第507話 2年目の5ヶ月と17日目 10月12日(火)

文字数 35,599文字

 《今日の東京市場》

 今日の東京市場は予測通りの反落。
 前夜のニューヨークの続落を受けての反落。
 やはり投資家の心理状態は、完全にリスク・オフ状態にはなっておらず、ちょっとしたきっかけで株価は下向きになる。
 日本では先々週、総裁選決選投票の結果が決定する直後に日経平均は下げ幅を拡大して、その日一番の安値を付ける場面があったのだが、市場では「決選投票は派閥の影響力が大きい」、と、岸田氏の総裁就任を、この先に控える衆院選で自民党が苦戦する可能性に警戒する投資家が多かった。
 新内閣発足の「ご祝儀相場」とは無縁の急落を、英紙フィナンシャル・タイムズが「岸田ショック」と報じたようで、総選挙に向けて岸田総理も内心気が気じゃ無いだろう。
 そこで岸田首相が金融所得課税の見直しについて、10日のテレビ番組で「当面は触ることは考えていない」と語ったが、その割には市場に力強さが戻って来ない。

 また先週は中国恒大集団の債務不履行懸念が一先ず解消したのに、先日の香港市場での恒大株取引停止で再び懸念が再燃している。
 その上中国恒大集団以外にも、融創中国(北京市)の経営不安も取り沙汰されている。
 加えて米国のデフォルト懸念は一旦後退したものの、インフレ懸念もあり、米国経済にはプラス要因よりマイナス要因の方が多い。
 その他新たに組閣された岸田内閣への投資家の失望。
 今のところ岸田内閣の目に付く話題では、甘利幹事長のUR関連の金銭授受問題や、牧島デジタル相のNTTからの接待問題など、スキャンダルしか出てこない。
 「岸田ショック」を払拭するどころか、総選挙迄日を追う毎に、「岸田ショック」に拍車を掛けているような有り様。
 その上先日の地震でも官邸は大した対応が出来ず、株を下げる始末。
 挙げ句矢野財務次官による、「バラマキ合戦批判問題」迄持ち上がっている。
 岸田内閣に取っては総選挙に際して、不運この上無い逆風の船出となった。
 岸田内閣の支持率同様まだまだ上値を追うほど、投資家心理は改善されていない。

 また今日のような下げ幅では、日銀がTOPIXを買い入れる事も無かった。
 前回久し振りに連続で、9月29日にTOPIXを701億円買い付けたあと、僅か2日後の10月1日同額の701億円買い入れた日銀。
 日銀の今年のTOPIX買い入れは、大体2~3ヶ月に一回だったが、ここに来ての連続買い付けで、前回の例に倣い一定の下げ幅だった10月5日や10月6日は買い入れが有るかと思っていたのだが、その日も日銀は買って来なかった。
 何と2日ともスルー。
 確かにたとえ連続で買い入れても701億円では大した影響はないし、以前と比べれば希薄化はしている。 
 それでも買って来ないよりはましと思っていただけに、10月5日と10月6日の2日連続のスルーには首を傾げる。
 もはや日銀のTOPIX買い入れは、期待しない方が良いように思う。
 
 結局今日の日経平均の引値は28230円の267円安と、4日ぶりに反落。
 それから日経ダブルインバースも416円の9円高と、4日ぶりに反発。
 
 私の日経ダブルインバースの買値平均値も、昨日から再びマイナス圏である。
 しかし実は8月27日に或る一定量を445円で売却して、僅かだがその分は利益を得た。
 先日30000円を突破したら頃合いを見計らって、押し目買いの機会を狙う。
 と、言っていた通り、9月10日に373円で日経ダブルインバースを買い増した。
 10月11日迄の続伸で、9月10日だけでなく全体の買値でも買値平均ラインを上回っていたのだが、10月11日に完全にマイナス圏に逆戻り。
 相場はそんなに甘くはないものなのだ。
 しかしここは買い場到来と見て、400円を切ったらダブルインバースを買いに入りたい。
 総選挙の投開票日迄は下げ相場と見ている。
 但しその後は上げると見ているので、1570の日経ネクストファンドに切り替えるつもり。
 と、思っていたが、明日も下げるような気がして、400円を切ってはいないが、今日新たに413円でダブルインバースを買い付けた。
 下げ方向への投資は、今週から月末総選挙の結果が出る迄の勝負と見ている。 
 無論総選挙後は上げると見ているので、1570の日経ネクストファンドを買う。

(松平 眞之)


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 【市場概況】

 東証大引け 4日ぶり反落、
 原油高が重荷 円安で輸出関連は高い

 2021年10月12日 15:31

 12日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、前日比267円59銭(0.94%)安の2万8230円61銭で終えた。
 前日の米株式市場で主要株価指数が下落した流れを受け、東京市場でも売り優勢となった。
 原油高で米長期金利の先高観が強まり、成長(グロース)株を中心に売りが出た。

 米原油先物は11日に一時1バレル82ドル台に乗せ、約7年ぶりの高値を付けた。
 原油高による国内企業のコスト増の懸念も日本株の売りにつながった。  
 業種別では空運や陸運、ガスの下げが目立った。

 米株価指数先物や中国・上海株などアジアの株式相場が軟調に推移したことも日本株の重荷となった。
 日経平均は午前の中ごろから下げ幅を拡大し、300円あまり下げる場面もあった。

 一方、自動車など輸出関連株の一部には買いが入り、相場全体を下支えした。
外国為替市場で円相場が1ドル=113円台半ばまで円安・ドル高が進み、輸出採算の改善期待が高まった。
 原油高を背景にINPEXや石油元売りなど資源関連も買われた。

 JPX日経インデックス400は3営業日ぶりに反落。
 東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反落し、前日比13.90ポイント(0.70%)安の1982.68で終えた。

 東証1部の売買代金は概算で2兆5637億円と8月30日以来の低水準だった。
 売買高は11億3493万株。
 東証1部の値下がり銘柄数は1743と、全体の約8割を占めた。  
 値上がりは375、変わらずは65銘柄だった。

 ファストリやソフトバンクグループ(SBG)など主力の値がさ株が下げた。
 東エレクやアドテストなど半導体関連も安かった。
 半面、三菱商やトヨタは上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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 【ドル/円と出来高】

 $¥レートは113.61円、と、遂に113円台に突入し円安ドル高が進んだ。
 東証一部の売買代金は2日連続で減少し、2兆5637億円と先週からは随分と沈静化した。
 今日は昨日より凡そ1448億円程の減少。

 それにしても菅総理が辞めたお蔭で、9月は総裁選が終わる迄、四週連続急上昇の東京株式市場だった。
 しかし一転新総裁が決まったと言うのに、市場では岸田内閣をネガティブ視する傾向。
 市場はこの先に控える衆院選で、自民党が苦戦する可能性に警戒を示した。
 今日も株価は反落し、先週は当たり前だった取引額の3兆円に覚束なくなっている。
 先週末岸田新内閣発足後、初めて日経平均が続伸して28000円台を取りしたが、総選挙迄このまま上げ相場が続くとは思えない。
 再び日経平均が27000円台に逆戻りして下げ相場に向かうような雰囲気で、今週も余談を許さない相場が続く。

 それにしでも岸田内閣の顔ぶれは、まんま安倍内閣。
 その割に安倍氏も不満だらけで、何とも中途半端な組閣だった。
 高市政調会長の人事も、安倍氏は幹事長への抜擢を要望したらしい。
 兎に角パッとしない人事だった。
 それに何より甘利幹事長の評判が悪過ぎる。
 こうなると次期総選挙で、自民党か負ける可能性も出て来た。
 菅総理が脆弱にしてしまった自民党の基盤や、自民党の人気を全く取り戻していない。
 果たして共闘する野党に勝てるだろうか。
 宏池会と麻生派或いは谷垣グループが合流する、所謂大宏池会構想も自民党が過半数を保って政権を守れたらと言う前提の下である。
 やはり或る程度は自民党の議席数が減るような気がするし、もっと言えば自民党が政権与党でいられるのかさえ心許ない。
 岸田総理は明智光秀のように、超短命政権で終わるのかも知れない。
 否、このままでは岸田総理は総理自身の問題ではなく、甘利幹事長や牧島デジタル相のスキャンダルに潰されてしまう。
 それに内閣発足後間も無い今の時期に、都内で震度5の地震に見舞われ、官邸が機能していない事を露呈してしまった岸田内閣の不運。 
 本来菅総理の撒いた種なのに、菅総理の尻拭いをし切れないばかりか、悪い事ばかりが起こる岸田内閣。
 岸田総理に問題が無くとも、岸田内閣には人気の出るプラス要因が全く無いのである。
 このままでは岸田内閣は、総選挙を無事に通過出来ないのではないだろうか?
 新総裁が決まったと言うのに、連日の株価続落と、その後続伸しても僅かな上げ幅に止まり再び下降すると言う事が、それを暗示しているような気がしてならない。
 
(松平 眞之)


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 7月12日に日経平均が大幅上昇した事を受けて、弱気の私は423円で日経ダブルインバースを買い増し、また8月12日に日経平均が後場に掛けて下げたので436円で買い増し、9月10日に373円で買い増したのだが、皆様には余りお薦めしない。
 何となれば投資家やアナリストのマジョリティは強気一辺倒なので、私なんぞ弱気の変わり者は完全にマイノリティだからである。
 ちなみに今日の引け値は416円の9円高。
 今日10月12日、新たに413円でダブルインバースを買い付けた。
 リスクヘッジと考えていたが、総選挙が終わる迄の期間の岸田内閣の間は、下げ相場になると見て勝負したい。
 また総選挙終了後は上げると見ているので、1570の日経ネクストファンドに切り替える。

(松平 眞之)

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 ⭕⭕《先月からの株式トピックス》⭕⭕

 インターネット金融大手のSBIホールディングスは9日、新生銀行の株式を大幅に買い増すと発表した。9月10日から、株式公開買い付け(TOB)を行う。
 現状、議決権ベースで約2割の株式を保有しているが、これを最大48%まで引き上げることを目指す。
 複数の役員を派遣することも検討している。

 買い付け価格は1株2000円で、約1164億円を投じる。
 新生銀の9日の終値は、1440円。

 新生銀は9日、「事前の連絡を受けておらず、当行取締役会の賛同を得たものではない」とのコメントを発表した。
 TOBへの対応については、内容を分析・検討したうえで明らかにするとしている。
 新生銀の対応次第では、敵対的TOBに発展する可能性もある。

