第444話 2年目の3ヶ月と16日目 8月10日(火)

文字数 12,401文字

 《今日の東京市場》

 今日の東京市場は思いの他の反発であったが、先週金曜に引き続き小動きと言えよう。
 それにしてもここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 無論ここ最近の東京市場は、中国始めアジア市場の方が連動性が高いと言われているのは承知しているが、ここ迄ニューヨークと逆の動きをするとは、何か狐に摘ままれたよう。
 また今日のような上げ相場では例の如く日銀のTOPIX買い入れは無く、6月に2ヶ月ぶりにTOPIXを一度だけ701億円買い入れたきり。
 余程の下げ幅の時以外には、日銀のTOPIX買い入れは無いようだ。
 例えば1日200円~300円程度の下げ幅が20日間連続で続き、1ヶ月4~6000円を越える下げ幅になっても、1日の下げ幅がその程度なら日銀は動かないのだろうか。
 その辺りは全くの謎だ。
 結局今日の日経平均の引値は27888円の68円高と、僅かに続伸。
 それから日経ダブルインバースも、440円の1円安と僅かに値を下げた。
 とは言え私の日経ダブルインバースの買値平均値は、何とかプラス圏のまま。

 【市場概況】

 10日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸して終えた。
 主要企業の決算発表を受け、好業績の銘柄に買いが入った。外国為替市場で円安・ドル高が進み、自動車など輸出関連銘柄の一角に追い風となった。
 空運や鉄道バス、医薬品といった相対的に出遅れ感が強かった業種が物色対象となったことも相場を下支えした。
 朝方から買い先行、日経平均は上げ幅が300円超え、2万8100円台に乗せる場面があった。
 その後は主力銘柄に戻り待ちや利益確定の売りが出て伸び悩んだ。
 午後には一時下げに転じた。
 米株価指数先物が日本時間10日午後の取引で安く推移し、日経平均先物にも短期筋の売りが出て、指数を下押しした面もある。
 新型コロナウイルスの感染再拡大や国内政局など先行きの懸念は根強い。
 半面、欧米に比べた日本株の出遅れ感が意識されて、下値は限られた。
 投資尺度の面から日本株の割高感が薄れているのも下支え要因となった。
 東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、6.94ポイント(0.36%)高の1936.28で終えた。JPX日経インデックス400は3日続伸した。

 【ドル/円と出来高】
 $¥レートは110.36円、と、110円台を保ったままやや円安傾向。
 東証一部の総取引額は先週金曜に続いて2日連続で増加し、2兆6076億円と先週金曜よりも商いが凡そ1760億円程増加し買い優勢。
 買い優勢の日に取引額が増加するのは最近では稀な傾向である。
 強気の人に取っては喜ぶべき現象。
 とは言え上げ下げどちらか一辺倒の相場とはならずに、煮え切らない相場が続きそう。

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 7月12日に日経平均が大幅上昇した事を受けて、弱気の私は423円で日経ダブルインバースを買い増したが、皆様には余りお薦めしない。
 何となれば投資家やアナリストのマジョリティは強気一辺倒なので、私なんぞ弱気の変わり者は完全にマイノリティだからである。
 ちなみに今日は440円の1円安。
 とは言えリスクヘッジと考えて、余り値動きを気にするのは止めるようにしている。
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  《今日のニュース》

 大きいニュースでは、丸川珠代五輪相(50)が10日、閣議後の会見で、新型コロナウイルス感染拡大の中で開催した東京オリンピック(五輪)について「五輪が感染拡大の原因にはなっていない」と因果関係を否定した。
「開会式やソフトボール女子決勝等は非常に高い視聴率を記録した。多くの方にアスリートの活躍をご自宅で観戦戴けたのでは」と推測。
 さらに「9日時点で、組織委員会によるとコロナ陽性者は151人、入院した人は4人、重症者は出ていないと伺っている」などと、感染拡大の原因になっていない理由を説明した。
 また、競技会場20カ所で弁当13万食が廃棄されたとの食品ロス報道についても言及。
 パラリンピックも控えているだけに「組織委にしっかりと説明していただきたいと思っている」と話した。
 1年延期もあり、組織委は赤字確実といわれる費用負担の問題が今後、大きな課題となる。 
 東京都や組織委らと協議するかどうかについて「まだパラリンピックがあるので、パラリンピックの状況をみていきたい」と、慎重な構えを見せた。
 「まず、どういうところが結果的に支出が多くなったのか、無観客になったことでどうなったのかなどの精査を組織委にしてい戴きたい」と話した。

