第257話 8ヶ月と9日目 2月4日(木)
文字数 1,676文字
弱気で売り方の私には、ホッ、と、一息吐ける良い一日となった今日。
私とは逆に東京MXテレビの「東京マーケットワイド」で、司会者達が下げ相場のせいで硬い表情をしているのを見るに付け、ニヤついている自身が居た。
凄く嫌な奴になっている自分だったが、ここ数日は上げ相場が続き、嫌な奴になれなかったのだからお許しあれ。
兎に角昨日の上げを帳消しにし、尚も下げた今日の相場であった。
今日引け値の日経平均は304円安の28341円と、再び28000円に近付いて来た。
因って日経ダブルインバースも買値からは依然として下回ってはいるものの、458円の9円高とかなり戻した。
また$¥レートは105.16円、と、105円台を維持している。
米長期金利上昇によるこのドル高は堅調だ。
また大きなニュースではソフトバンクグループが好決算を発表。
株価も上昇した。
また元ECB総裁のマリオ・ドラギ氏がイタリアの首相に就任。
財政が瀕死の状態であるイタリア政府としては、元総裁の肩書きを持つドラギ氏を通じてECBから借り入れを起こしたいのだそう。
日経平均に直結するニュースではないが、記憶には留めておきたい。
またコロナ感染対応の接触確認アプリである「COCOA」の不備が発覚。
関係省庁である厚労省は火消しに躍起だ。
また東京五輪パラ組織委員会の森会長の女性蔑視発言だが、謝罪が謝罪になっていないと非難したりするのも馬鹿らしいので、結果についてだけ言及すると早晩辞任するしかない。
しかし本来オリンピックが開催されるなら、
もっと大変な問題になっていただろうし、もう既に辞任に追い込まれていたであろう。
それが今回の反応の鈍い対応だ。
つまり政府もオリンピックどころではないと言うか、これは8月の東京オリンピックの開催が無い、と、言う事の裏返しなのだろう。
言い換えれば東京オリンピックは4年後に開催延期するか取止めのどちらかしかない、と、言う事を今回の事件が示唆していると言う事。
これが今日の株価に直接影響する事はないだろうが、発表された日には株価に悪い影響を与える事は必至だし、日本に取ってはアフターコロナの経済復興の一条の光を取り去られる事に繋がる。
オリンピックの件についてはせめて取り止めにならぬよう、政府にはお願いしたいものだ。
それと東京のコロナ新規感染者数は734人と1000人こそ切ったが、昨日より人数が増加。
ところが肝心のニューヨーク・ダウは今夜、またまた上昇した。
今夜は開場一時間後の値段でも、$31023の$300高と遂に$31000台を取り戻した。
明日の日経平均も上昇する事は必至だ。
何が何でも弱気の立場を貫く私としては、せっかく下がったのに再び上昇とは、辛い限りである。
明日の「東京マーケットワイド」で司会者達のはしゃぐ姿を思うと、何とも遣り切れない。
とは言えそれでも経済実態の伴わない株高等、必ず崩れ去ると言う信念に変わりはない。
相場がどうあれ来週頃合いを見て、日経ダブルインバースを買い増すつもり。
相場がどれだけ上げようが来週に買い増す。
個別銘柄シミュレーションでは、前述のコロナ対応の接触確認アプリ「COCOA」の不具合で、開発を担当したパーソルプロセス&テクノロジーの親会社である、2181のパーソルにも害が及ぶと見て、1054円の処で信用売りした。
明日適当な処で買い戻したい。
と、言っても、飽く迄シミュレーションなのだが。
しかし何と言っても感謝すべきは、今日の下げ相場だ。
何となれば今日は嬉しくて嬉しくて、競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせたのだから。
やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、下げ相場のお蔭だろう。
それと今日は文学賞向け小説の書き出しだけだが、昨日に引き続きまた少し書けた。
で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の下落は望めないようなので、文学賞向け作品の進展で確実としたい。
