第461話 2年目の4ヶ月と2日目 8月27日(金)

文字数 17,706文字

 《今日の東京市場》

 今日の東京市場は予測通り反落して引けたが、下げ幅は極僅かだった。
 今日はニューヨークの大引けと同調する様に反落して引けたが、ここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 無論ここ最近の東京市場は、中国始めアジア市場の方が連動性が高いと言われているのは承知しているが、ニューヨークと逆の動きをする事の方が多いとは、何か狐に摘ままれたよう。
 また今日程度の下げ相場では例の如く日銀のTOPIX買い入れは無く、6月に2ヶ月ぶりにTOPIXを一度だけ701億円買い入れたきり。
 余程の下げ幅の時以外には、日銀のTOPIX買い入れは無いようだ。
 例えば1日200円~300円程度の下げ幅が20日間連続で続き、1ヶ月4~6000円を越える下げ幅になっても、1日の下げ幅がその程度なら日銀は動かないのだろうか。
 その辺りは全くの謎だ。
 結局今日の日経平均の引値は27641円の101円安と、今日も小動きに終始した。
 それから日経ダブルインバースが、445円の2円高と続伸した。
 
 先日つい436円でその日の一番高い所を掴んでしまった私だが、日経ダブルインバースの買値平均値は8月16日1日でプラス圏に入った。
 買った時は自身大いに反省していたのだが、8月16日1日でその必要が無くなった。
 お蔭で私の買値平均値はずっとプラス圏を保っていたのだが、24日から遂にマイナス圏へ。
 しかし今日再びプラス圏へ。

 【市場概況】

 27日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比101円15銭(0.36%)安の2万7641円14銭で終えた。
 米連邦準備理事会(FRB)による早期のテーパリング(量的金融緩和の縮小)観測などで米株高が前日に一服し、東京市場でも投資家は運用リスクをとりにくくなった。
 下げ幅を朝方に一時260円まで広げたが、日本時間夜にパウエルFRB議長の講演を控えており、次第に様子見ムードが広がった。
 FRB高官が26日に相次いで緩和縮小に前向きととれる発言をしたため、テーパリングを前倒しするのではとの警戒感が強まって前日の米株式相場は上昇が一服した。
 市場では、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないなかでの早期のテーパリングが景気に与える悪影響を懸念する声が聞かれた。
 アフガニスタンの首都カブールの国際空港の周辺で26日に自爆テロが発生し、地政学リスクが改めて意識されたことも投資家心理を下向かせた。
 日本国内に目を移しても「緊急事態宣言の対象地域拡大や、自民党総裁選を含む政治をめぐる不透明感など、投資家が買いに慎重になる材料が多い」(ブーケ・ド・フルーレットの馬渕治好代表)との指摘があった。
 もっとも、売り一巡後は日経平均は下げ幅を縮小した。
 日本時間夜のジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演内容を見極めたいとして持ち高を一方向に傾ける動きは限定的だった。

 東証株価指数(TOPIX)は続落し、6.58ポイント(0.34%)安の1928.77で終えた。
 JPX日経インデックス400は5営業日ぶりに反落した。

 東証1部の売買代金は概算で2兆1135億円。 
 売買高は8億6985万株だった。
 東証1部の値下がり銘柄数は1175、値上がりは880、変わらずは134だった。

 キヤノンやオリンパスが売られた。
 清水建や大林組も下落。
 半面、郵船や商船三井など海運大手がそろって大幅高となった。 
 パナソニックやアルプスアルも高い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 
 【ドル/円と出来高】

 $¥レートは110.02円、と、110円台のままやや円高ドル安傾向。
 東証一部の総取引額は昨日から1日置いて増加し、2兆1135億円と昨日よりも商いが凡そ1075億円程増加し売り優勢。
 下げ主導故か、取引額増加で売り優勢の日が続いている。
 今日も取引額増加で売り優勢と、弱気の私に取っては喜ぶべき現象。
 とは言え上げ下げどちらか一辺倒の相場くくくかとはならずに、煮え切らない相場が続きそう。

⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
 7月12日に日経平均が大幅上昇した事を受けて、弱気の私は423円で日経ダブルインバースを買い増し、また8月12日に日経平均が後場に掛けて下げたので436円で買い増したのだが、皆様には余りお薦めしない。
 何となれば投資家やアナリストのマジョリティは強気一辺倒なので、私なんぞ弱気の変わり者は完全にマイノリティだからである。
 ちなみに今日は445円の2円高。
 とは言えリスクヘッジと考えて、余り値動きを気にするのは止めるようにしている。
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

  《今日のニュース》

 大きいニュースでは、文部科学省は27日、学校で感染者が確認された場合の対応ガイドライン(運用指針)を発表した。
 複数の学年閉鎖が起きた際の臨時休校の実施検討などを求めている。
 ガイドラインでは、「学級閉鎖」、「学年閉鎖」、「学校全体の臨時休校」の三段階で判断基準をまとめた。
 「学級閉鎖」は、〈1〉同じ学級で複数の児童生徒らの感染判明〈2〉感染者が1人でも、周囲に風邪のような症状の人が複数いる〈3〉1人の感染者が判明し、複数の濃厚接触者がいる〈4〉教育委員会などが必要と判断――の一つでも該当し、学級内で感染拡大の可能性が高ければ実施の検討を求めている。
 閉鎖期間は「5~7日」を目安とした。
 さらに複数の学級閉鎖が生じれば「学年閉鎖」、複数の学年閉鎖で、「学校全体の臨時休校」を検討するよう求めている。
 いずれも学年内や学校内で感染が広がっている可能性が高い場合に実施するとした。