 それでなくともこのコロナ禍での五輪担当大臣である。
 細心の注意で以て職務遂行しなければならないのに、「別の地平」発言、或いは「閣議に遅刻」問題等、色々と不祥事を起こす丸川大臣。
 彼女が五輪担当大臣になってから、果たして彼女の株は上がったろうか。
 私は全くその逆で、就任以降日々一刻として彼女の株が上がった事は無いような気がする。

 また他にも今日以下のような発言があった。

 丸川珠代五輪相は10日、閣議後の会見で、国際オリンピック委員会(IOC)トーマス・バッハ会長とみられる人物が銀座を散策する姿が多数目撃された件について、問題ないといった認識を示した。
 丸川氏は「まず、14日間しっかりと防疫措置の中で過ごされていることが重要なポイント」と強調した。
 東京都内では緊急事態宣言が発令中で、不要不急の外出が呼び掛けられている。
 「不要不急の外出であるかどうかは、ご本人が判断すべきもの」とだけ話した。
 SNSなどで拡散されている写真や動画では、バッハ氏とみられる人物が気軽に記念撮影にも応じていた。
 大会関係者は入国後14日間経過すれば行動制限はなくなるが、選手に大会中の観光を禁じていただけに、示しがつかないのではといった声が上がるなど、IOCトップの“銀ブラ”に批判が集まっていた。

 せめて、「私共と致しましては不要不急の外出はお控え戴くよう、IOCに対して厳重に抗議をした処であります」とか何とか、言い様があった筈である。
 何時もの事ではあるが、彼女は最悪のコメントを選んでいる。
 森会長の女性蔑視発言後で他に適当な人か居らず、女性であると言うだけで彼女に白羽の矢か立ったとも言えるが、もう少し何とかならないのだろうか。
 本人はどう思っているか知らないが、私に言わせれば、彼女に取って五輪担当大臣への就任は不運としか言い様がない。
 元々は橋本聖子氏の職だったのだから、可哀想と言えば可哀想なのだ。
 能力以上の事をさせられているのだから。
 彼女は参院だが衆院で旦那の大塚拓氏と共に、コリゴリの細田派である。
 余計なお世話かも知れないが、今後の政局を考えればたとえ自民党最大会派の細田派所属とは言え、これ以上不祥事を起こせば来年夏の参院選での結果がどうなるか心配になる処だ。
 それは菅総政権の他の閣僚にも言える事で、西村氏、田村氏、河野氏、これら三人の大臣と橋本聖子氏を含めた丸川氏は、諸に政権に対する逆風を受けている。
 つまり史上最悪の総理大臣と一蓮托生となる悲運を背負っているのである。
 その点今般総裁選に立候補する高市早苗氏などは、凄くツイている。
 菅総理とは確執があった為に大臣職を外されたのだから。
 大臣職を外されたのにツイているとはおかしな話だが、事実なのだから仕方がない。
 たからこその次期総裁選への出馬である。
 そのツイてるツイていないと言う点だと、小泉進次郎氏などは、丸川大臣と共にツイていない内の1人だ。
 奥様はご存知この「復興五輪」ならぬ「不興五輪」を承知した際に、「お・も・て・な・し」で有名を馳せた滝川クリステル氏。
 但し小泉氏の強かな処は、奥様と共に目立たないよう何も言わずにじっとしている点だ。
 それに現職の大臣と言え、或る意味地味な環境大臣と言う役職だと言うのも幸いしている。
 その意味では彼はツイているのかも。
 そうして小泉氏は逆風を上手く避けれたが、その他の閣僚で菅総理の政策に肯定的且つ第一線に立たされた人達は、次の組閣では間違いなく消えて行く運命に有る。
 それは二階氏と言えど例外ではなく、次期幹事長職は甘利氏で間違いない。
 或いはもし罷り間違って菅総理が総裁のまま総選挙に突入するのなら、その時は自民党ごと国会から吹き飛ぶ事になるだろう。
 まぁ、しかし、そこ迄自民党も愚かではあるまいが、万が一と言う事もある。
 そうならない事を祈るばかりだ。

