第437話 2年目の3ヶ月と9日目 8月3日(火)

文字数 13,101文字

 《今日の東京市場》

 今日の東京市場は思いの他の反落であったが、小動きと言えよう。
 また今日程度の下げ幅では例の如く日銀のTOPIX買い入れは無く、6月に2ヶ月ぶりにTOPIXを一度だけ701億円買い入れたきり。
 余程の下げ幅の時以外には、日銀のTOPIX買い入れは無いようだ。
 例えば1日200円~300円程度の下げ幅が20日間連続で続き、1ヶ月4~6000円を越える下げ幅になっても、1日の下げ幅がその程度なら日銀は動かないのだろうか。
 その辺りは全くの謎だ。
 結局今日の日経平均の引値は27641円の139円安と、ほぼ小動きと言える下げ幅。
 それから日経ダブルインバースも、447円の4円高と僅かに値を戻した。
 当然私の日経ダブルインバースの買値平均値も、何とかプラス圏のまま。

 【市場概況】
 新型コロナウイルスの感染が足元で再び急拡大する中、景気の先行き懸念から売りが出た。
 上海や香港などアジア株が下落する局面では日本株の売り圧力も強まった。
 一方、商社や海運株には買いが入り、相場の下値を支えた。
 
 【ドル/円と出来高】
 $¥レートは109.11円、と、109円台を保ってはいるが円高傾向。
 東証一部の総取引額は2日連続で減少し、2兆1364億円と昨日よりも商いが凡そ3200億円程減少し売り優勢。
 売り優勢の日に取引額が減少するのは最近では稀な傾向である。
 今日は日経平均が反落したとは言え、強気の人に取っては喜ぶべき現象。
 とは言え上げ下げどちらか一辺倒の相場とはならずに、煮え切らない相場が続くのだろう。

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 7月12日に日経平均が大幅上昇した事を受けて、弱気の私は423円で日経ダブルインバースを買い増したが、皆様には余りお薦めしない。
 何となれば投資家やアナリストのマジョリティは強気一辺倒なので、私なんぞ弱気の変わり者は完全にマイノリティだからである。
 ちなみに今日は447円の4円高。
 とは言えリスクヘッジと考えて、余り値動きを気にするのは止めるようにしている。
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  《今日のニュース》

 大きいニュースでは、東京五輪で日本選手が過去最多の金メダルを獲得する等活躍を続ける中、政府与党は積極的に祝意を発信している。 
 新型コロナウイルス禍で開かれた五輪の成功を、次期衆院選の追い風としたいところだ。ただ、ワクチンの供給不足などで菅義偉(すが・よしひで)内閣の支持率は低迷しており、回復の材料になるとも言い切れない。
「日本社会全体がちょっと鬱的な感じの中、五輪の選手、特に日本の選手が与えてくれるインパクトは大きなものがある」
 自民党の下村博文政調会長は2日、党本部で記者団に、日本選手のメダルラッシュについてこう語った。
 五輪の開会式が行われた7月23日以降、首相官邸はツイッターなどのSNSで金メダリストを祝うメッセージを発信。
 30日のフェンシング男子エペ団体で日本チームが日本フェンシング界初の金メダルを獲得した際には「本当におめでとうございます」と投稿した。
 与党内には沈滞した雰囲気を五輪成功で上向かせたい思いがあるが、閣僚経験者は「五輪成功と支持率は結びつかない」と弱音を吐く。
 新型コロナの1日当たりの新規感染者数が増えれば増えるほど内閣支持率は下がる傾向にあり、感染力が強いインド由来の変異株(デルタ株)が猛威を振るう「第5波」となっていることが大きな要因だ。
 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の7月の合同世論調査では、菅内閣の支持率は39.0%となるなど報道各社の世論調査で支持率が下落傾向にある。
 衆院選の趨勢(すうせい)について自民関係者は「五輪後の支持率と、ワクチン接種がどれだけ広がるかが焦点だ」と強調した。

 その他延期や中止を求めてきた主要野党は対応が割れた。
 今夏の開催に反対していた立憲民主党は批判を控えている。
 枝野幸男代表は7月29日の記者会見で「中止すれば、かえって大きな混乱を招くと強く危惧している」と述べた。
 蓮舫代表代行がツイッターで日本選手の活躍を称賛した際には「ダブルスタンダード(二重基準)」と指摘も受けたが、立民中堅議員は「五輪の是非はいわない。一歩間違えば、アスリートの戦いに水を差すことになりかねない」と話す。
 一方、開催に反対してきた共産党の小池晃書記局長は2日の会見で「感染拡大がとどまるところを知らない。
 引き続き五輪の中止を求めていきたい」と主張した。

