、少なくとも7人が死亡したと伝えている。
 事故について、アメリカ国防総省は、事故調査報告を発表し、「機体周辺の治安が悪化したため、一刻も早く離陸することを決めた」としたうえで、「今後二度と起こらないように安全確保に努める」と謝罪した。
 アフガニスタンから民間人などの国外退避をめぐって、アメリカのサリバン大統領補佐官は、8月末までの退避にむけて、タリバン側と協議していることを明らかにした。

 また【ヤンゴン、バンコク共同】ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会(AAPP)」は18日、クーデターで実権を握った国軍の弾圧による死者が1001人になったと明らかにした。
 2月1日のクーデターから半年以上が経過したが、国軍が弾圧の手を緩める気配はない。
 AAPPは声明で「国軍は権力を持ち続ける限り市民の殺害を続ける。さらに国家の未来や人々の民主主義への望みをも踏みにじる」とし、国際社会に軍政を認めないよう改めて呼び掛けた。
 ミャンマーでは大規模なデモは見られなくなったが、市民の軍政拒否の姿勢は依然として固く、小規模なデモが各地で行われている。
 
  《個別銘柄ニュース》

  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 4507 塩野義製薬

 先ずは以下のニュースを読んで戴きたい。

 塩野義製薬は6日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について、2021年中に100万人分以上の供給体制を整える方針を明らかにした。 
 国が新薬開発で設けた特例の「条件付き早期承認」の年内の申請も検討し、承認後の早期供給に備える。
 軽症者が自宅服用の飲み薬が実用化できれば、医療体制の逼迫を避けられる利点がある。
 また塩野義は新型コロナワクチンの開発も進めている。
 他社製のワクチンとの比較か偽薬との比較のいずれかの方式で最終段階の治験を年内に始め、22年3月末までの実用化を目指す。
 提携先の岐阜県の工場で年内に最大で年6000万人分の生産体制を整える計画だ。

 配当は上期下期とも55円で、次回配当の権利落ち日は9月29日。
 配当利回りは大した事無いが、大化けする可能性がある。
 8月6日に6038円315円高の引け値で仕込むシミュレーションを開始する。
 やはり10日に上昇した。
 6434円の396円高。
 8月10日いきなり利益は出たが、念の為その週一杯は様子を見た。
 8月13日は6536円の33円高。
 同質一旦引け値で手仕舞いし利益を確定。
 以降再度シミュレーションを手掛けれるか、様子を見る。
 約500円分利益が出た。
 しかし8月16日は6481円の55円安。
 売っておいて良かった。
 が、今週一杯再度仕込めるか様子を見る。
 今日は6520円の9円安と値を下げる。

  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 4507 塩野義製薬と共に明日もう1日様子を見て、シミュレーションで仕込みたい銘柄が出てきた。
 このところ現物で実際に買った銘柄が、総て下落しているので、暫く流れがが戻る迄シミュレーションしてみる事にする。

 6376 日機装である。

 子会社のタックスヘイブン課税の追徴通達が、国税当局から届いた事で株価が下落した。
 既に追徴金は納税しており、脱税等違法なものではなく国税との見解の相違で、間もなく誤解は解け、適正な納税だったと証明されると日機装側は見解を示している。
 業績はそれ程悪くなく、と、言うより航空関連向け以外は好調で、深紫外線LED活用の空間除菌装置の新製品を販売したり、深紫外線LEDブランドの「sumiRay」を立ち上げたりと活発で、人工腎臓もトップ。
 他にもナノテクなど化学用精密ポンプ大手。
 これは一時的な下げで、日機装側の主張が通れば株価は戻るとみる。
 今日は901円の20円安。
 ここ1~2週の何処かで、実際にもしくはシミュレーションで仕込む。

 ❇️❇️特注買い付け銘柄❇️❇️

 1605 INPEX

 先ずは以下の決算内容を読んで戴きたい。

INPEX 営業利益 21/12 ↑↑↑→↓
(1605) 505,748 → 484,006 3社
21/12 +2.0倍 → +94.8%
22/12 +8.0% → +12.2%

