第435話 2年目の3ヶ月と7日目 8月1日(日)
文字数 6,591文字
《一昨夜のニューヨーク市場と週明けの東京》
今日は日曜で東京市場は休場。
一昨夜のニューヨークダウは大引けの株価で、$34935の$149安と反落。
またナスダックも$14672の$105安と、こちらも反落。
30日のニューヨークダウ工業株30種平均は反落して始まった。
29日夕に四半期決算を発表したネット通販のアマゾン・ドット・コムが大幅に下落して始まり、投資家心理の悪化に伴う売りが他の主力ハイテク株にも波及している。
アマゾンが発表した2021年4~6月期決算では売上高が18年7~9月期以来、11四半期ぶりに市場予想を下回った。
新型コロナウイルスのワクチン普及に伴い、経済活動の正常化が進んだ結果、ネット通販の増収率が大きく鈍化した。
7~9月期業績は一段と伸び率が低下するとの見通しも示し、
株価は8%安となった。
スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなど他の主力ハイテク株も下落して始まった。
ダウ平均構成銘柄以外では交流サイトのフェイスブックが安い。
ただ、指数の下げ幅は限られている。
四半期決算が市場予想を上回った日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)と石油のシェブロンが上昇し、ダウ平均を下支えしている。
朝方発表の米個人消費支出(PCE)デフレーターで、変動が激しい食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比3.5%上昇と市場予想(3.6%上昇)を下回った。
前月比でも0.4%上昇と市場予想(0.6%上昇)を下回った。同指数は米連邦準備理事会(FRB)が物価指標として重視している。
早期の金融引き締め観測がやや和らいだことも、安心感につながった。
この様子では週明けの東京も、続落で間違い無いだろう。
それにこのコロナ感染激増下の、しかもオリンピック開催中の東京の上げ相場は無理筋。
そうなると日経ダブルインバースの買い場が無いのが辛い。
しかしこのまま一本調子で下げるとも考え難く、何処かで値を戻すだろうから、その時にまた日経ダブルインバースを買いに入る。
先日は日本勢が五輪で10個以上の金メダルを取れば、株価が上がる。
こんなリポートを三井住友DSアセットマネジメントがまとめた。
過去の夏季五輪での金メダル獲得数と期間中の株価の動きを調べたところ、日本勢の活躍に呼応するように日経平均株価も上昇していたという。
リポートでは、金メダルを11個獲得した1968年のメキシコ大会で平均株価が2.3%上昇したのを皮切りに、72年のミュンヘン(13個)、84年のロサンゼルス(10個)、2004年のアテネ(16個)、16年のリオデジャネイロ(12個)と軒並み株価が上昇した。
市場関係者は日本選手が活躍することに期待を寄せている。
そして今回の東京五輪で日本選手は過去最高に躍動し、実際にメダルラッシュか起こったのだが、東京市場は下落する一方で、市場関係者の思惑は完全に外れた。
トヨタ始め経団連も経済界同友会も、財界要人はオリンピック開会式に欠席し、今回の東京五輪に事実上ノーを突き付けた格好。
それに東京を始め、感染拡大が止まらないデルタ株の脅威で、オリンピックの結果が良くても経済の好転にはとても結び付かない。
国内では医療逼迫から医療崩壊迄叫ばれる中、東京市場は下落の一途を辿っている。
とは言えニューヨークは市場最高値は更新し活況を極めている。
そんな折この程度のニューヨークの下げ幅なら、週明けは小動きだろう。
私としては弱気を貫くのみで、来週中頃に相場が少し戻れば日経ダブルインバースを買う。
しかし来週以降ニューヨークが大幅に下げる事があると、東京市場もそれに連動する筈。
或いはこのまま一方的な下げ相場にならないとは限らない。
何れにせよ明日月曜の東京の下げ幅に注目。
《今日のニュース》
