第364話 11ヶ月と23日目 5月22日(土)

文字数 1,467文字

 今日は土曜で東京市場が休場。
 昨夜のニューヨークダウは大引けの株価で、$34207の$123高の小動きも続伸となった。
 しかしナスダックは、$13470の$64安と反落した。  
 明らかに勢いが以前とは変化している。
 株式への熱が冷めて債権市場に資金が流出しているのは、ニューヨークも東京も確か。
 流れが変わって来ている事は否めない。

 昨夜のニューヨークの相場だけでは、週明け月曜の相場の予測は悩ましい処。
 しかし日本国内の1~3月迄のGDPが、3期ぶりにマイナスだったらしく、また輸出も自動車関連始め落ち込みが続く予想だというのに、この時期の株価は高くに過ぎる。
 それに緊急事態宣言が6月以降延長される予定だと言うのに、だ。
 何より変異種を防ぎ切れない現況。
 東京オリンピックの開催など菅総理以外誰も望んでいないのに、恐らくは開催されるであろう東京オリンピック。
 相場は一体どこに向かうと言うのか?
 
 と、土曜なのに株の事に触れて申し訳ない。

 また東京都のコロナ新規感染者数は602人と、前週比個々連続減少。
 とは言え目標ステージ迄は未だに遠い現況。
 それでもオリンピックを開催するのか。
 甚だ疑問である。

 大きいニュースでは、正式に沖縄にも緊急事態宣言が出された。
 また五輪に自衛隊医官を20人程度派遣。
 医療体制の危機的状況に対し少しでも批判を和らげたい意図かららしいが、そんな事より五輪自体を中止する方が政権への支持率は上がると思うのだが、全く理解に苦しむ。

 それから国際ニュースでは、イスラエルとパレスチナ自治区を実効支配するハマスとの停戦合意仲介を、バイデン氏が、「素晴らしい取り決めか出来た」、と、自讚した。
 またイスラエル擁護批判にも反論。

 と、土曜だと言うのに、心から喜べるニュースが無いのは何時もの事か。

 然し競馬依存症治療の方は順調。
 さて土曜なので先週から始めた新企画、「馬券を買わなければこんなに幸せ」、に続く、「馬券を買わなければこんなに得する」と、競馬をしないと得する事について書くコーナー。

 第3話

 今日は馬券を買う気がしなかった、と、言うより競馬の事を考える事さえ無かった。
 とは言え緊急事態宣言で、JRAの場外馬券売場も閉場しているので、馬券を買おうにも買えないのではあるが。
 ちら、と、競馬の事が脳裏を過りさえしなかった今日であった。
 
 で、競馬をしなくて得をしたのは、馬券を買わずにドリームジャンボを買ったので、当たる確立が上がったような気がした事。
 ドリームジャンボの事で頭が一杯で、今日少しだけ買ったのだが、その際ちらとコンビニの前を通った時に、スポーツ新聞が売られているのが見えた。
 しかしその時既に競馬開催の終わっている夕方5時頃で、「あ、そうい言えば今日競馬やってたんだっけ」、と、私。
 競馬の事を忘れていただけで、1日幸せな気分なのだ。
 おまけに運気も上がる気がしてならない。

 何より馬券を買わないと、馬券を買いに行く労力も負けた時の精神的ストレスも無い。
 お金もそうだが、やはり精神的ストレスを感じ無いのが、1番の幸せだ。
 
 とか、言っている間に、今日も競馬の開催時間もパチンコ屋の閉店時間も過ぎた。
 やはり今日の競馬やパチンコでの無事は、馬券の事を考えさえしなかった事だ。
 で、明日の競馬やパチンコでの無事は、買いたいと思わない今の気持ちが継続する事で確実としたい。

 明日もJRAの場外馬券売場は閉場しているので、楽勝である。

 追伸・熱帯魚の彦四郎君が成長著しい。
   


 
 
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み