 決算内容を上方修正し、また配当が年24円配から40円配に増配。
 恐らく4桁が当たり前の銘柄だと思う。
 先日原油安の煽りを喰らって一時750円台迄落ち込んだが、ここへ来て持ち直している。
 INPEXと言われても、それ何の会社?
 と、仰る方には言わずと知れた、「国際石油帝石」の正式社名です、と、お伝えしよう。

 このINPEXだが実は主力商品はLNGだ。
 石油が乱高下しているのを尻目に、LNG(天然ガス)は脱炭素と経済回復により需給が逼迫していて、今夏は例年の5倍以上に高騰しているのだ。
 同社はLNGの高騰と共に、今夏は日を追う毎に株価も高騰すると見た。
 買値は802円。
 その日の高値は812円迄あったが、何とか引け寸前で安い処を買えた。
 今日の引け値は767円の2円安。
 少し下げてしまったが、来週以降押し目買いも含め注視する。

 ❇️❇️大失敗❇️❇️大反省❇️❇️銘柄❇️❇️
 
 6月29日が配当権利落ちで、苦慮の末6月末に買い付けを見送った3286トラストHDが、7月6日に601円の100円高と急騰した。
 ところが7月12日は7月9日に引き続き450円から、430円の20円安と続落した。
 とは言え堅調と言えば堅調。
 配当権利落ち直後のストップ高など通常は考えられないが、最近は配当の権利確定後に株価下落防止策として、各上場会社が株主に有利な情報を発信するパターンが散見されるる。
 例えば自社株買いや新規事業参入、或いは企業間買収等だ。
 他にも通期決算が急上昇する等。
 しかしそのような情報はインサイダーでも無い限り、一般の投資家は知る由も無い。
 今回のトラストHDの株価急騰の理由は分からないし、何者かが仕掛けているのかも知れないが、これも長期保有を考えて買っていたらこのストップ高を享受する事が出来た訳で、今後は短期ではなく長期での保有を考えるべき、と、そう再考する良き教訓となった。
 日経ダブルインバースを始めETFでリスクヘッジをしながら、長期保有を旨とすべし。
 やはりバークシャー&ハザウェイのウォーレンバフェット氏は正しい。
 兎に角戻り安値の300円台に期待したい。
 
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 しかしながら7月7日~7月9日と比べ、7月の12日にははかなり下げ幅が縮まって来た。
 そこで300円台に到っていないが、7月12日の相場が二番底と見てリベンジを期して買いに入った。
 もう少し下げるかもだが、買値は433円。
 先週一旦は422円の変わらずと下げ止まったかと思いきや、そこから節目の400円を割り込んでかなり値を消したが、下げ始めてから16日目に漸く下げ止まり、その後3日間続伸の後の3日続落。今日は340円の2円安。
 創業者が株式を売却したいらしく、株価を下げない為にもその求めに応じて、自社株買いを行うとの事。
 115万株を上限に全体の23%にも及ぶ。
 朝方は気配値も含め相当株価は上がっていたのだが、場が開くとそうでもない市場の反響。
 それにしても反応は薄かった。
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 自社株買いで総ての銘柄が根を上げると思っていたら、大間違いなのだ。 ⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
 この銘柄の場合353円で創業者の株を自社株買いしたのだが、創業者の個人的な都合で現金を作る為にされた自社株買いのよう。
 相場より低い353円での自社株買いで、会社の資産基盤を脆弱にするだけの自社株買いであった。
 それに配当も減配になる様子。
 騙された、と、言うべきか。
 私が阿保だったのか。
 やはり射幸心から短期で稼ぎたいと思った部分があり、自身の愚かさが露見したパターン。
 この銘柄は絶対に手を出さないで欲しい!
 塩漬けにするか、損切りするかは、今月中に決める。
 否、やはり塩漬けにする。
 良く精査せずに手を出し、大失敗したこの惨状を忘れない為にも。
 己の愚かさの証拠として。
 馬鹿だった。
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 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️