大きいニュースでは、NTTドコモがまとめた1日午後3時時点の人出は、全国の主要駅や繁華街計95地点のうち約7割の68地点で前週日曜の7月25日から減った。
新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が続く東京都、沖縄県に加え、8月2日から宣言対象地域の埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県で、いずれも減少が目立った。
東京都では12地点中、9地点で前週を下回った。東京駅は感染拡大前の休日平均と比べ61.8%減で、前週から4.7ポイント低下。沖縄県は国際通りなど3地点全てで減少した。
緊急事態宣言の適用を控えた神奈川県の「横浜中華街駅」は7.5ポイント、大阪・梅田は4.8ポイント下がった。
また神奈川、千葉、埼玉の首都圏3県と大阪府に2日から新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が適用され、対象地域はすでに適用されている東京都、沖縄県を含む6都府県に拡大される。
期限はいずれも31日まで。
政府は感染急拡大に焦りの度合いを強めているが、「第5波」という新たな局面に入ったことを踏まえた緻密な出口戦略を描く作業が急務となっている。
政府が東京都に22日を期限とした4度目の宣言適用を決めたのは7月8日。
この頃、都内の新規感染者数は800~900人台で推移しており、4千人を超える事態に発展するのは想定外だった。
「これだけ増えると今のペースでワクチンを打っても8月22日では感染者数が落ちない。誤算だった」
ある関係閣僚は東京都の宣言期限を延長した理由をこう語った。
宣言の効果は期待できないが、何もしないよりいい。
対象拡大にはそんな思いがにじむ。
追加した地域は適用を要請してきた自治体だけだ。
要請がなくても適用したケースは過去にあり、今回政府内には全国への適用を求める声もあった。
しかし、宣言の効果に疑問符がつけられる以上、一方的に決めるのは避けた。
そこには受け身の姿勢が透けてみえる。
もっとも、強気な姿勢も示しており、西村康稔経済再生担当相は7月30日の記者会見で「ワクチン接種が順調に進めば、8月下旬ごろには今の欧米並みになる」と指摘。
社会活動を本格的に再始動させるために「ライブハウスや飲食店、イベントで実証的なことができないか検討を急いでいる」と述べた。
イベントなどの参加者全員に検査を行うことなどが念頭にある。
田村憲久厚生労働相も会見で「行動制約を緩めていく姿を見せていかないと、国民はいつまでもわれわれのメッセージを聞いてくれない」と将来像を示す必要性を強調する。
宣言の解除基準の見直しも必要だろう。
政府が活用する感染状況のステージ別指標は、新型コロナ対策分科会が昨年8月に提言したもので、①病床の逼迫具合②療養者数③PCR陽性率④新規感染者数⑤感染経路不明割合-などで構成している。
だが、指標が作られた当時、感染力の強いインド由来の変異株(デルタ株)は存在せずワクチン接種も始まっていなかった。
現在はワクチン効果で高齢者の重症者は激減。ワクチンが行き渡っていない40~50歳代の重症者の増加や、感染が拡大する20~30歳代に広がるワクチンへの忌避感が新たな課題となっている。
接種率、重症者数、病床使用率などを総合的に判断する必要があり、従来の指標にこだわりすぎては、いつまでも解除できない事態に陥りかねない。
若年層の接種に対するインセンティブ(動機付け)、ワクチンパスポート(接種証明書)の国内活用の検討も急がれる。
将来像の提示、根本的な宣言解除基準の見直し、世代別対策の実施など矢継ぎ早に攻めていかない限り、出口は見えてこない。
それにしでも先日の菅総理の、「パラリンピックは有観客で」、或いは「人流が減少している」、とのコメントは、一体何を意図してのものなのか。
そんなコメントをすれば国民感情を逆撫でする事くらい、普通に考えれば小中学生にだって分かる。
総理の脳に疾患が有るとしか言い様がない。
或いは彼自身の気付かないうちに脳梗塞を起こしたのでは、と、凄く心配になる。