 またソフトバンクグループが10日に発表した2021年4―6月期の連結純利益(国際会計基準)は、前年同期比39.4%減の7615億円だった。
 前年同期に米携帯電話のスプリント(現TモバイルUS)が支配下から外れた事に伴って、一時的な利益を計上した反動で減益となった。
 会見した孫正義会長は、両社の合併に伴って一時的に発生した利益を除くと、前第1四半期の純利益は1500億円程度、今第1四半期は5000億円程度となり、大きく伸びたと説明した。
 ビジョンファンドの投資利益は累計で6兆7276億円。
 「でこぼこはあったが、それなりに順調にいっている」と評価した。
 AI関連への投資を重視する孫会長は、17年以降に世界のAI関連企業が実施した資金調達のうち、およそ10%を同社が資金提供したとアピール。
 「平均20%程度の株式を保有する株主となった。日本で世界ナンバーワンという会社は減ってきたが、われわれはこういう特徴を持っている」として、AI技術の進化を加速させる戦略を、重ねて強調した。
 6月末時点で、同社が保有する株式の価値は31兆円となった。「負債が5兆円あることで、SBGは借金だらけ、借金バンクだという人いるが、保有株の16%を売却すれば1─2カ月で(返済が)可能だ」と財務面の余力にも言及した。
 市場で待望論が出ている自社株買いに関しては「保有時価純資産に対して、時価総額は50%割安だ。どこかで自社株買いはやるが、規模やタイミングは日々検討中だ」と話した。
 中国投資に関しては「どのような規制がどのような範囲で行われるのか、それが株式市場にどのような影響を与えるのか、もう少し様子を見たい」との考えを示した。
 同時に「おそらく1─2年すれば、新たなルールの下で新たな秩序がもう一度構築されると信じているので、その状況がはっきりしてくれば、投資活動を活発に行うことは、十分可能性としてある」とした。
 ビジョンファンド等の地域別投資先は、米が34%、中国以外のアジアが25%、中国が23%。欧州13%など。

 同社は通期見通しを開示していない。
 
 それから国際ニュースでは、北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長は10日、米韓両軍の合同軍事演習を非難する談話を出し、「国家防衛力と強力な先制攻撃能力を一層強化するのに拍車を掛ける」と強調した。
 米韓両軍は、新型コロナウイルスの感染拡大などを受け規模を縮小するものの、16日に定例の演習を開始する予定で、10日からは予備演習を実施。
 金与正氏は「朝鮮半島情勢を一段と危うくし、必ず代価を払う事になる自滅的な行動だ。
 自らをさらに重大な安保脅威に直面させるだろう」と反発した。 


  《個別銘柄ニュース》

  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 4507 塩野義製薬

 先ずは以下のニュースを読んで戴きたい。

 塩野義製薬は6日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について、2021年中に100万人分以上の供給体制を整える方針を明らかにした。 
 国が新薬開発で設けた特例の「条件付き早期承認」の年内の申請も検討し、承認後の早期供給に備える。
 軽症者が自宅服用の飲み薬が実用化できれば、医療体制の逼迫を避けられる利点がある。
 また塩野義は新型コロナワクチンの開発も進めている。
 他社製のワクチンとの比較か偽薬との比較のいずれかの方式で最終段階の治験を年内に始め、22年3月末までの実用化を目指す。
 提携先の岐阜県の工場で年内に最大で年6000万人分の生産体制を整える計画だ。