 また27日から東京都は、渋谷に若者向けの新型コロナウイルスワクチンの接種会場を設置しましたが、予約なしで受けられることから早朝には希望者の長い行列ができ、27日の受け付けは終了している。
 東京都は、渋谷駅近くの区立勤労福祉会館に、若い人が予約なしでワクチン接種が受けられる会場を27日正午に開設した。
 1日の接種人数は300人程度だが、早朝には長い行列ができて、午前7時半の時点で27日の接種枠の上限に達し、受け付けを終了し、先着順に整理券が配られた。

 接種できる女性(16)「6時前ぐらいから並んでます」

 接種できる女性(16)「人が多くて密があるかなって感じはするんですけど、それよりも受けることがやっぱり最優先かな」

 間に合わなかった男性(25)「仕事の関係で打たないといけなくて来たんですけど、もういっぱいで。ここまでとは思わなかったのでちょっとびっくりしています」

 一方、小池知事は、「(ワクチン)接種の場所も他にもございますし。希望される方に(接種が)できるように色んな工夫もさらに重ねたい」とし、都は、「早朝からこれほどの人数が並ぶことは予想外だった」として、28日以降、抽選制にすることを決定し、方法など詳細が決まり次第、ツイッターなどで告知するとしている。
 
 その他26日午後、東京パラリンピック選手村の中を巡回する自動運転のバスと、柔道男子日本代表で、視覚障害のある選手が接触する事故があった。
 警視庁によると、26日午後2時ごろ、中央区晴海のパラリンピック選手村で、巡回バスが交差点を曲がろうとしたところ、横断歩道をわたっていた柔道男子日本代表の北薗新光選手と接触する事故があった。
 北薗選手には視覚障害があり、接触した際に転倒し、頭などに全治2週間のケガをしたということである。
 バスは選手村の中を自動運転で巡回しているもので、当時はオペレーターが2人乗っていたが、「選手に気付くのが遅れた」などと話しているらしい。
 北薗選手は28日に行われる男子81キロ級に出場することになっている。


 デルタ株感染で入院も出来ずに死んで逝く人達が大勢居る中でのパラリンピック開催は、異常に過ぎる。

 日本だから開催出来た。
 或いは改善出来た事は奇跡だ、と、ボッタクリ男爵バッハ氏率いるIOCから称賛されて、それを心から喜べる日本人は、一体何人くらい居るのだろうか。
 恐らく菅総理と小池知事の2人だけのように思う。
 組織委員会の橋本聖子会長にしても手放しでは喜べ無いだろうし、まぁ、丸川珠代五輪担当相を加えるとして、そんなお気楽な日本人はその3人くらいのものだろう。

 一方では笑顔でパラリンピックを開催し、一方では不要不急の外出を控えて欲しい、と、硬い表情で訴える菅総理や小池知事に致っては、一体どちらが彼等の本当の顔なのだろう。
 或いはそのどちらでもなく、本当の彼等の素顔はまた別にあるのだろうか。
 これ程日本と言う国は、自治体も政府も信頼出来なかったのだろうか。
 こんなになってしまっては、己で己を守るしかない。
 一体日本のアフターコロナとは、終戦直下と変わらないのだろうか?
 だとすれば大変である。
 戦後のようにアメリカが日本を統治してくれる訳ではないからだ。
 それに信頼出来る政治家など1人も居ない。
 このまま菅総理が次期総裁選で再選されれば、過半数処か自民党は大きく議席を失い大敗北するだろう。
 たとえば菅総理を癌の病巣だとして、総裁選で総裁の首をすげ替えても、ステージ4の癌の手術をするが如く、既に癌は自民党全体に転移していて全体を蝕んでいる。
 余程の大手術を施さないと、最早自民党は救いようがない。
 とは言え野党も頼りにならない。
 だとすれば1人1人が、自治体とも、国家とも決別して生きて行く他ない。
 しっかりと個々が個人で信念を持って。
 総裁選を経て自民党が敗北し、恐らく連立政権になるだろう翌年以降、日本人はしっかりと自分の足で生きて行かなければならない。
 誰にも頼らずに。


 それから国際ニュースでは、アフガニスタンの首都、カブールの空港近くで26日、起きた爆発ではこれまでに200人以上が死傷し、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。
 ロイター通信などによると2回の爆発によりこれまで少なくとも85人が死亡、140人がケガをした。
 死者のうち13人はアメリカ軍の兵士、少なくとも28人はイスラム主義勢力タリバンだということだ。
 この爆発について「イスラム国」が犯行声明を出した。
 戦闘員が自爆用のベルトを着用し犯行に及んだとしている。
 アメリカ軍の兵士に犠牲が出たことを受け、バイデン大統領は報復を宣言した。