 SBIはこのところ、新生銀の株式を市場で買い集めてきた。
 新生銀の有価証券報告書によると、3月末時点でのSBIの持ち株比率は19・85%(議決権ベース)で、すでに筆頭株主の座にある。 
 消費者ローンやクレジットカード事業に強みを持つ新生銀を傘下に入れることで、収益基盤の多角化を図る狙いがある。

9/9(木) 読売新聞オンライン


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 9月9日(木)の新生銀行の引け値は、1,440円の13円安(0.89%)で、9月10日(金)の早朝から特別買気配が点灯。
 これは昨日市場の閉場後に発表されたニュースなので、9月9日(木)の相場は到って平穏。
 なので、翌日はさぞかし熱い相場になろう。
 と、思っていたら、9月10日(金)は1740円の300円高でストップ高。
 しかし9月10日(金)、仮に早朝から買い注文を出して買えたとしても、果たして利益の出るレンジで買えるかどうかは分からない。
 利益が出せる確証も無く、静観するしかないと思い捨てていた。
 たまたま9月9日(木)の引け値で新生銀行を買った人は、宝くじに当たったようなものだ。
 何とも羨ましい。
 一般の我々ギャラリーは、ショーを見るような心構えでいるしかない。
 一応今週も値動きには注目。
 先週木曜は1890 円の66円安で、9月22日は1876円の10円安。
 SBIは新生銀の求めに応じて現在実施中のTOB期限を12月8日まで延長したのだが、延期したとは言えやはりTOBが行われるとの期待から、⭕⭕10月6日は1904円の25円高⭕⭕
 しかしまだ確定ではなく、
⭕⭕今日は1897円の13円安⭕⭕と反落。
 買い付け価格が2000円なので、9月10日(金)に1740円の300円高で買えていたら利益は出ていたろうが、実際に買い付け出来た人はほんの僅かだろう。
 そうそうその値で売り手が居る訳ではない。
 買えても一昨日か昨日の、1950円から1960円辺りのレンジだろう。
 そうなると利益どころか今日もマイナス。
 やはりショータイムを楽しむべきか。
 それを裏付けたのは以下のニュース。


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 ネット金融大手SBIホールディングス(HD)から一方的に株式公開買い付け(TOB)の提案を受けた新生銀行が買収防衛策の導入を検討していることが14日わかった。
 新たに株を発行してSBIの:::2株式保有比率を下げる案が軸だ。
 今後、株主を巻き込んだ対立に発展する可能性が出てきた
 新生銀の株を約20%保有するSBIは9日、TOBで保有比率を最大48%に引き上げて連結子会社化することをめざすと発表した。
 新生銀が検討している買収防衛策は「ポイズンピル(食べたら毒が回るという意味)」と呼ばれる。
 新生銀関係者によると、SBIを含めた既存の株主に事前に新たな株の「予約権」を無償で配り、SBIには予約権の行使に制限をかける。 
 TOBによってSBIが予定する株式数を手に入れたとしても、他の株主が予約権を行使することでSBIの保有割合が相対的に薄まり、買収を阻止する仕組みだという。
 新生銀は週内をめどにSBIに質問状を送り、取締役会に諮って防衛策を決定、発表する方向で調整している。

 9/14(火)  朝日新聞デジタル
 (c) 朝日新聞社

 こうなると買収取り止めの可能性も出てくるから、やはり9月11日迄の勝負だった。
 利益を上げた人は、二度と手を出さない方が賢明である。
 また当のソフトバンクグループは、米ナスダック安が重荷(NQN)となり昨日も続落。
 10月6日は一時年初来安値を付けた。
 昨日は⭕⭕6,416円の298円高⭕⭕と、自律反発狙いで反発。
 今日は⭕⭕6,261円の155円安⭕⭕と、ハイテク株安の流れから反落。
 とは言え新生銀行の方は停滞。
 どうにも煮え切らない相場が続く。


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 ⭕⭕今週の大手証券の逆利用情報!⭕⭕


 ⭕⭕⭕以下の営業メールにご用心⭕⭕⭕

 先週私に届いたインチキ営業メールです!

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  日本郵政株式会社 株式売出しのご案内
       
               ◯◯証券

 この度、日本郵政株式会社の株式売出しが国内外で実施されることになりました。
弊社では、本銘柄のお取り扱いを開始致しましたので、お知らせいたします。

 第3次株式売出しのお知らせ

 株式売出しの概要

銘柄名 日本郵政株式会社
銘柄コード 6178
市場 東証1部
事業内容 郵便・物流事業、郵便局窓口事業、国際物流事業、銀行業、生命保険業 等
ブックビルディング期間・抽選申込期間 2021年10月7日(木)から売出価格等決定日まで
売出価格等
決定日 2021年10月25日(月)から 2021年10月27日(水)までのいずれかの日
ディスカウント率 2.0% ~ 4.0%(売出価格等決定日の終値からの割引率)
購入申込期間 売出価格等決定日+1営業日から売出価格等決定日+2営業日まで (抽選参加サービスについては、最終日10:00まで)
受渡日 売出価格等決定日+4営業日
ご購入方法 ・「◯◯◯・コンサルティング」コースのお客さま|お店でのお申込み
・「◯◯◯・ダイレクト」コースのお客さま|公募・売出株式抽選参加サービスでのお申込み

※ 2021年10月6日時点の情報を記載しております。
 

 私がこの手数料の高い大手◯◯証券を使っているのは、正にこの時の為なのだ。

 上記商品には絶対に手をしてはいけない!

 以下の記事を読んで戴きたい。

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  政府、郵政株の最終売却発表 
  復興財源9500億円確保へ

 郵政民営化法が定める政府保有分の売却が完了する
 財務省は6日、日本郵政の株式を追加売却すると発表した。
 発行済み総株式数の約27%分の株式を売り出し、約9500億円を見込む売却益を東日本大震災の復興財源に充てる。
 2007年10月の郵政民営化から14年で政府出資分の売却がひとまず完了するが、日本郵政は上場企業としての成長戦略を描き切れておらず、民営化プロセスはなお道半ばだ。

 財務省は証券会社を通じて投資家の需要を探りながら、10月25~27日の間に売り出し価格を決める。
 価格決定日の4営業日後までに売却を終える見通しだ。
 民営化法は政府に対し郵政株の3分の1の保有を義務づけ、超過分を売却するよう定める。

 9500億円を確保するには1株当たり920円程度で売却する必要がある。
 前回の売却では、売り出し条件決定日の終値から2%割り引いた価格で売り出した。
 6日の終値は926.6円だった。

 日本郵政は6日、政府の売却完了後に1000億円を上限に自社株買いを実施すると発表した。 
 政府の売り出し価格が低く9500億円を確保できない場合は、郵政が買い入れた自社株を消却する可能性もある。
 総株式数を減らし、政府が追加で株を放出する余地をつくるためだ。

 政府は13年1月の復興推進会議で郵政株の売却で4兆円を確保することを決めた。
 17年9月の2次売却までで計約2兆8000億円を確保。21年6月には郵政の自社株買いに応じて約2500億円分を売却し、残る9500億円の確保が焦点となっていた。

 郵政の株価は上場した15年の1999円をピークに低迷が続く。
 上場時に高値づかみし、後に損切りを迫られた投資家もいる。
 手紙やはがきの減少は止まらず、ビジネスモデルの転換が遅れていることが根底にある。

 日本郵政はゆうちょ銀行の株式の約9割、かんぽ生命保険の株式の5割弱をそれぞれ持つ。 
 郵政民営化法は金融2社の株式の完全売却も求めているが、切り離しは不完全なままだ。

 民営化法は郵政の出資比率が5割を下回るまでは、金融2社の新規業務に国の認可がいると定めている。
 民業圧迫を避けるためだ。
 かんぽ生命については21年6月に出資比率が5割を下回り届け出制に移行したが、ゆうちょ銀は経営に足かせがはまったままだ。

 金融2社はグループの日本郵便が持つ全国2万4000の郵便局を営業基盤とする。
 日本郵便も2社から得る委託手数料を収益源とし、郵便事業の縮小を補ってきた。
 資本関係が希薄になれば、持ち株会社として郵政が得る配当は目減りする。

 日本郵政は楽天グループに出資するなどデジタル対応を急ぐが、収益の底上げには結びついていない。
 人口減や過疎化が進む地方の郵便ネットワークの合理化や、巨額の減損損失を出した国際物流事業の立て直しなど課題は山積する。

 政府は今回の最終売却に向けて19年春に大和証券などを主幹事証券会社に選び、準備を進めていた。
 19年夏にかんぽ生命の不正契約問題が発覚したことで計画は一時停滞。
 9500億円の確保に必要な株価は19年時点では1株1132円だったが、かんぽ問題を受けて20年には700円台まで下落していた。

 郵政は21年6月の自社株買いで約2500億円分の全株を政府から購入し、この分も含めて自己株を消却した。
 総株式数が減少したことで、政府が市場に放出できる株数が増え、1株920円程度で残りの復興財源を確保できる見通しがついていた。

 2021年10月6日 15:53 日経電子版


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 上記の記事にあるように、日本郵政の株価は上場した15年の売り出し価格が1999円で、その時この大手◯◯証券にこうしたメールを貰って買った人達がどれだけ涙を流したことか。
 100株買ったとして現在の株価は920円程度だから、199万円投資して100万円の損失。
 幸い私は手を出さずに済んでいる。
 それもこれも日本郵政がどうとかではなく、
この大手◯◯証券の営業メールを寄越して来た銘柄の株や、商品に一切手を出さなかったからなのである。
 この大手◯◯証券は金持ちや法人取引の相手以外の我々一般人からは、金を巻き上げる事しか考えていない。
 こう言う営業メールの際は損をさせること前提と言うか、売れないから、いい銘柄の株や商品じゃないからメールをしてくるのだ。
 こう言う営業メールを寄越してくる時、私は絶対に手を出さない。
 私はこう言った情報を逆利用する為に、高い高い、手数料を毎回払っているのだ。
 私はこれで危機を何度も乗り越えて来た。
 繰り返します。

 読者の皆様には、上記のような営業メールで紹介される商品に絶対手を出さないで下さい。
 この商品は外れです!
 下手をすると大損します!
 この情報は絶対に当たります!
 今週一杯は掲載しておきます!
 お忘れなく!
 それが証拠に私のこのコーナーで取り上げた株や商品で、値を上げたり或いは利益の上がったものは殆どありません!
 ◯◯証券の営業メールは絶対無視して!
 ほぼ詐欺です!


