第520話 2年目の5ヶ月と30日目 10月25日(月)

文字数 38,489文字

 《今日の東京市場》

 今日の東京市場は予測通りの反落で終えた。
 とは言うものの下げ幅は限定的。
 前週末の米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落した流れを受け、東京市場でもハイテク株を中心に売りが優勢。
 また24日投開票の参院静岡選挙区の補欠選挙で自民党の候補が敗北。
 総選挙で自民党の議席数が伸び悩み、岸田政権の求心力低下に繋がるとの懸念が強まったのも相まって、今日の下落に繋がった。

 日本では9月末総裁選決選投票の結果が決定する直後に日経平均は下げ幅を拡大して、その日一番の安値を付ける場面があったのだが、市場では「決選投票は派閥の影響力が大きい」、と、岸田氏の総裁就任を、この先に控える衆院選で自民党が苦戦する可能性に警戒する投資家が多かった。
 新内閣発足の「ご祝儀相場」とは無縁の急落を、英紙フィナンシャル・タイムズが「岸田ショック」と報じたようで、総選挙に向けて岸田総理も内心気が気じゃ無いところ。
 そこで岸田首相が金融所得課税の見直しについて、10日のテレビ番組で「当面は触ることは考えていない」と語ったが、その割には市場に力強さが戻って来なかった今月初旬迄。
 しかし今月第2週~第3週に掛けて相場は一転、まったく国内の状況とは関係の無いところでの株価上昇。

 中国恒大集団の債務不履行懸念が一先ず解消するも、先日の香港市場での恒大株取引停止で再び懸念が再燃していると言うのに。
 その上中国恒大集団以外にも、融創中国(北京市)の経営不安も取り沙汰されていると言うのに、何故だか世界的に株価は上昇。
 加えて米国のデフォルト懸念は一旦後退したものの、インフレ懸念もあり、米国経済にはプラス要因よりマイナス要因の方が多い。
 それにも況して、岸田内閣は低支持率のまま解散したと言うのに株価は上昇。
 衆院選に突入して株価が下がると見ていた私のような弱気の者には何一つとして打つ手が無かった。
 身動きさえ取れない、詰らない今月の第2週~第3週だった。
 しかし第4週~今週に掛けては一転、相場は下落傾向で、上昇するにしても上値の重い相場の流れ。
 結局今日も反落。

 また今程度の下げ幅では、日銀TOPIXを買い入れる事も無かった。
 前回久し振りに連続で、9月29日にTOPIXを701億円買い付けたあと、僅か2日後の10月1日同額の701億円買い入れた日銀。
 日銀の今年のTOPIX買い入れは、大体2~3ヶ月に一回だったが、ここに来ての連続買い付けで、前回の例に倣い一定の下げ幅だった10月5日や10月6日は買い入れが有るかと思っていたのだが、その日も日銀は買って来なかった。
 何と2日ともスルー。
 確かにたとえ連続で買い入れても701億円では大した影響はないし、以前と比べれば希薄化はしている。 
 それでも買って来ないよりはましと思っていただけに、10月5日と10月6日の2日連続のスルーには首を傾げる。
 もはや日銀のTOPIX買い入れは、期待しない方が良いように思う。
 
 結局今日の日経平均の引け値は、28600円の204円安と反落。
 それが故にダブルインバースも401円の5円高と、漸く400円台に戻した。

 とは言え私の日経ダブルインバースの買値平均値と現在値は、ほぼ同価格。
 プラス圏内にあと一息と言ったところ。
 しかし実は8月27日に或る一定量を445円で売却して、僅かだがその分は利益を得た。
 先日30000円を突破したら頃合いを見計らって、押し目買いの機会を狙う。
 と、言っていた通り、9月10日に373円で日経ダブルインバースを買い増した。
 10月11日迄の続伸で、9月10日だけでなく全体の買値でも買値平均ラインを上回っていたのだが、10月11日に完全にマイナス圏に逆戻り。
 相場はそんなに甘くはないものなのだ。
 しかしここは買い場到来と見て、400円を切ったらダブルインバースを買いに入りたい。
 総選挙の投開票日迄は下げ相場と見ている。
 但しその後は上げると見ているので、1570の日経ネクストファンドに切り替えるつもり。
 と、思っていたが、10月は総選挙の結果が出る迄は下げるような気がして、400円を切ってはいなくとも、10月12日新たに413円でダブルインバースを買い付けた。
 下げ方向への投資は、月末総選挙の結果が出る迄の勝負と見ている。 
 無論総選挙後は上げると見ているので、1570の日経ネクストファンドを買う。
 だが、それなのに今月第2週~第3週に掛けての株価上昇。
 やはり、やはり、相場は甘くない。
 今日は日経平均が反落しダブルインバースは値を戻したが、この先どうなることやら、何とも流れが読み辛い。

(松平 眞之)


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 【市場概況】

  東証大引け 反落 米ハイテク株安が
  重荷 政治情勢も意識

   2021年10月25日 15:29

 25日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前週末比204円44銭(0.71%)安の2万8600円41銭で終えた。
 前週末の米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落した流れを受け、東京市場でもハイテク株を中心に売りが優勢となった。
 日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。

 国内の政治情勢の不透明感も相場の重荷だ。
 24日投開票の参院静岡選挙区の補欠選挙で自民党の候補が敗北。
 総選挙で自民党の議席数が伸び悩み、岸田政権の求心力低下に繋がるとの懸念が強まった。

 日経平均は午前に下落率が1%を超える場面があったが、午後に入ると下げ渋る場面が目立った。
 米株価指数先物が日本時間午後の取引で堅調に推移し、下値を支えた。
 日経平均が心理的な節目の2万8500円に近づく水準では、主力銘柄に押し目買いも入りやすかった。

 JPX日経インデックス400は反落した。
 東証株価指数(TOPIX)も反落し、6.81ポイント(0.34%)安の1995.42で終えた。
 TOPIXは午前に上げる場面もあった。

 東証1部の売買代金は概算で2兆2792億円。売買高は10億4576万株だった。
 東証1部の値下がり銘柄数は1326と、全体の約6割を占めた。
 値上がりは736変わらずは122銘柄だった。

 ファストリが午前に年初来安値を更新した。  
 値がさ株のソフトバンクグループ(SBG)が下げた。
 レーザーテクや東エレクなど半導体関連も安い。
 一方、鉄鋼株や大手海運株は上昇した。
 業績上振れをきっかけに中外薬が急伸し、上昇率は10%を超えた。

  〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 
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 【ドル/円と出来高】

 $¥レートは113.59円、と、113円台のまま円高ドル安に振れた。
 東証一部の売買代金は3日連続で減少し、2兆2792億円と、9月迄のように3兆に乗せる勢いはなく、随分と沈静化した。  
 今日は前週金曜より凡そ1511億円程の減少。

 それにしても菅総理が辞めたお蔭で、9月は総裁選が終わる迄、四週連続急上昇の東京株式市場だった。
 しかし一転新総裁が決まったと言うのに、市場では岸田内閣をネガティブ視する傾向。
 市場はこの先に控える衆院選で、自民党が苦戦する可能性に警戒を示した。
 今日も株価は反落したと言え、先週は当たり前だった取引額3兆円が覚束なくなっている。
 10月8日に岸田新内閣発足後、初めて日経平均が続伸して28000円台を取りしたが、総選挙迄このまま上げ相場が続くとは思えない。
 衆院が解散し選挙に向けて活況になるかと思いきや、取引額の3兆円が覚束ないとは先行きが不安である。
 再び日経平均が27000円台の下げ相場に向かう可能性は否定出来ず、私は今週末に掛けて、下げ相場を視野に入れざるを得ない。

 それに現実問題として、今回の総選挙で自民党か負ける可能性を否定出来ない。
 菅総理が脆弱にしてしまった自民党の基盤や、自民党の人気を全く取り戻していない。
 果たして共闘する野党に勝てるだろうか。
 宏池会と麻生派或いは谷垣グループが合流する、所謂大宏池会構想も自民党が過半数を保って政権を守れたらと言う前提の下である。
 やはり或る程度は自民党の議席数が減るような気がするし、もっと言えば自民党が政権与党でいられるのかさえ心許ない。
 本来菅総理の撒いた種なのに、菅総理の尻拭いをし切れないばかりか、悪い事ばかりが起こる岸田内閣。
 このままでは岸田内閣は、総選挙を無事に通過出来ないのではないだろうか。
 愈々総選挙を迎えた訳だが、連日の株価続落とその後続伸しても僅かな上げ幅に止まり再び下降すると言った事が、それを暗示しているような気がしてならない。
 私としてはたとえ結果がどうあろうと、やはり総選挙が終わる迄は弱気である。
 
(松平 眞之)


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 7月12日に日経平均が大幅上昇した事を受けて、弱気の私は423円で日経ダブルインバースを買い増し、また8月12日に日経平均が後場に掛けて下げたので436円で買い増し、9月10日に373円で買い増したのだが、皆様には余りお薦めしない。
 何となれば投資家やアナリストのマジョリティは強気一辺倒なので、私なんぞ弱気の変わり者は完全にマイノリティだからである。
 ちなみに今日の引け値は401円の5円高。
 しかし400円台前半とは安いにも程がある。

 また先日の10月12日、新たに413円でダブルインバースを買い付けた。
 リスクヘッジと考えていたが、総選挙が終わる迄の期間の岸田内閣の間は、下げ相場になると見て勝負したい。
 また総選挙終了後は上げると見ているので、1570の日経ネクストファンドに切り替える。
 と、思っていたが、今月第2週~第3週に掛けての株価上昇。
 今日は値を戻したが、気を引締めねば。
 相場は魔物である。

(松平 眞之)


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 ⭕⭕《先月からの株式トピックス》⭕⭕

 インターネット金融大手のSBIホールディングスは9日、新生銀行の株式を大幅に買い増すと発表した。9月10日から、株式公開買い付け(TOB)を行う。
 現状、議決権ベースで約2割の株式を保有しているが、これを最大48%まで引き上げることを目指す。
 複数の役員を派遣することも検討している。

 買い付け価格は1株2000円で、約1164億円を投じる。
 新生銀の9日の終値は、1440円。

 新生銀は9日、「事前の連絡を受けておらず、当行取締役会の賛同を得たものではない」とのコメントを発表した。
 TOBへの対応については、内容を分析・検討したうえで明らかにするとしている。
 新生銀の対応次第では、敵対的TOBに発展する可能性もある。

 SBIはこのところ、新生銀の株式を市場で買い集めてきた。
 新生銀の有価証券報告書によると、3月末時点でのSBIの持ち株比率は19・85%(議決権ベース)で、すでに筆頭株主の座にある。 
 消費者ローンやクレジットカード事業に強みを持つ新生銀を傘下に入れることで、収益基盤の多角化を図る狙いがある。

 9/9(木) 読売新聞オンライン


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  ⭕ 新生銀行TOB直近の動き ⭕
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 ネット金融大手SBIホールディングス(HD)から一方的に株式公開買い付け(TOB)の提案を受けた新生銀行が買収防衛策の導入を検討していることが14日わかった。