 それにしでも先日の菅総理の、「パラリンピックは有観客で」、或いは「人流が減少している」、とのコメントは、一体何を意図してのものなのか。
 そんなコメントをすれば国民感情を逆撫でする事くらい、普通に考えれば小中学生にだって分かる。
 総理の脳に疾患が有るとしか言い様がない。
 或いは彼自身の気付かないうちに脳梗塞を起こしたのでは、と、凄く心配になる。 
 一度然るべき医師に診て貰うべきだ。  
 その上で菅総理の脳が正常だったのなら、彼はオリンピック以外の情報を、たとえコロナ関連の重要な情報だとしても、内閣官房や補佐官から聞いていないのだろう。
 だとすれば肯ける。
 何れにしても菅総理が日本の総理大臣だと言う事が、神の与えたもうた日本人への罰としか思いようがない。
 
 また新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が2日、埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県に出され、発令中の東京都、沖縄県と合わせ対象は6都府県に広がった。
 まん延防止等重点措置も5道府県に適用。
 感染力が強いインド由来の変異株(デルタ株)が猛威を振るい、政府は対応に苦慮する。 
 夏休み中の都道府県をまたぐ移動自粛の呼び掛けをめぐっては、政府と全国知事会の温度差も浮き彫りとなった。
 菅義偉首相は2日、新型コロナに関する関係閣僚会議で、国民に向け「不要不急の外出、大人数での飲食を控え、感染防止に協力をいただくようお願いする」と重ねて要請した。
 国内の新規感染者は1日まで4日連続で1万人を超え、デルタ株急拡大が深刻だ。
 大都市以外にも広がり、茨城県が宣言発令を政府に要請する方向で検討を始めた。
 状況が悪化すれば、首相は早くも宣言再拡大の判断を迫られる可能性がある。
 重点措置の新たな対象は北海道、石川、京都、兵庫、福岡。
 期限は宣言とともに今月末迄となっている。
 夏休みシーズンを迎え、感染拡大につながる人の移動をどれだけ抑え込めるかが課題だ。
 全国知事会は1日、お盆の帰省を含めて他の都道府県への移動を原則的に中止・延期とするよう政府が国民に呼び掛ける提言をまとめた。 
 強制力を伴う「ロックダウン(都市封鎖)」を可能にする法制度の検討にも言及した。
 一方、政府は「中止・延期」にまで踏み込んだ強いメッセージを発することに消極的。
 加藤勝信官房長官は2日、「都道府県を越えた移動はできるだけ避けてほしい。どうしても必要な場合は検査を受け、小規模かつ分散で行ってほしい」と述べるにとどめた。
 政府高官は「帰省を中止する必要性はない」と明言し、感染対策を徹底するなら容認する姿勢を示した。
 ロックダウンの導入にも後ろ向きだ。
 経済活動への深刻な打撃は避けたいのが本音。
 根強い反対論を押し切る形で東京五輪が開かれている中、国民の不満が政府にさらに向く事態も懸念しているとみられる。
 手詰まり感も漂うが、政府は最大の感染対策と位置付けるワクチン接種を引き続き急ぐ方針。
 65歳以上の高齢者への接種にめどをつけたとし、今後は40、50歳代や若年層に重点を移す。 
 各自治体への9月の配分量を近く示すとしている。
 ただ、十分な量を供給できるかは依然として不透明だ。 
 
