第334話 10ヶ月と24日目 4月22日(木)

文字数 1,761文字

 今日の東京市場は、予測通り自立反発した。
 しかし興味深いのは、今日の上昇に日銀のETF買いが関与していなかった事である。
 日銀は今日は全く買いに入らなかったらしいのだ。
 そうなると明日以降もう一段株価が戻るのかは疑問だ。
 とは言え今日の日経平均の引値は、29188円の679円高と大幅上昇。
 また日経ダブルインバースは414円の21円安と、大幅に下落して引けた。
 それでも私の日経ダブルインバースの買値平均値を僅かに上回ってはいる。

 $¥レートは107.98円、と、遂に107円代に突入し円高方向に傾く。
 東証一部の総取引額は2兆2716億と、昨日より商いは細りつつも買い優勢。
 今日は日銀のETF買いが無かったが明日も無いのだろうか?
 規模を縮小した今それがどうなるのか注目である。

 大きなニュースでは、菅総理は明日23日に、東京・大阪・兵庫・京都の4都道府県に緊急事態宣言の発令を決定した。
 今回はカラオケ、ネットカフェ、或いは食品売り場を除く百貨店等への休業要請も含むとの事で、4月25日~5月11日迄。

 それから国際ニュースでは、米国が温室ガスを30年迄に半減させる目標とバイデン氏。
 また他にバイデン氏のキャピタルゲイン課税の税率を大幅に引き上げるとの報を受け、ニューヨークダウが下落。
 
 次にシミュレーション銘柄5658・日亜鋼業。
 配当は中間期末ともに3円で、配当権利落ちは3月30日に済。
 今日は1円高の321円で、買値は327円のシミュレーション。
 配当権利を取り売らずに持ち続けるシミュレーション。
 或る程度上昇してくれれば売却する。

 その他新たに注目しているのは、マザーズ3286・トラストHD。 
 九州基盤の駐車場大手。
 今日は371円の2円高。
 配当は次回権利落ちは6月29日で、上期下期共に8.2円。
 来月末迄安い処を見守り、良い局面でシミュレーションもしくは実際に購入したい。 

 もう1銘柄新たに注目しているのは、東証一部4714・リソー教育であったが、100%外れる大手証券会社の推奨銘柄になった為に取消。
 絶対に手を出さないで戴きたい。

 代わりに3323レカムを注目銘柄に推す。
 今日102円の変わらずで配当権利落ち日は9月29日とまだまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がする。
 とは言え100円を切り出したら勝負。

 あと急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーの2191「テラ」は今日は234円1円安で、先日株価が少し動き始めたと思いきや、昨日今日と売りに押されて下落した。
 誰かが仕掛けているのかも知れないが、危険なので買わずに注視する。 
 株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。 

 また8940インテリックスもそうだったが、注目していた4355・ロングライフが業績好調で昨日はストップ高、今日は更に438円の60円高と上昇した。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか、今日は816円の6円高と堅調なインテリックスと共に後悔頻り。
 日経平均が下がるとの考えから、「森を見て気を見ず」であったか、反省しなければ。
 機会が有れば再度手掛けたい。

 それと東京のコロナ新規感染者数は861人と、2回目の宣言解除からは最多。
 注目は緊急事態宣言発令後に下がるのかだ。

 今夜のニューヨークダウは大引けの株価で、$33815の$321安と下落。
 ナスダックも$13818の$131安と下落。
 バイデン氏のキャピタルゲイン課税の税率を大幅に引き上げるとの報を受けた下落だが、これを受けて明日の東京市場も下落の気配。
 下落幅と日銀のETF買いに注目である。
 寄り付きから注視したい。

 何が何でも弱気の立場を貫く私は、何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 今日何と言っても感謝すべきは百貨店に弁当を買い出しに行っていたお蔭で、競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせた。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の下落で確実としたい。 
 明日は大幅下落で久々にビールか。
 小幅下落なら発泡酒。
 但し上昇した場合お茶を飲み早めに就寝。

 追伸・元気な彦四郎君の姿は週末公開予定。
 
 
 
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