バイデン大統領「攻撃した者を我々は許さない。忘れない。追い詰めて代償を払わせる」

バイデン大統領は、「我々のタイミングで報復する」「テロリストに勝利はない」と訴えた。

 一方で、今月31日までの軍の撤退方針に変わりはないことも強調している。
 また、「避難の支援は続けるが、全員の避難は保証できない」とも述べ、出国を希望するアフガン人協力者全員が31日までに避難できるわけではないとの見通しも示した。

 また【AFP=時事】アフガニスタンの首都カブールの空港付近で起きた連続爆弾攻撃で米兵13人が死亡したことで、米国のジョー・バイデン政権が根底から揺らいでいる。
 アフガニスタン戦争を始めたのは民主党のバイデン氏ではなく、共和党のジョージ・W・ブッシュ(George W Bush)元米大統領だ。
 これまで4人の米大統領がこの戦争を終わらせると約束しており、バイデン氏はそれを初めて実行したにすぎない。
 それでも、自身も認めているように、責任はバイデン氏にあり、米兵の死に対する国内の怒りや恐怖、そして政治的な影響から逃れることはできない。

 共和党下院ナンバー3のエリス・ステファニク(Elise Stefanik)議員は、「(米兵らの)死の責任はジョー・バイデン氏にある」とツイッター(Twitter)に投稿。
 「この恐ろしい国家安全保障上と人道上の大惨事が起きたのは、ジョー・バイデン氏がリーダーとして弱く、無能なためにほかならない。最高司令官にふさわしくない」と主張した。

 同じく共和党のマーシャ・ブラックバーン(Marsha Blackburn)上院議員は、バイデン氏と同政権の国家安全保障担当幹部の全員が辞任するか、弾劾されるか、公職から追放されるべきだとツイートした。

 共和党の反発は予想通りだが、それ以上にバイデン氏を悩ませることになるのは、世論調査で示された支持率の低下だろう。

 米紙USAトゥデーとサフォーク大学(Suffolk University)が今週行った世論調査では、アフガニスタン戦争について戦う価値がなかったと考える米国人が圧倒的に多かった。
 一方、バイデン氏の支持率は41%、不支持率は55%だった。

 ジョージタウン大学のマーク・ロム(Mark Rom)教授(政治学)はAFPに対し、「バイデン氏が受けたダメージが恒久的なものになるかどうかは分からない」と述べた上で、「しかし、共和党はそうなるよう全力を尽くすだろう」と指摘した。

 マーケット大学(Marquette University)ロースクールで世論調査の責任者を務めるチャールズ・フランクリン(Charles Franklin)氏は、アフガニスタン戦争の評判の悪さを考えると、バイデン氏がこの危機を乗り越える可能性はまだあると指摘する。

「政治的に問われるのは、米軍が(アフガニスタンから)完全に撤退した後、その状況を大多数が歓迎するかどうかだ。歓迎されれば、この問題は消えていくだろう」とフランクリン氏は述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

 その他混迷を極めるアフガニスタンに残る国際機関で働く日本人や日本大使館の現地スタッフらを、隣国パキスタンの首都イスラマバードに運ぶため、政府は自衛隊の派遣を決定し、防衛省は航空支援集団司令官を指揮官とする統合任務部隊を編成。
 23日夕方にはC-2輸送機1機が入間基地(埼玉県狭山市)からカーブル国際空港に出発。
 24日C-130輸送機2機が出発した。
 退避の主な対象は、国際機関で働く「若干名」の日本人のほか、大使館と国際協力機構(JICA)の現地スタッフらで、その家族も含めると計数百人規模と報道されている。
 25日にはC-2輸送機が、26日にはC-130輸送機が、それぞれカーブル空港に到着したものの、退避を求める人たちが空港に着いておらず、退避希望者を運び出すことはできなかったことが報道されている。
 他方で、米国は順次退避を進めており、8月末の期限を延長することなく退避を完了すると報道されている。
 
  《個別銘柄ニュース》

  ❇️❇️株式ニューストピックス❇️❇️

 米データストレージ製品大手ウエスタンデジタル(WD)と半導体メモリー大手キオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)による合併協議がが進んだ段階にあることが、事情に詳しい関係者の話で明らかになった。

 キオクシアの企業価値は200億ドル(約2兆2000億円)以上になる可能性があるという。
 実現すれば、世界の半導体業界の再編が進むことになる。
 長引いている両社の協議がここ数週間で活発化し、早ければ9月中旬に合意に達する可能性があるという。
 WDによる支払いは株式交換方式で、合併後は同社のデービッド・ゴッケラー最高経営責任者(CEO)が経営を担う公算が大きいと関係者は話した。
 WDが合意をまとめる保証はなく、キオクシアも計画を進めていた新規株式公開(IPO)や他社との合併を選ぶ可能性が依然残されているという。

 これを受けてストックホルダーの6502・東芝の株価は、8月26日に4,730 円 +80 (1.72%)、と、なったが、まだまだ決定的なニュースでもなく、東芝本体に問題が有る為、実質投資やシミュレーションは見送りとするが、要注視案件ではある。
 今日8月27日は4,765円 +35円。
 と、上昇するも限定的な値動きだった。
 とは言え来週も値動きを注視する。