 新たに株を発行してSBIの:::2株式保有比率を下げる案が軸だ。
 今後、株主を巻き込んだ対立に発展する可能性が出てきた
 新生銀の株を約20%保有するSBIは9日、TOBで保有比率を最大48%に引き上げて連結子会社化することをめざすと発表した。
 新生銀が検討している買収防衛策は「ポイズンピル(食べたら毒が回るという意味)」と呼ばれる。
 新生銀関係者によると、SBIを含めた既存の株主に事前に新たな株の「予約権」を無償で配り、SBIには予約権の行使に制限をかける。 
 TOBによってSBIが予定する株式数を手に入れたとしても、他の株主が予約権を行使することでSBIの保有割合が相対的に薄まり、買収を阻止する仕組みだという。
 新生銀は週内をめどにSBIに質問状を送り、取締役会に諮って防衛策を決定、発表する方向で調整している。

 9/14(火)  朝日新聞デジタル
 (c) 朝日新聞社


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  新生銀、TOBの賛否表明を延期 
  検討長引き21日まで

 新生銀行は18日、SBIホールディングスからの株式公開買い付け(TOB)に対する賛否の表明を21日まで延期すると発表した。
 9月17日に賛否の表明を留保した際、30日程度の検討期間を経て態度を明確にすると説明していたが、経営陣の検討が長引いている。

 新生銀は「検討項目が多数にわたり時間を要する」と説明している。SBI傘下に入ることで、少数株主に不利益が生じる可能性の有無などについて慎重に協議する。  
 正式にTOBへの反対を決めた場合、臨時株主総会を開催して買収防衛策の発動を諮る。

 SBIは新生銀への事前協議がないままTOBを発表した。

 10/18(月)  共同通信
 (c) 一般社団法人共同通信社


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   新生銀、21日にTOB反対表明 
   実現性低い譲歩案提示も

 SBIホールディングスが実施中の株式公開買い付け(TOB)に対し、新生銀行が21日に事実上の反対を表明する見通しになったことが20日、分かった。
 現行のTOBの問題点を指摘する一方、SBIが買い付けの上限を撤廃するなどの条件変更に応じれば賛同する譲歩案を示す方向で調整している。
 ただ、SBIが応じるには国の認可を得る必要があるため実現性は極めて低く、事実上の反対表明となる。銀行では異例の敵対的買収に発展するのは必至だ。

 新生銀は18日、検討に時間を要するとして、TOBへの賛否表明を21日まで延期すると発表した。

 10/20(水)  共同通信
 (c) 一般社団法人共同通信社


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 新生銀、SBIによるTOB反対を正式表
 …銀行巡り初の敵対的買収に発展

 新生銀行は21日、SBIホールディングスによる株式公開買い付け(TOB)に対し、「株主に不利益が生じるおそれがある」として反対の意見を正式に発表した。
 一方で、SBIが株式の取得上限の撤廃やTOB価格の引き上げに応じれば、賛成する意向があることも示した。
 21日に開いた取締役会で正式に決めた。
 新生銀が反対したことで、銀行を巡るTOBでは初の敵対的買収に発展した。
 SBIは、9月10日~12月8日の日程でTOBを実施。
 新生銀の株式を1株2000円で買い付け、保有比率(議決権ベース)を現在の約20%から、最大48%まで高める事を目指している。
 
 10/22(金)  読売新聞オンライン
 (c) 読売新聞社


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 9月9日(木)の新生銀行の引け値は、1,440円の13円安(0.89%)で、9月10日(金)の早朝から特別買気配が点灯。
 これは昨日市場の閉場後に発表されたニュースなので、9月9日(木)の相場は到って平穏。
 なので、翌日はさぞかし熱い相場になろう。
 と、思っていたら、9月10日(金)は1740円の300円高でストップ高。
 しかし9月10日(金)、仮に早朝から買い注文を出して買えたとしても、果たして利益の出るレンジで買えるかどうかは分からない。
 利益が出せる確証も無く、静観するしかないと思い捨てていた。
 たまたま9月9日(木)の引け値で新生銀行を買った人は、宝くじに当たったようなものだ。
 何とも羨ましい。
 一般の我々ギャラリーは、ショーを見るような心構えでいるしかない。
 一応今後も値動きには注目。
 9月21日は1890 円の66円安で、9月22日は1876円の10円安。
 SBIは新生銀の求めに応じて現在実施中のTOB期限を12月8日まで延長したのだが、延期したとは言えやはりTOBが行われるとの期待から、⭕⭕10月6日は1904円の25円高⭕⭕
 しかしまだ確定ではない。

 そして今日10月21日は、▽新生銀行、SBI地銀ホールディングスによる株式公開買付けについて反対の意見を表明、ただし賛同要件が満たされた場合は賛同の意見を表明する考え。 

 との報を受け、⭕⭕10月21日は1916円の20円高⭕⭕と続伸。
 また⭕⭕今日10月25日は1906円の4円安⭕⭕と反落。

 してみると買い付け価格が2000円なので、9月10日(金)に1740円の300円高で買えていたら利益は出ていたろうが、しかし実際に買い付け出来た人はほんの僅かの筈。
 それにそうそうその値で、9月10日(金)に売り手が居る訳ではない。
 買えても、1950円から1960円辺りのレンジだろう。
 そうなると利益どころか今日もマイナス圏。
 やはりショータイムを楽しむべきか。


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 こうなると買収取り止めの可能性も出てくるから、やはり9月11日迄の勝負だった。
 利益を上げた人は、二度と手を出さない方が賢明である。
 また当のソフトバンクグループは、米ナスダック安が重荷(NQN)となり昨日も続落。
 10月6日は一時年初来安値を付けた。
 
 一方10月20日は米ウィーワークの上場決定と伝わり、⭕⭕6,712円の283円高⭕⭕と続伸。
 しかし10月21日は⭕⭕6,574円の138円安⭕⭕と反落。
 また今日は⭕⭕6,387円の223円安⭕⭕と
反落。
 
 それに新生銀行の方も停滞している。
 どうにも煮え切らない相場が続く。


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 ⭕⭕今週の大手証券の逆利用情報!⭕⭕
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 ⭕⭕⭕以下の営業メールにご用心⭕⭕⭕

 先週私に届いたインチキ営業メールです!

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  日本郵政株式会社 株式売出しのご案内
       
               ◯◯証券

 この度、日本郵政株式会社の株式売出しが国内外で実施されることになりました。
弊社では、本銘柄のお取り扱いを開始致しましたので、お知らせいたします。

 第3次株式売出しのお知らせ

 株式売出しの概要

銘柄名 日本郵政株式会社
銘柄コード 6178
市場 東証1部
事業内容 郵便・物流事業、郵便局窓口事業、国際物流事業、銀行業、生命保険業 等
ブックビルディング期間・抽選申込期間 2021年10月7日(木)から売出価格等決定日まで
売出価格等
決定日 2021年10月25日(月)から 2021年10月27日(水)までのいずれかの日
ディスカウント率 2.0% ~ 4.0%(売出価格等決定日の終値からの割引率)
購入申込期間 売出価格等決定日+1営業日から売出価格等決定日+2営業日まで (抽選参加サービスについては、最終日10:00まで)
受渡日 売出価格等決定日+4営業日
ご購入方法 ・「◯◯◯・コンサルティング」コースのお客さま|お店でのお申込み
・「◯◯◯・ダイレクト」コースのお客さま|公募・売出株式抽選参加サービスでのお申込み

※ 2021年10月6日時点の情報を記載しております。
 

 私がこの手数料の高い大手◯◯証券を使っているのは、正にこの時の為なのだ。

 上記商品には絶対に手をしてはいけない!

 以下の記事を読んで戴きたい。

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  政府、郵政株の最終売却発表 
  復興財源9500億円確保へ

 郵政民営化法が定める政府保有分の売却が完了する
 財務省は6日、日本郵政の株式を追加売却すると発表した。
 発行済み総株式数の約27%分の株式を売り出し、約9500億円を見込む売却益を東日本大震災の復興財源に充てる。
 2007年10月の郵政民営化から14年で政府出資分の売却がひとまず完了するが、日本郵政は上場企業としての成長戦略を描き切れておらず、民営化プロセスはなお道半ばだ。

 財務省は証券会社を通じて投資家の需要を探りながら、10月25~27日の間に売り出し価格を決める。
 価格決定日の4営業日後までに売却を終える見通しだ。
 民営化法は政府に対し郵政株の3分の1の保有を義務づけ、超過分を売却するよう定める。

 9500億円を確保するには1株当たり920円程度で売却する必要がある。
 前回の売却では、売り出し条件決定日の終値から2%割り引いた価格で売り出した。
 6日の終値は926.6円だった。

 日本郵政は6日、政府の売却完了後に1000億円を上限に自社株買いを実施すると発表した。 
 政府の売り出し価格が低く9500億円を確保できない場合は、郵政が買い入れた自社株を消却する可能性もある。
 総株式数を減らし、政府が追加で株を放出する余地をつくるためだ。

 政府は13年1月の復興推進会議で郵政株の売却で4兆円を確保することを決めた。
 17年9月の2次売却までで計約2兆8000億円を確保。21年6月には郵政の自社株買いに応じて約2500億円分を売却し、残る9500億円の確保が焦点となっていた。

 郵政の株価は上場した15年の1999円をピークに低迷が続く。
 上場時に高値づかみし、後に損切りを迫られた投資家もいる。
 手紙やはがきの減少は止まらず、ビジネスモデルの転換が遅れていることが根底にある。

 日本郵政はゆうちょ銀行の株式の約9割、かんぽ生命保険の株式の5割弱をそれぞれ持つ。 
 郵政民営化法は金融2社の株式の完全売却も求めているが、切り離しは不完全なままだ。

 民営化法は郵政の出資比率が5割を下回るまでは、金融2社の新規業務に国の認可がいると定めている。
 民業圧迫を避けるためだ。
 かんぽ生命については21年6月に出資比率が5割を下回り届け出制に移行したが、ゆうちょ銀は経営に足かせがはまったままだ。

 金融2社はグループの日本郵便が持つ全国2万4000の郵便局を営業基盤とする。
 日本郵便も2社から得る委託手数料を収益源とし、郵便事業の縮小を補ってきた。
 資本関係が希薄になれば、持ち株会社として郵政が得る配当は目減りする。

 日本郵政は楽天グループに出資するなどデジタル対応を急ぐが、収益の底上げには結びついていない。
 人口減や過疎化が進む地方の郵便ネットワークの合理化や、巨額の減損損失を出した国際物流事業の立て直しなど課題は山積する。

 政府は今回の最終売却に向けて19年春に大和証券などを主幹事証券会社に選び、準備を進めていた。
 19年夏にかんぽ生命の不正契約問題が発覚したことで計画は一時停滞。
 9500億円の確保に必要な株価は19年時点では1株1132円だったが、かんぽ問題を受けて20年には700円台まで下落していた。

 郵政は21年6月の自社株買いで約2500億円分の全株を政府から購入し、この分も含めて自己株を消却した。
 総株式数が減少したことで、政府が市場に放出できる株数が増え、1株920円程度で残りの復興財源を確保できる見通しがついていた。

 2021年10月6日 15:53 日経電子版


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 上記の記事にあるように、日本郵政の株価は上場した15年の売り出し価格が1999円で、その時この大手◯◯証券にこうしたメールを貰って買った人達がどれだけ涙を流したことか。
 100株買ったとして現在の株価は920円程度だから、199万円投資して100万円の損失。
 幸い私は手を出さずに済んでいる。
 それもこれも日本郵政がどうとかではなく、
この大手◯◯証券の営業メールを寄越して来た銘柄の株や、商品に一切手を出さなかったからなのである。
 この大手◯◯証券は金持ちや法人取引の相手以外の我々一般人からは、金を巻き上げる事しか考えていない。
 こう言う営業メールの際は損をさせること前提と言うか、売れないから、いい銘柄の株や商品じゃないからメールをしてくるのだ。
 こう言う営業メールを寄越してくる時、私は絶対に手を出さない。
 私はこう言った情報を逆利用する為に、高い高い、手数料を毎回払っているのだ。
 私はこれで危機を何度も乗り越えて来た。
 繰り返します。

 読者の皆様には、上記のような営業メールで紹介される商品に絶対手を出さないで下さい。
 この商品は外れです!
 下手をすると大損します!
 この情報は絶対に当たります!
 今週一杯は掲載しておきます!
 お忘れなく!
 それが証拠に私のこのコーナーで取り上げた株や商品で、値を上げたり或いは利益の上がったものは殆どありません!
 ◯◯証券の営業メールは絶対無視して!
 ほぼ詐欺です!