 7896・セブン工業が4月末にストップ高の後520円の79円安と売られ、その後も496円の3円安と少し足踏み。
 500円を切ったら勝負出来る。
 と、思っていた矢先の6月初旬、いきなり602円の100円高と再び急激に上昇した。
 このまま上値離れしたら手は出せない。
 慎重に様子を見ていたら失敗した。
 決算の上方修正と木材価格の上昇で材料視された。
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 しかし安値が555円で高値が597円と、6月11日の荒い値動きの流れの中、少しだけだが何とか559円で買う事が出来た。
 もう少し下げるかも知れないが、目標株価を660円前後に定めたいと思う。
 6月24日508円9円安と買値からは51円安も、翌日に起死回生の587円の79円高と復活。
 先日支配株主についての適時開示を行ったが、大株主の2社で凡そ50%を占める。
 大株主の2社は同業の都築木材と西垣林業で、東芝とは真逆で彼等は安定株主。
 海外ファンド等の資金が入っていない為オーバーハングの懸念がなく、それを好感した株価上昇と見る。
 株価は所謂「雲」と言われる抵抗線を上抜けした、「雲の上抜け」状態。
 株価上昇が期待出来る。
 とは言え7月9日521円の18円安と少し調整。  
 14日には531円まで戻したが、7月20日516円の3円安と続落。
 第一四半期の決算が赤字転落した事から中々値が戻らないが、今日も495円の8円高と漸く7日ぶりに反発。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。
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 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 以前から注目していた8070東京産業が、先月7月6日に656円の48円高と急騰。
 8月17日は666円の46円安と材料出尽くし感から下げるも、今日は680円の14円高と堅調。
 三菱パワー製品の受託販売が柱の機械商社であり、再生エネルギー関連に注力する同社は自社株買いを実施するらしい。
 業績好調で配当は中間期末とも13円で、次回配当が9月末の為注視していたのだが、またまた見逃した銘柄が急騰してしまった。
 今後戻り安値600円前後の戻り安値に期待する他無い。
 この銘柄も時期を逃した事に反省である。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・前澤工業。 
 上下水道機械の最大手。
 7月7日699円の82円高を付けて、7月14日水曜も690円の10円安と堅調だったが、7月15日木曜635円の55円安とかなり値を消ふした。
 業績好調の上自社株買いに増配と、株価が上がる条件が揃っているように見えたが、ここに来て今期の2桁営業減益見通しがマイナス視された。
 そして7月20日には633円迄値を消し、再び3日間で65円値上がりし698円と値を戻した。
 それなのにそこから3日間で41円も値下がりと乱高下。
 今日は679円の3円安と堅調。
 冷めるとみるか再び高騰すると見るか、何とも悩ましく判断に困る銘柄だ。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・バイク王。 
 中古2輪売買最大手。
 7月9日952円の49円高で、7月13日は1158円の149円高と絶好調。
 8月2日に1313円の111円安と、増担保措置など取引規制強化をネガティブ視しての反落だったが、今日は1433円の61円高と絶好調。
 何処迄値を飛ばすのか想像も付かない。
 業績好調での株価なのだが、この銘柄実は200円を切る180円台の時から注目していて、遂に手を出せずに今日迄来た。
 こうなると情けないを通り越して、自分の才能の無さが恨めしい。
 しかし投資は才能でするものではない。
 飽くなき探求心と研鑽を積み上げてするものである、と、分かってはいるが、しかしこの状況何とかならないものか。

 注目銘柄☆東証一部3245ディア・ライフで、投資用マンション等を手掛ける。
 ストップ高の後5月中旬に440円の32円安だったが、その後値を戻し今日も478円の1円安と少し下げるも堅調で、配当権利落ちは9月29日とまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がするが、配当が20円と増配しているのに地合いの悪さで急落そ後の連日反発。
 注目である。