  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 4507 塩野義製薬

 先ずは以下のニュースを読んで戴きたい。

 塩野義製薬は6日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬について、2021年中に100万人分以上の供給体制を整える方針を明らかにした。 
 国が新薬開発で設けた特例の「条件付き早期承認」の年内の申請も検討し、承認後の早期供給に備える。
 軽症者が自宅服用の飲み薬が実用化できれば、医療体制の逼迫を避けられる利点がある。
 また塩野義は新型コロナワクチンの開発も進めている。
 他社製のワクチンとの比較か偽薬との比較のいずれかの方式で最終段階の治験を年内に始め、22年3月末までの実用化を目指す。
 提携先の岐阜県の工場で年内に最大で年6000万人分の生産体制を整える計画だ。

 配当は上期下期とも55円で、次回配当の権利落ち日は9月29日。
 配当利回りは大した事無いが、大化けする可能性がある。
 8月6日に6038円315円高の引け値で仕込むシミュレーションを開始する。
 やはり10日に上昇した。
 6434円の396円高。
 8月10日いきなり利益は出たが、念の為その週一杯は様子を見た。
 8月13日は6536円の33円高。
 同日一旦引け値で手仕舞いし利益を確定。
 以降再度シミュレーションを手掛けれるか、様子を見る。
 約500円分利益が出た。
 しかし8月16日は6481円の55円安。
 売っておいて良かった。
 が、今週一杯再度仕込めるか様子を見る。
 昨日は6790円の16円安と値を消したが、今日は7106円の316円高と反発。
 明日少し下げてくれれば、再び買うシミュレーションに入りたい。
 しかし8月26日再び上昇したら見送る。
 と、そう思っていたら、8月26日反動安で6912の194円安。
 シミュレーションで、引け値6912の194円安で仕込む事にする。
 明日以降値動きを注視する。
 今日値を戻すと思っていたら、引け値は6842円の70円安。
 シミュレーションではあるが、来週以降も値動きを注視し、売却出来るレンジでの利益確定を模索したい。

  ❇️❇️特注シミュレーション銘柄❇️❇️

 4507 塩野義製薬と共に明日もう1日様子を見て、シミュレーションで仕込みたい銘柄が出てきた。
 このところ現物で実際に買った銘柄が、総て下落しているので、暫く流れがが戻る迄シミュレーションしてみる事にする。

 6376 日機装である。

 子会社のタックスヘイブン課税の追徴通達が、国税当局から届いた事で株価が下落した。
 既に追徴金は納税しており、脱税等違法なものではなく国税との見解の相違で、間もなく誤解は解け、適正な納税だったと証明されると日機装側は見解を示している。
 業績はそれ程悪くなく、と、言うより航空関連向け以外は好調で、深紫外線LED活用の空間除菌装置の新製品を販売したり、深紫外線LEDブランドの「sumiRay」を立ち上げたりと活発で、人工腎臓もトップ。
 他にもナノテクなど化学用精密ポンプ大手。
 これは一時的な下げで、日機装側の主張が通れば株価は戻るとみる。
 8月16日952円の56円安と急落し、8月20日には865円の20円安迄値を消した。
 一旦値を戻したが昨日から再び値を下げていて、今日は880円の12円安に。
 ここ1~2週の何処かで、実際にもしくはシミュレーションで仕込む。

 ❇️❇️特注買い付け銘柄❇️❇️

 1605 INPEX

 先ずは以下の決算内容を読んで戴きたい。

INPEX 営業利益 21/12 ↑↑↑→↓
(1605) 505,748 → 484,006 3社
21/12 +2.0倍 → +94.8%
22/12 +8.0% → +12.2%

 決算内容を上方修正し、また配当が年24円配から40円配に増配。
 恐らく4桁が当たり前の銘柄だと思う。
 先日原油安の煽りを喰らって一時750円台迄落ち込んだが、ここへ来て持ち直している。
 INPEXと言われても、それ何の会社?
 と、仰る方には言わずと知れた、「国際石油帝石」の正式社名です、と、お伝えしよう。

 このINPEXだが実は主力商品はLNGだ。
 石油が乱高下しているのを尻目に、LNG(天然ガス)は脱炭素と経済回復により需給が逼迫していて、今夏は例年の5倍以上に高騰しているのだ。
 同社はLNGの高騰と共に、今夏は日を追う毎に株価も高騰すると見た。
 買値は802円。
 その日の高値は812円迄あったが、何とか引け寸前で安い処を買えた。
 少し下げてしまったが、来週以降押し目買いも含め注視する。
 今日の引け値は749の3円安と、一昨日から漸く3日連続で上昇に転じた。