 配当は上期下期とも55円で、次回配当の権利落ち日は9月29日。
 配当利回りは大した事無いが、大化けする可能性がある。
 8月6日に6038円315円高の引け値で仕込むシミュレーションを開始する。
 やはり今日上昇した。
 6434円の396円高。
 と、いきなり利益は出たが、念の為今週一杯は様子を見る。

 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️
 
 6月29日が配当権利落ちで、苦慮の末6月末に買い付けを見送った3286トラストHDが、7月6日に601円の100円高と急騰した。
 ところが7月12日は7月9日に引き続き450円から、430円の20円安と続落した。
 とは言え堅調と言えば堅調。
 配当権利落ち直後のストップ高など通常は考えられないが、最近は配当の権利確定後に株価下落防止策として、各上場会社が株主に有利な情報を発信するパターンが散見されるる。
 例えば自社株買いや新規事業参入、或いは企業間買収等だ。
 他にも通期決算が急上昇する等。
 しかしそのような情報はインサイダーでも無い限り、一般の投資家は知る由も無い。
 今回のトラストHDの株価急騰の理由は分からないし、何者かが仕掛けているのかも知れないが、これも長期保有を考えて買っていたらこのストップ高を享受する事が出来た訳で、今後は短期ではなく長期での保有を考えるべき、と、そう再考する良き教訓となった。
 日経ダブルインバースを始めETFでリスクヘッジをしながら、長期保有を旨とすべし。
 やはりバークシャー&ハザウェイのウォーレンバフェット氏は正しい。
 兎に角戻り安値の300円台に期待したい。
 
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 しかしながら7月7日~7月9日と比べ、7月の12日にははかなり下げ幅が縮まって来た。
 そこで300円台に到っていないが、7月12日の相場が二番底と見てリベンジを期して買いに入った。
 もう少し下げるかもだが、買値は433円。
 先週一旦は422円の変わらずと下げ止まったかと思いきや、そこから節目の400円を割り込んでかなり値を消したが、下げ始めてから16日目に漸く下げ止まり、その後3日間続伸の後の3日続落。今日は362円の変わらず。
 もうそろそろ三番底だと思う。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。
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 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️

 7896・セブン工業が4月末にストップ高の後520円の79円安と売られ、その後も496円の3円安と少し足踏み。
 500円を切ったら勝負出来る。
 と、思っていた矢先の6月初旬、いきなり602円の100円高と再び急激に上昇した。
 このまま上値離れしたら手は出せない。
 慎重に様子を見ていたら失敗した。
 決算の上方修正と木材価格の上昇で材料視された。
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 しかし安値が555円で高値が597円と、6月11日の荒い値動きの流れの中、少しだけだが何とか559円で買う事が出来た。
 もう少し下げるかも知れないが、目標株価を660円前後に定めたいと思う。
 6月24日508円9円安と買値からは51円安も、翌日に起死回生の587円の79円高と復活。
 先日支配株主についての適時開示を行ったが、大株主の2社で凡そ50%を占める。
 大株主の2社は同業の都築木材と西垣林業で、東芝とは真逆で彼等は安定株主。
 海外ファンド等の資金が入っていない為オーバーハングの懸念がなく、それを好感した株価上昇と見る。
 株価は所謂「雲」と言われる抵抗線を上抜けした、「雲の上抜け」状態。
 株価上昇が期待出来る。
 とは言え7月9日521円の18円安と少し調整。  
 14日には531円まで戻したが、7月20日516円の3円安と続落。
 今日520円の5円安と中々値が戻らない。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。
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 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 以前から注目していた8070東京産業が、先月7月6日に656円の48円高と急騰。
 今日も710円の10円高と堅調。
 三菱パワー製品の受託販売が柱の機械商社であり、再生エネルギー関連に注力する同社は自社株買いを実施するらしい。
 業績好調で配当は中間期末とも13円で、次回配当が9月末の為注視していたのだが、またまた見逃した銘柄が急騰してしまった。
 今後戻り安値600円前後の戻り安値に期待する他無い。
 この銘柄も時期を逃した事に反省である。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・前澤工業。 
 上下水道機械の最大手。
 7月7日699円の82円高を付けて、7月14日水曜も690円の10円安と堅調だったが、7月15日木曜635円の55円安とかなり値を消した。
 業績好調の上自社株買いに増配と、株価が上がる条件が揃っているように見えたが、ここに来て今期の2桁営業減益見通しがマイナス視された。
 そして7月20日には633円迄値を消し、再び3日間で65円値上がりし698円と値を戻した。
 それなのにそこから3日間で41円も値下がりと乱高下。
 今日は690円の5円高と値を戻している。
 冷めるとみるか再び高騰すると見るか、何とも悩ましく判断に困る銘柄だ。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・バイク王。 
 中古2輪売買最大手。
 7月9日952円の49円高で、7月13日は1158円の149円高と絶好調。
 8月2日に1313円の111円安と、増担保措置など取引規制強化をネガティブ視しての反落だったが、今日は1546円の156円高と絶好調。
 何処迄値を飛ばすのか想像も付かない。
 業績好調での株価なのだが、この銘柄実は200円を切る180円台の時から注目していて、遂に手を出せずに今日迄来た。
 こうなると情けないを通り越して、自分の才能の無さが恨めしい。
 しかし投資は才能でするものではない。
 飽くなき探求心と研鑽を積み上げてするものである、と、分かってはいるが、しかしこの状況何とかならないものか。