 こうなったら3Aも2Fも無い。
 派閥争いは止めて与党自民党には1日も早く菅総理を下ろして、新たな総裁を立てて欲しいと思う。
 石破氏でも河野氏でも、極端な話菅氏以外なら誰でも良い。
 パラリンピックを直ちに中止もしくは延期にし、済んでしまった事とは言えオリンピック開催の非を認めて国民に謝罪し、ワクチン接種に全力を尽くすと同時に、国民に対して危機感を訴えて欲しい。
 オリンピックの放映権料が入ってホクホクしている今なら、金の事しか考えていないボッタクリ男爵バッハ氏ならばこそ、首を縦に振ってくれると思う。
 自民党には正気を取り戻して欲しい。
 そうしなければ日本と日本人はコロナに滅ぼされ、その後イスラエルのような不安定な連立政権が国を率いる事になる。
 今の立民ではこの状況をどうしようも出来ないように思う。
 自民党は日本と日本人の為に結束し、直ちに菅総理を下ろして正気を取り戻して欲しい。
 国家存亡の危機に立ち向かって欲しい。
 と、しかしこれは、私の独りごとに終わってしまうのだろうか。
 そうはなって欲しくないのだが・・・・・。
 しかし結局の処は菅総理のまま総選挙に突入し、自民党は大敗。
 政権交代と言うよりは、歪な連立政権が誕生し、自民党は野党に。
 五輪パラを終えた傷だらけの日本は、デルタ株感染の急激な拡大と政治の混乱で、瀕死の状況に陥るのだろう。
 もう自民党には何も期待しない方が良い。
 それが今言えるたった1つの真実である。

 そして今日はその事を決定付けるニュースが有った。

 自民党の二階幹事長は3日、記者会見で菅首相の任期満了に伴う総裁選について「今すぐ菅首相を代える意義は私は見つからない」と述べ、続投支持を明言した。
 一方、二階氏は3日、2016年の幹事長就任から5年を迎え、幹事長在職日数は歴代最長を記録、異例の長さとなっている。
 二階氏は会見で自民党総裁選について問われ「審判をしなければいけない立場だから、できるだけ党内を公平に見守っていきたいと思っているが、菅首相がしっかり頑張っていて、今すぐ菅首相を代える意義は私は見つからない。
 むしろ『続投してほしい』という声の方が国民の間にも党内にも強いのではないかと判断している」と述べ、菅首相の続投支持を表明。
 さらに二階氏は「総裁選は総裁たる人が手を上げる、そういう人が複数あった場合に選挙になる。
 今のところ複数の候補になる見通しはない」と述べ、菅首相の無投票再選の可能性にも言及した。
 総裁選への出馬を模索する議員を牽制する狙いもありそうだ。
 一方で二階氏は幹事長就任から3日で5年となったことについて「毎日、毎日が全力投球ということでその積み重ねで、皆さんの協力のおかげでたどり着くことができた」と語った。
 しかし、歴代最長の5年という異例の長さで幹事長ポストに留まり続けていることに、党内で不満の声も少なくない。
 次の自民党役員人事で二階氏を幹事長に留任させるのか、処遇に注目が集まっている。

 これで次期総選挙で自民党が大敗する事は、ほぼ決定した。
 未だに党内の3Aと2Fの争いに決着が付かず、菅総理以外に人が居ないのだ。
 恐らく次期総選挙では、候補者が自民党と名乗るだけで落選するだろう。
 問題は自民党が下野しどの党が政権を取るかだが、以前の民主党が政権を奪取した時とは違い、立民単独での政権奪取は不可能。
 共産党も交えた宛ら今のイスラエルのような、不安定な連立政権が誕生する事だろう。
 悲しいが私にはその確信がある。
 そこでイスラエルの話をしよう。
 強硬派て知られたネタニヤフ氏だが、アメリカの支持を得れず、国内での指示の取り付けにも失敗した結果、政権からの脱落を招いた。
 しかしネタニヤフ氏には、少なくとも菅総理よりは支持する人達が居た。
 菅総理を見て欲しい。
 何処に彼の支持者が居るのか?
 二階氏も安倍・麻生・甘利氏も、結局自分達の都合を満たしてくれると言う理由だけで、菅総理の続投を良しとするのだ。
 或いは負けても政権だけは維持出来ると、甘い、甘い、楽観論を抱いているのかもだが、そんな自民党を支持する日本人は一人も居ない。
 そうして日本が混乱するのを傍観しながら中国の習近平国家出席は、中南海で側近と共にほくそ笑んでいる事だろう。
 来年年明けは、何とも心許ない日本になる。