一度然るべき医師に診て貰うべきだ。
その上で菅総理の脳が正常だったのなら、彼はオリンピック以外の情報を、たとえコロナ関連の重要な情報だとしても、内閣官房や補佐官から聞いていないのだろう。
だとすれば肯ける。
何れにしても菅総理が日本の総理大臣だと言う事が、神の与えたもうた日本人への罰としか思いようがない。
してみるとワクチン取得の遅れ、そして安全安心でないオリンピックの強行開催、或いは五輪開催中の感染大激増と、何もかも大失敗な菅政権の暴走を、このまま放置しておいて良いのだろうか。
こうなったら3Aも2Fも無い。
派閥争いは止めて与党自民党には1日も早く菅総理を下ろして、新たな総裁を立てて欲しいと思う。
石破氏でも河野氏でも、極端な話菅氏以外なら誰でも良い。
パラリンピックを直ちに中止もしくは延期にし、済んでしまった事とは言えオリンピック開催の非を認めて国民に謝罪し、ワクチン接種に全力を尽くすと同時に、国民に対して危機感を訴えて欲しい。
オリンピックの放映権料が入ってホクホクしている今なら、金の事しか考えていないボッタクリ男爵バッハ氏ならばこそ、首を縦に振ってくれると思う。
自民党には正気を取り戻して欲しい。
そうしなければ日本と日本人はコロナに滅ぼされ、その後イスラエルのような不安定な連立政権が国を率いる事になる。
今の立民ではこの状況をどうしようも出来ないように思う。
自民党は日本と日本人の為に結束し、直ちに菅総理を下ろして正気を取り戻して欲しい。
国家存亡の危機に立ち向かって欲しい。
と、しかしこれは、私の独りごとに終わってしまうのだろうか。
そうはなって欲しくないのだが・・・・・。
しかし結局の処は菅総理のまま総選挙に突入し、自民党は大敗。
政権交代と言うよりは、歪な連立政権が誕生し、自民党は野党に。
五輪パラを終えた傷だらけの日本は、デルタ株感染の急激な拡大と政治の混乱で、瀕死の状況に陥るのだろう。
もう自民党には何も期待しない方が良い。
それが今言えるたった1つの真実である。
それから国際ニュースでは、ミャンマー国軍が設置した最高意思決定機関「国家統治評議会」は1日、議長で国軍トップのミン・アウン・フライン総司令官を首相とする暫定政府が発足したと発表した。
総司令官はクーデターから半年に合わせた国営テレビでの演説で、非常事態宣言終了後の2023年8月までに再選挙を実施すると表明。
東南アジア諸国連合(ASEAN)の特使を受け入れる姿勢も示した。
総司令官が具体的な選挙の時期に言及したのは初めて。
民主的な手続きを国内外に印象付ける一方、暫定首相就任で一層の権威付けを図り、自ら前面に立って統治する姿勢を鮮明にした。
また8月1日、ミャンマーは国軍によるクーデターから半年を迎えるが、実権を奪取した軍政は、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外相やウィン・ミン大統領ら民主政権の幹部を拘束し、反軍政を掲げて抵抗運動を続ける市民とその運動に共鳴して対決姿勢を強める少数民族武装組織との間で衝突が激化している。
反軍政運動の市民への実弾発砲を含めた強硬弾圧が続く中、コロナウイルスの感染拡大も深刻化しており、ミャンマー国民は「軍とコロナ」という2重苦に直面する厳しい局面に立たされている。
そんな中ミン・アウン・フライン国軍司令官をトップとする軍政は、着々と既成事実を積み重ね軍政による国家支配基盤を固めつつある。
国際社会は経済制裁などで軍政への包囲網を築こうとしているが、中国やロシアによる支援もあり、軍政は欧米の反発も「想定内の痛くもかゆくもない対抗措置」として無視し、我が道を行く姿勢を続けている。
ミャンマーも加盟国である「東南アジア諸国連合(ASEAN)」による調停工作も、4月にミャンマーも合意した「ASEAN特使」派遣による調整も、特使派遣には至っていない。
軍政の「合意を守る」という「建て前主張」の前に実質的膠着状態になっており、軍政は思うままに支配と弾圧の強化を進め、着々とその地歩を固めつつあり、問題解決の糸口すら見えてこない状況が続いている。
