第２３６話　７ヶ月と１９日目　１月１４日（木）

　日経平均はまたも上昇し、尚も241円高の28698円とまたも３０年ぶりの高値を更新。
　＄￥レートも１０４円前半の円安傾向。
　当然日経ダブルインバースも450円の8円安と下値を追う一方、私などは身動ぎひとつ出来なかった今日である。
　個別銘柄では殆どの銘柄が上げる中でバイク王だけが、何故か21円安の360円と安かった。
　反動からだろうが、好決算にして増配の同銘柄なのに、そうなるのはおかしな話である。
　もう少し下値があれば買いだ。
　それにしても日銀はどうしてもＥＴＦをチビチビと、しみったれた売り方しかしないつもりなのだろうか。
　私が総裁ならば海外勢のマネーをここで一気に回収し、今後の株価下落に備える。
　今なら、否、今こそが売り場だ。
　売りに廻った国内勢の投資家が海外勢にコテンパンにやられた今こそ、日銀が海外勢に売りを浴びせてやれば良いのだ。
　それに金融緩和の出口どころか、このコロナ禍で尚一層の財政出動を控えているのだ。
　下値で掴んだＥＴＦの売り場は今しかない。
　日銀は少しでも売って利益を出し、現金に換えておくべきた。
　誰でもいいから黒田総裁に伝えてくれないだろうか、天文学的に蓄えたＥＴＦの１割でもいいから海外勢に売れ、と。
　国内では殆ど全都市が緊急事態宣言を発出して、東京のコロナ新規感染者数も１５０２人と、１０００人を割るどころか昨日より増えている。
　この日経平均が29000円に近い相場は理解出来ない。
　よく今の相場を３０年前と比べるが、今の相場はバブルの時より割高なのだ。
　何故なら当時より＄￥レートで２割程円が高い、１０３〜１０４円だからである。
　そう考えると尚更今の日経平均は異常だ。
　兎に角下げると腹を括った以上は、絶対に下げ相場が来るのを待つ。
　トランプ氏の二度目の弾劾訴追が決まり議事堂には軍隊迄投入される有様なのに、今夜のニューヨーク・ダウは＄107高の＄31168と上げており、＄￥レートも103円代後半。
　明日の日経平均も上げるだろう。
　しかしスタンスは意地でも変えない。
　と、すれば、今日同様明日も何か気分転換しないとやっていられない。
　もう１つの面白エッセイのネタのストックも今夜で尽きたので、ネタ探しと気晴らしを兼ねて明日も外出したい。
　ネタこそ尽きたが面白エッセイを書いていたお蔭で、今日も競馬の開催時間やパチンコ屋の閉店時間はやり過ごす事が出来た。
　やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、面白エッセイの上梓と外出したお蔭だろう。
　で、明日の競馬やパチンコでの無事も、外出して面白エッセイのネタが拾える事で確実としたい。

　追伸・凄く奇麗になった水槽で彦四郎君以上
　　　　に自分の方が気持ち良い、ご主人の私
　　　　でありました。