第365話 11ヶ月と24日目 5月23日(日)

文字数 1,411文字

 今日は日曜で東京市場が休場。
 一昨夜金曜のニューヨークダウは大引けの株価で、$34207の$123高の小動きも続伸となった。
 しかしナスダックは、$13470の$64安と反落した。  
 明らかに勢いが以前とは変化している。
 株式への熱が冷めて債権市場に資金が流出しているのは、ニューヨークも東京も確か。
 流れが変わって来ている事は否めない。

 昨夜のニューヨークの相場だけでは、明日月曜の相場の予測は悩ましい処。
 しかし日本国内の1~3月迄のGDPが、3期ぶりにマイナスだったらしく、また輸出も自動車関連始め落ち込みが続く予想だというのに、この時期の株価は高くに過ぎる。
 それに緊急事態宣言が6月以降延長される予定だと言うのに、だ。
 何より変異種を防ぎ切れない現況。
 東京オリンピックの開催など菅総理以外誰も望んでいないのに、恐らくは開催されるであろう東京オリンピック。
 相場は一体どこに向かうと言うのか?
 
 と、日曜なのに株の事に触れて申し訳ない。

 また東京都のコロナ新規感染者数は535人と、前週比10日連続減少。
 とは言え目標ステージ迄は未だに遠い現況。
 それでもオリンピックを開催するのか。
 甚だ疑問である。

 大きいニュースでは、緊急事態宣言の延長をする場合、「一定程度の塊で」、と、地域をまとめての延長に加藤官房長官が言及した。
 また五輪開催について専門家は、「緊急事態宣言下の開催は難しい」とするのに反して、加藤官房長官は飽く迄開催の意向。
 しかしここに来て与党内にも中止するしか無いとの意見も多く、東京都と政府どちらが先に中止を切り出すか腹の探り合いをしている、との説も。
 しかし確かなのは中止を先に切り出した方が、国民或いは都民の信頼と人気を得れると言う事だ。

 それから国際ニュースでは、中国北西部でクロスカントリー競技中に21人が死亡。
 原因は急激な気温低下にあるらしい。

 と、日曜だと言うのに、心から喜べるニュースが無いのは何時もの事か。

 然し競馬依存症治療の方は順調。
 さて日曜なので先週から始めた新企画、「馬券を買わなければこんなに幸せ」、に続く、「馬券を買わなければこんなに得する」と、競馬をしないと得する事について書くコーナー。

 第4話

 今日は馬券を買う気がしなかった。
 とは言え緊急事態宣言で、JRAの場外馬券売場も閉場しているので、馬券を買おうにも買えないのではあるが。
 
 で、競馬をしなくて得をしたのは、馬券をもし買っていたら、買おうとした5レース共にまったく当たっていなかったと言う事だ。
 少なくとも1万、否応、2万は得してる。
 悉く外れた。  
 馬鹿らしい、と、何故早めに気付かなかったか、今更ではあるが。

 しかし馬券を買わないと、馬券を買いに行く労力も負けた時の精神的ストレスも無い。
 お金もそうだが、やはり精神的ストレスを感じ無いのが、1番の幸せだ。
 
 とか、言っている間に、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間も過ぎた。
 やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、馬券の事を考えさえしなかった事だ。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の下落で確実としたい。  

 仮に下落したら発泡酒。
 大幅下落ならビール。
 上昇ならお茶を飲んで早め就寝だ。
 明日はせめて発泡酒で乾杯できるか。
 明日月曜の東京市場の相場に注目である。

 追伸・熱帯魚の彦四郎君が成長著しい。
   


 
 
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