これはまさに軍政にとっては思う壺だが、民主政権の復活を切望する国民にとっては「どこまで続く泥濘ぞ」という状況にほかならず、国民の「塗炭の苦しみ」は今もなお続いている。
《今日の東京コロナ感染状況》
今日の東京都のコロナ新規感染者数は3058人と、日曜では初めて3000人を越えた。
最早先週と比べてとか、そう言ったレベルの感染者数の増加ではないが、敢えて比べれば前週同曜日から、1295人増の感染大激増である。
都の担当者は「高齢者の多くがワクチンを接種していても、感染が急拡大しているため、中高年を中心とした重症者の増加につながっている」と話し、医療提供体制がひっ迫し始めている厳しい状況に危機感を示している。
こうした非常事態の中、菅義偉(すが・よしひで)首相は7月30日の記者会見で、新型コロナウイルスへの対応に失敗した場合、引責辞任する考えがあるかを問われ、「対応することが私の責任で、私はできると思っている」と語った、と、言う。
開いた口が塞がらない。
ワクチン接種の遅れや五輪バブル方式の失敗等、既に対応出来ていないではないか。
このまま国民に謝罪もせずに、逃げ仰せるとでも思っているのだろうか。
それに東洋の魔女発言こそしなくなったが、菅総理は事ここに及んでも、パラリンピックでさえ中止しない意向だ。
してみると日本人は自分で自分の身を守るしかない、と、言う事。
最早菅総理はバッハ会長同様に、日本国民の敵でしかない
秋の総選挙で政権交代したとしたら、次の与党には菅総理を始め現政権の閣僚等に、責任だけは取らせて欲しい。
《馬券を買わなければこんなに得する!》
今日も競馬依存症治療の方は到って順調。
さて祭日なので先月から始めた新企画、「馬券を買わなければこんなに幸せ」、に続く、「馬券を買わなければこんなに得する」と、競馬をしないと得する事について書くコーナー。
第24話
今日も馬券を買わなかったが、今日も中央競馬が開催されている事さえ忘れていた。
気が付いた時には、17時00分を回っていた。
で、今日競馬をしなくて得をしたのは、競馬を忘れていた為ストレスが全く無かった事。
もし買っていたらも何も、損しようがない。
1円も損していないから、1日幸せな気分で居られた事は言う迄もなく、競馬の無い人生は最高に幸せ、と、感じられた1日であった。
それにしても「射幸心を捨てて、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は効果大だ。
馬券を買う気が失せる処か、競馬自体が社会の害悪としか思えないようになっている。
日本全体が馬券を買わない気運になれば、宿敵JRAが潰れる可能性も出て来る。
そんな夢のような出来事を夢想する私。
何と言っても馬券を買わないと、馬券を買いに行く労力も負けての精神的ストレスも無い。
お金もそうだが、やはり精神的ストレスを感じ無いのが、1番の幸せだ。
とか、言っている間に、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間も過ぎた。
やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、中央競馬が開催されている事さえ忘れていたお蔭だろう。
で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の続落で確実としたい。
なので仮に小幅続落なら発泡酒。
そこそこの続落なら久しぶりにビールを。
上昇ならお茶を飲んで早め就寝だが、明日は最低限発泡酒は飲めそうな気配。
或いはビール迄有るのか。
兎に角明日は早起きしよう。
最近はJRAの場外馬券売場は開いているものの、買いに行くのが面倒臭いを通り越して、場外馬券売場の存在意義への不信が募り、馬券を買う事を害悪とさえ思うようになって来た。
自画自賛になるが私も成長したものだ。
射幸心を捨てて貧乏を受け入れるに限る。
追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ
れてしまった。