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     《今日のニュース》

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 大きいニュースでは、先ずはこれである。
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 【速報】拉致被害者への発言めぐり 
  立憲民主党・生方幸夫氏“公認取り消し”

 拉致被害者で「生きている人はいない」と発言した立憲民主党の生方幸夫衆議院議員が、次の衆議院選挙の公認を辞退した。
 事実上の公認取り消しとみられる。
 生方議員は、9月の国政報告会で、「日本から連れ去られた拉致被害者というのは、もう生きている人はいない」などと発言し、強い反発が広がっていた。
 立憲民主党は12日午後、生方議員が次の衆議院選挙の公認を辞退したと明らかにした。
 発言の責任を取る形で、事実上、公認が取り消されたものとみられる。
 
 10/12(火)  フジテレビ系(FNN)
 (c) Fuji News Network.


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  「大雨特別」「噴火」 緊急速報メール
  廃止へ 気象庁

 気象庁は、大雨特別警報や噴火警報を携帯電話の利用者に直接届ける「緊急速報メール」を、10月28日に廃止すると発表した。
 緊急地震速報と大津波警報、津波警報はこれまで通り配信するとしている。
 気象庁によると、自治体が避難情報を住民に伝える態勢が整い、民間事業者による防災アプリの普及によって、気象庁は直接配信する使命は終了したとしている。
 しかし、国から防災気象情報を直接届ける重要なツールが突然廃止されることに、批判の声も上がっている。

 10/12(火)  フジテレビ系(FNN)
 (c) Fuji News Network.


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 ⭕今日の新内閣トピックスニュース⭕
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  新内閣と官僚の問題及び総選挙前情勢
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   財務次官問題、沈静化図る 
  「バラマキ」合戦、更迭論も 政府

 与野党の政策論争を「バラマキ合戦」と切って捨てた財務省の矢野康治事務次官の寄稿が波紋を広げている。

 政府は11日、「私的な意見を述べた」(松野博一官房長官)として沈静化を図ったものの、与野党から批判が相次ぎ、更迭論も出ている。 
 大型経済対策の取りまとめを目指す岸田文雄首相は発足1週間で難題を抱えた形だ。

 矢野氏は8日発売の月刊誌「文芸春秋」11月号で、「バラマキ合戦はこれまで往々にして選挙のたびに繰り広げられてきた」と指摘。
 「国民は本当にバラマキを求めているのか。日本人は決してそんなに愚かではない」と強調し、財政再建の重要性を訴えた。
 同じ8日、首相は閣議で衆院選をにらんだ追加経済対策の策定を指示した。
 自民党総裁選では「数十兆円規模」とする考えを表明しており、首相に近い同党幹部は「上司に逆らう話だ。本来なら辞めなければいけない」と非難した。
 衆院選で経済対策をアピールしたい与党も後ろから撃たれた格好だ。
 自民党の高市早苗政調会長は10日のNHK番組で「基礎的財政収支にこだわり、困っている人を助けないのはばかげた話だ」と批判。
 政調幹部は「事務方トップとして軽率」と更迭を主張した。
 公明党からも「政治は国民の声を受け止めて合意をつくる立場にある」(山口那津男代表)と不快感を示す声が出ている。
 政権内には実際に次官交代を模索する動きがある。
 しかし、直ちに更迭すれば、幅広く「聞く力」を重視する首相の政治姿勢との整合性が問われかねない。
 財務相だった麻生太郎副総裁に矢野氏が事前に了解を得たため、首相と麻生氏の関係に影響が及ぶ懸念もある。
 党幹部は「事を荒立てない」と語り、丁寧に対応する方針を示した。

 財政規律を重視する財務省の基本的な立場を示しただけだとして擁護する声も多い。
 自民党幹部は「麻生氏がこれまで言っていることと同じだ。ブレーキのない自動車は困る」と話した。
 官邸関係者も「問題ない。言論の自由だ」と指摘した。

 松野官房長官は11日の記者会見で、矢野氏を続投させるか交代させるか問われたのに対し、「現時点で答えは差し控えたい」と明言を避けた。 
  10/12(火) 時事通信 (c) 時事通信社


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  首相「現金給付は実現したい」 
  コロナ対応の経済対策
10/11(月) 23:45 Yahoo!ニュース 12021
岸田文雄首相
 岸田文雄首相は11日のテレビ東京番組で、新型コロナウイルス対応の経済対策に関し「現金の給付は実現したい」と表明した。18歳までの子どもに一律10万円相当を給付する公明党の案に「反対しない」とした上で「詳細は与党と協議し、具体的に決める」と述べた。

【家計簿】10万円給付金、約2万7千円が使われた計算に

 賃上げ実現に向け法人税の控除率を引き上げる方針も示した。自民党総裁選時から、税制などを通じ賃上げを誘導する政策を主張していた。

 観光支援事業「Go To トラベル」の早期再開にも意欲を示した。ただ「ワクチン接種と経口治療薬の普及の様子を見ながら考えなければいけない」として、再開時期の明言は避けた。
 
 10/12(火) 共同通信
 (c) 一般社団法人共同通信社
 

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  鈴木財務相 「バラマキ合戦批判」
  の矢野財務次官を擁護

 財務省の矢野事務次官が、月刊誌で自民党総裁選などの政策論争が「バラマキ合戦」だと批判したことについて、鈴木財務大臣は基本的に政府の方針に反していないなどと述べました。
 矢野次官は寄稿の中で規模ありきの経済対策や一律の現金給付を批判していました。

鈴木俊一 財務相
 「事前に麻生前大臣の了解を取って行われたものでありますし、手続き面においても問題はないんだと、こういうふうに思います。寄稿の内容については、今までの政府の方針に基本の部分において反するようなものではない」

 鈴木大臣はこのように述べ、寄稿に問題がないとの認識を示しました。
 一方、経済対策を担当する山際経済再生担当大臣は、緊急事態を乗り越えるために、思い切った財政出動の必要性について意見したものではないと述べ、矢野次官の考え方をけん制しました。(12日11:20)
   
 10/12(火)  TBS系(JNN)
 (c) Japan News Network. 

 
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  大塚高司議員 次の衆院選に不出馬の
  意向固める 大阪8区選出 
  緊急事態宣言中に銀座のクラブへ

 緊急事態宣言中の深夜に東京・銀座のクラブを訪れた責任をとって、自民党を離党した大阪8区選出の大塚高司衆議院議員が、次の衆院選に出馬しない意向を固めたことがわかった。
 大阪8区選出の大塚高司衆議院議員は緊急事態宣言中の今年1月、深夜まで東京・銀座のクラブを訪れていたことが発覚し、自民党を離党していた。
 自民党本部は、次の衆院選の前に復党を検討していたが、「世論の反発は避けられない」として断念し、複数の党関係者によると、大塚議員は衆院選に出馬をしない意向を党本部に伝えたという。
 自民党は、大阪8区の立候補者を模索していて、大阪3区から出馬の意向を示した柳本顕・元大阪市議などの名前があがっている。

 8区にはこのほか、立憲民主党新人の松井博史さんと日本維新の会新人の漆間譲司さんが立候補を予定している。
   
 10/12(火)  読売テレビ
 (c) YOMIURI TELECASTING CORPORATION


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   財務局、改ざん関連文書を不開示
   自殺職員の妻請求に

 森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんで、自殺した近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が開示請求していた財務省の調査報告書の関連文書を、同局が不開示とする決定を出したことが12日、分かった。11日付。妻側が明らかにした。

 同局は不開示の理由を「請求のあった行政文書は作成しておらず、保有を確認できなかったため」とした。
 雅子さんが改ざんの詳細な経緯を明らかにしたいと8月、報告書を作成した際の調査に関連する一切の文書を開示するよう求めていた。
 財務省本省にも同様の文書の開示を請求している。
 
 10/12(火)  共同通信
 (c) 一般社団法人共同通信社
 

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   首相、3回目接種は12月から 
   金融所得増税先送り、順位を考慮

 岸田文雄首相は12日午前、参院本会議での代表質問で、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について「早ければ12月からの開始を想定し、準備を進める」と表明した。
 株式売却益など金融所得への増税先送りは優先順位を考慮した上での判断だと重ねて強調した。
 日本学術会議の会員候補6人が菅義偉内閣で任命を拒否された理由を問われたが「人事に関することなので答えは控える」と言及を避けた。
 政府は3回目のワクチン接種についてこれまで、年内に医療従事者を対象として始める方針を示していた。
   
 10/12(火)  共同通信
 (c) 一般社団法人共同通信社


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  【速報】岸田首相 ワクチン3回目接種
   も全額公費負担で 代表質問で表明

 岸田総理は、きょうの衆議院本会議での各党による代表質問で、新型コロナウイルスのワクチン接種について「希望する全ての人への2回の接種を着実に進める」と述べた上で、3回目の接種についても「全額公費負担で行う」と
表明し、円滑な実施に取り組む考えを示しました。
 公明党の石井幹事長の質問に対して答えたものです。
 3回目の接種の開始時期について、岸田総理は“早ければ12月からの開始を想定し準備を進める”としています。

 10/12(火)  TBS系(JNN)
 (c) Japan News Network.