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   ⭕期日前投票に行って来た件⭕
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 先日、期日前投票に行って来たのだが、私の投票する選挙区では、自民・立民・維新の3候補が有力で、ほぼその内の誰かで決まる感じ。
 今回の選挙は野党が共闘したとあって、立民以外にごちゃごちゃと野党候補が居ないので、分かり易くていい。
 しかしそれって・・・・・果たして、一番その事で得をするのは、立民と共産の野党連合なのだろうか?
 とは言うものの、それは自民でもない。

 それに私の投票する選挙区では、自民党候補者は例の当選三回の阿部チルドレン。

 私は心の中で、つい、独りごちた。

「前回は自民に入れたけど、この人だっけ?
 本当にこの人に入れたっけ?」、と、顔さえ失念している有り様。
 続いて私の脳裏を過ったのは、「大した実績もないし、任期中何もやってないっしょ、この人って。今回この人ではなぁ」、と、言う負の印象。
 
 しかし立民の背後には共産の影がちらつく。
 私の選挙区は立民だったが、それは仮に国民民主の候補者にしても同様。
 とにかく野党連合には一貫性が無いのだ。
 或る意味岸田総理と同じで、ぶれ過ぎ。
 うーん。
 ならば非自民の保守にすっか。
 と、なってしまう。

 もうお分かりだろう。

 野党連合で一番得をするのが誰なのか。
 それに自民党にお灸を据える意味でも、その保守の非自民が丁度良いのである。
 ファーストの会が居ない今、野党連合のお蔭で漁夫の利を得るのは、やはり・・・・・。

 そうしてこのあと後述する通りに、私は私の憶測に従って投票したのだが・・・・・。
 ここでは私の投票した先は敢えて言うまい。

 もうお分かりだろう。
 さて、それ等を踏まえ以降お読み戴きたい。
 
 (松平 眞之)


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    シンクロする二人の首相は?
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 昭和16年10月16日に総辞職した、第3次近衛内閣。
 あれから80年、シンクロする二人の首相は、奇しくもその名に(文)の字を戴く。
 近衛文麿(このえふみまろ)首相と岸田文雄(きしだふみお)首相。

 果たしてどちらがより短命なのか?

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 読者は、第3次近衛内閣(だいさんじ このえないかく)をご存知だろうか?

 第3次近衛内閣とは、近衛文麿が第39代内閣総理大臣に任命され、1941年(昭和16年)7月18日から1941年(昭和16年)10月18日迄、たった3ヶ月だけ続いた戦前の短命内閣である。
 第2次近衛内閣において外交策に強硬論を唱え、閣内にあり暴走状態にあった松岡洋右外相の更迭は、政権存続の為の急務となっていた。
 しかし松岡に辞任を迫っても彼がすんなりとそれに従う保証はなく、むしろ閣内不一致を訴えて内閣と無理心中をするのではないかと危惧した近衛は、一計を案じて全閣僚から辞表を取り付けると参内していったん内閣総辞職の形式を取り、その場で改めて天皇から大命降下を受けた後に松岡を外して第3次近衛内閣を発足させた、事実上の内閣改造である。

 10月14日の閣議において東條はその件を暴露した上で「感情的になるから以後首相とは会わない」と宣言する。
 同日、ゾルゲ事件の捜査が進展し、近衛の側近である尾崎秀実が逮捕され、ゾルゲ事件に近衛自身までもが関与しているのではないかとの観測すら窺われるに至って近衛の退陣は不可避とされ、翌15日には東條・近衛とも次期首班に東久邇宮稔彦王を推薦するが、それに木戸幸一内大臣が難色を示し未だ後継が定まらない16日に近衛は総辞職してしまった。
 第3次内閣は約3か月で終わったこととなる。
 結局次期第40代内閣総理大臣は、東條英機が就任することになる。

 以上が第3次近衛内閣の概要であるが、この二人がシンクロしている点は、名前の(文)の
字だけではない。

 近衛首相は国際連盟からの脱退や、三国同盟締結と言う歴史的重大時に直面した、まさに第二次大戦真っ只中での政権運営であり、また岸田首相も、コロナ禍での東京五輪パラ強行開催後に自公政権が不安定になり、その上コロナ感染の拡大真っ只中での首相就任であった。
 してみると二人は何れも、世界中がパンデミックに巻き込まれた中での首相だ。
 そして総辞職が昭和16年10月16日の近衛内閣に対し、令和3年10月14日に衆院を解散した岸田内閣は、共に10月にその任期を終えた。
 また何よりシンクロしているのは、近衛首相が松岡外相更迭の為に第3次近衛内閣を組閣し首相に就任した点と、岸田首相が菅前首相を更迭する為に総裁選に出馬し首相に就任した点。
 
 そしてその結果、第3次近衛内閣は約3か月で終わったのだが、果たして岸田内閣は近衛内閣より短命になるのか、或いはそうでないのか?
  
 史上稀に見る発足時の低支持率。
 安倍元首相の側近である今井尚哉内閣官房参与の進言があったとされる、昨日の電撃解散。
 岸田カラーの全く無い内閣。
 これ等のことを総合的に鑑みれば、岸田内閣が第3次近衛内閣より短命になる事は自明だと思うが、如何か。

(松平 眞之)


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 自公連与党で、過半数に届かない可能性は?
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 愈々衆院選、総選挙が始まった。
 総議席数 465 で、過半数は 233 議席。
 
 現有議席数と予測議席数を以下に列記した。
 (予測議席数は産経新聞の出した数字)

(現有議席数)    (産経の予測議席数)

  自民党  275   自民党  245
  公明党   29   公明党   29
  与党合計 304   与党合計 274

  維新    10    維新    27

  立憲民主 110   立憲民主 128
  共産党   12   共産党   17
  国民民主  8   国民民主  10
  社民党   1   社民党   1
  れいわ   0   れいわ   1
  野党合計 130   野党合計 157

 と、言った感じだが、しかし立民と共産がそこそこ頑張った場合は、以下のようになる。

 (岸田首相引責辞任ライン)

  自民党  203 (現有より-72議席) 
  公明党   29   
  与党合計 232   

  維新    27  (現有より+17議席)  

  立憲民主 165 (現有より+55議席)
  共産党   20 (現有より+ 8議席)
  国民民主  10   
  社民党   1   
  れいわ   1   
  野党合計 197   

  その他   9   

 以上は単純に維新が予測通り票を伸ばし、自民の票が立民と共産に流れた場合の数字だ。
 他の政党は弄りようがないので、そのままだが、どうだろう。
 今の岸田内閣の低支持率を鑑みれば、充分有り得る数字なのではないか。
 が、しかし、野党連立政権の誕生となると、以下のようになる。

 (立民を主とした政権交代ライン)

  自民党  167 (現有より-108議席) 
  公明党   29   
  与党合計 196   

  維新    27  (現有より+17議席)  

  立憲民主 197 (現有より+87議席)
  共産党   24 (現有より+12議席)
  国民民主  10   
  社民党   1   
  れいわ   1   
  野党合計 233   

  その他   9   

 さすがにここ迄の結果にはならないように思うのだが、どうだろう。
 少なくとも立民が自民を上回るとは、私には思えないのである。
 してみると自公で過半数を取れずに、共闘する野党に勝てなかったにしても、野党連合による政権奪取は、やはり無理と言う事になる。
 野党連合もそんなに強くないように思う。
 しかし自民党も以前より弱い。
 と、なると、岸田首相の引責辞任は充分に有り得る。
 これ等を総括すると、鍵を握るのは自民でも立民でもなく、維新ではないのだろうか。 
 やはり一番躍進が期待出来るのは、非自民の受け皿となる保守と言うことなのだろう。
 そこで、以下に持論を展開させて戴く。

 (松平 眞之)


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  総選挙で自民党敗北後に復活の可能性?
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  先ずは以下の三つのニュースを
  読んで戴きたい


  「冷や飯」の大阪自民安ど 
  「政権、親維新ではなくなる」

 野党の日本維新の会は、約9年に及んだ安倍晋三、菅義偉両政権と蜜月関係を築く一方、維新と対立する自民党大阪府連は政権から冷遇されてきた。
 岸田文雄新総裁の誕生で維新は政権中枢とのパイプが断たれることになり、自民府連には安堵(あんど)感が広がる。
 維新にとっては2025年大阪・関西万博やカジノを含む統合型リゾート(IR)で国との連携が欠かせず、新政権との関係構築に向けて出方をうかがう構えだ。

 「これまでは府連と官邸との風通しが悪く、政権与党の優位性が全くなかった。総裁が代わり、環境の変化に期待している」。
 自民府連の多賀谷俊史幹事長は新総裁誕生を歓迎した。
 12年12月に第2次政権を発足させた安倍氏と官房長官だった菅氏は憲法改正で維新の松井一郎代表(大阪市長)と意気投合。
 橋下徹氏も含めた4人で定期的に会合を持つなど、与野党の立場を超えて太いパイプを持った。
 万博は安倍、菅両氏の強力なバックアップが誘致実現の決め手となり、菅政権でも良好な関係は続いた。

 政権は維新との関係をよそに、身内であるはずの自民府連とは距離があった。
 府連は、大阪市を廃止・分割する維新の看板政策「大阪都構想」に反対してきたが、都構想への賛否を問う15年と20年の2度の住民投票ではいずれも、党本部から明確な支援は得られなかった。
 府連幹部は「今までみたいに維新と近い政権ではなくなり、府連にとってプラスであることは間違いない」と期待を寄せる。

 ◇松井氏「岸田さん、何やりたいか見えない」

 これに対し、松井氏は29日、記者団に「最後は永田町の派閥の論理で決まった。
 与党や政府と是々非々で対峙(たいじ)するのは変わらない」と淡々と受け止めた。
 そのうえで、「岸田さんが何をやりたいのか、今は見えない」と話し、新政権の出方を注視する考えを示す。