来月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
なので表紙は飽く迄イメージ。
今日は日曜で東京市場は休場。
一昨夜のニューヨークダウは大引けの株価で、$34935の$149安と反落。
またナスダックも$14672の$105安と、こちらも反落。
30日のニューヨークダウ工業株30種平均は反落して始まった。
29日夕に四半期決算を発表したネット通販のアマゾン・ドット・コムが大幅に下落して始まり、投資家心理の悪化に伴う売りが他の主力ハイテク株にも波及している。
アマゾンが発表した2021年4~6月期決算では売上高が18年7~9月期以来、11四半期ぶりに市場予想を下回った。
新型コロナウイルスのワクチン普及に伴い、経済活動の正常化が進んだ結果、ネット通販の増収率が大きく鈍化した。
7~9月期業績は一段と伸び率が低下するとの見通しも示し、
株価は8%安となった。
スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなど他の主力ハイテク株も下落して始まった。
ダウ平均構成銘柄以外では交流サイトのフェイスブックが安い。
ただ、指数の下げ幅は限られている。
四半期決算が市場予想を上回った日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)と石油のシェブロンが上昇し、ダウ平均を下支えしている。
朝方発表の米個人消費支出(PCE)デフレーターで、変動が激しい食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比3.5%上昇と市場予想(3.6%上昇)を下回った。
前月比でも0.4%上昇と市場予想(0.6%上昇)を下回った。同指数は米連邦準備理事会(FRB)が物価指標として重視している。
早期の金融引き締め観測がやや和らいだことも、安心感につながった。
この様子では週明けの東京も、続落で間違い無いだろう。
それにこのコロナ感染激増下の、しかもオリンピック開催中の東京の上げ相場は無理筋。
そうなると日経ダブルインバースの買い場が無いのが辛い。
しかしこのまま一本調子で下げるとも考え難く、何処かで値を戻すだろうから、その時にまた日経ダブルインバースを買いに入る。
先日は日本勢が五輪で10個以上の金メダルを取れば、株価が上がる。
こんなリポートを三井住友DSアセットマネジメントがまとめた。
過去の夏季五輪での金メダル獲得数と期間中の株価の動きを調べたところ、日本勢の活躍に呼応するように日経平均株価も上昇していたという。
リポートでは、金メダルを11個獲得した1968年のメキシコ大会で平均株価が2.3%上昇したのを皮切りに、72年のミュンヘン(13個)、84年のロサンゼルス(10個)、2004年のアテネ(16個)、16年のリオデジャネイロ(12個)と軒並み株価が上昇した。
市場関係者は日本選手が活躍することに期待を寄せている。
そして今回の東京五輪で日本選手は過去最高に躍動し、実際にメダルラッシュか起こったのだが、東京市場は下落する一方で、市場関係者の思惑は完全に外れた。
トヨタ始め経団連も経済界同友会も、財界要人はオリンピック開会式に欠席し、今回の東京五輪に事実上ノーを突き付けた格好。
それに東京を始め、感染拡大が止まらないデルタ株の脅威で、オリンピックの結果が良くても経済の好転にはとても結び付かない。
国内では医療逼迫から医療崩壊迄叫ばれる中、東京市場は下落の一途を辿っている。
とは言えニューヨークは市場最高値は更新し活況を極めている。
そんな折この程度のニューヨークの下げ幅なら、週明けは小動きだろう。
私としては弱気を貫くのみで、来週中頃に相場が少し戻れば日経ダブルインバースを買う。
しかし来週以降ニューヨークが大幅に下げる事があると、東京市場もそれに連動する筈。
或いはこのまま一方的な下げ相場にならないとは限らない。
何れにせよ明日月曜の東京の下げ幅に注目。
《今日のニュース》
大きいニュースでは、NTTドコモがまとめた1日午後3時時点の人出は、全国の主要駅や繁華街計95地点のうち約7割の68地点で前週日曜の7月25日から減った。