 ❇️❇️大失敗❇️❇️大反省❇️❇️銘柄❇️❇️
 
 6月29日が配当権利落ちで、苦慮の末6月末に買い付けを見送った3286トラストHDが、7月6日に601円の100円高と急騰した。
 ところが7月12日は7月9日に引き続き450円から、430円の20円安と続落した。
 とは言え堅調と言えば堅調。
 配当権利落ち直後のストップ高など通常は考えられないが、最近は配当の権利確定後に株価下落防止策として、各上場会社が株主に有利な情報を発信するパターンが散見されるる。
 例えば自社株買いや新規事業参入、或いは企業間買収等だ。
 他にも通期決算が急上昇する等。
 しかしそのような情報はインサイダーでも無い限り、一般の投資家は知る由も無い。
 今回のトラストHDの株価急騰の理由は分からないし、何者かが仕掛けているのかも知れないが、これも長期保有を考えて買っていたらこのストップ高を享受する事が出来た訳で、今後は短期ではなく長期での保有を考えるべき、と、そう再考する良き教訓となった。
 日経ダブルインバースを始めETFでリスクヘッジをしながら、長期保有を旨とすべし。
 やはりバークシャー&ハザウェイのウォーレンバフェット氏は正しい。
 兎に角戻り安値の300円台に期待したい。
 
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
 しかしながら7月7日~7月9日と比べ、7月の12日にははかなり下げ幅が縮まって来た。
 そこで300円台に到っていないが、7月12日の相場が二番底と見てリベンジを期して買いに入った。
 もう少し下げるかもだが、買値は433円。
 先週一旦は422円の変わらずと下げ止まったかと思いきや、そこから節目の400円を割り込んでかなり値を消したが、下げ始めてから16日目に漸く下げ止まり、その後3日間続伸の後の3日続落。今日は339円の変わらず。
 創業者が株式を売却したいらしく、株価を下げない為にもその求めに応じて、自社株買いを行うとの事。
 115万株を上限に全体の23%にも及ぶ。
 朝方は気配値も含め相当株価は上がっていたのだが、場が開くとそうでもない市場の反響。
 それにしても反応は薄かった。
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
 自社株買いで総ての銘柄が根を上げると思っていたら、大間違いなのだ。 ⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
 この銘柄の場合353円で創業者の株を自社株買いしたのだが、創業者の個人的な都合で現金を作る為にされた自社株買いのよう。
 相場より低い353円での自社株買いで、会社の資産基盤を脆弱にするだけの自社株買いであった。
 それに配当も減配になる様子。
 騙された、と、言うべきか。
 私が阿保だったのか。
 やはり射幸心から短期で稼ぎたいと思った部分があり、自身の愚かさが露見したパターン。
 この銘柄は絶対に手を出さないで欲しい!
 塩漬けにするか、損切りするかは、今月中に決める。
 否、やはり塩漬けにする。
 良く精査せずに手を出し、大失敗したこの惨状を忘れない為にも。
 己の愚かさの証拠として。
 馬鹿だった。
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

 ❇️❇️見逃し反省からのリベンジ銘柄❇️❇️

 7896・セブン工業が4月末にストップ高の後520円の79円安と売られ、その後も496円の3円安と少し足踏み。
 500円を切ったら勝負出来る。
 と、思っていた矢先の6月初旬、いきなり602円の100円高と再び急激に上昇した。
 このまま上値離れしたら手は出せない。
 慎重に様子を見ていたら失敗した。
 決算の上方修正と木材価格の上昇で材料視された。
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕
 しかし安値が555円で高値が597円と、6月11日の荒い値動きの流れの中、少しだけだが何とか559円で買う事が出来た。
 もう少し下げるかも知れないが、目標株価を660円前後に定めたいと思う。
 6月24日508円9円安と買値からは51円安も、翌日に起死回生の587円の79円高と復活。
 先日支配株主についての適時開示を行ったが、大株主の2社で凡そ50%を占める。
 大株主の2社は同業の都築木材と西垣林業で、東芝とは真逆で彼等は安定株主。
 海外ファンド等の資金が入っていない為オーバーハングの懸念がなく、それを好感した株価上昇と見る。
 株価は所謂「雲」と言われる抵抗線を上抜けした、「雲の上抜け」状態。
 株価上昇が期待出来る。
 とは言え7月9日521円の18円安と少し調整。  
 14日には531円まで戻したが、7月20日516円の3円安と続落。
 第一四半期の決算が赤字転落した事から中々値が戻らず、今日は501円の7円高と500円台を取り戻したが、まだまだ安い。
 今後押し目買いも視野に入れながら、戻り高値に期待したい。
⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕⭕

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 以前から注目していた8070東京産業が、先月7月6日に656円の48円高と急騰。
 8月17日は666円の46円安と材料出尽くし感から下げるも、今日は699円の2円安と少し下げるも堅調。
 三菱パワー製品の受託販売が柱の機械商社であり、再生エネルギー関連に注力する同社は自社株買いを実施するらしい。
 業績好調で配当は中間期末とも13円で、次回配当が9月末の為注視していたのだが、またまた見逃した銘柄が急騰してしまった。
 今後戻り安値600円前後の戻り安値に期待する他無い。
 この銘柄も時期を逃した事に反省である。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・前澤工業。 
 上下水道機械の最大手。
 7月7日699円の82円高を付けて、7月14日水曜も690円の10円安と堅調だったが、7月15日木曜635円の55円安とかなり値を消した。
 業績好調の上自社株買いに増配と、株価が上がる条件が揃っているように見えたが、ここに来て今期の2桁営業減益見通しがマイナス視された。
 そして7月20日には633円迄値を消し、再び3日間で65円値上がりし698円と値を戻した。
 それなのにそこから3日間で41円も値下がりと乱高下。
 今日は690円の2円安と下げるも堅調。
 冷めるとみるか再び高騰すると見るか、何とも悩ましく判断に困る銘柄だ。