 維新内部には菅氏の首相退陣に伴い、政権中枢とのパイプが失われることへ危機感が強く、所属国会議員は29日、「当然、影響があるに決まっている」と話した。
 また、ある維新関係者は「岸田さんになったからといってマイナス面は特にない。これまでプラス面が大きすぎたので、フラットに戻るだけだ」と懸念を払拭(ふっしょく)した。
 間近に迫る衆院選への影響も必至だ。
 維新と自民は次期衆院選で府内19小選挙区のうち、14選挙区で対決する公算が大きい。

 ある自民候補は「不人気だった菅さんが交代し、新しいリーダーの下で選挙を迎えられる。政権が発足すれば、さらに岸田さんの人柄が受け入れられるのでは」と期待する。

 一方、維新候補の一人は「河野(太郎)さんが勝っていたら、改革イメージが維新と重なるので岸田さんの方が戦いやすい」と指摘。別の維新候補は「衆院選のために総裁選を利用し、自民の追い風になっている」と警戒した。
【石川将来、野田樹、田畠広景、鶴見泰寿】

 9/29(水)  毎日新聞 ©毎日新聞社


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  衆院選で「自民の過半数割る」
  維新代表が意欲

 日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は5日、次期衆院選について、「自民党の過半数を割る」と述べ、党勢拡大によるキャスチングボートの掌握に意欲を示した。
 市役所で記者団に語った。

 現有10議席の維新は、党単独で法案を提出できる21議席を衆院選での「最低ライン」とし、100人程度の候補者擁立を目指している。

 松井氏は「持続可能な日本をつくるために、われわれの政策を少しでも政府に実現させようと思えば、自民党が過半数を割り込むことだ。(自民との)交渉の舞台を作れる」と語った。

 立憲民主党と共産党、社民党、れいわ新選組の4党による選挙協力にも言及。
 「一番重要な外交・防衛政策がまとまらないのに、政権選択選挙でよく協力できるな」と批判した。


 10/5(火)  産経新聞 ©産業経済新聞社


 その他同様の報道では、他社が以下のように報じた。
 
 日本維新の会の馬場幹事長は、岸田政権の党役員人事などは党内の有力者や派閥の意向が優先されているという指摘が出ていることを踏まえ、「岸田内閣は党の有力者による『2人羽織』どころか『4人羽織内閣』だ。これでは、今、必要な統治機構などの改革はできない」と指摘しました。
 そのうえで「自民党を1度過半数割れに追い込み、本当の意味で他の政党や国民の声を聞いてもらう環境を作り出すのが現時点でのわが党の役割だ」と述べ、今度の衆議院選挙で党勢拡大を図り、自民党を過半数割れに追い込むことを目指す考えを示しました。
 一方で馬場氏は、立憲民主党など他の野党と連携する考えはないか問われたのに対し「協力できるような政党は現状ない」と述べました。
 

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  新党「ファーストの会」衆院選参戦に
  暗雲 岸田流奇襲で公募間に合わない?

 新党「ファーストの会」の衆院選参戦に暗雲が漂ってきた。
 東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」は3日の記者会見でファーストの会を設立し、国政進出を発表した。
 だが、翌4日に就任した岸田新総理は臨時国会会期末の14日に衆院解散、19日公示、31日投開票を表明する早業を仕掛けた。就任10日目の解散も、17日後の投開票も戦後最速だ。
 11月決戦が確実とされていただけに、政界を揺るがした岸田流の奇襲戦略はファーストの会を直撃した。
 代表の荒木千陽都議は「政党としての立ち位置は保守中道」とした以外は党綱領や役員名も未発表という急ごしらえ。
 その上、都内25の全小選挙区に候補者を擁立するため公募を実施するとしたが、公示日に間に合わない可能性が出てきた。
 この日、日本維新の会の馬場伸幸幹事長は「政策等も、よく分からない。公示まで、あと13日。あまりにも時間がない」とした上で「ファーストの会と連携する部分がない。
 共鳴できるところが何もない」などと連携を否定した。

 ファーストの会は荒木氏ら現職都議が出馬する可能性を示唆しているが、「都議選が終わったのは3カ月前。まだ任期が3年9カ月ぐらいある。それをほっぽり出して、国政というのは。都議の選挙区によっては補欠選挙になるところも出て来るかも知れない」と馬場氏は厳しく批判した。

 小池都知事は「関与、関知していない。今は都政に専念」と、国政復帰を否定しているが、「党名は小池知事に相談して決めた。今後も(小池氏の)応援をいただきながら、相談や連携をしていきたい」(荒木氏)という事実上の「小池新党」だ。
 政界では2017年9月に小池氏が結成した国政政党「希望の党」の再来と注視している。
 一方で、「なにも聞こえて来ない。難しいんじゃない」と、自民党のベテラン衆院議員は現状分析した。
 船出と同時に、ファーストの会はいきなり苦境を迎えそうだ。
【大上悟】

 10/7(木)  日刊スポーツ
 ©日刊スポーツ新聞社


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 以上の三つのニュースで分かることは、

① 維新が自民党全体を批判しているのでは
  なく、岸田内閣のみ批判していること。
  つまり岸田内閣とは連立政権を組むこと
  がないと断言しているが、自民党の総裁
  が変わった場合については言及していな
  いと言うこと。

② 維新の眞の目的別は、自民党を1度過半
  数割れに追い込むが、立民を主とする連
  立とは組む事がなく、本当の意味で他の
  政党や国民の声を聞いてもらう環境を作
  り出したいと言うこと。
  それを誰に聞いて欲しいのかと言うと、
  相手は自民党ではあるが、岸田政権では
  ないと言うこと。
  つまり裏を返せば協力できるような政党
  が現状ないだけで、自民党の総裁が替わ
  れば、自民党と協力出来ると言うこと。

③ 小池氏が結成した国政政党「希望の党」
  の再来となるかも知れない新党、「フ
  ァーストの会」の衆院選参戦は、今回
  お話にならないと言うこと。
  維新にも自民にも全く無視されている
  と言うこと。

 以上のことから、例えば自公で過半数が取る
ことが出来ず、岸田総理が公約通り引責辞任したとする。
 その際仮に維新の議席を自公に加えれば過半数が確保出来るとすれば、次の総裁が誰かに
よっては自・公・維新の連立は有り得る。
 そうなると追い込まれた自民党は、綺麗事なんか言ってられない。
 そうする為には、そうなれる総裁ならば、自民党としてもその人にしようと言う事になる。
 では維新の望む総裁とは誰か?
 それは無論安倍元総理に最も近い人だろう。
 それに前回の総裁選では負けたが、負けて強しと言う印象を残した人なら、他の候補者は立候補すらしないのではないか。
 野田氏は負け過ぎだし、今更体よく追い払われた小泉氏や石破氏の推した河野氏には、再立候補の際の推薦人さえ集まらないだろう。
 そうなるとその場合の次の総裁は、高市氏しかいないのである。
 
 これが私の次期総選挙での、「自民党敗北後に復活の可能性」についての持論である。
 また自民党が政権を失う場合の敵は、過去を見ても保守でしかなかった。
 つまり非自民の受け皿は、保守にしか出来ないのである。
 その意味で立民を主とする連立には共産党の影がちらつき、受け皿にはなり得ない。
 前回都議選で都ファが予想以上に議席を伸ばせたのは、保守であるが故なのである。
 そうなると今回の総選挙で非自民の受け皿になり得るのは、維新とファーストだけと言うことになるが、維新とファーストは組むことがないし、それ以上に今回のファーストは端からお話になっていない。
 そこで自民党以外の保守が維新しか居なくなるのだが、維新の目標は20議席と、政権与党を窺うつもりはないようだ。
 しかし仮に維新が高市新政権と組み、国政での発言力を益したいのが望みなら・・・・・。
 仮に安倍氏周辺と維新で、その話が水面下で進んでいるとすれば・・・・・。
 無論これは私の憶測にしか過ぎない。

 しかしたとえ憶測とは言え、もしも私の投票する選挙区に維新の候補者が居れば、私は今回の衆院選で維新に票を投じたいと思っている。
 立民には投票したくないし、岸田総理本人は個人的に嫌いでは無いのだが、このままの自民党なら岸田内閣が再発足するにしても、NTT接待の牧島デジタル相を始め、UR金銭授受問題を抱える甘利氏を1度は幹事長に抜擢したのだから、そんな人事をする岸田内閣にはとてもではないがこれからの国政を任せる事は出来ない。
 なので今回の衆院選で、私は私の憶測に懸けてみたいと思う。

(松平 眞之)


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      《今日のニュース》

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 大きいニュースでは、先ずはこれである。
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 【速報】ドコモ社長 通信障害を謝罪 
  「ご不便おかけし深くおわび」

 NTTドコモの井伊社長が、全国規模で発生した通信障害について謝罪した。

 NTTドコモ・井伊基之社長「通信障害によって、多くの携帯ユーザーの皆さま、企業の皆さま、大変多くの方々に大変ご不便おかけしたことを、深くおわび申し上げます。この度は申し訳ございませんでした」
 ドコモの井伊社長は、25日に開かれた会見で、10月14日に起こった200万人以上のユーザーに影響を及ぼした全国規模の通信障害について謝罪した。
 また、今回の通信障害を「重大な事故」として認識し、現在は総務省への報告に向けたプロセスに入っていると説明している。 

 10/25(月)  フジテレビ系(FNN)
 (c) Fuji News Network.