新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が続く東京都、沖縄県に加え、8月2日から宣言対象地域の埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県で、いずれも減少が目立った。
東京都では12地点中、9地点で前週を下回った。東京駅は感染拡大前の休日平均と比べ61.8%減で、前週から4.7ポイント低下。沖縄県は国際通りなど3地点全てで減少した。
緊急事態宣言の適用を控えた神奈川県の「横浜中華街駅」は7.5ポイント、大阪・梅田は4.8ポイント下がった。
また神奈川、千葉、埼玉の首都圏3県と大阪府に2日から新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が適用され、対象地域はすでに適用されている東京都、沖縄県を含む6都府県に拡大される。
期限はいずれも31日まで。
政府は感染急拡大に焦りの度合いを強めているが、「第5波」という新たな局面に入ったことを踏まえた緻密な出口戦略を描く作業が急務となっている。
政府が東京都に22日を期限とした4度目の宣言適用を決めたのは7月8日。
この頃、都内の新規感染者数は800~900人台で推移しており、4千人を超える事態に発展するのは想定外だった。
「これだけ増えると今のペースでワクチンを打っても8月22日では感染者数が落ちない。誤算だった」
ある関係閣僚は東京都の宣言期限を延長した理由をこう語った。
宣言の効果は期待できないが、何もしないよりいい。
対象拡大にはそんな思いがにじむ。
追加した地域は適用を要請してきた自治体だけだ。
要請がなくても適用したケースは過去にあり、今回政府内には全国への適用を求める声もあった。
しかし、宣言の効果に疑問符がつけられる以上、一方的に決めるのは避けた。
そこには受け身の姿勢が透けてみえる。
もっとも、強気な姿勢も示しており、西村康稔経済再生担当相は7月30日の記者会見で「ワクチン接種が順調に進めば、8月下旬ごろには今の欧米並みになる」と指摘。
社会活動を本格的に再始動させるために「ライブハウスや飲食店、イベントで実証的なことができないか検討を急いでいる」と述べた。
イベントなどの参加者全員に検査を行うことなどが念頭にある。
田村憲久厚生労働相も会見で「行動制約を緩めていく姿を見せていかないと、国民はいつまでもわれわれのメッセージを聞いてくれない」と将来像を示す必要性を強調する。
宣言の解除基準の見直しも必要だろう。
政府が活用する感染状況のステージ別指標は、新型コロナ対策分科会が昨年8月に提言したもので、①病床の逼迫具合②療養者数③PCR陽性率④新規感染者数⑤感染経路不明割合-などで構成している。
だが、指標が作られた当時、感染力の強いインド由来の変異株(デルタ株)は存在せずワクチン接種も始まっていなかった。
現在はワクチン効果で高齢者の重症者は激減。ワクチンが行き渡っていない40~50歳代の重症者の増加や、感染が拡大する20~30歳代に広がるワクチンへの忌避感が新たな課題となっている。
接種率、重症者数、病床使用率などを総合的に判断する必要があり、従来の指標にこだわりすぎては、いつまでも解除できない事態に陥りかねない。
若年層の接種に対するインセンティブ(動機付け)、ワクチンパスポート(接種証明書)の国内活用の検討も急がれる。
将来像の提示、根本的な宣言解除基準の見直し、世代別対策の実施など矢継ぎ早に攻めていかない限り、出口は見えてこない。
それにしでも先日の菅総理の、「パラリンピックは有観客で」、或いは「人流が減少している」、とのコメントは、一体何を意図してのものなのか。
そんなコメントをすれば国民感情を逆撫でする事くらい、普通に考えれば小中学生にだって分かる。
総理の脳に疾患が有るとしか言い様がない。
或いは彼自身の気付かないうちに脳梗塞を起こしたのでは、と、凄く心配になる。
一度然るべき医師に診て貰うべきだ。