 ✴️見逃し反省銘柄✴️
 東証一部6489・バイク王。 
 中古2輪売買最大手。
 7月9日952円の49円高で、7月13日は1158円の149円高と絶好調。
 8月2日に1313円の111円安と、増担保措置など取引規制強化をネガティブ視しての反落だったが、今日も1630円の61円安と少し下げるも絶好調。
 何処迄値を飛ばすのか想像も付かない。
 業績好調での株価なのだが、この銘柄実は200円を切る180円台の時から注目していて、遂に手を出せずに今日迄来た。
 こうなると情けないを通り越して、自分の才能の無さが恨めしい。
 しかし投資は才能でするものではない。
 飽くなき探求心と研鑽を積み上げてするものである、と、分かってはいるが、しかしこの状況何とかならないものか。

 注目銘柄☆東証一部3245ディア・ライフで、投資用マンション等を手掛ける。
 ストップ高の後5月中旬に440円の32円安だったが、その後値を戻し今日も486円の6円高と堅調で、配当権利落ちは9月29日とまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がするが、配当が20円と増配しているのに地合いの悪さで急落そ後の連日反発。
 注目である。

 注目銘柄☆東証一部7618のPCデポで、シニア層主体の顧客を持つPC専門店。
 増配を予定しているのに、この会社が起こしたのではないが、ハッキングや情報流出懸念で相場の全体的な流れでこの業種各社の株価下落に繋がった。
 今日は463円の3円安。
 配当権利落ちは9月29日とまだ先の為、実際に買うのは夏以降のタイミングで良いような気がするが、下期配当が7円(上期7円で年ベースでは14円)と増配しているのに、地合いの悪さで株価急落。
 また株主優待も有る。
 配当権利落ち月迄には仕込みたいが、狙っていた429円から既にかなり上昇した。
 今後の戻り安値に期待しつつ注目である。

 注目銘柄☆8737・あかつき本社
 中古住宅や老人ホーム等を扱う不動産会社。
 今日も366円の3円安と下げるも堅調。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 以前にも保有していた事があり、利益が乗った処てま売却したのだが、今回増収増益で増配するのだとか。
 来月末ぐらい迄に仕込める処で仕込みたい。

 注目銘柄☆2411・ゲンダイエージェンシー。
 パチンコ店の広告を扱う専業1位。
 先週320円の26円高と急上昇。
 今日も334円の1円高と堅調。
 配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 以前にも保有していた事があり、配当見送りで売却したのだが、今回業績回復で上期3円下期4円と復配するのだとか。
 少し値を戻して300円前後なら、来月末ぐらい迄に仕込める処で仕込みたい。

 注目銘柄☆3323レカム。
 今日は84円の1円高で配当権利落ち日は9月29日とまだ先の為、実際に買うのは8月以降のタイミングで良いような気がする。
 とは言え先日100円を切り始め、ここ数日で80円前後で推移。
 特に8月16日月曜日は、第三四半期の業績をネガティブ視しての下げである。
 このまま暫く70円~80円台を保ってくれれば、勝機到来の予感。
 もうそろそろ仕込む時期なのかも。
 来月末ぐらい迄値動きに注目だ。

 注目銘柄☆3452ビーロット。
 富裕層向け不動産売買。
 今日546の1円安で配当権利落ち日は12月29日とまだまだ先の為、実際に買うのは夏~秋以降のタイミングで良いような気がする。
 配当は15円だが、100株以上で1000円のクオカードが株主優待で贈られる。
 秋~冬に掛けて値動きに注目だ。

 注目銘柄☆8622水戸証券
 今日298円の3円高で配当権利落ち日は9月29日と少し先の為、実際に買うのは8月~9月のタイミングで良いような気がする。 
 上期6円下期 10円と高配当なのだが、個人的に株主優待のカレンダーが欲しい。
 凄く実用的なのだ。
 来月末ぐらい迄値動きに注目だ。

 危険注意銘柄☆2191「テラ」は急激な株価上昇の後急落で、当局から金融商品取引法違反で調査を受けた創薬ベンチャーで今日は213円の11円高、凡そ2ヶ月前株価が少し動き始めたと思うや、その後は売りに押され下落した。
 誰かが仕掛けているのかも知れないが、危険なので買わずに注視する。 
 株式公開取り消しなのか、或いは再上昇なのか取捨が難しい処。 

 注目銘柄☆7537・丸文が業績好調で5月中旬558円の58円高の値を付け、今日も692円の11円安と絶好調。
 半導体卸の会社である。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。

 注目銘柄☆9274・国際紙パルプ商事が業績好調と増配で、8月12日346円の80円高の値を付けた。
 8月13日は329円の17円安と反動安も、翌日は362円の33円高と値を戻し、
 今日も351円の8円高と堅調。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。
 業績好調は分かっていたが、ここ迄とは思わなかった。
 気付くのが今では話にならない、と、反省。

注目銘柄☆6069・トレンダーズが8月13日650円の8円高から、8月18日には3日間で1027円の127円高と約400円の値幅を取った。
 8月20日に一旦848円の42円安迄調整。
 その後再度値を戻したが、今日は再び959円の33円安と反落。
 今更手を出せないが、何故もう一足早く買えなかったか。
 何処かで高騰するとは思っていたが、ここ迄とは思わなかった。
 気付くのが今では話にならない、と、反省。