我慢の相場は続く。
追伸・今日も元気に泳ぎまくる彦四郎君。
週末公開予定。
私とは逆に東京MXテレビの「東京マーケットワイド」で、司会者達が下げ相場のせいで硬い表情をしているのを見るに付け、ニヤついている自身が居た。
凄く嫌な奴になっている自分だったが、ここ数日は上げ相場が続き、嫌な奴になれなかったのだからお許しあれ。
兎に角昨日の上げを帳消しにし、尚も下げた今日の相場であった。
今日引け値の日経平均は304円安の28341円と、再び28000円に近付いて来た。
因って日経ダブルインバースも買値からは依然として下回ってはいるものの、458円の9円高とかなり戻した。
また$¥レートは105.16円、と、105円台を維持している。
米長期金利上昇によるこのドル高は堅調だ。
また大きなニュースではソフトバンクグループが好決算を発表。
株価も上昇した。
また元ECB総裁のマリオ・ドラギ氏がイタリアの首相に就任。
財政が瀕死の状態であるイタリア政府としては、元総裁の肩書きを持つドラギ氏を通じてECBから借り入れを起こしたいのだそう。
日経平均に直結するニュースではないが、記憶には留めておきたい。
またコロナ感染対応の接触確認アプリである「COCOA」の不備が発覚。
関係省庁である厚労省は火消しに躍起だ。
また東京五輪パラ組織委員会の森会長の女性蔑視発言だが、謝罪が謝罪になっていないと非難したりするのも馬鹿らしいので、結果についてだけ言及すると早晩辞任するしかない。
しかし本来オリンピックが開催されるなら、
もっと大変な問題になっていただろうし、もう既に辞任に追い込まれていたであろう。
それが今回の反応の鈍い対応だ。
つまり政府もオリンピックどころではないと言うか、これは8月の東京オリンピックの開催が無い、と、言う事の裏返しなのだろう。
言い換えれば東京オリンピックは4年後に開催延期するか取止めのどちらかしかない、と、言う事を今回の事件が示唆していると言う事。
これが今日の株価に直接影響する事はないだろうが、発表された日には株価に悪い影響を与える事は必至だし、日本に取ってはアフターコロナの経済復興の一条の光を取り去られる事に繋がる。
オリンピックの件についてはせめて取り止めにならぬよう、政府にはお願いしたいものだ。
それと東京のコロナ新規感染者数は734人と1000人こそ切ったが、昨日より人数が増加。
ところが肝心のニューヨーク・ダウは今夜、またまた上昇した。
今夜は開場一時間後の値段でも、$31023の$300高と遂に$31000台を取り戻した。
明日の日経平均も上昇する事は必至だ。
何が何でも弱気の立場を貫く私としては、せっかく下がったのに再び上昇とは、辛い限りである。
明日の「東京マーケットワイド」で司会者達のはしゃぐ姿を思うと、何とも遣り切れない。
とは言えそれでも経済実態の伴わない株高等、必ず崩れ去ると言う信念に変わりはない。
相場がどうあれ来週頃合いを見て、日経ダブルインバースを買い増すつもり。
相場がどれだけ上げようが来週に買い増す。
個別銘柄シミュレーションでは、前述のコロナ対応の接触確認アプリ「COCOA」の不具合で、開発を担当したパーソルプロセス&テクノロジーの親会社である、2181のパーソルにも害が及ぶと見て、1054円の処で信用売りした。
明日適当な処で買い戻したい。
と、言っても、飽く迄シミュレーションなのだが。
しかし何と言っても感謝すべきは、今日の下げ相場だ。
何となれば今日は嬉しくて嬉しくて、競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせたのだから。
やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、下げ相場のお蔭だろう。
それと今日は文学賞向け小説の書き出しだけだが、昨日に引き続きまた少し書けた。
で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の下落は望めないようなので、文学賞向け作品の進展で確実としたい。
我慢の相場は続く。
追伸・今日も元気に泳ぎまくる彦四郎君。
週末公開予定。