 それから国際ニュースでは、 ドイツ保健省が2日、9月から新型コロナウイルスワクチンの3回目接種(ブースター接種)を開始すると発表した。
 感染力の強いデルタ株の感染拡大が懸念される中、12~17歳がワクチン接種を受けやすくするとも述べた。
 イェンス・シュパーン(Jens Spahn)保健相と16州の保健相は協議の結果、高齢者やリスクの高い人にブースター接種を行う事で合意。
 2回の接種を終えた人の一部で「免疫反応の低下または急速な減少」が懸念されることを理由に挙げている。
 発表によると、高齢者施設などにワクチン接種チームを派遣し、入居者がこれまでに接種したワクチンの種類にかかわらず、米製薬大手ファイザー(Pfizer)と独製薬ベンチャー・ビオンテック(BioNTech)の共同開発ワクチン、または米モデルナ(Moderna)製ワクチンのブースター接種を行うという。
 医師は、免疫が弱っている人を含め、条件を満たす人にブースター接種を行うことができるようになる。
 英アストラゼネカ(AstraZeneca)製ワクチンの2回接種や、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製ワクチンの1回接種を受けた人にも「予防医療の観点から」ブースター接種が行われるという。
 アストラゼネカとJ&Jのワクチンはいずれもウイルスベクターワクチンであるのに対し、ファイザー・ビオンテックとモデルナのワクチンはメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンとなっている。
 保健相らは、国の規制機関である独予防接種常任委員会(STIKO)の方針よりも一歩踏み込み、新型コロナワクチンを12歳以上に広く提供することにも合意した。
 STIKOは現在、12~17歳の新型コロナワクチン接種について、推奨対象を持病がある場合や、重症化リスクの高い人と同居している場合に限っている。

 またイランの超保守派エブラヒム・ライシ(Ebrahim Raisi)前司法府代表が3日、最高指導者アリ・ハメネイ(Ali Khamenei)師の認証を受け、大統領に就任した。就任式の様子は、国営テレビで生中継された。
 ハメネイ師は首席補佐官が読み上げた布告で、「国民の選択に従い、賢明で、根気強く、経験があり、人々の支持を集めるエブラヒム・ライシをイラン・イスラム共和国の大統領」とするとした。

  《今日の個別銘柄ニュース》

 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️
 
 6月29日が配当権利落ちで、苦慮の末6月末に買い付けを見送った3286トラストHDが、7月6日に601円の100円高と急騰した。
 ところが7月12日は7月9日に引き続き450円から、430円の20円安と続落した。
 とは言え堅調と言えば堅調。
 配当権利落ち直後のストップ高など通常は考えられないが、最近は配当の権利確定後に株価下落防止策として、各上場会社が株主に有利な情報を発信するパターンが散見されるる。
 例えば自社株買いや新規事業参入、或いは企業間買収等だ。
 他にも通期決算が急上昇する等。
 しかしそのような情報はインサイダーでも無い限り、一般の投資家は知る由も無い。
 今回のトラストHDの株価急騰の理由は分からないし、何者かが仕掛けているのかも知れないが、これも長期保有を考えて買っていたらこのストップ高を享受する事が出来た訳で、今後は短期ではなく長期での保有を考えるべき、と、そう再考する良き教訓となった。
 日経ダブルインバースを始めETFでリスクヘッジをしながら、長期保有を旨とすべし。
 やはりバークシャー&ハザウェイのウォーレンバフェット氏は正しい。
 兎に角戻り安値の300円台に期待したい。
 
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 しかしながら7月7日~7月9日と比べ、7月の12日にははかなり下げ幅が縮まって来た。
 そこで300円台に到っていないが、7月12日の相場が二番底と見てリベンふジを期して買いに入った。
 もう少し下げるかもだが、買値は433円。
 先週一旦は422円の変わらずと下げ止まったかと思いきや、そこから節目の400円を割り込んでかなり値を消したが、下げ始めてから16日目に漸く下げ止まり、今日は381円の11円高と3日間続伸した。
 もうそろそろ三番底だと思う。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。
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 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️

