第371話 2年目の5日目 5月29日(土)

文字数 1,436文字

 今日は土曜で東京市場が休場。
 昨夜のニューヨークダウは大引けの株価で、$34529の$64高と小動きも続伸となった。
 またナスダックも、$13748の$12高と僅かに続伸した。  
 と、大して勢いが感じられない。
 株式への熱が冷めて債権市場に資金が流出しているのは、ニューヨークも東京も確か。
 流れが変わって来ている事は否めない。

 昨夜のニューヨークの相場だけでは、週明け月曜の相場の予測は悩ましい処。
 ひょっとすると昨日金曜大幅に上昇したので、東京市場は調整する事も考えられる。
 しかし日本国内で非製造業か瀕死の状態なのに、今の東京市場の株価は高くに過ぎる。
 それに緊急事態宣言が6月以降延長されると言うのに、だ。
 何より変異種を防ぎ切れない現況。
 それに未だに東京オリンピックの開催を敢行しようとする政府と東京都。
 相場は一体どこに向かうと言うのか?
 
 と、土曜なのに株の事に触れて申し訳ない。

 また東京都のコロナ新規感染者数は539人と、前週比16日連続で減少。
 とは言え目標ステージ迄は未だに遠い現況。
 それでもオリンピックを開催するのか。
 甚だ疑問である。

 大きいニュースでは、加藤官房長官が9都道府県に出した緊急事態宣言の6月20日への期限延長以降、まん延防止等重点措置に移行する可能性に言及した。
 その可能性は充分に有るとした。
 ほぼ確実であるような言い回し。

 それから国際ニュースでは、新型コロナウイルスの中国武漢発生起源説が再燃している。 
 バイデン大統領が情報機関に再調査を依頼。
 また反体制主義者を政治犯としてミンスクの空港に強制着陸させた、ベラルーシのルカシェンコ大統領とその政権に対し米とEUが経済制裁を発動。

 と、土曜だと言うのに、心から喜べるニュースが無いのは何時もの事か。

 然し競馬依存症治療の方は順調。
 さて土曜なので今月から始めた新企画、「馬券を買わなければこんなに幸せ」、に続く、「馬券を買わなければこんなに得する」と、競馬をしないと得する事について書くコーナー。

 第5話

 今日は馬券を買う気がしなかったが、暇だったのでテレビで競馬観戦。
 何より緊急事態宣言でJRAの場外馬券売場も閉場しているので、馬券を買おうにも買えないので安心して予想し観戦出来たのだ。
 
 で、今日競馬をしなくて得をしたのは、1レースだけ当たったのだが、全5レースで計算するとやはり大きく負けだった事。
 しかし競馬を予想し観戦しても、馬券さえ買わなければ1円も損しないし、1日幸せな気分で居れるのだ。
 それにしても「射幸心を捨てて、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は効果大だ。
 馬券を買う気かしない。
 日本全体が馬券を買わない気運になれば、宿敵JRAが潰れる可能性も出て来る。
 そんな夢のような出来事を夢想する私。
 何と言っても馬券を買わないと、馬券を買いに行く労力も負けての精神的ストレスも無い。
 お金もそうだが、やはり精神的ストレスを感じ無いのが、1番の幸せだ。
 
 とか、言っている間に、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間も過ぎた。
 やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、馬券を買っていたら大損していたのに、一円も損をしていない事だ。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、馬券を買いたいと思わない今の気持ちが継続する事で確実としたい。

 明日もJRAの場外馬券売場は閉場しているので、楽勝である。

 追伸・熱帯魚の彦四郎君が成長著しい。
   


 
 
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