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 山崎氏「政治変えてという熱は想像以上」 
 参院静岡補選、一夜明け

 参院静岡選挙区補選で初当選を果たした無所属の元静岡県議、山崎真之輔氏(40)=立憲民主党、国民民主党推薦=は投開票から一夜明けた25日、自身の勝因について「(首相が)菅(義偉)さんから岸田(文雄)さんに代わっても(政権の)中身は変わらないという思いが県民にあった」と分析した。

 浜松市の浜松駅前で朝のつじ立ちを済ませた後、市内の事務所で報道陣の取材に応じた。
 補選は6月の知事選に出馬した岩井茂樹元副国土交通相の辞職に伴う。
 山崎氏は自民党新人の若林洋平氏(49)=公明党推薦=と激しく競り合い、得票率差は3・51ポイントだった。
 山崎氏は選挙戦について「政治を変えてほしいという熱が想像以上だった」と振り返った。
 衆院選に臨む野党候補を念頭に「同志にいい影響を与えた。(与党候補を破った)私の結果をぜひうまく使ってほしい」とエールを送った。

 選挙戦では知事選で岩井氏を退けて大勝した川勝平太知事(73)の支援を受けており「告示日に川勝さんが(応援に)入ってくれて流れが変わった」とも述べた。
 補選は衆院選公示後の投開票だったが、投票率は45・57%と2019年の参院選を4・89ポイント下回った。
【福沢光一】

 10/25(月) 毎日新聞 (c) 毎日新聞社  


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  ⭕今日の総選挙トピックスニュース⭕
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 総選挙前情勢、与野党それに維新の動きは?
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  票はほしいが、「カラー」は敬遠
  …つかず離れずの野党共闘

 衆院選(31日投開票)は野党共闘の成否が情勢を左右する様相が強まっている。
 九州でも野党の候補者一本化で自民党と互角の戦いに持ち込んでいる選挙区が増加。
 ただ、立憲民主党などは擁立を見送った共産党票を得たい一方で、「共産に近づけば離れる票もある」とのジレンマも。
 選挙戦終盤に向け、微妙な距離感で成り立つ共闘がどこまで深まるかが焦点となる。

 選挙戦で唯一の日曜日となった24日午後。
 福岡市・天神の警固公園に福岡1~3区の立民の候補者が並び立った。
 立民、国民民主、両党を支持する連合福岡の合同演説会。  
 連合福岡の会長は「立民、国民の力を合わせ与党の議席を減らそう」と結集を呼び掛けた。
 2、3区に候補者を擁立しなかった共産関係者の姿はなかった。

 共産票は各選挙区に2万票程度とされ、激戦区ではその行方が勝敗を占う。
 一方で、連合内には労働運動を巡って対立してきた共産への抵抗感も根強く、「共産関係者と一緒に並んだら応援できない」(福岡県の民間労組幹部)との声も聞かれる。
 共産との共闘を前面に出せば、保守層が離れるリスクもはらむ。

 福岡県内の11選挙区のうち、共闘する野党が候補者を一本化したのは6選挙区。
 自民前職と激戦を展開する福岡10区の立民前職は19日夜、北九州市で開いた出発式で「共産からも政策が同じ所は力を合わせようとお話をいただいた」。
 前回は僅差で自民前職に敗れて比例復活。
 共産候補と合わせた野党の得票は自民を上回っていた。  
 今回は共産が擁立を見送り、票の上積みに期待する。

 2016年参院選から野党共闘に取り組む熊本。
 立民熊本県連の鎌田聡代表は23日、熊本2区で共産新人の街宣車に立った。
 共産の小池晃書記局長と並び「お互いに力を合わせて頑張ろう」と激励したが、演説後すぐに車上から降り、小池氏の演説を見届けると、 
 「時間がない」と足早に立ち去った。
 距離感に腐心する。

 長崎では、国民と共産が競合する1区以外の3選挙区で立民に一本化。  
 立民、国民、社民の県組織は「実質的に推薦以上の協力」と結束を強調するが、市民団体が共産を含めた野党4党に呼び掛けた共通政策の合意は実現しなかった。
 野党候補が一本化されても、当落線上を行き来する立民の候補者は少なくない。
 立民の関係者は「共産票が自民に流れることはない。政権批判票は集約される」と語った。

 (華山哲幸、松本紗菜子、岡部由佳里)
 

 10/25(月) 西日本新聞 (c) 西日本新聞社


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  【速報】衆院選 期日前投票 中間状況
   約567万人が投票

 総務省は衆議院選挙の期日前投票の中間状況を公表し全国で約567万人の有権者が投票を済ませたことがわかりました。
 前回の選挙と比べ凡そ156万人の増加です。

 総務省が先ほど公表したデータによりますと、24日までに期日前投票を終えた人は全国で567万519人でした。
 これは4年前の前回の衆議院選挙の時と比較して約156万人増加したことになります。

 期日前投票は選挙が公示された翌日20日から始まり投票日前日の30日まで行われます。
 期日前投票を利用する有権者は選挙の度に増えていて、4年前の衆院選挙ではおよそ2137万9000人と過去最高を記録しています。
  
 10/25(月)  TBS系(JNN)
 (c) Japan News Network.


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  麻生太郎氏「北海道のコメがうまいのは
  温暖化のおかげ」 街頭演説

 自民党の麻生太郎副総裁は25日、北海道で衆院選の公認候補とともに街頭演説し、道産米について「昔、北海道のコメは『やっかいどう米』と言うほどだったが、今はやたらうまいコメを作るようになった。農家のおかげか、違う。温度が上がったからだ。温暖化というと悪いことしか書いてないが、いいことがある」などと発言した。
 温暖化にメリットがあるかのような発言だが、品種改良に取り組んだコメ農家の努力などには触れておらず、波紋を広げそうだ。

 麻生氏は演説で「おぼろづき、こちぴかり、金賞取った。いずれも北海道米だ」とも発言した。
 「こちぴかり」という名の道産米ブランドはなく、事実誤認とみられる。
【高橋由衣】
 
 10/25(月)  毎日新聞 (c) 毎日新聞社


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  自民が単独過半数確保の勢い、
  立憲はほぼ横ばい 朝日情勢調査

 31日投開票の衆院選(定数465)について、朝日新聞社は23、24日、全国約38万人の有権者を対象に電話とインターネットによる調査を実施し、全国の取材網の情報も加えて、選挙戦中盤の情勢を探った。
 現時点では、(1)自民党は公示前の276議席より減る公算が大きいものの、単独で過半数(233議席)を大きく上回る勢い(2)立憲民主党は比例区で勢いがなく、公示前の109議席からほぼ横ばい――などの情勢になっている。

 選挙区はインターネット調査で、比例区は電話調査で情勢を探った。
 調査時点で投票態度を明らかにしていない人が、選挙区は4割、比例区は3割おり、今後、情勢が大きく変わる可能性もある。

 自民は、選挙区では公示前の210議席に届かないものの、161の選挙区で優位に立ち、190議席に迫る勢いをみせている。
 比例区は堅調で、公示前の66議席を上回り、70議席をうかがう。
 自民は、政権を奪還した2012年の衆院選以降、国会を安定的に運営できる絶対安定多数(261議席)を確保してきた。
 接戦となっている74の選挙区の勝敗次第では、今回もこれを獲得できる。

 公明党は、公示前の29議席は維持しそうな勢い。
 選挙区では、北海道10区と東京12区で接戦となっている。

 立憲は、選挙区では公示前の48議席を上回る公算が大きい。
 競り合っている65の選挙区が、議席を上積みできるかどうかの焦点。
 枝野幸男代表(埼玉5区)も自民前職と接戦となっている。
 一方、比例区は勢いに欠け、公示前の61議席を10議席以上、下回りそうだ。

 日本維新の会は、公示前の11議席から3倍近くに増える勢い。
 選挙区は大阪府内を中心に10選挙区でリード。
 比例区は地盤の近畿以外でも、東京や南関東で複数議席獲得を視野に入れている。

 共産党は、選挙区で議席を維持している沖縄1区で接戦。
 比例区で議席を積み上げ、全体として公示前の12議席を上回る可能性がある。

 国民民主党は4選挙区で優勢で、比例区と合わせ、公示前の8議席と同程度になる見込み。

 れいわ新選組は比例区東京で議席獲得をうかがう。
 社民党は選挙区、比例区ともに1議席を確保できるかどうか。

 「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」は、厳しい情勢だ。

     ◇

 調査方法 23、24の両日に実施。
 電話調査は、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかけるRDD方式で、固定電話、携帯電話あわせて2万5595人から有効回答を得た。
 インターネット調査は、調査会社4社に委託し、各社の登録モニターを対象に調査した。 
 全国で計35万3868件の有効回答を得た。
 小選挙区はネット調査から当落を予測し、比例区は、電話調査から予測した。
  
 10/25(月)  朝日新聞デジタル
 (c) 朝日新聞社


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 参院2補選 自民「2勝で勢い」思惑外れ

 岸田文雄首相(自民党総裁)が陣頭指揮を執る初の国政選挙となった参院静岡、山口両選挙区の補欠選挙は、与野党1勝1敗の痛み分けとなった。
 衆院選(31日投開票)の前哨戦とも位置付けられていただけに、一丸で臨んだ与党には一抹の不安を残す結果となった。
 参院の勢力拡大を目指していた自民は来夏の参院選に向けても危機感を強めることになりそうだ。

 2補選のうち「保守王国」の山口選挙区に関しては、当選を確実にした自民元職の元経済産業政務官、北村経夫氏(66)が当初から優勢と伝えられていた。
 しかし、静岡選挙区は序盤から、自民新人で元御殿場市長の若林洋平氏(49)=公明推薦=と、無所属新人で元県議の山崎真之輔氏(40)=立民、国民推薦=の2人が激しく競る展開となっていた。

 与党は6月に行われた静岡県知事選で、自民推薦候補に大勝して4選を果たした川勝平太知事が山崎氏の支援に回ったことを強く警戒していた。
 自民選対幹部は「新内閣の初陣で1勝1敗では野党と互角に見られてしまう」と懸念を示し、閣僚の一人も「追い込まれている。
 何とか勝たなければならない」と焦りの色を濃くしていた。

 そのため、首相は告示日の7日に静岡市、21日に浜松市と2度にわたって静岡入りして支援、公明も推薦して票の掘り起こしに力を入れた。
 しかし、危機感は最後まで共有されず、山崎氏の後塵(こうじん)を拝する結果に終わった。

 形式的には1勝1敗だが、与党は党一丸で臨んだ接戦の静岡で野党推薦候補に勝ちきれなかった。
 衆院選の投開票を目前に控え、新政権誕生直後の「ご祝儀相場」と呼ばれる好環境を生かせなかったショックも小さくないとみられる。
 一方、今回の2補選は衆院選にとどまらず、来年7月の参院選を占う意味合いもあった。
 参院自民の会派の所属議員は現在109人で、単独では過半数(123議席)に届いていない状態が続いている。

 自民の世耕弘成参院幹事長は、告示翌日の8日の記者会見で「厳しい状況での国会運営になる。
 何としても静岡、山口の補欠選挙をしっかりと勝利をすることが重要だ」との認識を示していた。
 それだけに、参院の勢力拡大という観点でも満たされない思いが募る戦績となった。
(今仲信博)

 10/25(月)  産経新聞
 (c) 産業経済新聞社


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   ⭕⭕今日の国際ニュース⭕⭕
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 中国当局、新型コロナの感染拡大リスク警告 

[北京 24日 ロイター] - 中国国家衛生健康委員会の報道官は24日、国内で新型コロナウイルスの感染がさらに拡大する可能性が高まっていると警告した。
 当局は、監視強化を地方当局に要請、省をまたいだ移動を控えるよう呼び掛けた。

 中国はコロナ感染抑制におおむね成功しているが、来年2月に北京で開催する冬季五輪に向け、散発的な感染を封じ込めようとしている。

 中国ではこの1週間に、11省で100人以上の市中感染者が確認された。
 その大半が13のツアーグループに関連したものとみられる。

 衛生健康委報道官は、記者団に対して「季節的な要因」を背景に、新型コロナの感染が一段と拡大するリスクが高まっていると強調した。
 同委副主任は、現在広がっている新型コロナ変異株のデルタ株は感染力が極めて強いと説明。配列を解析したところ、現在の感染は従来の感染源と異なっているとし、海外から持ち込まれた可能性を示唆した。
  
 10/25(月)  ロイター (c) Thomson Reuters


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  中国・南京市 大学で爆発11人死傷 
  実験室で発生 黒煙も

 中国・南京市にある大学の実験室が爆発し、11人が死傷した。

 爆発の瞬間を捉えた映像を見ると、爆発のあと、黒い煙が空高く上がっている事がわかる。
 中国メディアによると、南京航空航天大学の実験室で、24日午後4時前、火災にともない爆発が発生した。
 あわせて11人が病院に運ばれたが、2人の死亡が確認されたということで、現在、当局が原因究明にあたっている。

 この大学は、航空や宇宙関係の開発で知られている。
 
 10/25(月)  フジテレビ系(FNN)
 (c) Fuji News Network.