 7896・セブン工業が4月末にストップ高の後520円の79円安と売られ、その後も496円の3円安と少し足踏み。
 500円を切ったら勝負出来る。
 と、思っていた矢先の6月初旬、いきなり602円の100円高と再び急激に上昇した。
 このまま上値離れしたら手は出せない。
 慎重に様子を見ていたら失敗した。
 決算の上方修正と木材価格の上昇で材料視された。
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 しかし安値が555円で高値が597円と、6月11日の荒い値動きの流れの中、少しだけだが何とか559円で買う事が出来た。
 もう少し下げるかも知れないが、目標株価を660円前後に定めたいと思う。
 6月24日508円9円安と買値からは51円安も、翌日に起死回生の587円の79円高と復活。
 先日支配株主についての適時開示を行ったが、大株主の2社で凡そ50%を占める。
 大株主の2社は同業の都築木材と西垣林業で、東芝とは真逆で彼等は安定株主。
 海外ファンド等の資金が入っていない為オーバーハングの懸念がなく、それを好感した株価上昇と見る。
 株価は所謂「雲」と言われる抵抗線を上抜けした、「雲の上抜け」状態。
 株価上昇が期待出来る。
 とは言え7月9日521円の18円安と少し調整。  
 14日には531円まで戻したが、7月20日516円の3円安と続落。
 今日526円の変わらずと中々値が戻らない。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。
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 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 以前から注目していた8070東京産業が、先月7月6日に656円の48円高と急騰。
 今日も710円の7円高と堅調。
 三菱パワー製品の受託販売が柱の機械商社であり、再生エネルギー関連に注力する同社は自社株買いを実施するらしい。
 業績好調で配当は中間期末とも13円で、次回配当が9月末の為注視していたのだが、またまた見逃した銘柄が急騰してしまった。
 今後戻り安値600円前後の戻り安値に期待する他無い。
 この銘柄も時期を逃した事に反省である。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・前澤工業。 
 上下水道機械の最大手。
 7月7日699円の82円高を付けて、7月14日水曜も690円の10円安と堅調だったが、7月15日木曜635円の55円安とかなり値を消した。
 業績好調の上自社株買いに増配と、株価が上がる条件が揃っているように見えたが、ここに来て今期の2桁営業減益見通しがマイナス視された。
 そして7月20日には633円迄値を消し、再び3日間で65円値上がりし698円と値を戻した。
 それなのにそこから3日間で41円も値下がりと乱高下。
 今日は681円の4円高とまたも賊子。
 冷めるとみるか再び高騰すると見るか、何とも悩ましく判断に困る銘柄だ。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・バイク王。 
 中古2輪売買最大手。
 7月9日952円の49円高で、7月13日は1158円の149円高と絶好調。
 昨日8月2日に1313円の111円安と、増担保措置など取引規制強化をネガティブ視しての反落だったが、今日は1335円の22円高と反発。
 何処迄値を飛ばすのか想像も付かない。
 業績好調での株価なのだが、この銘柄実は200円を切る180円台の時から注目していて、遂に手を出せずに今日迄来た。
 こうなると情けないを通り越して、自分の才能の無さが恨めしい。
 しかし投資は才能でするものではない。
 飽くなき探求心と研鑽を積み上げてするものである、と、分かってはいるが、しかしこの状況何とかならないものか。

 注目銘柄☆東証一部3245ディア・ライフで、投資用マンション等を手掛ける。
 ストップ高の後5月中旬に440円の32円安だったが、その後値を戻し今日も472円の3円安と堅調で、配当権利落ちは9月29日とまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がするが、配当が20円と増配しているのに、地合いの悪さで急落そ後の連日反発。
 注目である。

 注目銘柄☆東証一部7618のPCデポで、シニア層主体の顧客を持つPC専門店。
 増配を予定しているのに、この会社が起こしたのではないが、ハッキングや情報流出懸念で相場の全体的な流れでこの業種各社の株価下落に繋がった。
 今日は478円の10円安。
 配当権利落ちは9月29日とまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がするが、下期配当が7円(上期7円で年ベースでは14円)と増配しているのに、地合いの悪さで株価急落。
 また株主優待も有る。
 配当権利落ち月迄には仕込みたいが、狙っていた429円から既にかなり上昇した。
 今後の戻り安値に期待しつつ注目である。

 注目銘柄☆8737・あかつき本社
 中古住宅や老人ホーム等を扱う不動産会社。
 今日も377円の3円高と堅調。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 以前にも保有していた事があり、利益が乗った処てま売却したのだが、今回増収増益で増配するのだとか。
 来月末ぐらい迄に仕込める処で仕込みたい。

 注目銘柄☆2411・ゲンダイエージェンシー。
 パチンコ店の広告を扱う専業1位。
 先週320円の26円高と急上昇。
 今日も352円の変わらずと堅調。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 以前にも保有していた事があり、配当見送りで売却したのだが、今回業績回復で上期3円下期4円と復配するのだとか。
 少し値を戻したら、来月末ぐらい迄に仕込める処で仕込みたい。

 注目銘柄☆3323レカム。
 今日は100円の1円安で配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 とは言え先日も100円を切っていて、再び100円を切れば勝機到来の予感。
 来月末ぐらい迄値動きに注目だ。