 注目銘柄☆東証一部3245ディア・ライフで、投資用マンション等を手掛ける。
 ストップ高の後5月中旬に440円の32円安だったが、その後値を戻し今日も472円の2円高と堅調で、配当権利落ちは9月29日とまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がするが、配当が20円と増配しているのに、地合いの悪さで急落そ後の連日反発。
 注目である。

 注目銘柄☆東証一部7618のPCデポで、シニア層主体の顧客を持つPC専門店。
 増配を予定しているのに、この会社が起こしたのではないが、ハッキングや情報流出懸念で相場の全体的な流れでこの業種各社の株価下落に繋がった。
 今日は477円の6円高。
 配当権利落ちは9月29日とまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がするが、下期配当が7円(上期7円で年ベースでは14円)と増配しているのに、地合いの悪さで株価急落。
 また株主優待も有る。
 配当権利落ち月迄には仕込みたいが、狙っていた429円から既にかなり上昇した。
 今後の戻り安値に期待しつつ注目である。

 注目銘柄☆8737・あかつき本社
 中古住宅や老人ホーム等を扱う不動産会社。
 今日も369円の1円高と堅調。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 以前にも保有していた事があり、利益が乗った処てま売却したのだが、今回増収増益で増配するのだとか。
 来月末ぐらい迄に仕込める処で仕込みたい。

 注目銘柄☆2411・ゲンダイエージェンシー。
 パチンコ店の広告を扱う専業1位。
 先週320円の26円高と急上昇。
 今日も334円の2円安と堅調。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 以前にも保有していた事があり、配当見送りで売却したのだが、今回業績回復で上期3円下期4円と復配するのだとか。
 少し値を戻して300円前後なら、来月末ぐらい迄に仕込める処で仕込みたい。

 注目銘柄☆3323レカム。
 今日は99円の1円安で配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 とは言え先日100円を切っていて、今日再び100円を切った。
 このまま暫く90円~80円台を保ってくれれば、勝機到来の予感。
 来月末ぐらい迄値動きに注目だ。

 注目銘柄☆3452ビーロット。
 富裕層向け不動産売買。
 今日570円の6円高で配当権利落ち日は12月29日とまだまだ先の為、実際に買うのは夏~秋以降のタイミングで良いような気がする。
 配当は15円だが、100株以上で1000円のクオカードが株主優待で贈られる。
 秋~冬に掛けて値動きに注目だ。

 注目銘柄☆8622水戸証券
 今日298円の5円高で配当権利落ち日は9月29日と少し先の為、実際に買うのは8月~9月のタイミングで良いような気がする。 
 上期6円下期 10円と高配当なのだが、個人的に株主優待のカレンダーが欲しい。
 凄く実用的なのだ。
 来月末ぐらい迄値動きに注目だ。