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  スーダン情勢、国際社会が懸念 
  民政移管の尊重求める

 【カイロ時事】スーダンで25日に起きた軍によるクーデターとみられる動きに対し、国際社会は一斉に懸念を表明した。

 米国は「民主化を望むスーダン国民の願望に反する。暫定政権を武力で覆すことは、米国による支援を危うくする」(国務省アフリカ局)と強調。
 欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相)はツイッターに「民政移管プロセスに戻るよう全ての利害関係者に促す」と投稿した。
 国連は、スーダン担当特使が「不当に拘束された人々の即時解放」を訴えた上で、全当事者に対し自制と秩序回復のための対話を要請。
 スーダンが加盟するアラブ連盟も、軍民による暫定統治を定めた憲法文書の順守を求め、「安定を損なうあらゆる措置も慎むべきだ」と表明した。 

 10/25(月)  時事通信 (c) 時事通信社


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    スーダンでクーデター               
    首相ら拘束、暫定政権が崩壊

 アフリカ東部スーダンで25日、軍がクーデターを起こし、ハムドク首相や複数の閣僚の身柄を拘束した。
 ロイター通信などが報じた。
 スーダンでは2019年に独裁政権が崩壊後、軍民共同の暫定政権が発足し、23年までの民政移管を目指していた。
 軍を事実上率いるブルハン統治評議会議長は同日、国家非常事態を宣言し、暫定政権の崩壊を表明。
 軍が文民を政権から排除し、民主化のプロセスは頓挫した形だ。

 ブルハン氏はテレビ演説で「選挙で選ばれた文民政権に権力を移譲するまで、軍が民主化の完成に向けて献身することを約束する」と述べ、民政移管を目指す方針は変わらないと強調した。
 ロイターによると、軍は首都ハルツームの街頭に部隊を展開させ、放送局を襲撃して職員らを拘束した。
 ハルツームでは空港が閉鎖され、インターネットの利用も制限されているという。

 スーダンでは19年4月、30年間にわたり独裁体制を敷いたバシル政権が軍のクーデターで崩壊した。
 それ以前から大規模な抗議活動を繰り返していた民主化勢力はクーデターに反発し、軍の退陣を要求するゼネストなどを行った。

 軍民の双方が歩み寄り、同年8月に統治評議会によって共同で暫定統治する体制が発足。
 陸軍出身のブルハン氏が評議会議長に、経済学者で国際機関での勤務経験も長いハムドク氏が首相にそれぞれ就任した。
 23年までに総選挙を実施し、民政移管することを目指してきた。
 だが今回のクーデターで、軍が実権を完全に掌握する可能性が高まっている。

 ハルツームでは、多数の市民が首相らの拘束に抗議するため、軍施設周辺に押し寄せた。
 これに対する軍の発砲で複数のけが人が出ているという。
 スーダンでは暫定政権の発足後も、政権内で軍民間の対立が続いていた。
 新型コロナウイルスの感染拡大で経済が大きな打撃を受けたこともあり、ハムドク氏らの政権運営は厳しさを増していた。  
 9月21日には軍の一部が反乱するクーデター未遂事件も起き、関わった軍人数十人が拘束されたばかりだった。

 ハムドク氏らの拘束について国連は25日、「深く憂慮している」との声明を出し、関係者の即時解放を求めた。
 米政府も「民主化を求めるスーダン国民の願いに反しており、全く受け入れられない」と表明した。
【ヨハネスブルク平野光芳】

 10/25(月)  毎日新聞 (c) 毎日新聞社
    

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  ❇️❇️経済ニューストピックス❇️❇️
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   全都道府県でボーナス引き下げ 
   人事委勧告、コロナ影響

 都道府県職員の2021年度の給与改定に関する人事委員会勧告が25日出そろった。
 共同通信の集計によると期末・勤勉手当(ボーナス)は、全都道府県で引き下げとなった。
 新型コロナウイルスの影響で民間企業のボーナスが減っており、水準を合わせる。
 月給は民間と大きな違いはないとして、全て据え置きだった。

 各知事と議会が今後、勧告通りに改定するかどうか判断する。

 青森、鳥取、高知の3県がボーナスの年間支給月数を0.05カ月分、減らすよう勧告した。
 秋田、山形、東京、新潟、長野、島根、宮崎の7都県が0.10カ月分。
 残る37道府県は0.15カ月分だった。

 10/25(月)  共同通信
 (c) 一般社団法人共同通信社 


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    《株式個別銘柄ニュース》
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  ❇️❇️株式ニューストピックス❇️❇️

   キャンドゥ株に大量買い、
   イオンのTOB実施発表を受け

[東京 15日 ロイター] - 東京株式市場で、キャンドゥに大量の買いが集中。
 午前9時15分現在、売り注文が3万株に対して、買い注文が1100万株となっている。 
 イオンによる株式公開買い付け(TOB)が手掛かりにされた。

  イオンは14日、キャンドゥにTOBを実施すると発表した。
 連結子会社化を目指して1株2700円(14日終値は1858円)で、10月15日から11月24日まで買い付ける。
 イオンは、このTOBが成立した後、1株2300円で2回目のTOBも予定しているという。

 イオンは現在、キャンドゥ株式を保有していない。
 キャンドゥは両TOB提案に対し、賛同意見を表明した。
 TOBに応募するかどうかに関しては中立の立場をとり、株主に判断を委ねることを決議したとしている。  

10/15(金) ロイター (c) Thomson Reuters


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 しかし今日10月15日(金)は、予測通り朝からストップ高買い気配のまま取引成立せず。
 引け間際に⭕⭕⭕10月15日は2258円の400円高⭕⭕のストップ高を付けたが、買い注文が1785900株に対し、取り引き出来たのは僅かに86900株。
 実に96%の人が、ストップ高でも買い付け出来ていなかった計算になる。
 この調子では10月18日に買い注文を出しても、1回目のTOBの価格である1株2700円近辺に到達するくらい迄、まともに買えないだろう。
 木曜にこのニュースは分かっていても、発表は取引終了後の時間帯だったので仕方がない。
 静観するしかないと思い捨てていた。
 たまたま10月14日(木)の引け値の1858円で買った人は、宝くじに当たったようなもの。
 何とも羨ましい。
 先日の新生銀行の時と同様に、一般の我々ギャラリーは、ショーを見るような心構えでいるしかない。
 一応今週も値動きには注目。
 と、思っていた先週末。

⭕⭕10月22日は2543円の3円高⭕⭕と反発。
   ⭕⭕今日は2540円の3円安⭕⭕と反落。

 ここで忘れてはいけないのが、一回目の買い付け価格が1株2700円(14日終値は1858円)でも、二回目は2300円なのだ。
 それにもしもソフトバンクか手掛ける新生銀行のような事になれば、一気に値を下げる。
 その上今はもう既に二回目の買い付け価格の、2300円を遥かに上回っているし、2700円で買って貰えたとしても、利益は僅かだ。
 やはりショータイムを観る感じで居よう。


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  ❇️❇️株式ニューストピックス❇️❇️

 米データストレージ製品大手ウエスタンデジタル(WD)と半導体メモリー大手キオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)による合併協議が、進んだ段階にある事が事情に詳しい関係者の話で明らかになった。

 キオクシアの企業価値は200億ドル(約2兆2000億円)以上になる可能性があるという。
 実現すれば、世界の半導体業界の再編が進むことになる。
 長引いている両社の協議がここ数週間で活発化し、早ければ9月中旬に合意に達する可能性があるという。
 WDによる支払いは株式交換方式で、合併後は同社のデービッド・ゴッケラー最高経営責任者(CEO)が経営を担う公算が大きいと関係者は話した。
 WDが合意をまとめる保証はなく、キオクシアも計画を進めていた新規株式公開(IPO)や他社との合併を選ぶ可能性が依然残されているという。

 これを受けてストックホルダーの6502・東芝の株価は、8月26日に4,730 円 +80 (1.72%)、と、なったが、まだまだ決定的なニュースでもなく、東芝本体に問題が有る為、実質投資やシミュレーションは見送りとするが、要注視案件ではある。
  
 ⭕⭕  10月19日は4,890円 ± 0円⭕⭕
 ⭕⭕  10月20日は4,890円 ± 0円⭕⭕
 ⭕⭕  10月21日は4,860円- 30円⭕⭕
 ⭕⭕  10月22日は4,825円- 35円⭕⭕
 ⭕⭕今日10月25日も4,790円- 35円⭕⭕

 9月22日に水溶液に含まれる成分や物質を抽出する濃縮技術で、正浸透膜法向けの浸透圧物質の開発に成功との報が伝わり、2日間株価続伸で、9月28日は配当権利確定最終日にも拘わらず反落。
 次いで9月29日は配当権利落ち日で続落。
 そして9月30日も続落。
  しかし10月1日と昨日10月4日は、以下のニュースにあるような理由で株価が急伸。

 ◇<東証>東芝が急伸 「米エリオットが買い増し」で(11時20分、コード6502)東芝が4日ぶりに反発している。
 一時前日比220円(4.7%)高の4935円まで急伸した。
 一部報道で「米アクティビストのエリオット・マネジメントが東芝株を積み増し、主要な株主になった」と伝わり、企業価値の向上などを期待した買いが優勢となった。
 エリオットは物言う株主として知られ、米国企業からは「最恐」と疎まれる存在とされる。 
 東芝は海外のアクティビストらの保有比率が高まっており、21年の株主総会では社外取締役で取締役会議長だった永山治氏(中外製薬名誉会長)らの再任案が否決された。
 市場では「過去にはファンドによる買収の観測が出ていることもあり、思惑的な買いが入りやすい」(国内証券)との見方がある。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 
 また10月6日は英BTと複数拠点で量子暗号通信網、年内に構築(日刊工業3面)、との報を受け上昇。
 それにしてもキオクシアホールディングスの合併話とは、全く関係の無い理由による株価変動で困惑してしまう。
 今後も値動きを注視する。

  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 このところ現物で実際に買った銘柄が、総て下落しているので、暫く流れが戻る迄シミュレーションしてみる事にする。

 6376 日機装である。

 子会社のタックスヘイブン課税の追徴通達が、国税当局から届いた事で株価が下落した。
 既に追徴金は納税しており、脱税等違法なものではなく国税との見解の相違で、間もなく誤解は解け、適正な納税だったと証明されると日機装側は見解を示している。
 業績はそれ程悪くなく、と、言うより航空関連向け以外は好調で、深紫外線LED活用の空間除菌装置の新製品を販売したり、深紫外線LEDブランドの「sumiRay」を立ち上げたりと活発で、人工腎臓もトップ。
 他にもナノテクなど化学用精密ポンプ大手。
 これは一時的な下げで、日機装側の主張が通れば株価は戻るとみる。
 8月16日952円の56円安と急落し、8月20日には865円の20円安迄値を消した。
 ⭕⭕今日は1016円の5円高⭕⭕、と、最安値からはかなり値を戻した。
 次回配当権利落ちが12月なので、それ迄にもう少し下値で実際にもしくはシミュレーションで仕込みたい。