 注目銘柄☆3452ビーロット。
 富裕層向け不動産売買。
 今日569円の1円安で配当権利落ち日は12月29日とまだまだ先の為、実際に買うのは夏~秋以降のタイミングで良いような気がする。
 配当は15円だが、100株以上で1000円のクオカードが株主優待で贈られる。
 秋~冬に掛けて値動きに注目だ。

 注目銘柄☆8622水戸証券
 今日296円の2円安で配当権利落ち日は9月29日と少し先の為、実際に買うのは8月~9月のタイミングで良いような気がする。 
 上期6円下期 10円と高配当なのだが、個人的に株主優待のカレンダーが欲しい。
 凄く実用的なのだ。
 来月末ぐらい迄値動きに注目だ。

 危険注意銘柄☆2191「テラ」は急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーで今日は214円の4円高で、凡そ2ヶ月前株価が少し動き始めたと思うや、その後は売りに押され下落した。
 誰かが仕掛けているのかも知れないが、危険なので買わずに注視する。 
 株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。 

 注目銘柄☆7537・丸文が業績好調で5月中旬558円の58円高の値を付け、今日も764円の42円高と絶好調。
 半導体卸の会社である。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。

 注目銘柄☆5017の富士石油は5月末頃272円の53円高と、旧村上ファンド系のファンドの所有が明らかになった、
 今日は248円の3円安と堅調だが、220円台の戻り安値が有れば仕込みたい。

注目銘柄☆3289東急不動産が先日700円の39円高で業績上昇、少し下げていて今日は612円の7円安。
 今後 600円前後に調整すれば狙える。
 とは言えまたも出遅れた自身に反省。

 注目銘柄☆7544スリーエフが先日369円の69円高で業績V字回復予想、今日は315円の変わらずと未だに堅調ではあるが、勝負出来るレンジの一歩前迄調整した。
 再び300円前後なら勝負出来る。

 注目銘柄☆9696のウイザスが、4月末に575円の69円高と決算大幅上方修正でストップ高、今日も576円の20円安と少し下げるも堅調。
 今後500円前後の戻り安値があれば狙える。

 注目銘柄☆1720の東急建設が、一昨日764円の43円安と、基礎杭で不良確認の報を受け大きく下落した。
 今日は780円の2円高。
 配当方針変更で上期20円下期20円と大幅な増配決定後の不祥事で、或いはチャンスかも知れない。
 今後750円前後で狙いたい。

 注目銘柄☆8698のマネックスGが、7月27日に663円の20円安で、7月28日も639円の23円安と続落していて、狙おうと思っていたら7月29日687円の48円高と値を戻した。
 今日も694円の15円安と反落。
 先日米アマゾンでビットコイン決済受入れ否定の報を受け下落し、上期8円下期18.5円と高配当で狙いを付けた。
 ビットコイン関連銘柄はこうした報で一時的に下げる事がある。
 しかし直ぐに値を戻した。
 630円前後の戻り安値があれば東急建設同様、狙える処で狙いたい。

 注目銘柄☆8897のタカラレーベンが、8月2日に322円の20円安と急落。
 今日も318円の4円安。
 株主優待の取り止めがネガティブ視された。
 しかし配当は維持。
 上期4円下期10円と依然として高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 今後下げ止まった処で狙いたい。


  《今日の東京コロナ感染状況》

 今日の東京都のコロナ新規感染者数は3709人と、2日ぷりに3000人台を記録した。
 最早先週と比べてとか、そう言ったレベルの感染者数の増加ではないが、敢えて比べれば前週同曜日から、861人増の感染大激増である。  
 火曜日としては過去最多。
 この内現在入院している重症患者は112人。
 