 注目銘柄☆5017の富士石油は5月末頃272円の53円高と、旧村上ファンド系のファンドの所有が明らかになった、
 今日は251円の3円安と堅調だが、220円台の戻り安値が有れば仕込みたい。

注目銘柄☆3289東急不動産が先日700円の39円高で業績上昇、少し下げていて今日は621円の5円高と少し戻した。
 今後 600円前後に調整すれば狙えると思っていただけに、ゾーンに入った感じ。
 今月中にどうするか判断したい。
 とは言えまたも出遅れた自身に反省。

 注目銘柄☆7544スリーエフが先日369円の69円高で業績V字回復予想、今日は327円の1円安と未だに堅調ではあるが、勝負出来るレンジの一歩前迄調整した。
 再び300円前後なら勝負出来る。

 注目銘柄☆9696のウイザスが、4月末に575円の69円高と決算大幅上方修正でストップ高、今日も637円の14円安と下げるも絶好調。
 今後500円前後の戻り安値があれば狙えるが、この銘柄も気付くのが遅過ぎて今更だ。
 またまた反省。

 注目銘柄☆1720の東急建設が、7月27日に764円の43円安と、基礎杭で不良確認の報を受け大きく下落した。
 今日も740円の9円安。
 配当方針変更で上期20円下期20円と大幅な増配決定後の不祥事で、或いはチャンスかも知れない。
 今後700円前後で狙いたい。

 注目銘柄☆8698のマネックスGが、7月27日に663円の20円安で、7月28日も639円の23円安と続落していて、狙おうと思っていたら7月29日687円の48円高と値を戻した。
 先日りコインベースが日本でサービス提供開始と伝わり、今日も572円の15円安と安い。
 先日米アマゾンでビットコイン決済受入れ否定の報を受け下落し、上期8円下期18.5円と高配当で狙いを付けた。
 ビットコイン関連銘柄はこうした報で一時的に下げる事がある。
 しかし直ぐに値を戻したりと乱高下。
 600円前後の戻り安値があれば東急建設同様、狙える処で狙いたい。
 と、思っていたらゾーンに入って来た。
 この銘柄もそろそろ狙える。

 注目銘柄☆8897のタカラレーベンが、8月2日に322円の20円安と急落。
 今日は318円の3円高。
 株主優待の取り止めがネガティブ視された。
 しかし配当は維持。
 上期4円下期10円と依然として高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 大反省銘柄のトラストHDとは真逆に地道だが目立たない銘柄で、トラストHDの大失敗を糧にこの銘柄こそ買いたい。
 9月権利落ち迄に下げ止まった処で狙う。

 注目銘柄☆8798のアドバンスクリエイトが、8月4日964円の49円安と急落。
 大した理由の無い下げで明日以降反発必至。
 株主優待は2500円相当のカタログギフト。
 配当は上期30円下期15円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは9月29日。
 今日は950円の3円安。
 今後今少し下値で狙いたい。

 注目銘柄☆3449のテクノフレックスが、8月10日978円の23円安と急反落。
 決算2%下げでこの急落。
 配当は上期20円下期21円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは12月29日。
 今日は935円の変わらず。
 今後もう少し下値が有るならば狙いたい。

 注目銘柄☆5009の富士興産が、8月27日969円の28円安と急反落。
 ファンドによるTOBによる買収が中止になり、新株予約権の無償割当てを中止した事によるもので、時間は掛かるかも知れないが、再び上昇の余地はある。
 配当は上期・下期合計54円と高配当で、或いはチャンスかも知れない。
 次回配当権利落ちは9月29日。
 もし買収が成立していたら1250円での公開買い付けであった。
 今後もう少し下値が有るならば狙いたい。

 ❇️❇️もしもデイトレしてたら銘柄❇️❇️

 9119 飯野海運

 8月26日

 494円の15円安の引け値で仕込む、

 この銘柄も短期的な下げと予測。
 明日値を戻せば売りたい。

 8月27日

 今日509円の15円高の引け値で手仕舞い。
 僅かに利益か出るが、微妙な成功ライン。

 私は短期取引はしないと誓っているので、敢えて手を出さなかった。
 とは言え今後の参考にはなろう。
 やはりデイトレは難しい。

 ❇️❇️もしもデイトレするなら銘柄❇️❇️

 3321 ミタチ

 8月27日
 半導体関連。
 747円の21円安の引け値で仕込む、

 この銘柄も短期的な下げと予測。
 来週月曜日値を戻せば売りたい。

 しかし飽く迄シミュレーション。


  《今日の東京コロナ感染状況》

 今日の東京都のコロナ新規感染者数は4227人と、前週同曜日からは1178人減少したものの、4000人超えで状況が改善したとは言えない。 
 またこの内現在入院している重症患者は、294人と昨日より18人増加。
 また死者も18人と昨日から7人増加して、この第5波では最多の人数。

 都の担当者は「先週はお盆休みだったので特殊な期間だったことが影響している可能性がある。まだ高い水準で減少傾向になったとは見ていない。このまま減少が続くかどうかは不透明で、あす、あさっての週末もレジャーや外出を控えて欲しい」と話している。