 ❇️❇️特注買い付け銘柄❇️❇️

 注目銘柄☆3323レカム。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは月20日以降のタイミングで良いような気がする。
 とは言え先日100円を切り始め、ここ数日で80円前後で推移。
 特に8月16日月曜日は、第三四半期の業績をネガティブ視しての下げである。
 このまま暫く70円~80円台を保ってくれれば、勝機到来の予感。
 もうそろそろ仕込む時期なのかも。

 と、思っていたら、⭕⭕9月2日は104円の17円高⭕⭕と、急騰してしまった。

 ⭕中国におけるウイルス除菌装置「ReSPR」の販売に関して、サンワサプライ上海と業務提携契約を締結したと発表。⭕

 上記理由で材料視された。 
 こうなれば熱が下がる迄静観するしかない。
 と、思っていたら、9月22日には⭕⭕85円の4円安⭕⭕で、沈静化。
 またも出遅れた事にショックではあったが、再び80円台に戻ったので狙える。

 ⭕⭕実際に9月28日に買い付け完了!⭕⭕

 89円で配当権利最終確定日に取得。
 配当権利落ち日には下落すると思うや、元々下げていたのに権利落ち日も変わらず。 
 配当額が小さい為に1割以上の下げにはならないと思う、との予想通り。
 先日ネガティブ決算発表はあったが、それも大した赤字幅ではない。
 アフターコロナ銘柄として期待。
 但し不安面も有る。
 中国に進出している同社は、良くも悪くも中国不動産ショックの影響を受けるだろう。
 それと低位株なので上昇する時も早いが、一旦下落するとその時も早い。
 今後は日々の値動きに注視。 

 ⭕⭕今日は82円の変わらず⭕⭕で、権利落ち後の今でも何とか80円台を保っている。
 太陽光発電関連の不採算子会社譲渡で、のれん代発生。
 決算スコアマイナスの割りには、株価は踏ん張っているように思う。
 戻り高値に期待したい。

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕


 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️

 7896・セブン工業が4月末にストップ高の後520円の79円安と売られ、その後も496円の3円安と少し足踏み。
 500円を切ったら勝負出来る。
 と、思っていた矢先の6月初旬、いきなり602円の100円高と再び急激に上昇した。
 このまま上値離れしたら手は出せない。
 慎重に様子を見ていたら失敗した。
 決算の上方修正と木材価格の上昇で材料視された。

 しかし安値が555円で高値が597円と、6月11日の荒い値動きの流れの中、少しだけだが何とか559円で買う事が出来た。
 もう少し下げるかも知れないが、目標株価を660円前後に定めたいと思う。
 6月24日508円9円安と買値からは51円安も、翌日に起死回生の587円の79円高と復活。
 先日支配株主についての適時開示を行ったが、大株主の2社で凡そ50%を占める。
 大株主の2社は同業の都築木材と西垣林業で、東芝とは真逆で彼等は安定株主。
 海外ファンド等の資金が入っていない為オーバーハングの懸念がなく、それを好感した株価上昇と見る。
 株価は所謂「雲」と言われる抵抗線を上抜けした、「雲の上抜け」状態。
 株価上昇が期待出来る。
 とは言え7月9日521円の18円安と少し調整。  
 14日には531円まで戻したがす、7月20日516円の3円安と続落。

⭕⭕⭕⭕先週金曜日のストップ高⭕⭕⭕⭕

 第一四半期の決算が赤字転落した事から中々値が戻らなかったが、⭕⭕10月22日は666円の100円高⭕⭕と、遂にストップ高に。

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 10月21日は、▽セブン工業、第2四半期(21年4-9月)の単体業績予想を上方修正、増益幅拡大との報を受け朝方反発も午後に失速。

 10月22日は遂にセブン工業 666 +100、と、上半期大幅上方修正がポジティブサプライズとなり、ストップ高。

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 ここに来て漸くストップ高に。
 今日売るかどうか迷ったが、今日の大引け間際の信用買い残は大して残っていなかったし、信用買いの分の売りは一巡した感じ。
 明日は戻り高値が有る筈、と、今日は様子を見る事にした。
 尚、先日権利確定最終日を通過したので、年末に配当7円分は入る。
 明日・明後日の売り場を模索したい。

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 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・前澤工業。 
 上下水道機械の最大手。
 7月7日699円の82円高を付けて、7月14日水曜も690円の10円安と堅調だったが、7月15日木曜635円の55円安とかなり値を消した。
 業績好調の上自社株買いに増配と、株価が上がる条件が揃っているように見えたが、ここに来て今期の2桁営業減益見通しがマイナス視された。
 そして7月20日には633円迄値を消し、再び3日間で65円値上がりし698円と値を戻した。
 それなのにそこから3日間で41円も値下がりと乱高下。
 今日も681円の4円安、と、先日マイナス決算をネガティブ視され下げ、復調の後の続落。
 冷めるとみるか再び高騰すると見るか、何とも悩ましく判断に困る銘柄だ。
 しかしこのまま値を調整するなら、11月29日の権利落ち前日の最終確定日迄に仕込みたい。


 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・バイク王。 
 中古2輪売買最大手。
 7月9日952円の49円高で、7月13日は1158円の149円高と絶好調。
 8月2日に1313円の111円安と、増担保措置など取引規制強化をネガティブ視しての反落だったが、昨日10月5日には利益見通しを据え置いた為、1229円の179円安と失望売りで、今日は1207円の2円高と僅かに値を戻した。
 こうなれば、下値での買い場が来ることを期待するしかない。
 業績好調での株価なのだが、この銘柄実は200円を切る180円台の時から注目していて、遂に手を出せずに今日迄来た。
 こうなると情けないを通り越して、自分の才能の無さが恨めしい。
 しかし投資は才能でするものではない。
 飽くなき探求心と研鑽を積み上げてするものである、と、分かってはいるが、しかしこの状況何とかならないものか。

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 注目銘柄☆4355ロングライフ。
 関西中心に特養など老人ホーム運営。
 今日は307円の1円高で配当権利落ち日は10月28日と今月の為、今月買い付けたい。
 配当は8円だが、200株以上で入所割引券カードが株主優待で贈られる。
 今はコロナ禍で全く注目されていない銘柄。
 安値圏である。

 ⭕⭕12日引け値の308円で買い付け!⭕⭕

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 注目銘柄☆3248 アールエイジ。
 不動産関連
 今日714円の6円高で配当権利落ち日は10月28日と今月の為、今月買い付けたい。
 配当は中間期末と2回で年28円。
 もう少し安値圏で仕込みたい。
 値が下がらなければ、今回は見送る。
 明後日権利確定日ギリギリに決定する。

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 注目銘柄☆8077 トルク。
 ネジ製造
 今日232円の4円高で配当権利落ち日は10月28日と来月の為、今月買い付けたい。
 配当は中間期末と2回で年6円。
 もう少し安値圏で仕込みたい。
 値が下がらなければ、今回は見送る。
 明後日権利確定日ギリギリに決定する。


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注目銘柄☆7888 三光合成。
 自動車向け工業用樹脂部品 

 10月13日は405円の49円安で配当権利落ち日は11月29日と来月の為、来月買い付けたい。
 今日は408円の2円安。
 配当は中間期末と2回で年14円。
 増配しているのだが、営業利益前年同期比減少、或いは原油高で原材料費の上昇などで、ネガティブ視されての下落。
 配当月前の増配株の下落は滅多にない好機。

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注目銘柄☆8095 アステナホールディングス。
 後発薬品、表面処理薬品の製造。

 10月14日はマイナス決算をネガティブ視され、548円の35円安。
 今日は549円の5円安。
 配当権利落ち日は11月29日と来月の為、来月買い付けたい。
 配当は中間期末と2回で年18円。
 三光合成と同様に、配当月前の増配株の下落は滅多にない好機だと思っていたが、再び株価は上昇。
 戻り安値を期待したい。

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注目銘柄☆2734 サーラ
 愛知が拠点のLPガスなどエネルギー関連。

 10月7日は、608円の27円安。
 今日は610円の10円安。
 配当権利落ち日は11月29日と来月の為、来月迄に買い付けたい。
 配当は中間期末と2回で年22円。

 戻り安値を狙いたい。

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 注目銘柄☆3452ビーロット。
 富裕層向け不動産売買。
 今日551円の4円安で配当権利落ち日は12月29日とまだまだ先の為、実際に買うのは来月以降のタイミングで良いような気がする。
 配当は15円だが、100株以上で1000円のクオカードが株主優待で贈られる。
 秋~冬に掛けて値動きに注目だ。

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 危険注意銘柄☆2191「テラ」は急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーで、以下の報を受け、今日も134円の3円安と6日連続で続落後に下げ止まり、昨日・今日と再び続落した。

銘柄     現在値  抵触価格
テ ラ 168 170
(2191/T) -11.11% 13:34
10/14
「特設注意指定 指定日 東証」
10/13
「特設注意指定 指定発表日 東証」
「適時開示:特設注意市場銘柄の指定及び上場契約違約金の徴求に関するお知らせ」

 危険なので買わずに注視する。 
 株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。 

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 注目銘柄☆7537・丸文が業績好調で5月中旬558円の58円高の値を付け、今日も757円の6円安と反落。
 半導体卸の会社である。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。

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 注目銘柄☆9274・国際紙パルプ商事が業績好調と増配で、8月12日346円の80円高の値を付けた。
 8月13日は329円の17円安と反動安も、翌日は362円の33円高と値を戻し、
 9月27日は397円の56円高と再び上昇。  
 10月5日はは利食い売りに押され、350円の43円安だったが、今日は363円の1円安。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。
 業績好調は分かっていたが、ここ迄とは思わなかった。
 気付くのが今では話にならない、と、反省。

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注目銘柄☆6069・トレンダーズが8月13日650円の8円高から、8月18日には3日間で1027円の127円高と約400円の値幅を取った。
 8月20日に一旦848円の42円安迄調整。
 その後再び値を戻し、今日は989円の11円安と少し下げるも堅調。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。
 何処かで高騰するとは思っていたが、ここ迄とは思わなかった。
 気付くのが今では話にならない、と、反省。

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 注目銘柄☆5017の富士石油は5月末頃272円の53円高と、旧村上ファンド系のファンドの所有が明らかになった、
 昨日は石油関連の低位株として物色が向かい311円の30円高と再び株価上昇。
 今日は280円の5円高。
 220円台の戻り安値が有れば仕込みたいと思っていたが、なかなか下値が来ない。

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 注目銘柄☆7544スリーエフが先日369円の69円高で業績V字回復予想、今日は316円の変わらずと未だに堅調ではあるが、勝負出来るレンジの一歩前迄調整した。
 再び300円前後なら勝負出来る。