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 消費税10%“当面維持”の考え 岸田首相
10/12(火) 16:16 Yahoo!ニュース 2130

 国会では12日も代表質問が行われ、野党側は岸田総理大臣に対し消費税を減税すべきだ、と迫りました。
 共産党の志位委員長が消費税の5%への引き下げを求めたのに対し、岸田総理は当面、現在の10%を維持する考えを示しました。

 志位委員長「消費税は5%に減税することを強く求めます。『新自由主義からの転換』という総理の言葉が本物ならば、どれもこれも当たり前のことばかりではありませんか」

 岸田首相「税制については、これまでも所得税や相続税について最高税率の引き上げなど再分配機能の回復を図るための見直しなどを進めてきました。消費税については社会保障の財源として位置づけられており、当面、消費税について触れることは考えておりません」

 岸田総理は新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種について「全額、公費で負担する」と表明しました。
 3回目の接種の開始時期については「早ければ今年の12月開始で準備を進める」としています。

 また、ワクチン接種証明については「年内をメドにマイナンバーカードおよびスマートフォンを用いた電子申請、電子交付の実現に向け検討を進める」と述べ、速やかなデジタル化を目指す考えを示しました。
  
 10/12(火)  日本テレビ系(NNN)
 (c) Nippon News Network(NNN)


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  公明、マイナポイント「3万円」付与
  を提案

 公明党の石井啓一幹事長は12日、衆院本会議の代表質問で、マイナンバーカードの保有者や新規取得者を対象に、3万円分のポイントを付与する新事業を提案した。
 岸田文雄首相は「与党の議論を踏まえながら検討を進める」と応じた。
 マイナンバーカードの普及を後押しするとともに、新型コロナウイルスの感染拡大で停滞する消費活動を喚起する目的がある。
 公明は衆院選公約で付与するポイントを「数万円分」としており、さらに具体化した形だ。

 10/12(火)  産経新聞
 (c) 産業経済新聞社


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 「成長」と「分配」柱に…衆院選へ自民
  公約

 自民党が衆議院選挙に向けた公約を発表しました。
 公約では新型コロナウイルス対策について、人流抑制や医療提供体制確保のため「行政がより強い権限を持てるための法改正を行う」と掲げています。
 経済対策では「成長」と「分配」を柱とした政策で新たな成長軌道に乗せていく、として賃上げに積極的な企業への税制支援などが盛り込まれました。

 また、日本の先端技術や戦略物資の海外への流出を阻止するため経済安全保障推進法を策定する、としています。
 さらに、中国の急激な軍拡などに対応するため防衛力を抜本的に強化するとして「国防予算の対GDP比2%以上も念頭に防衛関係費の増額を目指す」と明記しました。
 会見で高市政調会長は「実現できてこその政策だ。より多くの支持をもらえるよう努力していきたい」と強調しました。

 10/12(火)  日本テレビ系(NNN)
 (c) Nippon News Network(NNN)


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  G20首脳がアフガン情勢を協議 
  首相、年内220億円の支援表明

 主要20カ国・地域(G20)は12日、アフガニスタン情勢について初めてとなる首脳レベルの臨時会合をオンラインで開いた。
 岸田文雄首相にとって就任後初の国際会議への参加となった。
 各国は人道支援の重要性を強調。 
 ただ、中国の習近平(シーチンピン)国家主席やロシアのプーチン大統領は参加せず、足並みの乱れが懸念されている。

 8月にタリバンが権力を掌握して2カ月近くが経ち、アフガニスタンでは人道危機が深刻化。 
 国連世界食糧計画(WFP)によれば、1400万人が深刻な食料不足にあり、320万人の子どもたちが深刻な栄養失調に陥る恐れがある。
 一方で、タリバンへの経済制裁による資産凍結や援助資金の停止によって国内経済は財政難にある。
 国連のグテーレス事務総長は11日、人道支援を続けるためにも「アフガン経済の崩壊を何としても防ぐ必要がある」と訴えた。
 だがタリバンへの制裁解除に応じるかどうかは各国の意見が割れており、人道支援に向けてG20が歩調を合わせられるかが焦点となっている。
 米ホワイトハウスは会合後、テロ対策や国外退避を望む人々の安全確保について議論したと発表した。  
 また「国際機関を通じてアフガニスタンの人々に直接人道支援を届け、女性や少数派を含む全ての人々の基本的人権を促進することを各国が再確認した」とした。
 ただ、米国はタリバンをテロ組織に指定しており、経済制裁を早期に解除するつもりはない。
 制裁維持によってタリバンに圧力をかけつつ、女性の権利尊重やテロ対策などの要求事項を守らせたい考えだ。
 タリバンへの圧力を強めるためにも、各国との協調が重要となる。

 日本外務省によると、岸田首相は人道危機に対応するため、6500万ドル(約71億円)規模の新規分を含め、今年中に総額2億ドル(約220億円)の支援を行う考えを表明。
 「タリバンがテロ組織との関係を断ち切ることが不可欠」との認識を示した。

 10/13(水)  朝日新聞デジタル 
 (c) 朝日新聞社


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 先日来保守派の高市氏が新総裁と予想した私だったが、見事に外し下馬評通り岸田氏が自民党総裁になった。

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 予想を外し大変申し訳なく、ここに謝罪したいと思います。
 申し訳ありませんでした。
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 しかし私は高市氏が、完全に外れだったとは思わない。
 何故なら議員票で河野氏を抜いて、100票以上の票を取ったからである。
 党員票が伸びていたらアワや、と、言うところだったように思う。
 この結果を受けて、私は恐らく非自民に票を投じるだろう。
 無論本意ではない。
 ただ、岸田氏では弱すぎて、菅総理が脆弱にしてしまった自民党の体制を立て直せないように思うのである。
 確かに高市氏は安倍晋三氏の傀儡かも知れないが、でも彼女は確かにあの安倍晋三氏を本気にさせた。
 彼女と彼女の回りに集まった陣営なら、脆弱になった自民党を、支持を失った保守岩盤層を繋ぎ止めれたように思う。
 が、岸田氏が新総裁になった。
 私は岸田新総裁が決定した当日に、1日中日経平均を注視していた。
 最も値が下がったのは、岸田氏と河野氏の決戦投票に決まったときである。
 つまり岸田氏が一位になった瞬間だ。
 恐らく株式市場や投資家は、私と似たり寄ったりの考えなのではないだろうか。
 河野氏支持か高市氏支持かは別にして、岸田氏では何も変わらないし、変えれない。
 それに金融所得課税の見直し(これによって株の譲渡益に対しての税負担が増える)の発言等、投資家に取って歓迎出来ない政策を掲げる岸田総理は受け入れ難い。
 投資家の皆さんは、そう思っているのではないだろうか?
 それならいっそのこと、一旦自民党を下野させて、岸田総理を降ろす方が良いのかも。
 そう考える人は少なくないように思う。
 仮に自民党が下野し、それを受けて岸田氏が引責辞任した後に高市総裁で参院選に臨むなら、私はその時に改めて自民党に票を投じる。
 次回の総選挙は岸田氏では自民党は危ういと見ている。 
 それに新内閣の顔ぶれを見ると、高市早苗の政調会長以外の人事は肯けないし、何とも心許ない。
 加えて安倍政権のような顔ぶれの割に、不安定で安倍氏が納得していない。
 それならいっそ、「高市幹事長」の方が良かったのかも知れない。
 やはり「甘利幹事長」は危険である。
 それに牧島デジタル相も。
 甘利幹事長にはUR関連の金銭授受問題があり、それに牧島デジタル相のNTTからの接待問題、と、スキャンダルが噴出。
 今回の人事で菅総理退陣によって戻した支持率が、再び下がっているのではなかろうか。
 共闘する野党に勝てそうな気がしないのだ。
 宏池会と麻生派或いは谷垣グループも合流する、所謂大宏池会構想も、飽くまで自公連で過半数を取っての話である。
 それ等が絵に描いた餅になる可能性は、今のところ充分に有り得る。
 かと言って、野党連合も強くないのだ。
 ならば何故岸田政権が危ういと思うのか。
 それは菅総理が脆弱にした自民党の保守基盤や支持率が、一向に回復出来ていない点だ。
 つまり自民党が弱いのである。
 何よりもここ数日の株式市場が、そのことを示しているのではないだろうか。

 (松平 眞之)


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  総選挙で自民党敗北後に復活の可能性?
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  先ずは以下の三つのニュースを
  読んで戴きたい


  「冷や飯」の大阪自民安ど 
  「政権、親維新ではなくなる」

 野党の日本維新の会は、約9年に及んだ安倍晋三、菅義偉両政権と蜜月関係を築く一方、維新と対立する自民党大阪府連は政権から冷遇されてきた。
 岸田文雄新総裁の誕生で維新は政権中枢とのパイプが断たれることになり、自民府連には安堵(あんど)感が広がる。
 維新にとっては2025年大阪・関西万博やカジノを含む統合型リゾート(IR)で国との連携が欠かせず、新政権との関係構築に向けて出方をうかがう構えだ。

 「これまでは府連と官邸との風通しが悪く、政権与党の優位性が全くなかった。総裁が代わり、環境の変化に期待している」。
 自民府連の多賀谷俊史幹事長は新総裁誕生を歓迎した。
 12年12月に第2次政権を発足させた安倍氏と官房長官だった菅氏は憲法改正で維新の松井一郎代表(大阪市長)と意気投合。
 橋下徹氏も含めた4人で定期的に会合を持つなど、与野党の立場を超えて太いパイプを持った。
 万博は安倍、菅両氏の強力なバックアップが誘致実現の決め手となり、菅政権でも良好な関係は続いた。

 政権は維新との関係をよそに、身内であるはずの自民府連とは距離があった。
 府連は、大阪市を廃止・分割する維新の看板政策「大阪都構想」に反対してきたが、都構想への賛否を問う15年と20年の2度の住民投票ではいずれも、党本部から明確な支援は得られなかった。
 府連幹部は「今までみたいに維新と近い政権ではなくなり、府連にとってプラスであることは間違いない」と期待を寄せる。

 ◇松井氏「岸田さん、何やりたいか見えない」

 これに対し、松井氏は29日、記者団に「最後は永田町の派閥の論理で決まった。
 与党や政府と是々非々で対峙(たいじ)するのは変わらない」と淡々と受け止めた。
 そのうえで、「岸田さんが何をやりたいのか、今は見えない」と話し、新政権の出方を注視する考えを示す。

 維新内部には菅氏の首相退陣に伴い、政権中枢とのパイプが失われることへ危機感が強く、所属国会議員は29日、「当然、影響があるに決まっている」と話した。
 また、ある維新関係者は「岸田さんになったからといってマイナス面は特にない。これまでプラス面が大きすぎたので、フラットに戻るだけだ」と懸念を払拭(ふっしょく)した。
 間近に迫る衆院選への影響も必至だ。
 維新と自民は次期衆院選で府内19小選挙区のうち、14選挙区で対決する公算が大きい。