その上で菅総理の脳が正常だったのなら、彼はオリンピック以外の情報を、たとえコロナ関連の重要な情報だとしても、内閣官房や補佐官から聞いていないのだろう。
だとすれば肯ける。
何れにしても菅総理が日本の総理大臣だと言う事が、神の与えたもうた日本人への罰としか思いようがない。
してみるとワクチン取得の遅れ、そして安全安心でないオリンピックの強行開催、或いは五輪開催中の感染大激増と、何もかも大失敗な菅政権の暴走を、このまま放置しておいて良いのだろうか。
こうなったら3Aも2Fも無い。
派閥争いは止めて与党自民党には1日も早く菅総理を下ろして、新たな総裁を立てて欲しいと思う。
石破氏でも河野氏でも、極端な話菅氏以外なら誰でも良い。
パラリンピックを直ちに中止もしくは延期にし、済んでしまった事とは言えオリンピック開催の非を認めて国民に謝罪し、ワクチン接種に全力を尽くすと同時に、国民に対して危機感を訴えて欲しい。
オリンピックの放映権料が入ってホクホクしている今なら、金の事しか考えていないボッタクリ男爵バッハ氏ならばこそ、首を縦に振ってくれると思う。
自民党には正気を取り戻して欲しい。
そうしなければ日本と日本人はコロナに滅ぼされ、その後イスラエルのような不安定な連立政権が国を率いる事になる。
今の立民ではこの状況をどうしようも出来ないように思う。
自民党は日本と日本人の為に結束し、直ちに菅総理を下ろして正気を取り戻して欲しい。
国家存亡の危機に立ち向かって欲しい。
と、しかしこれは、私の独りごとに終わってしまうのだろうか。
そうはなって欲しくないのだが・・・・・。
しかし結局の処は菅総理のまま総選挙に突入し、自民党は大敗。
政権交代と言うよりは、歪な連立政権が誕生し、自民党は野党に。
五輪パラを終えた傷だらけの日本は、デルタ株感染の急激な拡大と政治の混乱で、瀕死の状況に陥るのだろう。
もう自民党には何も期待しない方が良い。
それが今言えるたった1つの真実である。
それから国際ニュースでは、ミャンマー国軍が設置した最高意思決定機関「国家統治評議会」は1日、議長で国軍トップのミン・アウン・フライン総司令官を首相とする暫定政府が発足したと発表した。
総司令官はクーデターから半年に合わせた国営テレビでの演説で、非常事態宣言終了後の2023年8月までに再選挙を実施すると表明。
東南アジア諸国連合(ASEAN)の特使を受け入れる姿勢も示した。
総司令官が具体的な選挙の時期に言及したのは初めて。
民主的な手続きを国内外に印象付ける一方、暫定首相就任で一層の権威付けを図り、自ら前面に立って統治する姿勢を鮮明にした。
また8月1日、ミャンマーは国軍によるクーデターから半年を迎えるが、実権を奪取した軍政は、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外相やウィン・ミン大統領ら民主政権の幹部を拘束し、反軍政を掲げて抵抗運動を続ける市民とその運動に共鳴して対決姿勢を強める少数民族武装組織との間で衝突が激化している。
反軍政運動の市民への実弾発砲を含めた強硬弾圧が続く中、コロナウイルスの感染拡大も深刻化しており、ミャンマー国民は「軍とコロナ」という2重苦に直面する厳しい局面に立たされている。
そんな中ミン・アウン・フライン国軍司令官をトップとする軍政は、着々と既成事実を積み重ね軍政による国家支配基盤を固めつつある。
国際社会は経済制裁などで軍政への包囲網を築こうとしているが、中国やロシアによる支援もあり、軍政は欧米の反発も「想定内の痛くもかゆくもない対抗措置」として無視し、我が道を行く姿勢を続けている。
ミャンマーも加盟国である「東南アジア諸国連合(ASEAN)」による調停工作も、4月にミャンマーも合意した「ASEAN特使」派遣による調整も、特使派遣には至っていない。
軍政の「合意を守る」という「建て前主張」の前に実質的膠着状態になっており、軍政は思うままに支配と弾圧の強化を進め、着々とその地歩を固めつつあり、問題解決の糸口すら見えてこない状況が続いている。