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 注目銘柄☆4334のユークスが、9月14日478円の80円高と決算大幅上方修正でストップ高、ゲーム、パチンコ、パチスロのソフト開発の会社で、今日は436円の3円安と未だに堅調。
 今後350円前後の戻り安値があれば狙えるが、この銘柄も気付くのが遅す過ぎて今更だ。
 またまた反省。

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 注目銘柄☆8698のマネックスGが、7月27日に663円の20円安で、7月28日も639円の23円安と続落していて、狙おうと思っていたら7月29日687円の48円高と値を戻した。
 先日コインベースが日本でサービス提供開始と伝わり、最安値期は572円迄下げた。
 先週金曜はビットコイン価格の反発受けた戻りが一服し、626円の50円安だったが、今日は
763円の2円安と少し下げるも堅調。
 随分と鎮静化していたのだが再び上昇した。
 少し前米アマゾンでビットコイン決済受入れ否定の報を受け下落し、上期8円下期18.5円と高配当で狙いを付けた。
 ビットコイン関連銘柄はこうした報で一時的に下げる事がある。
 しかし直ぐに値を戻したりと乱高下。
 550円前後の戻り安値があれば、狙いたい。


  ⭕⭕配当権利落ちを過ぎても⭕⭕

  配当権利最終確定日は過ぎたが、明日以降権利落ちで或る程度安値があれば考えたいので、この8698のマネックスGは、本ボード上も継続して注視。

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 注目銘柄☆3449のテクノフレックスが、8月10日978円の23円安と急反落。
 決算2%下げでこの急落。
 配当は上期20円下期21円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは12月29日。
 今日は998円の9円安。
 今後もう少し下値が有るならば狙いたい。

  ⭕⭕今年の冬迄に決断する⭕⭕


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 注目銘柄☆3807のフィスコが、9月1日236円の50円高と急反発。
 今日は197円の3円高と沈静化している。

「業績上方修正 通期純利益8.73億円→56.84億円」
「適時開示:(開示の経過)持分法適用関連会社の異動を伴う株式交付申込による特別利益(個別および連結)の発生の見込みに関するお知らせ」
 上記理由によるもので、今は手が出せないが、戻り安値の180円台が有れば狙いたい。
 と、思っていたら、愈々チャンス到来。
 そろそろ仕込む時期かと思っていてら、再び反発した。
 下値を期待しつつ近日中に報告する。


 ❇️❇️もしもデイトレするなら銘柄❇️❇️
 
 このところ連敗続きなので、もしもデイトレするならのコーナーはしはらくお休みにする。
 シミュレーションで良かった。

  ⭕但し飽く迄シミュレーション⭕


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 ⭕⭕《今日の東京コロナ感染状況》⭕⭕

 今日の東京都のコロナ新規感染者数は17人と、2日連続で20人を下回った。
 今年に入って最少人数だった。
 東京都では10月7日に感染警戒レベルがもう一段階引き下げられ、10ヶ月ぶりに上から3番目のレベルに。
 前週同曜日からは12人減少して約42%減。
  新規感染者数が順調に減少している。
 果たしてリバウンドは無いのかどうか。
 菅総理退陣と岸田政権の下で行う総選挙への景気付けでご祝儀を出した政府とは逆に、専門家や都道府県知事は慎重姿勢を崩していない。
 明日以降の新規感染者数に要注目である。
 それからこの内現在入院している重症患者は、20人と昨日から2人減少。
 しかし死者が3人出てしまった。
 ピークアウトの良い流れが継続しているが、死者が出てしまうことを止めれない。
 今日だけのことであれば良いのだが、やはりまだまだ感染予防には気を抜けない。

 (松平 眞之)

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 都の担当者は「今も減少傾向にあるのは都民のご協力によるものだ。ただ今後もずっと減り続けるかどうかは分からない。今月31日のハロウィーンは、大勢の人が集まってマスクを外して騒いでしまうことも心配される。引き続き外出する時は混雑を避け、人との接触を減らすなど対策をお願いしたい」と話しています。

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 ⭕⭕コロナ関連ニューストピックス⭕⭕

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 国産ワクチン 来春にも承認申請の考え

 新型コロナウイルスの国産ワクチンを開発中の「KMバイオロジクス」が計画を前倒しし、来年春にも薬事承認を申請したいとの考えを示しました。

「KMバイオロジクス」の永里敏秋社長が25日に会見し、インフルエンザのワクチンと同じ「不活化ワクチン」という種類の新型コロナワクチンについて、薬事承認を来年春から夏までに申請し、来年末に供給を開始したいと述べました。

 後期の臨床試験は今月22日に開始していますが、その前の初期の臨床試験では、一定の有効性が期待できる結果が示され、接種した105人のうち発熱したのは1人だけだとし「我々のワクチンであれば接種翌日に出勤できる」と安全性を強調しました。

 永里社長は、3回目接種用としての有効性などを確かめる臨床試験を早期に開始するほか、子どもを対象にした臨床試験も来年春までに始める考えを示しました。

 10/25(月) 日本テレビ系(NNN)
 (c) Nippon News Network(NNN)


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   《今夜のニューヨーク市場》

 今夜のニューヨークダウは開場4時間の相場で、$35742の$65高と続伸。
 但しナスダックは15221pの131p高と反発。  

 【市場概況】 

   米国株、ダウもみ合いで始まる 
   金融や石油株は高い

   2021年10月25日 23:08

【NQNニューヨーク=古江敦子】
 25日の米株式市場でダウ工業株30種平均はもみ合いで始まった。
 午前10時現在は前週末比44ドル07セント高の3万5721ドル09セントと前週末に付けた過去最高値をやや上回っている。
 取引開始直後は相場の過熱感を意識した利益確定売りに押され、下げる場面もあった。
 金融株や石油株が買われる一方、今週に決算発表を控える主力ハイテク株は買い手控えムードから下げている。

 米原油先物相場が朝方1バレル85ドル台と7年ぶりの高値を付け、石油のシェブロンが高い。
 米長期金利の上昇で利ざや拡大への期待からゴールドマン・サックスなど金融株も買われ、相場を支えしている。

 一方、週内に2021年7~9月期決算を発表するソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルは売りが先行。
 日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、飲料のコカ・コーラなどディフェンシブ株の下げも目立つ。 

 日経電子版


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 この様子では明日の東京も反発する筈。
 ダウもナスダックも上昇している。
 私は下げ方向への投資は、月末総選挙の結果が出る迄の勝負と見ていた。
 そして総選挙後は上げると見ているので、1570の日経ネクストファンドを買う。
 と、思っていたが、今月第2週~第3週に掛けての株価上昇。
 ひょっとしたら逆の展開も有り得る。
 株価が総選挙の投開票前に上げて、総選挙の投開票後に下げる展開だ。
 やはり、やはり、相場は甘くない。
 本当に読み辛い相場だが、私に言える事と言えば、この時期一本調子に上下どちらか一方に動くとは考え辛い、と、言うこと。

 しかしここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 とは言うものの、仮に明日の東京が続落したとしても、この状況ではとても株価が下落一辺倒に傾くとは考え辛い。

 私としては投資家心理に於いて、中国恒大集団の経営不安は未だた完全に払拭仕切れていない筈で、何れにしても株価の大幅な続伸は無いだろうと思っていたが、今月第2週~第3週に掛けてのニューヨークと東京の大幅続伸である。
 また岸田内閣並びに衆院選後の政局混乱をネガティブ視する市場関係者は多いし、加えてコロナ感染が縮小傾向にあるとは言え、完全に終息していない現状での株高は、どうにも納得出来ない。 
 とてもではないが、上げ相場は考えられないと思うのだが・・・・・。
 無論現況を株高と見る私は、マイノリティなのかも知れない。
 何はともあれ日経平均上昇の折は、ダブルインバースの買い場が到来したと思うべき。
 と、30000円台前後で日経平均が推移したので、9月10日に373円の場面で日経ダブルインバースを買った。
 しかし9月10日以前からの高い時の買値を加えた平均値では、今月第2週~第3週に掛けての日経平均の続伸で完全にマイナス圏に逆戻り。
 とは言えこのまま日経平均が上昇し続け、ダブルインバースが続落し続けるとも思えない。
 なので日経ダブルインバースが400円を切る場面では、買い増したいと思う。
と、思っていて、衆院が解散する14日以降は株価が下げるような気がしたので、400円を切ってはいないが、10月12日新たに413円でダブルインバースを買い付けた。
 この様子だと私の予測は外れるかも。
 しかしその辺りは中国恒大を始め、中国不動産大手の経営危機に始まった景気後退懸念が解決するかどうかと、衆院選の結果が投資家の期待に添えるものかどうかに懸かっているような気がするのだが、果たして明日以降今週の相場は何処に向かうのか。
 唯一つ私に言える事は、予断を許さない状況であると言う事だけだ。

(松平 眞之)


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 新設コーナー

《競馬パチンコに行った気シミュレーション》

 競馬やパチンコに行ったつもりで、負けてしまった体で貯金をすると言うシミュレーションで、貯金と、宝くじ購入と、外食や食糧の買い出しに、と、負ける分を三等分にして、ギャンブルをしたくなった時に全額負ける分の資金を遣り過ごし、気が付くと無くなっている筈の金が貯金出来ていたと言うシミュレーション。

 最近全く競馬やパチンコから遠ざかっていたが、実は先日、ふと、フラッシュバックしてしまい、危うくパチンコに行く手前で止めたものの、少し不安になったので、新たにこの企画を立ち上げる事にしたのだ。

 昨日と一昨日の週末は2日間このコーナーを続けたので、流石に今日ストレスは全く無い。
 なので、今日も余計な出費をせず、順調に過ごせた。 

 また次の週末もG1レースがあるが、勝ちたいと思う欲は全く無くなっている。
 それより来週はもう100円で良いから、馬券購入額を減らそうか、と、損金を抑える方向に思考が向く。
 良い傾向である。
 なので、この週末は1日500円×2日分の1000円に賭け金を減額する。

 それから電子マネーペイペイで決済すると、20%キャッシュバックキャンペーンで、今日は午前中に何時もの店で買い物したり、テイクアウト弁当を購入したりでポイントゲット。
 外出はその分の買い出しだけ。
 しかも今日の買い出しは、ゲットしたポイントでの買い物で、ポイントでポイントをまたまたゲットしたのだ。
 やはりポイントは頼りになる。

 また今日の外出は公営競馬終了後の、午後9時以降の馬券を買えない時間帯にした。
 今日から飲食店も通常営業しているのだ。
 それに何と言っても、ポイントゲットの為にブラブラすると気晴らしになるし、フラストレーションを発散させるのには最適。
 加えてギャンブルとは違い、ポイントは絶対に裏切らないのだ。
 競馬新聞購入などの無駄な出費も一切無し。
 
 ☆ ちなみに以前の競馬依存症真っ只中の時  
   と全く違うところは、負けても何とも思   
   わなくなっていること。
   今週末もこの感じで行きたい。

   また、今週も金曜日発売があるので、
   金曜に500円×2日の1000円で馬
   券を買うつもり。
   レース当日は場外馬券売り場に行かな  
   い予定だ。
   余計な出費を控えるにはその手が一番。
   そうして、1日、1日が、戦いなのだ。














 




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