 ある自民候補は「不人気だった菅さんが交代し、新しいリーダーの下で選挙を迎えられる。政権が発足すれば、さらに岸田さんの人柄が受け入れられるのでは」と期待する。

 一方、維新候補の一人は「河野(太郎)さんが勝っていたら、改革イメージが維新と重なるので岸田さんの方が戦いやすい」と指摘。別の維新候補は「衆院選のために総裁選を利用し、自民の追い風になっている」と警戒した。
【石川将来、野田樹、田畠広景、鶴見泰寿】

 9/29(水)  毎日新聞 ©毎日新聞社


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  衆院選で「自民の過半数割る」
  維新代表が意欲

 日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は5日、次期衆院選について、「自民党の過半数を割る」と述べ、党勢拡大によるキャスチングボートの掌握に意欲を示した。
 市役所で記者団に語った。

 現有10議席の維新は、党単独で法案を提出できる21議席を衆院選での「最低ライン」とし、100人程度の候補者擁立を目指している。

 松井氏は「持続可能な日本をつくるために、われわれの政策を少しでも政府に実現させようと思えば、自民党が過半数を割り込むことだ。(自民との)交渉の舞台を作れる」と語った。

 立憲民主党と共産党、社民党、れいわ新選組の4党による選挙協力にも言及。
 「一番重要な外交・防衛政策がまとまらないのに、政権選択選挙でよく協力できるな」と批判した。


 10/5(火)  産経新聞 ©産業経済新聞社


 その他同様の報道では、他社が以下のように報じた。
 
 日本維新の会の馬場幹事長は、岸田政権の党役員人事などは党内の有力者や派閥の意向が優先されているという指摘が出ていることを踏まえ、「岸田内閣は党の有力者による『2人羽織』どころか『4人羽織内閣』だ。これでは、今、必要な統治機構などの改革はできない」と指摘しました。
 そのうえで「自民党を1度過半数割れに追い込み、本当の意味で他の政党や国民の声を聞いてもらう環境を作り出すのが現時点でのわが党の役割だ」と述べ、今度の衆議院選挙で党勢拡大を図り、自民党を過半数割れに追い込むことを目指す考えを示しました。
 一方で馬場氏は、立憲民主党など他の野党と連携する考えはないか問われたのに対し「協力できるような政党は現状ない」と述べました。
 

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  新党「ファーストの会」衆院選参戦に
  暗雲 岸田流奇襲で公募間に合わない?

 新党「ファーストの会」の衆院選参戦に暗雲が漂ってきた。
 東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」は3日の記者会見でファーストの会を設立し、国政進出を発表した。
 だが、翌4日に就任した岸田新総理は臨時国会会期末の14日に衆院解散、19日公示、31日投開票を表明する早業を仕掛けた。就任10日目の解散も、17日後の投開票も戦後最速だ。
 11月決戦が確実とされていただけに、政界を揺るがした岸田流の奇襲戦略はファーストの会を直撃した。
 代表の荒木千陽都議は「政党としての立ち位置は保守中道」とした以外は党綱領や役員名も未発表という急ごしらえ。
 その上、都内25の全小選挙区に候補者を擁立するため公募を実施するとしたが、公示日に間に合わない可能性が出てきた。
 この日、日本維新の会の馬場伸幸幹事長は「政策等も、よく分からない。公示まで、あと13日。あまりにも時間がない」とした上で「ファーストの会と連携する部分がない。
 共鳴できるところが何もない」などと連携を否定した。

 ファーストの会は荒木氏ら現職都議が出馬する可能性を示唆しているが、「都議選が終わったのは3カ月前。まだ任期が3年9カ月ぐらいある。それをほっぽり出して、国政というのは。都議の選挙区によっては補欠選挙になるところも出て来るかも知れない」と馬場氏は厳しく批判した。

 小池都知事は「関与、関知していない。今は都政に専念」と、国政復帰を否定しているが、「党名は小池知事に相談して決めた。今後も(小池氏の)応援をいただきながら、相談や連携をしていきたい」(荒木氏)という事実上の「小池新党」だ。
 政界では2017年9月に小池氏が結成した国政政党「希望の党」の再来と注視している。
 一方で、「なにも聞こえて来ない。難しいんじゃない」と、自民党のベテラン衆院議員は現状分析した。
 船出と同時に、ファーストの会はいきなり苦境を迎えそうだ。
【大上悟】

 10/7(木)  日刊スポーツ
 ©日刊スポーツ新聞社


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 以上の三つのニュースで分かることは、

① 維新が自民党全体を批判しているのでは
  なく、岸田内閣のみ批判していること。
  つまり岸田内閣とは連立政権を組むこと
  がないと断言しているが、自民党の総裁
  が変わった場合については言及していな
  いと言うこと。

② 維新の眞の目的別は、自民党を1度過半
  数割れに追い込むが、立民を主とする連
  立とは組む事がなく、本当の意味で他の
  政党や国民の声を聞いてもらう環境を作
  り出したいと言うこと。
  それを誰に聞いて欲しいのかと言うと、
  相手は自民党ではあるが、岸田政権では
  ないと言うこと。
  つまり裏を返せば協力できるような政党
  が現状ないだけで、自民党の総裁が替わ
  れば、自民党と協力出来ると言うこと。

③ 小池氏が結成した国政政党「希望の党」
  の再来となるかも知れない新党、「フ
  ァーストの会」の衆院選参戦は、今回
  お話にならないと言うこと。
  維新にも自民にも全く無視されている
  と言うこと。

 以上のことから、例えば自公で過半数が取る
ことが出来ず、岸田総理が公約通り引責辞任したとする。
 その際仮に維新の議席を自公に加えれば過半数が確保出来るとすれば、次の総裁が誰かに
よっては自・公・維新の連立は有り得る。
 そうなると追い込まれた自民党は、綺麗事なんか言ってられない。
 そうする為には、そうなれる総裁ならば、自民党としもその人にしようと言うことになる。
 では維新の望む総裁とは誰か?
 それは無論安倍元総理に最も近い人だろう。
 それに前回の総裁選では負けたが、負けて強しと言う印象を残した人なら、他の候補者は立候補すらしないのではないか。
 野田氏は負け過ぎだし、今更体よく追い払われた小泉氏や石破氏の推した河野氏には、再立候補の際の推薦人さえ集まらないだろう。
 そうなるとその場合の次の総裁は、高市氏しかいないのである。
 
 これが私の次期総選挙での、「自民党敗北後に復活の可能性」についての持論である。
 また自民党が政権を失う場合の敵は、過去を見ても保守でしかなかった。
 つまり非自民の受け皿は、保守にしか出来ないのである。
 その意味で立民を主とする連立には共産党の影がちらつき、受け皿にはなり得ない。
 前回都議選で都ファが予想以上に議席を伸ばせたのは、保守であるが故なのである。
 そうなると今回の総選挙で非自民の受け皿になり得るのは、維新とファーストだけと言うことになるが、維新とファーストは組むことがないし、それ以上に今回のファーストは端からお話になっていない。
 そこで自民党以外の保守が維新しか居なくなるのだが、維新の目標は20議席と、政権与党を窺うつもりはないようだ。
 しかし仮に維新が高市新政権と組み、国政での発言力を益したいのが望みなら・・・・・。
 仮に安倍氏周辺と維新で、その話が水面下で進んでいるとすれば・・・・・。
 無論これは私の憶測にしか過ぎない。

 しかしたとえ憶測とは言え、もしも私の投票する選挙区に維新の候補者が居れば、私は今回の衆院選で維新に票を投じたいと思っている。
 立民には投票したくないし、岸田総理本人は個人的に嫌いでは無いのだが、このままの自民党なら岸田内閣が再発足するにしても、NTT接待の牧島デジタル相を始め、UR金銭授受問題を抱える甘利氏を1度は幹事長に抜擢したのだから、そんな人事をする岸田内閣にはとてもではないがこれからの国政を任せる事は出来ない。
 なので今回の衆院選で、私は私の憶測に懸けてみたいと思う。

(松平 眞之)

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   ⭕⭕今日の国際ニュース⭕⭕


  カタール、LNG供給で「限界到達」
   価格沈静化になすすべなし

[ドーハ/ロンドン 11日 ロイター] - 世界最大の液化天然ガス(LNG)供給国、カタールのアルカービ・エネルギー担当相は11日、「われわれは限界に達している」とし、エネルギー価格の高騰を沈静化するのになすすべがないと述べた。
 また、全ての消費国にLNGを適切に供給しているとした。
 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴うロックダウン(都市封鎖)が解除され経済活動が回復したことで、LNGなどの供給不足が深刻化しており、LNG価格は今年に入り過去最高値まで急上昇。
 英国の鉄鋼メーカーはコスト高を受け、政府による支援がなければ生産停止を余儀なくされると訴えている。

 10/12(火)  ロイター
 (c) Thomson Reuters


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  反米サドル師派が第1勢力を維持 
  イラク総選挙、連立交渉へ

【バグダッド共同】
 イラクの国営通信は11日、国会(定数329)総選挙の暫定開票結果として反米強硬のイスラム教シーア派指導者サドル師派が73議席を獲得、第1勢力を維持したと伝えた。
 新政権発足に向け、サドル師派が首相選出などの主導権を握る。単独過半数には至らず、連立交渉の進展が次の焦点となる。

 サドル師は2003年のイラク戦争でフセイン政権が崩壊した後、民兵組織を率いて駐留米軍と武力闘争を展開した。
 過激派組織「イスラム国」(IS)掃討で駐留していた米軍の戦闘任務終了が今年12月に迫る中、完全撤退を求める声が強まる可能性がある。
 
 10/12(火)  共同通信
 (c) 一般社団法人共同通信社


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  IMF専務理事の続投決定 
  世銀時代の報告書不正、証拠なし

 【ワシントン共同】
 国際通貨基金(IMF)の理事会は11日、世界銀行在籍時に報告書に記す中国の順位を不正操作した疑いがあるゲオルギエワIMF専務理事の続投支持を決めたと発表した。
 不正問題を受けて進退を含めた協議を続けてきたが、重大な関与を示す証拠はないと結論付けた。

 理事会は「専務理事の指導力や職務を効果的に遂行する能力を信頼している」とする声明を公表した。
 トップ辞任は免れたが、国際金融システムの中核を担うIMFの信頼は大きく傷ついた。
 関係者によると、不正問題に米国が強く反発した一方、欧州勢は続投を支持。
 IMFの理事会で協議を続けていた。
  