 [ブレークスルー感染について]

 イスラエルや英米仏といったワクチン先進国で感染者が再び拡大し、2度のワクチン接種で抗体が完成したはずの人もその防御が突破され感染する「ブレークスルー感染」が世界中で報告されているからだ。
 しかも、少なくないワクチンの副反応も報告されている。
 ワクチン接種は本当に必要なのか?
 ワクチンについて専門家が発言の軌道修正を始めている。
 米国の新型コロナ対策の責任者で米国立アレルギー感染症研究所・ファウチ所長は12日の会見で「免疫が低い人以外は追加接種の必要はない」というそれまでの発言を翻し、「2度では不十分でいずれ全員が3度目のワクチン接種が必要となる」との認識を示した。
 理由は感染力の強い変異ウイルス・デルタ株の存在だ。従来株よりもワクチン効果が低いことが明らかになったからだ。
 その結果、ワクチンを接種したにもかかわらず陽性反応が出る「ブレークスルー感染」が増加している。
 米国疾病対策センター(CDC)は5月以降、ワクチン接種を完了した人については入院または死亡した感染例に絞って調査しているが、7月26日までに6587件のブレークスルー感染を報告している。
 このうち入院した患者は6239人、死者は1263人だった。
 米国内では同日までに、1億6300万人がワクチン接種を済ませていた。
 ちなみにブレークスルー感染の約74%は65歳以上のグループで起きていたという。

 また、世界最速のワクチン接種により1日の新規感染者数が1桁までに減少したイスラエルではデルタ株の出現で8000人を超える新規感染者が出ている。
 そのため2回目接種から5カ月以上経過した人への3回目接種を始めている。
 日本でも、国立感染症研究所が6月末までの3カ月間に67人確認された事を報告している。

  《今夜のニューヨーク市場》

 今夜のニューヨークダウは開場2時間の株価で、$35437の$223高と反発。
 またナスダックも$15088の$142高と続伸。  

 【市場概況】

 27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は一時、前日比200ドル超上昇した。
 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が同日の講演で、資産購入の減額(テーパリング)について「年内の開始が適当」と表明した。
 市場の大方の予想に沿った内容で講演開始直後に上昇幅を拡大した。
 米東部時間27日午前10時20分(日本時間午後11時20分時点)のダウ平均は前日比210ドル程度(0.6%)高い3万5420ドル。
 IT(情報技術)株の多いナスダック総合指数は1%近く上昇した。
 パウエル議長はテーパリングを始める条件としてきた「さらなる著しい進展」について、物価上昇は満たしたとの認識を示した。
 雇用も前進していると評価した。
 新型コロナウイルスの感染拡大なども見極めたいとしており、具体的な開始時期には言及しなかった。

 金融市場では9月21~22日か11月2~3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリングの具体的な進め方を示すとの見方が多い。
 市場の想定以上に金融緩和の修正を前倒しする発言はなかったことで株式市場にはひとまず安心感が広がった。

 米10年債利回りは前日比0.02%低い1.33%程度に低下した。
 パウエル議長はテーパリングについて「将来の利上げ時期の直接的なシグナルにならない」とも指摘しており、米国債の買い安心感にもつながっている。

 この様子では週明け月曜の東京も反発すると見た。
 しかしながらここ最近ニューヨークが下落した翌日に日経平均が上昇し、ニューヨークが上昇した翌日に日経平均が下落している。
 ひょっとしたら続落するかもだが、何れにしてもそんなに大きくは動かないように思う。
 それにしてもこのコロナ感染激増下の、しかもオリンピック開催中の東京での株高は、どうにも納得出来ない。 
 無論現況を株高と見る私は、マイノリティなのかも知れない。
 何はともあれ日経平均上昇の折は、ダブルインバースの買い場が到来したと思うふべき。
 今少し日経平均が上がれば、その時にはまた日経ダブルインバースを買いに入る。

  《今日の依存症治療と総括》

 何が何でも弱気の立場を貫く私は、何はともあれ本間宗久の相場三昧伝に従うのみだ。
 それにしても、「不必要な射幸心は捨て、現実を受け入れる」、と、書いた貼り紙は良い。
 読む度に競馬やパチンコをする阿保らしさが身に沁みるのだ。
 依存症は完治しない病である。
 気を引き締めて頑張らねば。
 しかし何だかんだで、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間もやり過ごせた。 
 今日の競馬やパチンコでの無事は、スーパーに買い出しに行ったお蔭か。
 競馬やパチンコの事を丸1日考えなかった。

 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、「不必要な射幸心は捨て、現実を受け入れる」、との貼り紙を再度確認する事で確実としたい。
 また明日は土曜なので、「馬券を買わなければこんなに得する」、と、競馬をしなかった場合如何に得するかについて書く、昨今新たに立ち上げた新コーナーを粛々と続ける。

 追伸・訳有って彦四郎君は私の従兄弟に貰わ      
    れてしまった。
    今月新しい男子の熱帯魚が来る予定。
    ちなみに今日は発泡酒。
    来週月曜日こそビールで乾杯したい。
    が、お茶のような気もする。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み