 注目銘柄☆東証一部7618のPCデポで、シニア層主体の顧客を持つPC専門店。
 増配を予定しているのに、この会社が起こしたのではないが、ハッキングや情報流出懸念で相場の全体的な流れでこの業種各社の株価下落に繋がった。
 今日は465円の3円安。
 配当権利落ちは9月29日とまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がするが、下期配当が7円(上期7円で年ベースでは14円)と増配しているのに、地合いの悪さで株価急落。
 また株主優待も有る。
 配当権利落ち月迄には仕込みたいが、狙っていた429円から既にかなり上昇した。
 今後の戻り安値に期待しつつ注目である。

 注目銘柄☆8737・あかつき本社
 中古住宅や老人ホーム等を扱う不動産会社。
 今日も368円の2円高と堅調。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 以前にも保有していた事があり、利益が乗った処てま売却したのだが、今回増収増益で増配するのだとか。
 来月末ぐらい迄に仕込める処で仕込みたい。

 注目銘柄☆2411・ゲンダイエージェンシー。
 パチンコ店の広告を扱う専業1位。
 先週320円の26円高と急上昇。
 今日も335円の3円高と堅調。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 以前にも保有していた事があり、配当見送りで売却したのだが、今回業績回復で上期3円下期4円と復配するのだとか。
 少し値を戻して300円前後なら、来月末ぐらい迄に仕込める処で仕込みたい。

 注目銘柄☆3323レカム。
 今日は82円の1円安で配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 とは言え先日100円を切っていて、ここ数日再び100円を切っている。
 特に8月16日月曜日は、第三四半期の業績をネガティブ視しての下げである。
 このまま暫く80円台を保ってくれれば、勝機到来の予感。
 来月末ぐらい迄値動きに注目だ。

 注目銘柄☆3452ビーロット。
 富裕層向け不動産売買。
 今日550の15円高で配当権利落ち日は12月29日とまだまだ先の為、実際に買うのは夏~秋以降のタイミングで良いような気がする。
 配当は15円だが、100株以上で1000円のクオカードが株主優待で贈られる。
 秋~冬に掛けて値動きに注目だ。

 注目銘柄☆8622水戸証券
 今日295円の5円高で配当権利落ち日は9月29日と少し先の為、実際に買うのは8月~9月のタイミングで良いような気がする。 
 上期6円下期 10円と高配当なのだが、個人的に株主優待のカレンダーが欲しい。
 凄く実用的なのだ。
 来月末ぐらい迄値動きに注目だ。

 危険注意銘柄☆2191「テラ」は急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーで今日は200円の1円高、凡そ2ヶ月前株価が少し動き始めたと思うや、その後は売りに押され下落した。
 誰かが仕掛けているのかも知れないが、危険なので買わずに注視する。 
 株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。 

 注目銘柄☆7537・丸文が業績好調で5月中旬558円の58円高の値を付け、今日も711円の8円高と絶好調。
 半導体卸の会社である。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。

 注目銘柄☆9274・国際紙パルプ商事が業績好調と増配で、8月12日346円の80円高の値を付けた。
 8月13日は329円の17円安と反動安も、翌日は362円の33円高と値を戻し、
 今日は327円の23円安と値を下げるも堅調。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。
 業績好調は分かっていたが、ここ迄とは思わなかった。
 気付くのが今では話にならない、と、反省。

注目銘柄☆6069・トレンダーズが8月13日650円の8円高から、3日間で今日1027円の127円高と約400円の値幅を取った。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。
 何処かで高騰するとは思っていたが、ここ迄とは思わなかった。
 気付くのが今では話にならない、と、反省。

 注目銘柄☆5017の富士石油は5月末頃272円の53円高と、旧村上ファンド系のファンドの所有が明らかになった、
 今日は240円の4円高と堅調だが、220円台の戻り安値が有れば仕込みたい。