 危険注意銘柄☆2191「テラ」は急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーで今日は202円の2円安で、凡そ2ヶ月前株価が少し動き始めたと思うや、その後は売りに押され下落した。
 誰かが仕掛けているのかも知れないが、危険なので買わずに注視する。 
 株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。 

 注目銘柄☆7537・丸文が業績好調で5月中旬558円の58円高の値を付け、今日も745円の6円安と少し下げるも絶好調。
 半導体卸の会社である。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。

 注目銘柄☆5017の富士石油は5月末頃272円の53円高と、旧村上ファンド系のファンドの所有が明らかになった、
 今日は242円の3円安と堅調だが、220円台の戻り安値が有れば仕込みたい。

注目銘柄☆3289東急不動産が先日700円の39円高で業績上昇、少し下げていて今日は620円の変わらず。
 今後 600円前後に調整すれば狙える。
 とは言えまたも出遅れた自身に反省。

 注目銘柄☆7544スリーエフが先日369円の69円高で業績V字回復予想、今日は316円の3円高と未だに堅調ではあるが、勝負出来るレンジの一歩前迄調整した。
 再び300円前後なら勝負出来る。

 注目銘柄☆9696のウイザスが、4月末に575円の69円高と決算大幅上方修正でストップ高、今日も552円の18円安と下げるも堅調。
 今後500円前後の戻り安値があれば狙える。

 注目銘柄☆1720の東急建設が、7月27日に764円の43円安と、基礎杭で不良確認の報を受け大きく下落した。
 今日は742円の37円安。
 配当方針変更で上期20円下期20円と大幅な増配決定後の不祥事で、或いはチャンスかも知れない。
 今後700円前後で狙いたい。

 注目銘柄☆8698のマネックスGが、7月27日に663円の20円安で、7月28日も639円の23円安と続落していて、狙おうと思っていたら7月29日687円の48円高と値を戻した。
 今日も716円の53円高とまたも戻り高値。
 先日米アマゾンでビットコイン決済受入れ否定の報を受け下落し、上期8円下期18.5円と高配当で狙いを付けた。
 ビットコイン関連銘柄はこうした報で一時的に下げる事がある。
 しかし直ぐに値を戻した。
 600円前後の戻り安値があれば東急建設同様、狙える処で狙いたい。

 注目銘柄☆8897のタカラレーベンが、8月2日に322円の20円安と急落。
 今日も314円の3円安。
 株主優待の取り止めがネガティブ視された。
 しかし配当は維持。
 上期4円下期10円と依然として高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 今後下げ止まった処で狙いたい。

 注目銘柄☆8798のアドバンスクリエイトが、8月4日964円の49円安と急落。
 大した理由の無い下げで明日以降反発必至。
 株主優待は2500円相当のカタログギフト。
 配当は上期30円下期15円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは9月29日。
 今日は979円の14円高。
 今後下値で狙いたい。

 注目銘柄☆3449のテクノフレックスが、8月10日978円の23円安と反落。
 決算2%下げでこの急落。
 配当は上期20円下期21円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは12月29日。
 今後下値で狙いたい。


  《今日の東京コロナ感染状況》

 今日の東京都のコロナ新規感染者数は2612人と、3連休明けで久し振りに前週同曜日より減少した。
 1097人増の減少だが、飽く迄3連休明けだ。  
 ところがこの内現在入院している重症患者は、前日から19人増加して176人と過去最多なのが気になる。
 明日はまた感染大激増する予兆だろうか。
 
 都の専門家は「これまで経験したことのない爆発的な感染拡大だ」として、強い危機感を示している。
「相変わらず若い世代の感染者が多いが、『自分は感染しても症状が軽いから大丈夫』などと考えている若者が多いという印象がある。若者でも重症化する可能性があり、最悪の場合、自分が感染して、うつした相手が亡くなる可能性もあることまで考えて、基本的な対策の徹底を心がけてほしい」と呼びかけている。