 10/12(火)  共同通信
 (c) 一般社団法人共同通信社

 
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  山西省で豪雨、15人死亡 降水量、
  平年の20倍超も 中国

 【北京時事】
 今月に入って記録的豪雨に見舞われている中国山西省の当局は12日の記者会見で、これまでに15人が死亡、3人が行方不明になっていることを明らかにした。
 175万人以上が被災し、約2万戸の家屋が倒壊、直接的な経済損失は50億元(約877億円)を超えた。
 大雨の被害は西隣の陝西省でも広がっていると、国営中央テレビが伝えた。
 山西省の10月の平均降水量は127ミリと平年の13倍。
 中心都市の太原市等で20倍超に達している。
 37本の河川が氾濫し、各地で洪水が発生。同省は中国有数の石炭の産地だが、60カ所の炭鉱が閉鎖に追い込まれているという。 
  
 10/12(火)  時事通信 (c) 時事通信社


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  金正恩氏 軍事力強化を表明=米国に
  「敵対的でないと信じる根拠ない」

【ソウル聯合ニュース】
 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は11日に開かれた国防発展展覧会で演説し、「朝鮮半島の不安定な情勢下でわれわれの軍事力をそれ相応に高めることは革命の時代的な要求であり責務」と述べた。朝鮮中央通信が12日、伝えた。

 金正恩氏は「強力な軍事力保有のための努力は平和的な環境であれ対決的な状況であれ主権国家の自衛的かつ義務的な権利であり、中核的な国策にならなければならない」と強調。
 「無敵の軍事力を保有し、引き続き強化していくことはわが党の最重大政策で目標」とし、「まず強くならなければならない」と述べた。

 また、「米国は最近、われわれに敵対的ではないという信号を頻繁に発信しているが、敵対的ではないと信じられる行動的な根拠は一つもない」と指摘した。
 その上で、「米国はまだ誤った判断と行動で地域の緊張をもたらしている」として、「明白なのは朝鮮半島情勢の不安定は米国という根源のため容易に解消できなくなっている(ということ)」と述べた。
 ただ、「われわれの主敵は戦争そのものであり、南朝鮮(韓国)や米国、特定の国や勢力ではない」と表明。
 「われわれは南朝鮮を狙って国防力を強化しているわけではない」とし、「この地で同族同士が武装を使用するひどい歴史は二度と繰り返してはならない」と述べた。

 北朝鮮が国防発展展覧会を開催するのは初めて。
 展覧会にはこの5年間に開発した兵器が展示されたという。

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 10/12(火)  聯合ニュース
 (c) YONHAP NEWS AGENCY


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  ❇️❇️経済ニューストピックス❇️❇️

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  中国恒大、3回目の社債利払い遅延 
  過去3週間で

[香港 12日 ロイター] - 経営危機に陥っている中国の不動産大手、中国恒大集団は12日、社債の利払いを再び見送った。
 利払い遅延はこの3週間で3回目となる。

 一部の債券保有者は中国恒大の2022年4月償還債、23年4月償還債、24年4月償還債にかかる総額1億4800万ドルの利払いについて、日本時間12日午後1時までに受け取れていないと証言。
 猶予期間の30日間が終了すれば投資家は多額の損失を被る可能性がある。

 中国恒大からは今のところコメントを得られていない。

 証券会社CGS-CIMBはノートで「流動性問題が際立って改善しなければ今後デフォルトは拡大するだろう」と指摘。  
 信用格付けが引き下げられたデベロッパーは現時点で借り換えも困難になっていると付け加えた。
  
 10/12(火)  ロイター (c) Thomson Reuters


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    《株式個別銘柄ニュース》
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   ❇️❇️株式ニューストピックス❇️❇️

   中外製薬 抗体カクテル療法を
   予防薬に国内初申請

  "中外製薬 抗体カクテル療法を予防薬
  に国内初申請"

 中外製薬は「抗体カクテル療法」の薬を新型コロナの予防にも使えるよう申請しました。予防薬としての申請は国内で初めてです。
 中外製薬は「抗体カクテル療法」として知られる新型コロナの治療薬「ロナプリーブ」について、濃厚接触者の発症予防や無症状の感染者にも使えるよう厚生労働省に申請しました。
 短期間で審査を進める特例承認を求めています。
 海外での最終治験では、家庭で濃厚接触者となり感染していない人に投与すると、発症リスクがおよそ8割減ったということです。
 また、ロナプリーブは現在、点滴薬として使われていますが、注射器で皮下投与もできるよう追加申請しました。
 在宅や外来での投与がしやすくなると期待されています。

 10/11(月) 22:47 テレビ朝日系(ANN)
 ©All Nippon News Network(ANN)

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(注) このニュースが発表されたの東京市場 
 の取引終了後で、今日の4519中外製薬の株価 
 は引け値で3924円の36円高だが、明日は朝  
 から急騰する筈。
  なので明日は静観し、反動安を狙うべき。
  塩野義製薬同様安いところを買うべきで、  
 急騰相場の明日の取引は静観して戴きたい。

 と、昨日コメントしたが、私の予測に反して
今日朝から株価は反落し、4519中外製薬の株価 
は引け値で3916円の8円安。
 それに塩野義も小動きだった。
 これは最早経口薬を始め抗コロナ薬が、メルクの「モルヌピラビル」を始め数社で開発製品化されるに至り、市場としては話題性に欠ける存在になった事の現れと見る。
 
 これ等コロナ関連銘柄は、シミュレーションも含め一旦手仕舞いとし、明日以降ボードごと撤去しようと思う。
 
 (松平 眞之)


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  ❇️❇️株式ニューストピックス❇️❇️

 米データストレージ製品大手ウエスタンデジタル(WD)と半導体メモリー大手キオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)による合併協議が、進んだ段階にある事が事情に詳しい関係者の話で明らかになった。

 キオクシアの企業価値は200億ドル(約2兆2000億円)以上になる可能性があるという。
 実現すれば、世界の半導体業界の再編が進むことになる。
 長引いている両社の協議がここ数週間で活発化し、早ければ9月中旬に合意に達する可能性があるという。
 WDによる支払いは株式交換方式で、合併後は同社のデービッド・ゴッケラー最高経営責任者(CEO)が経営を担う公算が大きいと関係者は話した。
 WDが合意をまとめる保証はなく、キオクシアも計画を進めていた新規株式公開(IPO)や他社との合併を選ぶ可能性が依然残されているという。

 これを受けてストックホルダーの6502・東芝の株価は、8月26日に4,730 円 +80 (1.72%)、と、なったが、まだまだ決定的なニュースでもなく、東芝本体に問題が有る為、実質投資やシミュレーションは見送りとするが、要注視案件ではある。

 ⭕⭕  10月 5日は4,830円- 90円⭕⭕
 ⭕⭕  10月 6日は4,900円+ 70円⭕⭕
 ⭕⭕  10月 7日は4,910円+ 10円⭕⭕
 ⭕⭕  10月 8日は4,900円- 10円⭕⭕ 
 ⭕⭕  10月11日は4,900円 ± 0円⭕⭕ 
 ⭕⭕今日10月12日は4,905円+ 5円⭕⭕ 

 9月22日に水溶液に含まれる成分や物質を抽出する濃縮技術で、正浸透膜法向けの浸透圧物質の開発に成功との報が伝わり、2日間株価続伸で、9月28日は配当権利確定最終日にも拘わらず反落。
 次いで9月29日は配当権利落ち日で続落。
 そして9月30日も続落。
  しかし10月1日と昨日10月4日は、以下のニュースにあるような理由で株価が急伸。

 ◇<東証>東芝が急伸 「米エリオットが買い増し」で(11時20分、コード6502)東芝が4日ぶりに反発している。
 一時前日比220円(4.7%)高の4935円まで急伸した。
 一部報道で「米アクティビストのエリオット・マネジメントが東芝株を積み増し、主要な株主になった」と伝わり、企業価値の向上などを期待した買いが優勢となった。
 エリオットは物言う株主として知られ、米国企業からは「最恐」と疎まれる存在とされる。 
 東芝は海外のアクティビストらの保有比率が高まっており、21年の株主総会では社外取締役で取締役会議長だった永山治氏(中外製薬名誉会長)らの再任案が否決された。
 市場では「過去にはファンドによる買収の観測が出ていることもあり、思惑的な買いが入りやすい」(国内証券)との見方がある。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 
 また10月6日は英BTと複数拠点で量子暗号通信網、年内に構築(日刊工業3面)、との報を受け上昇。
 それにしてもキオクシアホールディングスの合併話とは、全く関係の無い理由による株価変動で困惑してしまう。
 今後も値動きを注視する。

  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 4507 塩野義製薬

 先ずは以下のニュースを読んで戴きたい。

 塩野義製薬は6日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について、2021年中に100万人分以上の供給体制を整える方針を明らかにした。 
 国が新薬開発で設けた特例の「条件付き早期承認」の年内の申請も検討し、承認後の早期供給に備える。
 軽症者が自宅服用の飲み薬が実用化できれば、医療体制の逼迫を避けられる利点がある。
 また塩野義は新型コロナワクチンの開発も進めている。
 他社製のワクチンとの比較か偽薬との比較のいずれかの方式で最終段階の治験を年内に始め、22年3月末までの実用化を目指す。
 提携先の岐阜県の工場で年内に最大で年6000万人分の生産体制を整える計画だ。

