第252話 8ヶ月と4日目 1月30日(土)

文字数 1,564文字

 今日東京の新規感染者数が769人と1000人を切ったが、以前として500人は切らない。
 恐らく緊急事態宣言の期限は延長される事になるだろう。
 とは言えこの処の相場には、コロナの感染状況は全く連動していない。
 同じく$¥レートも連動していない。
 唯一連動しているのはニューヨーク・ダウだけなのだが、それ等とは逆にニューヨーク・ダウだけはほぼイコールで日経平均に直結する。
 そのニューヨークダウは昨日$200安程度で始まったが、引け値は$620安の$29982であった。
 まさか昨日の内に伏し目の$30000を割込むとは思っていなかったのだが、あっさりとその$30000を割り込んだ。
 このままだと週明け日経平均は大きく値下がって続落の傾向大だ。
 先週負ける事を恐れ自身の相場感を曲げてしまえば、絶対に相場には勝てない。
 損をしない事を考えず、相場に勝つ事のみを考える。
 と、心に誓った事を思い出す。
 下げ相場は何処迄も続くのか、或るいは直ぐに切り返すのか、来週一杯は細心の注意を払って相場を注視したい。
 株式市場が休場しているにも拘わらず、気になって仕方がない私。
 でも考えてみればそのお蔭で、今日も競馬を止めれている。
 やはり競馬依存症治療の為には、株価予測に感謝しかない。
 とは言え場外馬券売場の閉場が功を奏しているのは、言う迄もない事実である。
 仮に馬券を買おうとしても、競馬用キャッシュカードを切り刻んだ私は、場外馬券売場でしか馬券を買えない。
 因って今は競馬依存症治療には最高の状況。
 小説の方は着想〜プロット作成の途中だが、文学賞に挑む気持を取り戻せた事が大きい。
 頑張って行きたいと思う。
 で、何時もの週末のように、「この人良い人〜」のコーナーである。
 
 第5話

 今日久しぶりにフジTVを見た。
 TEPPENと言うバラエティ番組なのだが、ピアノが芸能界一上手いのは誰かを決めるバラエティなのたが、私はと言うと「ハラミちゃん」と言うユーチューバーピアニストのビアノが聴きたいだけで、その番組を観ていたのだ。
 つまり「ハラミちゃん」以外のピアノは聴くつもりなかったのだが、しかしどう考えても初期設定値の段階であの番組は間違っている。
 何故なら「ハラミちゃん」はプロで、他の弾き手に比べて圧倒的に実力が上だからだ。
 競わすなら「ハラミちゃん」と同レベルのプロと競わすべきであり、ちょっとピアノを齧った程度のアイドルと競わせるのはどうも合点がいかない。
 他の弾き手も「ハラミちゃん」も両方が可哀想だと思うし、何より「ハラミちゃん」だけが飛び抜けていて、番組としては最低に面白くないのである。
 もし彼女が優勝したら予定調和だし、彼女以外が勝つのなら、それはその勝者に対しての忖度でしかないと思っていたら、やはり「ハラミちゃん」が勝ったので予定調和であった。
 結局「ハラミちゃん」のピアノばかりが光った番組であったが、その中で一人ユリアンレトリィバァだけが箸休め的ポジションで、皆を笑わせ和ませていたので、「この人良い人〜」、と、思ったのである。
 が、良く良く考えてみると、ユリアンレトリィバァは笑わせ和ませるのが仕事ではないか。
 それに今日の出演者の中で、1番ギャラが高いのもユリアンレトリィバァだろ?
 でも、ま、今日のいい人って事で、いいか。

 とか、言っている間に、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間も過ぎた。
 やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、場外馬券売場が閉場している事は大きい。
 が、市場休場日にも拘わらず、株価予測を考えていたお蔭でもある。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、「この人良い人〜」を見付ける事と、やはり休みでも株価予測の事を考える事で確実としたい。

 追伸・彦四郎君久しぶりのアップです。
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