第297話 9ヶ月と18日目 3月16日(火)

文字数 1,420文字

 今日は大幅上昇と思いきや、そうでも無かった。
 開場当初から200円以上に上げる場面もあったが、全体的には終始小動き。
 今日の日経平均の引け値は、29921円の154円高と一応続伸で引けた。
 日銀のETF買介入は無かった筈。
 日経ダルインバースは403円の5円安と下落。
 まだまだ売らないし今日は下がったので売れないが、自身の買値平均値も下回ったまま。
 また$¥レートは108.95円、と、再び108円代に戻った。

 今日の東京の小動きは米投資家が米長期金利上昇によるドル高で、東京市場から資金を引き上げたままになっているからだろう。
 東京市場に海外勢の資金が戻る迄は、今日のように伸び悩む日が続きそうだ。

 大きなニュースでは今日2プラス2(米国務長官・米国防長官と外務・防衛大臣)で、尖閣問題等中国を名指しで批判。
 米国の2長官が外交するのは日本が初めてたが、これは中国に対して中途半端な態度は取るなと言う、米国の日本に対しての意思表示だとの説も。
 また柏崎刈羽原子力発電所で、不正侵入を探知出来てないとの報告有り。
 国際ニュースでは、ミャンマー国軍のクーデターで混乱の続くミャンマーで、ファーストリテイリングの工場が火事。
 米国では15万円の国民給付金が決定し、大型の資金供給を受けて米国株式市場は史上最高値を更新。

 それからシミュレーション銘柄である6459大和冷機が、今日は少し上がったが中途半端。暫くは保有。
 今少し上がるのを待ちたい。
 その他新たに注目した8893・新日本建物。
 現在値は448円の6円高。
 配当は22円で権利落ちはこの3月末。
 明日以降月末迄注視する。
 また乱高下した8301日銀出資証券が落ち着いて来たと思いきや、再度上げた。
 42100円で3600円高と今日も上昇。
 狂乱相場を物語る1つの現象として面白い。
 あと急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーの「テラ」は、今日は234円4円高と小動きで、株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。
 買わずに注視する。
 それと東京のコロナ新規感染者数は300人と、減少鈍化は否めないままじわり拡大傾向。
 このままだと緊急事態宣言の期限再延長。

 今夜のニューヨークダウは開場後5時間の時間で、$32842の$111安と下落。
 逆にナスダックは$13238$の$169高と上昇。
 またニューヨークダウ先物は下落し、ナスダック先物はやはり上昇。
 こうなると明日の日経平均は、どちらに傾くかの判断が難しい。
 しかし仮に明日も日経平均が今日同様小動きだとしたら、海外勢の資金が戻らなかった事の証左となろう。
 或いは大幅な上昇なら、海外勢の資金が戻った事になる。
 後は米10年物国債の利回りが1・6%を超えるかどうかが鍵。
 明日はその辺りに注目である。
 が、何が何でも弱気の立場を貫く私としては、まだまだ日経ダブルインバースを機会があれば買い増すつもり。
 何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 で、何と言っても感謝すべきは、今日は買い物に出たお蔭だろう。
 競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせたのだから。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の下落が無理でも小動きで確実としたい。
 実は今日も発泡酒さえお預け。
 なので明日下落すればせめて発泡酒を。

 追伸・元気な彦四郎君の姿は週末公開予定。
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