第147話 4ヶ月と22日目 10月17日(土)

文字数 762文字

 遂に病が発症し今日禁を犯してしまった。
 罰として明日は朝5時半起きで派遣社員バイトに行くことにした。
 それに競馬サイトに繋がるカードを執行猶予付きで保管していたのだが、それも公約通り今日鋏で切り刻んで破棄をした。
 街を歩いていて無性に買いたい馬がいて、馬券を買いに行こうと思ったが、代わりに10枚ワンセットのスクラッチくじを25セットも衝動的に買ってしまったのである。
 馬券を30000円買うつもりだった。
 馬券を買うよりましだと思ったのだが、結果は馬券を買っていたときときよりも2000円多く、32000円の損失。
 1000円の当たりを3枚引いて、通常の当りが200円×75枚で、50000円−18000円だったのである。
 これが反動と言う奴だ。
 病気である。
 最近上手くいっていたのだが、やはり病は思わぬときに再発するもの。
 貯金を崩すか株を売る手もあるのだが、身を以て自身の病気を脳に分からせる必要がある。
 もう二度と馬券を買わないようにしたのと、労働その他で厳しく罰しようと思う。
 また10月中に連載4作を1エピソードずつ、2000字お仕事もう一作、愛されなくても別にの書評を書き上げることにした。
 最悪にしんどい。
 二度と馬券を買わないと思わせるには、書くのが遅い私には最も効果がありそう。
 てか、ん、待てよ。
 良く考えると馬券買ってないか。
 否、それでもスクラッチくじは買い過ぎた。
 但し明日以後10月中の競馬やパチンコでの無事は、派遣バイトと罰則のお蔭で確実だ。
 明日は早いので休みます。
 それから神様と読者の皆様へ。
 面白いことがひとつも言えなかった私をどうかお許し下さい。
 明日こそはきちんとした日誌にします。
 皆様も競馬依存症にはくれぐれもご注意を。
 
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