 そんななか田村憲久厚生労働相は3日の閣議後会見で、新型コロナウイルスの感染拡大地域で入院できるのは重症者や重症化するリスクの高い患者に限定するとの政府方針について、中等症でも「比較的(症状が)軽い方は在宅(療養)をお願いしていく」と説明し、「場合によっては在宅で酸素吸入することもありえる」との認識を示した。
 政府は2日、これまで入院の対象だった中等症と軽症の患者について、重症になるリスクが高い場合をのぞき、原則として自宅療養とするとの方針を発表した。
 方針を見直した理由について田村氏は、感染力がより強いとされるデルタ株への置き換わりで感染状況の「フェーズが変わった」と説明。 
 急速な感染拡大で病床ひっぱくが懸念される中、病床の「余力を持つ(ための)対応をしていかなければならない」とし、「症状が軽く、リスクがそれほど高くないという方は、在宅も含めて対応せざるを得ない」と述べ、理解を求めた。
 感染が急拡大した都市部では、自宅療養中に容体が急変しても、入院に向けた対応に遅れが出る例が相次いだ。
 田村氏は今後、自宅療養中の患者の健康観察を強化するため、自治体が運営する保健所の人員増強のほか、健康観察の入力業務などの民間企業への委託を支援していく考えも示した。
 全国知事会がロックダウン(都市封鎖)のような強い措置の検討を求めている点については、田村氏は「今般の感染拡大という意味では法律をつくる対応は間に合わない」としつつ、今後の感染症対応を想定して「時間がかかってでも国会で議論して戴く話だろう」と語った。

 こうした非常事態が続く中、菅義偉(すが・よしひで)首相は先週7月30日の記者会見で、新型コロナウイルスへの対応に失敗した場合、引責辞任する考えがあるかを問われ、「対応することが私の責任で、私はできると思っている」と語った、と、言う。
 開いた口が塞がらない。
 ワクチン接種の遅れや五輪バブル方式の失敗等、既に対応出来ていないではないか。
 それに今回の医療逼迫も含めてである。
 このまま国民に謝罪もせずに、逃げ仰せるとでも思っているのだろうか。
 それに東洋の魔女発言こそしなくなったが、菅総理は事ここに及んでも、パラリンピックでさえ中止しない意向だ。
 してみると日本人は自分で自分の身を守るしかない、と、言う事。
 最早菅総理はバッハ会長同様に、日本国民の敵でしかない
 秋の総選挙で政権交代したとしたら、次の与党には菅総理を始め現政権の閣僚等に、責任だけは取らせて欲しい。

  《今夜のニューヨーク市場》

 今夜のニューヨークダウは開場2時間の株価で、$35019の$181高と反発。
 またナスダックも$14697の$16高と、僅かながらも続伸。  

 【市場概況】

 3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落で始まった。
 米長期金利の低下が続き景気減速への警戒感が高まり、景気敏感株を中心に売りが出た。
 一方、高PER(株価収益率)のハイテク株は底堅く、相場を支えている。
 3日朝の米債券市場で長期金利は一時1.15%前後と、前日に付けた低水準に並んだ。
 新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染拡大が世界景気の回復を鈍らせるとの見方が債券買いを誘っている。
 景気敏感株が下げを主導し、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス、化学のダウや航空機のボーイングが安い。
 長期金利の低下でゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株も売られた。  
 コロナ感染の再拡大が重荷となり、娯楽・映画のウォルト・ディズニーも下げている。
 一方、スマートフォンのアップル、ソフトウエアのマイクロソフトなど主力のハイテク株は小幅高で推移している。
 日用品のプロクター・アンド・ギャンブルなどディフェンシブ株も高い物が目立つ。

 この様子では明日の東京も、反発で間違い無いだろう。
 それにしてもこのコロナ感染激増下の、しかもオリンピック開催中の東京での上げ相場は、どうにも納得出来ない。 
 とは言え日経ダブルインバースの買い場が到来したと思うべき。
 今少し値が上がれば、その時にはまた日経ダブルインバースを買いに入る。

  《今日の依存症治療と総括》

 何が何でも弱気の立場を貫く私は、何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 それにしても、「不必要な射幸心は捨て、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は良い。
 読む度に競馬やパチンコをする阿保らしさが身に沁みるのだ。
 依存症は完治しない病である。
 気を引き締めて頑張らねば。
 しかし何だかんだで、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせた。 
 今日の競馬やパチンコでの無事はスーパーに買い出しに行ったお蔭か。
 競馬やパチンコの事を丸1日考えなかった。

 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の反落で確実としたい。
 兎に角明日日経平均が小幅続落なら発泡酒。
 26000円台に突入して大幅続落なら、明日こそビール。
 上昇ならお茶を飲んで早め就寝だ。  
 明日こそはビールが飲みたいものだが、しかしながら明日の日経平均は反発濃厚。
  やはり今日に続いてお茶なのだろうか。

 追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ      
    れてしまった。
    来月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
    ちなみに今日は日経平均が反落した。   
    しかし明日はワクチン接種なので、酒
    は発泡酒と言えど明日迄持ち越し。
    明日もお茶が続くのかと思うと、トホ    
    ホである。
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