これはまさに軍政にとっては思う壺だが、民主政権の復活を切望する国民にとっては「どこまで続く泥濘ぞ」という状況にほかならず、国民の「塗炭の苦しみ」は今もなお続いている。
《今日の東京コロナ感染状況》
今日の東京都のコロナ新規感染者数は3058人と、日曜では初めて3000人を越えた。
最早先週と比べてとか、そう言ったレベルの感染者数の増加ではないが、敢えて比べれば前週同曜日から、1295人増の感染大激増である。
都の担当者は「高齢者の多くがワクチンを接種していても、感染が急拡大しているため、中高年を中心とした重症者の増加につながっている」と話し、医療提供体制がひっ迫し始めている厳しい状況に危機感を示している。
こうした非常事態の中、菅義偉(すが・よしひで)首相は7月30日の記者会見で、新型コロナウイルスへの対応に失敗した場合、引責辞任する考えがあるかを問われ、「対応することが私の責任で、私はできると思っている」と語った、と、言う。
開いた口が塞がらない。
ワクチン接種の遅れや五輪バブル方式の失敗等、既に対応出来ていないではないか。
このまま国民に謝罪もせずに、逃げ仰せるとでも思っているのだろうか。
それに東洋の魔女発言こそしなくなったが、菅総理は事ここに及んでも、パラリンピックでさえ中止しない意向だ。
してみると日本人は自分で自分の身を守るしかない、と、言う事。
最早菅総理はバッハ会長同様に、日本国民の敵でしかない
秋の総選挙で政権交代したとしたら、次の与党には菅総理を始め現政権の閣僚等に、責任だけは取らせて欲しい。
《馬券を買わなければこんなに得する!》
今日も競馬依存症治療の方は到って順調。
さて祭日なので先月から始めた新企画、「馬券を買わなければこんなに幸せ」、に続く、「馬券を買わなければこんなに得する」と、競馬をしないと得する事について書くコーナー。
第24話
今日も馬券を買わなかったが、今日も中央競馬が開催されている事さえ忘れていた。
気が付いた時には、17時00分を回っていた。
で、今日競馬をしなくて得をしたのは、競馬を忘れていた為ストレスが全く無かった事。
もし買っていたらも何も、損しようがない。
1円も損していないから、1日幸せな気分で居られた事は言う迄もなく、競馬の無い人生は最高に幸せ、と、感じられた1日であった。
それにしても「射幸心を捨てて、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は効果大だ。
馬券を買う気が失せる処か、競馬自体が社会の害悪としか思えないようになっている。
日本全体が馬券を買わない気運になれば、宿敵JRAが潰れる可能性も出て来る。
そんな夢のような出来事を夢想する私。
何と言っても馬券を買わないと、馬券を買いに行く労力も負けての精神的ストレスも無い。
お金もそうだが、やはり精神的ストレスを感じ無いのが、1番の幸せだ。
とか、言っている間に、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間も過ぎた。
やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、中央競馬が開催されている事さえ忘れていたお蔭だろう。
で、明日の競馬やパチンコでの無事は、日経平均の続落で確実としたい。
なので仮に小幅続落なら発泡酒。
そこそこの続落なら久しぶりにビールを。
上昇ならお茶を飲んで早め就寝だが、明日は最低限発泡酒は飲めそうな気配。
或いはビール迄有るのか。
兎に角明日は早起きしよう。
最近はJRAの場外馬券売場は開いているものの、買いに行くのが面倒臭いを通り越して、場外馬券売場の存在意義への不信が募り、馬券を買う事を害悪とさえ思うようになって来た。
自画自賛になるが私も成長したものだ。
射幸心を捨てて貧乏を受け入れるに限る。
追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ
れてしまった。
来月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
なので表紙は飽く迄イメージ。