 配当は上期下期とも55円で、次回配当の権利落ち日は9月29日。
 配当利回りは大した事無いが、大化けする可能性がある。
 8月6日に6038円315円高の引け値で仕込むシミュレーションを開始する。
 やはり10日に上昇した。
 6434円の396円高。
 8月10日いきなり利益は出たが、念の為その週一杯は様子を見た。
 8月13日は6536円の33円高。
 同日一旦引け値で手仕舞いし利益を確定。
 以降再度シミュレーションを手掛けれるか、様子を見る。
 約500円分利益が出た。
 しかし8月16日は6481円の55円安。
 売っておいて良かった。
 が、今週一杯再度仕込めるか様子を見る。
 昨日は6790円の16円安と値を消したが、今日は7106円の316円高と反発。
 明日少し下げてくれれば、再び買うシミュレーションに入りたい。
 しかし8月26日再び上昇したら見送る。
 と、そう思っていたら、8月26日反動安で6912の194円安。
 シミュレーションで、引け値6912の194円安で仕込む事にする。
 8月27日以降値動きを注視する。
 先週値を戻すと思っていたら、8月27日の引け値は6842円の70円安。
 9月7日は再び⭕⭕7489の209円高⭕⭕とシミュレーションの買値を577円上回ったので、大引けで利益確定。
 これで8月の初旬からすると、500円以上の利幅を二回連続ゲット。
 今週一杯迄は値動きを注視し、買えるかどうかを見極めたい。 
 少し下げてくれないと買えないし、このまま見送るのも手である。
 と、思っていたら、9月9日は高値圏で利食い売り優勢の展開からから7397円の226円安、9月30日は⭕⭕7654の390円高⭕⭕と、新薬の製品化が現実味を帯びて急上昇する展開。
 9月29日も配当権利落ち日ではあったが、経口薬の実用化期待で値を上げた。
 一旦緊急事態宣言解除で、コロナ薬開発の意義が希薄化しての株価下落分を取り戻し、9月10日に付けた最高値7623円をも取り戻し、尚も上昇の気配。
 もし明日下げなかったら、そろそろ天井なのではないだろうか。
 二回に亘って利益を上げれたし、明日も上げれば手仕舞いで良いかと思う。
 と、思っいたが、再び9月1日は、⭕⭕7500の150円安⭕⭕と、急落。
 今日は⭕⭕7560の16円高⭕⭕と続伸。
 まだどうかは決めれないが、相場次第ではあとワンチャンス有るかも。
 と、思っていたが今日反発したので、今週下がったところをシミュレーションで買いたい。
 今日は一先ず見送りも、もうワンチャンス有ると思う。

と、昨日コメントしていたが、私の予測に反して今日朝から、塩野義同様抗コロナ新薬開発の4519中外製薬の株価は反落し、引け値で3916円の8円安。
 それに塩野義も小動きだった。
 これは最早経口薬を始め抗コロナ薬が、メルクの「モルヌピラビル」を始め数社で開発製品化されるに至り、市場としては話題性に欠ける存在になった事の現れと見る。
 
 これ等コロナ関連銘柄は、シミュレーションも含め一旦手仕舞いとし、明日以降ボードごと撤去しようと思う。
 
 (松平 眞之)


  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 4507 塩野義製薬と共に明日もう1日様子を見て、シミュレーションで仕込みたい銘柄が出てきた。
 このところ現物で実際に買った銘柄が、総て下落しているので、暫く流れが戻る迄シミュレーションしてみる事にする。

 6376 日機装である。

 子会社のタックスヘイブン課税の追徴通達が、国税当局から届いた事で株価が下落した。
 既に追徴金は納税しており、脱税等違法なものではなく国税との見解の相違で、間もなく誤解は解け、適正な納税だったと証明されると日機装側は見解を示している。
 業績はそれ程悪くなく、と、言うより航空関連向け以外は好調で、深紫外線LED活用の空間除菌装置の新製品を販売したり、深紫外線LEDブランドの「sumiRay」を立ち上げたりと活発で、人工腎臓もトップ。
 他にもナノテクなど化学用精密ポンプ大手。
 これは一時的な下げで、日機装側の主張が通れば株価は戻るとみる。
 8月16日952円の56円安と急落し、8月20日には865円の20円安迄値を消した。
 ⭕⭕今日は975円の10円安⭕⭕、と、最安値からは少し値を戻した。
 ここ1~2週の何処か安いところで、実際にもしくはシミュレーションで仕込みたい。

 ❇️❇️特注買い付け銘柄❇️❇️


 注目銘柄☆3323レカム。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは月20日以降のタイミングで良いような気がする。
 とは言え先日100円を切り始め、ここ数日で80円前後で推移。
 特に8月16日月曜日は、第三四半期の業績をネガティブ視しての下げである。
 このまま暫く70円~80円台を保ってくれれば、勝機到来の予感。
 もうそろそろ仕込む時期なのかも。

 と、思っていたら、⭕⭕9月2日は104円の17円高⭕⭕と、急騰してしまった。

 ⭕中国におけるウイルス除菌装置「ReSPR」の販売に関して、サンワサプライ上海と業務提携契約を締結したと発表。⭕

 上記理由で材料視された。 
 こうなれば熱が下がる迄静観するしかない。
 と、思っていたら、9月22日には⭕⭕85円の4円安⭕⭕で、沈静化。
 またも出遅れた事にショックではあったが、再び80円台に戻ったので狙える。

 ⭕⭕実際に9月28日に買い付け完了!⭕⭕

 89円で配当権利最終確定日に取得。
 配当権利落ち日には下落すると思うや、元々下げていたのに権利落ち日も変わらず。 
 配当額が小さい為に1割以上の下げにはならないと思う、との予想通り。
 先日ネガティブ決算発表はあったが、それも大した赤字幅ではない。
 アフターコロナ銘柄として期待。
 但し不安面も有る。
 中国に進出している同社は、良くも悪くも中国不動産ショックの影響を受けるだろう。
 それと低位株なので上昇する時も早いが、一旦下落するとその時も早い。
 今後は日々の値動きに注視。 

 ⭕⭕今日は82円の1円安⭕⭕で、権利落ち後の全体安でも何とか80円台を保っている。
 太陽光発電関連の不採算子会社譲渡で、のれん代発生。
 決算スコアマイナスの割りには、株価は踏ん張っているように思う。
 戻り高値に期待したい。

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️

 7896・セブン工業が4月末にストップ高の後520円の79円安と売られ、その後も496円の3円安と少し足踏み。
 500円を切ったら勝負出来る。
 と、思っていた矢先の6月初旬、いきなり602円の100円高と再び急激に上昇した。
 このまま上値離れしたら手は出せない。
 慎重に様子を見ていたら失敗した。
 決算の上方修正と木材価格の上昇で材料視された。

 しかし安値が555円で高値が597円と、6月11日の荒い値動きの流れの中、少しだけだが何とか559円で買う事が出来た。
 もう少し下げるかも知れないが、目標株価を660円前後に定めたいと思う。
 6月24日508円9円安と買値からは51円安も、翌日に起死回生の587円の79円高と復活。
 先日支配株主についての適時開示を行ったが、大株主の2社で凡そ50%を占める。
 大株主の2社は同業の都築木材と西垣林業で、東芝とは真逆で彼等は安定株主。
 海外ファンド等の資金が入っていない為オーバーハングの懸念がなく、それを好感した株価上昇と見る。
 株価は所謂「雲」と言われる抵抗線を上抜けした、「雲の上抜け」状態。
 株価上昇が期待出来る。
 とは言え7月9日521円の18円安と少し調整。  
 14日には531円まで戻したがす、7月20日516円の3円安と続落。
 第一四半期の決算が赤字転落した事から中々値が戻らなかったが、⭕⭕今日は515円の4円高⭕⭕と、何とか500円台で踏ん張っている。
 まだまだ安いが、待つ価値はある。
 尚、今日権利確定最終日を通過したので、年末に配当7円分は入る。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・前澤工業。 
 上下水道機械の最大手。
 7月7日699円の82円高を付けて、7月14日水曜も690円の10円安と堅調だったが、7月15日木曜635円の55円安とかなり値を消した。
 業績好調の上自社株買いに増配と、株価が上がる条件が揃っているように見えたが、ここに来て今期の2桁営業減益見通しがマイナス視された。
 そして7月20日には633円迄値を消し、再び3日間で65円値上がりし698円と値を戻した。
 それなのにそこから3日間で41円も値下がりと乱高下。
 今日も774円の7円安と少し下げるも堅調。
 冷めるとみるか再び高騰すると見るか、何とも悩ましく判断に困る銘柄だ。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・バイク王。 
 中古2輪売買最大手。
 7月9日952円の49円高で、7月13日は1158円の149円高と絶好調。
 8月2日に1313円の111円安と、増担保措置など取引規制強化をネガティブ視しての反落だったが、昨日10月5日には利益見通しを据え置いた為、1229円の179円安と失望売りも、今日は1261円の10円安と少し下げるも堅調。
 こうなれば、下値での買い場が来ることを期待するしかない。
 業績好調での株価なのだが、この銘柄実は200円を切る180円台の時から注目していて、遂に手を出せずに今日迄来た。
 こうなると情けないを通り越して、自分の才能の無さが恨めしい。
 しかし投資は才能でするものではない。
 飽くなき探求心と研鑽を積み上げてするものである、と、分かってはいるが、しかしこの状況何とかならないものか。

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 注目銘柄☆4355ロングライフ。
 関西中心に特養など老人ホーム運営。
 今日308円の2円安で配当権利落ち日は10月28日と今月の為、今月買い付けたい。
 配当は8円だが、200株以上で入所割引券カードが株主優待で贈られる。
 今はコロナ禍で全く注目されていない銘柄。
 安値圏である。

 ⭕⭕今日引け値の308円で買い付け!⭕⭕

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 注目銘柄☆3248 アールエイジ。
 不動産関連
 今日699円の3円高で配当権利落ち日は10月28日と今月の為、今月買い付けたい。
 配当は中間期末と2回で年28円。
 もう少し安値圏で仕込みたい。


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 注目銘柄☆8077 トルク。
 ネジ製造
 今日227円の2円安で配当権利落ち日は10月28日と来月の為、今月買い付けたい。
 配当は中間期末と2回で年6円。
 もう少し安値圏で仕込みたい。


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 注目銘柄☆3452ビーロット。
 富裕層向け不動産売買。
 今日548円の2円高で配当権利落ち日は12月29日とまだまだ先の為、実際に買うのは来月以降のタイミングで良いような気がする。
 配当は15円だが、100株以上で1000円のクオカードが株主優待で贈られる。
 秋~冬に掛けて値動きに注目だ。


 危険注意銘柄☆2191「テラ」は急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーで今日は189円の1円安で、凡そ2ヶ月前株価が少し動き始めたと思うや、その後は売りに押され下落した。
 誰かが仕掛けているのかも知れないが、危険なので買わずに注視する。 
 株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。 

 注目銘柄☆7537・丸文が業績好調で5月中旬558円の58円高の値を付け、今日も730円の11円安と少し下げるも堅調。
 半導体卸の会社である。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。