 こうした非常事態が続く中、菅義偉(すが・よしひで)首相は先週7月30日の記者会見で、新型コロナウイルスへの対応に失敗した場合、引責辞任する考えがあるかを問われ、「対応することが私の責任で、私はできると思っている」と語った、と、言う。
 開いた口が塞がらない。
 東京の新規感染者数が5042人もの状況でも、彼は今も、「私はできると思っている」、と、
思っているのだろうか。
 ワクチン接種の遅れや五輪バブル方式の失敗等、既に対応出来ていないではないか。
 それに今回の医療逼迫も含めてである。
 このまま国民に謝罪もせずに、逃げ仰せるとでも思っているのだろうか。
 それに東洋の魔女発言こそしなくなったが、菅総理は事ここに及んでも、パラリンピックでさえ中止しない意向だ。
 してみると日本人は自分で自分の身を守るしかない、と、言う事。
 最早菅総理はバッハ会長同様に、日本国民の敵でしかない
 秋の総選挙で政権が変わったしたとしたら、次の総理はたとえそれが自民党総裁であっても、菅総理を始め現政権の閣僚等に責任だけは取らせて欲しい。

  《今夜のニューヨーク市場》

 今夜のニューヨークダウは開場2時間の株価で、$35225の$123高と反発。
 しかしナスダックが$14763の$97安と反落。  

 【市場概況】

 10日の米ダウ工業株30種平均は反発して始まり、午前9時40分現在は前日比40ドル06セント高の3万5141ドル91セントで推移している。
 前日に売られた景気敏感株の一角が買い直され、相場を支えている。
 ただ、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念が強く、積極的な買いが見送られ、相場の上値は重い。
 7月の消費者物価指数(CPI)など、今週は物価指標の発表が続く。
 米連邦準備理事会(FRB)によるテーパリング(量的緩和の縮小)の時期を占ううえで、物価指標を見極めたい市場参加者も多い。
 前日に下げが比較的大きかった原油先物相場が反発し、石油のシェブロンが買われている。 
 そのほかの景気敏感株では化学のダウや航空機のボーイング、金融のゴールドマン・サックスも高い。
 一方、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスとビザは売りが先行した。
 ダウ平均の構成銘柄以外では、前日夕に発表した2021年4~6月期決算が市場予想を上回る増収となった映画館運営のAMCエンターテインメント・ホールディングスが大きく上昇。
 カナダの鉄道大手が買収価格を引き上げた同業のカンザスシティー・サザンが急伸。

 この様子では明日の東京も、続伸で間違い無いだろう。
 しかしながらここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 それにナスダックの下げが気掛かり。
 ひょっとしたら反落するかもだが、何れにしても小動きのように思う。
 それにしてもこのコロナ感染激増下の、しかもオリンピック開催中の東京での株高は、どうにも納得出来ない。 
 無論現況を株高と見る私は、マイノリティなのかも知れない。
 何はともあれ日経平均上昇の折は、ダブルインバースの買い場が到来したと思うふべき。
 今少し値が上がれば、その時にはまた日経ダブルインバースを買いに入る。

  《今日の依存症治療と総括》

 何が何でも弱気の立場を貫く私は、何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 それにしても、「不必要な射幸心は捨て、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は良い。
 読む度に競馬やパチンコをする阿保らしさが身に沁みるのだ。
 依存症は完治しない病である。
 気を引き締めて頑張らねば。
 しかし何だかんだで、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせた。 
 今日の競馬やパチンコでの無事は、2回目のワクチン接種後6日目で漸くまともに動けたので、スーパーに買い出しに行ったお蔭か。
 競馬やパチンコの事を丸1日考えなかった。

 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の反落で確実としたい。
 兎に角明日日経平均が小幅続落なら発泡酒。
 26000円台に突入して大幅続落なら、明日こそビールを飲みたい。
 上昇ならお茶を飲んで早め就寝だ。  
 漸くワクチン接種の後遺症も消えたので明日こそはビールが飲みたいものだが、しかし明日も今日同様お茶濃厚。
 早め就寝を覚悟する。

 追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ      
    れてしまった。
    来月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
    ちなみに今日は日経平均が反発した。   
    お茶を飲んで早め就寝したが、何とな
    く明日もそうなりそう。
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