注目銘柄☆3289東急不動産が先日700円の39円高で業績上昇、少し下げていて今日は598円の2円高。
 今後 600円前後に調整すれば狙えると思っていただけに、ゾーンに入った感じ。
 今週中にどうするか判断したい。
 とは言えまたも出遅れた自身に反省。

 注目銘柄☆7544スリーエフが先日369円の69円高で業績V字回復予想、今日は321円の1円高と未だに堅調ではあるが、勝負出来るレンジの一歩前迄調整した。
 再び300円前後なら勝負出来る。

 注目銘柄☆9696のウイザスが、4月末に575円の69円高と決算大幅上方修正でストップ高、今日も693円の41円高と絶好調。
 今後500円前後の戻り安値があれば狙えるが、この銘柄も気付くのが遅過ぎて今更だ。
 またまた反省。

 注目銘柄☆1720の東急建設が、7月27日に764円の43円安と、基礎杭で不良確認の報を受け大きく下落した。
 今日は750円の10円高。
 配当方針変更で上期20円下期20円と大幅な増配決定後の不祥事で、或いはチャンスかも知れない。
 今後700円前後で狙いたい。

 注目銘柄☆8698のマネックスGが、7月27日に663円の20円安で、7月28日も639円の23円安と続落していて、狙おうと思っていたら7月29日687円の48円高と値を戻した。
 今日も687円の4円高と堅調。
 先日米アマゾンでビットコイン決済受入れ否定の報を受け下落し、上期8円下期18.5円と高配当で狙いを付けた。
 ビットコイン関連銘柄はこうした報で一時的に下げる事がある。
 しかし直ぐに値を戻した。
 600円前後の戻り安値があれば東急建設同様、狙える処で狙いたい。

 注目銘柄☆8897のタカラレーベンが、8月2日に322円の20円安と急落。
 今日は315円の3円高。
 株主優待の取り止めがネガティブ視された。
 しかし配当は維持。
 上期4円下期10円と依然として高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 大反省銘柄のトラストHDとは真逆に地道だが目立たない銘柄で、トラストHDの大失敗を糧にこの銘柄こそ買いたい。
 9月権利落ち迄に下げ止まった処で狙う。

 注目銘柄☆8798のアドバンスクリエイトが、8月4日964円の49円安と急落。
 大した理由の無い下げで明日以降反発必至。
 株主優待は2500円相当のカタログギフト。
 配当は上期30円下期15円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは9月29日。
 今日は937円の19円高と少し値を戻す。
 今後下値で狙いたい。

 注目銘柄☆3449のテクノフレックスが、8月10日978円の23円安と急反落。
 決算2%下げでこの急落。
 配当は上期20円下期21円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは12月29日。
 今日は945円の6円安。
 今後下値で狙いたい。


  《今日の東京コロナ感染状況》

 今日の東京都のコロナ新規感染者数は5386人と、前週同曜日から1186人増加の感染大激増。 
 過去2番目に多い新規感染者数。 
 またこの内現在入院している重症患者は、久し振りに前日から減少したが、275人とたった一人減っただけ。

 都の担当者は「爆発的な感染が継続している。大学の運動部でクラスターが相次いでいるほか、高齢者施設でも多くなっていて、いつ増加が収まるのか見通せない状況だ」と危機感を強めている。
 そのうえで「10人のバーベキューや5人の食事会での感染など、防ぐことができたはずの事例も散見される。今の危機的な状況を自分ごととして捉えてほしい」と話し、防ぐことができる会食や旅行での感染をなくしてほしいと呼びかけている。