 注目銘柄☆9274・国際紙パルプ商事が業績好調と増配で、8月12日346円の80円高の値を付けた。
 8月13日は329円の17円安と反動安も、翌日は362円の33円高と値を戻し、
 9月27日は397円の56円高と再び上昇。  
 10月5日はは利食い売りに押され、350円の43円安だったが、今日は367円の5円安。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。
 業績好調は分かっていたが、ここ迄とは思わなかった。
 気付くのが今では話にならない、と、反省。

注目銘柄☆6069・トレンダーズが8月13日650円の8円高から、8月18日には3日間で1027円の127円高と約400円の値幅を取った。
 8月20日に一旦848円の42円安迄調整。
 その後再び値を戻し、今日は1009円の1円安と少し下げるも堅調。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。
 何処かで高騰するとは思っていたが、ここ迄とは思わなかった。
 気付くのが今では話にならない、と、反省。

 注目銘柄☆5017の富士石油は5月末頃272円の53円高と、旧村上ファンド系のファンドの所有が明らかになった、
 昨日は石油関連の低位株として物色が向かい311円の30円高と再び株価上昇。
 今日は298円の8円高と未だに堅調。
 220円台の戻り安値が有れば仕込みたいと思っていたが、なかなか下値が来ない。

 注目銘柄☆7544スリーエフが先日369円の69円高で業績V字回復予想、今日は322円の2円高
と未だに堅調ではあるが、勝負出来るレンジの一歩前迄調整した。
 再び300円前後なら勝負出来る。

 注目銘柄☆4334のユークスが、9月14日478円の80円高と決算大幅上方修正でストップ高、ゲーム、パチンコ、パチスロのソフト開発の会社で、今日は468円の38円高と再び急騰。
 今後350円前後の戻り安値があれば狙えるが、この銘柄も気付くのが遅す過ぎて今更だ。
 またまた反省。


 注目銘柄☆8698のマネックスGが、7月27日に663円の20円安で、7月28日も639円の23円安と続落していて、狙おうと思っていたら7月29日687円の48円高と値を戻した。
 先日コインベースが日本でサービス提供開始と伝わり、最安値期は572円迄下げた。
 先週金曜はビットコイン価格の反発受けた戻りが一服し、626円の50円安だったが、今日は
648円の2円高と続伸。
 随分と鎮静化していたのだが、再び上昇してからの反動安。
 少し前米アマゾンでビットコイン決済受入れ否定の報を受け下落し、上期8円下期18.5円と高配当で狙いを付けた。
 ビットコイン関連銘柄はこうした報で一時的に下げる事がある。
 しかし直ぐに値を戻したりと乱高下。
 550円前後の戻り安値があれば東急建設同様、狙える処で狙いたい。


  ⭕⭕配当権利落ちを過ぎても⭕⭕

  配当権利最終確定日は過ぎたが、明日以降権利落ちで或る程度安値があれば考えたいので、この8698のマネックスGは、本ボード上も継続して注視。

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

 注目銘柄☆3449のテクノフレックスが、8月10日978円の23円安と急反落。
 決算2%下げでこの急落。
 配当は上期20円下期21円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは12月29日。
 今日は1026円の12円安。
 今後もう少し下値が有るならば狙いたい。

  ⭕⭕今年の冬迄に決断する⭕⭕


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 注目銘柄☆3807のフィスコが、9月1日236円の50円高と急反発。
 今日は197円の7円安と、沈静化している。

「業績上方修正 通期純利益8.73億円→56.84億円」
「適時開示:(開示の経過)持分法適用関連会社の異動を伴う株式交付申込による特別利益(個別および連結)の発生の見込みに関するお知らせ」
 上記理由によるもので、今は手が出せないが、戻り安値の180円台が有れば狙いたい。
 と、思っていたら、愈々チャンス到来。
 そろそろ仕込む時期かと思っていてら、再び反発した。
 下値を期待しつつ近日中に報告する。


 ❇️❇️もしもデイトレするなら銘柄❇️❇️
 
 このところ連敗続きなので、もしもデイトレするならのコーナーはしはらくお休みにする。
 シミュレーションで良かった。

  ⭕但し飽く迄シミュレーション⭕


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 ⭕⭕《今日の東京コロナ感染状況》⭕⭕

 今日の東京都のコロナ新規感染者数は77人と、4日連続で100人を下回った。
 東京都では10月7日に感染警戒レベルがもう一段階引き下げられ、10ヶ月ぶりに上から3番目のレベルに。
 前週同曜日からは67人減少して約47%減。
  新規感染者数が順調に減少している。
 果たしてリバウンドは無いのかどうか。
 菅総理退陣と岸田政権の下で行う総選挙への景気付けでご祝儀を出した政府とは逆に、専門家や都道府県知事は慎重姿勢を崩していない。
 明日以降の新規感染者数に要注目である。
 それからこの内現在入院している重症患者も、55人と昨日から7人減少。
 しかし死者が10人と、再び二桁に逆戻りして昨日から4人増加した。
 ピークアウトの良い流れが継続しているが、死者だけは増加していて絶える日がない。
やはり未だ感染予防には気が抜けない。


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

 都の担当者は「確実な減少傾向が続いている」としたうえで、今月24日までは「リバウンド防止措置期間」であり、基本的な感染防止対策を取ってほしいとしています。

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 ⭕⭕コロナ関連ニューストピックス⭕⭕


⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


   ワクチン追加接種、限定的に推奨    
   WHO、抗体不十分な人に

 【ジュネーブ共同】
 世界保健機関(WHO)は11日、新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した人に対する「ブースター」と呼ばれる追加接種について、感染を防ぐ抗体が十分にできなかった人に限って、推奨すると発表した。
 追加接種についてWHOはこれまで、ワクチン供給が資金力の豊富な高所得国に偏り、発展途上国での接種が進まないことも踏まえ、否定的な見解を示してきた。  
 世界的大流行(パンデミック)の収束に向けて鍵を握るワクチンの公平供給は依然として課題で、今回の追加接種容認も限定的なものとなった。
 
 10/12(火)  共同通信
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 《今夜のニューヨーク市場》

 今夜のニューヨークダウは開場4時間の相場で、$34449の$46安と続落。
 またナスダックも14473pの12p安と続落。  

 【市場概況】

   NYダウもみ合いで始まる 
   供給網混乱、企業業績に懸念

   2021年10月12日 23:24

【NQNニューヨーク=川上純平】
 12日の米株式市場でダウ工業株30種平均はもみ合いで始まった。
 午前10時現在は前日比8ドル76セント高の3万4504ドル82セントで推移している。
 米原油先物相場の上昇一服を好感した買いが入った。
 ただ、サプライチェーン(供給網)の混乱を背景にした企業の業績懸念はくすぶったままで、ダウ平均は下げに転じる場面もある。

 米指標油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物の期近11月物は12日、1バレル80ドル前後で推移している。
 11日は約7年ぶりに82ドル台を付けたが、足元ではやや上値が重い。
 米長期金利は1.61%前後と前週末とほぼ同水準で推移している。

 今週から本格化する主要企業の決算発表を見極めようと、市場には模様眺めの雰囲気も強い。
 インフレによるコスト高や新型コロナウイルスの感染拡大により、企業業績が悪化すると懸念する投資家は多い。

 個別ではスポーツ用品のナイキやホームセンターのホーム・デポ、顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムが高い。
 今週に2021年7~9月期決算を発表するJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融は売りが先行した。
 
 日経電子版


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 この様子では明日の東京も反落する筈。
 しかしながらここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 但し明日は反落する要素は多いが、続伸する要素は少ない。
 また仮に続伸したとしても、この状況ではとても株価が劇的に上昇するとは思えない。
 それに投資家心理では中国恒大集団の経営不安は未だた完全に払拭仕切れていない筈で、何れにしても株価の大幅な続伸はないだろう。  
 また岸田内閣をネガティブ視する市場関係者は多い。
 加えてコロナ感染が縮小傾向にあるとは言え、完全に終息していない現状での株高は、どうにも納得出来ない。 
 無論現況を株高と見る私は、マイノリティなのかも知れない。
 何はともあれ日経平均上昇の折は、ダブルインバースの買い場が到来したと思うべき。
 と、30000円台前後で日経平均が推移したので、9月10日に373円の場面で日経ダブルインバースを買った。
 しかし9月10日以前からの高い時の買値を加えた平均値では、先週から今日迄日経平均の3日続伸で完全にマイナス圏に逆戻り。
 とは言えこのまま日経平均が上昇し続け、ダブルインバースが続落し続けるとも思えない。
 なので明日以降今週日経ダブルインバースが400円を切る場面では、買い増したいと思う。
と、思っていて、明日も下げるような気がしたので、400円を切ってはいないが、今日新たに413円でダブルインバースを買い付けた。
 果たして来週以降の日経平均は、一体どこに着地するのか?
 その辺りは中国恒大を始め、中国不動産大手の経営危機が解決するかどうかと、岸田政権への投資家の期待値が上昇するかどうかに懸かっているような気がする。 
 
(松平 眞之)


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  《今日の依存症治療と総括》

 何が何でも弱気の立場を貫く私は、何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 それにしても、「不必要な射幸心は捨て、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は良い。
 読む度に競馬やパチンコをする阿保らしさが身に沁みるのだ。
 依存症は完治しない病である。
 気を引き締めて頑張らねば。
 しかし何だかんだで、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせた。 
 今日の競馬やパチンコでの無事は、部屋でおとなしく小説を書いていたお蔭か。
 競馬やパチンコの事を丸1日考えなかった。

 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の反落で確実としたい。
 兎に角明日日経平均が小幅反落なら発泡酒。
 27000円台に突入して大幅反落なら、明日こそビールを飲みたい。
 とは言え上昇ならお茶を飲んで早め就寝だ。

 追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ      
    れてしまった。
    今月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
    ちなみに先週迄は日経平均上昇でも、
    菅総理退陣で連夜の発泡酒だったが、
    岸田新総理では心許ない。
    今週は日経平均上昇なら祝杯は無し。
    で、明日の東京は反落気配。
    発泡酒にはありつけそうな気がする。
    さもなくば、お茶を飲んでふて寝する  
    事にする。
 

 
 
    
    
 

 
   
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