 こうした非常事態が続く中、菅義偉(すが・よしひで)首相は7月30日の記者会見で、新型コロナウイルスへの対応に失敗した場合、引責辞任する考えがあるかを問われ、「対応することが私の責任で、私はできると思っている」と語った、と、言う。
 開いた口が塞がらない。
 東京の新規感染者数が5000人を超えるこの状況下でも、彼は今も、「私はできると思っている」、と、思っているのだろうか。
 ワクチン接種の遅れや五輪バブル方式の失敗等、既に対応出来ていないではないか。
 それに今回の医療逼迫も含めてである。
 このまま国民に謝罪もせずに、逃げ仰せるとでも思っているのだろうか。
 それに東洋の魔女発言こそしなくなったが、菅総理は事ここに及んでも、パラリンピックでさえ中止しない意向だ。
 してみると日本人は自分で自分の身を守るしかない、と、言う事。
 最早菅総理はバッハ会長同様に、日本国民の敵でしかない
 秋の総選挙で政権が変わったしたとしたら、次の総理はたとえそれが自民党総裁であっても、菅総理を始め現政権の閣僚等に責任だけは取らせて欲しい。

  《今夜のニューヨーク市場》

 今夜のニューヨークダウは開場3時間の株価で、$35320の$22安と僅かに続落。
 しかしナスダックは$14659の$3高と、僅かだが反発。  

 【市場概況】

 18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落して始まり、午前9時35分現在、前日比142ドル79セント安の3万5200ドル49セントで推移している。
 米連邦準備理事会(FRB)が午後に公表する米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を見極めたい投資家が多いうえ、高値圏とあって買いが入りにくい。
 新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染拡大から世界景気の減速懸念も意識されやすく、景気敏感株などが売られている。
 FOMC議事要旨ではテーパリング(量的緩和の縮小)開始の議論の進展や、雇用回復やインフレに対する参加者の認識がどう変わったのかなどが注目される。
 市場ではFRBが9月のFOMCでテーパリング開始を決めるとの見方も出ている。
 ダウ平均は週初まで連日で過去最高値を更新しており、引き続き高値警戒感も強い。
 ダウ平均の構成銘柄では航空機のボーイングや機械のハネウェル・インターナショナル、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスなどの下げが目立つ。
 値ごろ感などの買いでここ数日上げが目立った医療保険のユナイテッドヘルス・グループにも利益確定売りが出ている。
 
 この様子では明日の東京も、上下どちらに向くかは別にして小動きで間違い無いだろう。
 しかしながらここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 ひょっとしたら続伸するかもだが、何れにしても小動きのように思う。
 それにしてもこのコロナ感染激増下の、しかもオリンピック開催中の東京での株高は、どうにも納得出来ない。 
 無論現況を株高と見る私は、マイノリティなのかも知れない。
 何はともあれ日経平均上昇の折は、ダブルインバースの買い場が到来したと思うふべき。
 今少し日経平均が上がれば、その時にはまた日経ダブルインバースを買いに入る。

  《今日の依存症治療と総括》

 何が何でも弱気の立場を貫く私は、何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 それにしても、「不必要な射幸心は捨て、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は良い。
 読む度に競馬やパチンコをする阿保らしさが身に沁みるのだ。
 依存症は完治しない病である。
 気を引き締めて頑張らねば。
 しかし何だかんだで、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせた。 
 今日の競馬やパチンコでの無事は、スーパーに買い出しに行ったお蔭か。
 競馬やパチンコの事を丸1日考えなかった。

 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の反落で確実としたい。
 兎に角明日日経平均が小幅反落なら発泡酒。
 26000円台に突入して大幅反落なら、明日こそビールを飲みたい。
 上昇ならお茶を飲んで早め就寝だ。  
 明日は発泡酒もしくはお茶が濃厚。
 やはりビールは無理だろう。

 追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ      
    れてしまった。
    来月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
    ちなみに今日は日経平均が反発した。   
    今日はお茶を飲んで早め就寝。
    この際発泡酒分で良いから、明日は反    
    落してくれないものか。
    兎に角お茶以外なら何でも良い。
    ビールとか贅沢は言うまい。
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